BL小説家ですが、ライバル視している私小説家に迫られています

二三@悪役神官発売中

文字の大きさ
52 / 52
BL小説家ですが、ライバル視している私小説家に迫られています4

7

しおりを挟む
 それからあっというまに四月になり、穂積は私の生活から姿を消した。
 これから私と穂積の関係はどうなるのだろうか。私はどうしたいのか。
 そんな思いがチラリと浮かぶが、それよりも、穂積が筆を折ることのほうが私の頭を占めていた。
 そんな折、伯父が他界したとの連絡が実家から届いた。
 伯父には世話になったし、ちょうどバイトも休みだったので、葬式に出席しようと久しぶりに実家へ戻った。
 両親に会うのは何年ぶりだろうか。これといって特別思うことはない。ちょっと老けたかな、という程度だった。
 十年ぶりくらいに会う親戚たちと共に伯父を見送りながら、その人生を思う。
 私の母方の実家は米農家で、伯父はその後を継いで米を作っていた。おおらかで、いい人だった。どこにでもいる普通の人だ。偉人ではない。
 偉業を成し遂げた人だったら、死んでもずっと語り継がれていくだろう。けれども伯父はただの米農家の男。
 もったいないねえ、まだ若いのにと、葬儀に参列した人達が伯父の早世を惜しんでいたが、その人達が死に、私も死に、伯父の孫が死んだら、伯父が生きていたことは世界から消え去るのだろう。
 伯父はいい男だったのに、その人柄が語り継がれるのは、せいぜい数十年。それ以降は誰かの話題にのぼることはない。
 私がしぶとく私小説を書き続けているのは、己の生きた証を残したいためだ。自分が死んでも、小説として、自分や自分の周囲で生きた人の記録は残される。
 見送りを終えて自宅へ電車で戻りながら、次は伯父の話を書こうと思った。
 それから、穂積が小説を書くに至った動機を思いだす。いつだったか、居酒屋での小説談議で語ってくれたのだ。アウトプットしたかっただけだとか、特殊な環境が第三者からは面白く映るだろうなとか、書いてみたら面白くなって続いたのだとか。
 穂積はどうして書くのをやめることにしたのだろう。
 書きたいことは書いたからという理由を上げていたが、きっとそれだけでなく、さまざまな思いがあってのことだろう。彼の父親が訪問したときには、申しわけないとも口にしていた。私ごときが口を挟めることではない。しかし。
 穂積が書くのをやめると聞いたとき、私は、嫌だと思った。
 穂積に創作をやめてほしくなかった。
 ライバルどころか同じ土俵にも立てない癖に、彼に嫉妬していた。目障りだった相手が消えるなら、喜ぶべきことなのに。雑誌の枠が空いて私にもチャンスが来るかもしれないのに。
 それなのに私は、喜ぶどころか悔しささえ感じていた。
 私は彼に追いつくことを目標にしていたのだ。隣に並び立つ前に、彼のほうがいなくなるとは考えもしなかった。同じ雑誌の表紙に名が並ぶことを夢想していた。それが叶わぬのは、ただ悔しい。
 そして純粋に、素晴らしい作品を書く稀有な作家が消えるのが悔しい。
 彼の紡ぐ文章が、その作品が、私は好きなのだ。
 続けてほしい。だが他者から続けてほしいと訴えられたところで書き続けられるものでもないことは、よく知っている。己の中の欲求がなければ、書き続けるのは難しい。
 それでも。それでも。どうすれば。
 もやもやした思いを抱えながら改札を出たとき、穂積からラインが届いた。
 会いたい、と。
 土日もバイトの私は曜日感覚が抜けていたが、今日は金曜日。穂積が新生活に入って最初の週末だった。
 私はちょうど駅にいる。穂積のマンションはすぐそこだ。
 私は返事を送り、そのままマンションへ向かった。

「ちょうど駅にいたなんて。どこに行ってたんですか」

 穂積は朗らかに迎えてくれた。蕩けるような甘い眼差しが、私に会いたかったと伝えてくる。
 その眼差しを見返したら、私は切羽詰まったような、混沌とした感情が爆発しそうになり、眉間にしわを寄せて耐えた。

「どうしました」

 常にない私の様子に、穂積が笑みを消し、真剣に尋ねてくる。
 たぶん私は、穂積のことで悶々としていたところに伯父の死に触れ、これまでになくナーバスになっていたのだろう。
 縋りつくような眼差しで彼を見上げて言った。

