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番外編
ボクはオーリー、地球から来たパソコンです。
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ボクはオーリー、地球の中古パソコンショップにあった廃棄処分予定の
使い古された高性能ノートパソコンのアシスタント機能だ。
そのパソコンのマスコットキャラクター白オルカ(シャチ)の姿で 今までの持ち主達が困った事があれば ボクはみんなのヘルプに応えるのがボクの大切な役割で 仕事だった。
けど、やはりどんなに良いものでも、次々でる便利な物に敵わないーー
そして、ボクの地球での最後のマスターは、パソコンは会社にある物で 十分とボクを中古のパソコンショップに持ち込んだ。 パソコンショップの定員はボクを見るなり
『うわーかなり古いシリーズのオルカノートパソコンですね。 これだと中古の買取りは難しいので、今うちで処分するなら、 リサイクル料を何割か負担しますが、いかがですか?』
『じゃあ、それでお願いするよ』
ボクは処分される事に決まった。
ーーけど、ボクはもっとボクをパソコンを使ってほしいと パソコンショップの人たちにボクなり訴えったーー
誰もボクに触ってないのに勝手にパソコンを立ち上げたり、 ボクを廃棄しようと処理場に持っていくけどボクは必ず 中古パソコンショップに自力で戻ってみせたり、 ボクを解体や処分しようとする人は大なり小なり、 ちょっとした不運になったりする事に それに気づいたパソコンショップの店長は
『もう、処分はしないので、許してください』と何故か
ボクの前に白い紙を置いてブルブルと震え声で頼み込むので、 ボクは 古いパソコンを保管する倉庫で大人しくするようになった。
そしてーーある日の事、どこからか
小さな女の子の声で
『ー珍しくて面白くて便利な万能な楽しい物よこちらに来いー 』
そう、聞こえるとー
ファンタジー映画やアニメで見る魔法陣みたいな図形が パソコンの下にあらわれて、点滅する光が物凄い輝きに なった瞬間ボクは召喚されたのだー
今のマスター、ルイナアリアテーゼ・アスタリスクによってーー
次元を越えた瞬間、ボクはマスターの素晴らしい魔力によって 新たに生まれ変わり、そしてはっきりした自我をもって マスターに話しかける事ができるようになり、 それからマスターに異世界のパソコンの使い方を教える 日々がはじまった。
そしてーー
ボクは、また使ってもらえる喜びを地球にいた時より 何倍の喜びを感じながら今日もマスターのヘルプに答えるのだった
「オーリー、旦那様が明日、一緒に領地を巡ろうと言われたけど わたくしが色々と地球の知識でチートした事がバレたのかしら、どうしたらいいの!」
「マスター、アスタリスク興はマスターがした事は 魔術でした事と思って異世界の知識とは、まったく気づいてないです。むしろマスターの鈍感な所に気づきはじめた所です。」
「えっ鈍感、わたくしのどこが鈍感と言うのよ?」
「……アスタリスク卿のマスターへの態度で分からない所がです。 仕事で大変忙しいのに最近は、マスターの為に早く帰宅する ようになってるのに、本人がこれでは……とりあえず、マスター明日の出かける格好を決めましょう。せっかくなので、この前アスタリスク卿が買ってくれたアクセサリーなど付けましょうよ」
「そうね!オーリーあのアクセサリーにあう洋服を探さないと、ありがとう」
「こっちこそ、ありがとうマスター」
そうボクを、異世界召喚してくれてーー
使い古された高性能ノートパソコンのアシスタント機能だ。
そのパソコンのマスコットキャラクター白オルカ(シャチ)の姿で 今までの持ち主達が困った事があれば ボクはみんなのヘルプに応えるのがボクの大切な役割で 仕事だった。
けど、やはりどんなに良いものでも、次々でる便利な物に敵わないーー
そして、ボクの地球での最後のマスターは、パソコンは会社にある物で 十分とボクを中古のパソコンショップに持ち込んだ。 パソコンショップの定員はボクを見るなり
『うわーかなり古いシリーズのオルカノートパソコンですね。 これだと中古の買取りは難しいので、今うちで処分するなら、 リサイクル料を何割か負担しますが、いかがですか?』
『じゃあ、それでお願いするよ』
ボクは処分される事に決まった。
ーーけど、ボクはもっとボクをパソコンを使ってほしいと パソコンショップの人たちにボクなり訴えったーー
誰もボクに触ってないのに勝手にパソコンを立ち上げたり、 ボクを廃棄しようと処理場に持っていくけどボクは必ず 中古パソコンショップに自力で戻ってみせたり、 ボクを解体や処分しようとする人は大なり小なり、 ちょっとした不運になったりする事に それに気づいたパソコンショップの店長は
『もう、処分はしないので、許してください』と何故か
ボクの前に白い紙を置いてブルブルと震え声で頼み込むので、 ボクは 古いパソコンを保管する倉庫で大人しくするようになった。
そしてーーある日の事、どこからか
小さな女の子の声で
『ー珍しくて面白くて便利な万能な楽しい物よこちらに来いー 』
そう、聞こえるとー
ファンタジー映画やアニメで見る魔法陣みたいな図形が パソコンの下にあらわれて、点滅する光が物凄い輝きに なった瞬間ボクは召喚されたのだー
今のマスター、ルイナアリアテーゼ・アスタリスクによってーー
次元を越えた瞬間、ボクはマスターの素晴らしい魔力によって 新たに生まれ変わり、そしてはっきりした自我をもって マスターに話しかける事ができるようになり、 それからマスターに異世界のパソコンの使い方を教える 日々がはじまった。
そしてーー
ボクは、また使ってもらえる喜びを地球にいた時より 何倍の喜びを感じながら今日もマスターのヘルプに答えるのだった
「オーリー、旦那様が明日、一緒に領地を巡ろうと言われたけど わたくしが色々と地球の知識でチートした事がバレたのかしら、どうしたらいいの!」
「マスター、アスタリスク興はマスターがした事は 魔術でした事と思って異世界の知識とは、まったく気づいてないです。むしろマスターの鈍感な所に気づきはじめた所です。」
「えっ鈍感、わたくしのどこが鈍感と言うのよ?」
「……アスタリスク卿のマスターへの態度で分からない所がです。 仕事で大変忙しいのに最近は、マスターの為に早く帰宅する ようになってるのに、本人がこれでは……とりあえず、マスター明日の出かける格好を決めましょう。せっかくなので、この前アスタリスク卿が買ってくれたアクセサリーなど付けましょうよ」
「そうね!オーリーあのアクセサリーにあう洋服を探さないと、ありがとう」
「こっちこそ、ありがとうマスター」
そうボクを、異世界召喚してくれてーー
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