「……抱いてほしい」

 自分でも、なぜそんなことを唐突に口にしたのかわけがわからなかった。しかしこのとき、なによりも彼を求めていた。これが正解だと思えた。
 穂積が驚いたように目を見開く。刹那、彼の腕に抱きしめられ、深くくちづけられた。
 そのまま押し倒されそうになり、葬式帰りだからシャワーを借りたいと告げ、一緒に浴室へ入った。シャワーを浴びながらキスを交わし、後ろを綺麗にされて解される。
 浴室を出るともつれるようにリビングのソファに倒れ込み、穂積の猛りを受け入れた。

「あっ、ぅあっ、ぁ、穂積、くんっ」
「っ、は…、久見さん……っ」

 甘やかな抜き差しに夢中になり、私は喘ぎながら彼の背に抱きついた。

「ぁ、ん、穂積くん、穂積くん……っ、俺…っ」
「なに……?」
「穂積くん……好き、だ…っ」

 彼に対する私の感情は複雑で、好きだなんてひと言ではとても言い表せるものではない。けれども彼になんらかの感情を伝えたくなり、結局私はその簡単な言葉を口にした。

「っ」

 告げた瞬間、穂積の動きが止まった。体内にいる彼の質量が増した気がした。と思った次の瞬間には激しく突き上げられた。

「あっ! あっ!」
「久見さんっ、もう一度…、言って…っ」
「んぅ、ぁ、好き、だ…、好き…っ」

 告げながら絶頂を迎えた私は、体を震わせて腕も足も彼に巻きつけた。遅れて達したはずの穂積は休むことなくガツガツと私の身体を貪り続け、そのまま二回戦へと突入した。
 互いに三回くらい出して、ようやく興奮が収まり、私は力なく横たわって天井を見上げた。そんな私の隣で、穂積は愛おしそうに私を眺めながら私の顔にキスをしたり髪を撫でたりしている。
 そうして好きにされながら、彼の手や唇の感触を感じていると、ふいにある考えが頭に浮かんだ。
 賢者タイムとはよくいったものだと、感心してしまう。
 突如見舞った焦燥と性欲が過ぎ去り、落ち着きを取り戻した私は、静かに彼を見上げた。整った顔。イケメン滅びろと思う。
 私の視線に気づいた彼が、甘く微笑む。

「なんです?」
「思ったんだが……以前きみは私に、私ときみのBL小説を書かないかと言ったよな」
「ええ。いいと思うんですけど」
「それ、きみも書かないか?」

 穂積が目をぱちくりさせた。

「きみは、きみの視点で私とのことを書くんだ。私も書く。そして同時に発表するんだ。私小説家として長いきみと、BL小説家としてそれなりにやっている私。BLの私小説作品として、どちらのほうが評価が高いか、勝負しないか」

 穂積はポカンとし、それからニヤリと笑った。

「なんですそれ。面白そうですね」
「面白い試みだろう」

 これに乗ってくれたら、穂積の作家生命が多少は伸びる。
 そしてこの決着により、私の中の穂積への思いが、少しは整理されそうな気がするのだ。
 勝負の結果など火を見るより明らかだ。やる前からわかっている。穂積の圧勝だ。
 私の気持ちも、整理されるどころかさらに混沌としそうな気がしなくもない。
 それでもいいと思った。

「いいですね。やりましょう。久見さんが、いつどんなふうに俺のことを思ったか、知れるんですね。うわ、楽しみ」

 よし。乗ってくれた。
 やはり、そう簡単にやめられるわけがないのだ。
 私は満面の笑みを彼に返した。
 

 

 ※※※



 それから一か月後、私は気づけば穂積宅へ転がり込んでいた。
 新生活で忙しいはずなのに、穂積は私を毎晩抱く。お陰で私の欲求不満は解消されている。
 今日は互いに仕事はなく、リビングで黙々とパソコンを打っている。
 穂積が伸びをして、立ちあがった。

「コーヒー淹れますけど、飲みますか」
「うん。どう? 進んでる?」
「今日のノルマは順調です。出会い編の半分くらいまで進みましたよ」

 会話の内容は小説の進捗である。穂積はまだまだ終わりそうにないが、私のほうはいま書き終わるところであった。
 これを読んだ穂積が私に幻滅する可能性は高い。けれどもそれも彼の小説のネタとなり、新作ができるなら本望である。そして私もこれによって新境地を開拓できたら、大変喜ばしい。

(了)



※4は駆け足になってしまいました。すみません。
これでこのお話はおしまいです。おつきあいありがとうございました。
しおりを挟む
感想 13

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(13件)

鹿
2025.10.30 鹿

よかったです! めちゃめちゃ良かったです!
ウマー、エローで読み終わって
二三さんの日常志向の話が読みて~ってなりました!
とにかく良かったです!!

2025.10.31 二三@悪役神官発売中

シか翠さん、感想をありがとうございます!
嬉しいなあ。
良かったとおっしゃっていただけて、とにかく嬉しいです!
あまり起伏のない日常っぽい話も嫌いじゃないので、書けたらまた書きたいと思います!

解除
いねむりうさはる

ああー、この続きが読みたくなる終わりでした。
とても面白かったです。
主人公が自分の事を「私」というのが好きだし、物事の捉え方、周りから見た主人公像とのギャップ、読んでてニヤニヤしてしまいました。
満足です。
また少ししたら、2週目読もうと思います。
素敵な作品をありがとうございました。

2025.05.18 二三@悪役神官発売中

いねむりうさはるさん、感想をありがとうございます!
満足していただけて良かった…!

この作品、お気に入り登録してくださる方が他作品に比べて少ないのですが、その割に感想をいただけるのは、やはりこの終わり方のせいなんでしょうかね…

解除
さくらこ
2025.05.08 さくらこ

面白かったです! 本当に本好きの方が書かれた小説だと談義や本の種類で楽しめました。
まして若干太宰か入った様な主人公と、やや影のあるスパダリ斬新でした。
これからも楽しくやって行くのが想像出来る終わりで良かったです。
有難う御座います。

2025.05.09 二三@悪役神官発売中

さくらこさん、感想をありがとうございます!
あの二人の性格、斬新でしたか…笑

そうですね。彼らはこれからもきっと、ヒフミンがふらついて、穂積が引き戻して、というのを繰り返しつつ楽しくやっていくのではないかと思います。 
楽しんでいただけたようでよかったです!

解除

あなたにおすすめの小説

おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件

ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。 せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。 クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom × (自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。 『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。 (全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます) https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390 サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。 同人誌版と同じ表紙に差し替えました。 表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…

月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた… 転生したと気づいてそう思った。 今世は周りの人も優しく友達もできた。 それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。 前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。 前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。 しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。 俺はこの幸せをなくならせたくない。 そう思っていた…

またのご利用をお待ちしています。

あらき奏多
BL
職場の同僚にすすめられた、とあるマッサージ店。 緊張しつつもゴッドハンドで全身とろとろに癒され、初めての感覚に下半身が誤作動してしまい……?! ・マッサージ師×客 ・年下敬語攻め ・男前土木作業員受け ・ノリ軽め ※年齢順イメージ 九重≒達也>坂田(店長)≫四ノ宮 【登場人物】 ▼坂田 祐介(さかた ゆうすけ) 攻 ・マッサージ店の店長 ・爽やかイケメン ・優しくて低めのセクシーボイス ・良識はある人 ▼杉村 達也(すぎむら たつや) 受 ・土木作業員 ・敏感体質 ・快楽に流されやすい。すぐ喘ぐ ・性格も見た目も男前 【登場人物(第二弾の人たち)】 ▼四ノ宮 葵(しのみや あおい) 攻 ・マッサージ店の施術者のひとり。 ・店では年齢は下から二番目。経歴は店長の次に長い。敏腕。 ・顔と名前だけ中性的。愛想は人並み。 ・自覚済隠れS。仕事とプライベートは区別してる。はずだった。 ▼九重 柚葉(ここのえ ゆずは) 受 ・愛称『ココ』『ココさん』『ココちゃん』 ・名前だけ可愛い。性格は可愛くない。見た目も別に可愛くない。 ・理性が強め。隠れコミュ障。 ・無自覚ドM。乱れるときは乱れる 作品はすべて個人サイト(http://lyze.jp/nyanko03/)からの転載です。 徐々に移動していきたいと思いますが、作品数は個人サイトが一番多いです。 よろしくお願いいたします。

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました

あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」 穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン 攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?   攻め:深海霧矢 受け:清水奏 前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。 ハピエンです。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。 自己判断で消しますので、悪しからず。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた

こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。