スペア~ふたつの月~ 本編前に死ぬモブキャラに生まれ変わった私は、かわいい妹の為に絶対死にません。

花かつお

文字の大きさ
25 / 50
本編

(25)驚きすぎて二度見するよ。これは

しおりを挟む
気づいたら、アプリゲーム『スペア~ふたつの月』の世界に基づいた異世界ラークシュに転生した
私、リイア・レイ・クラウン(神の巫女)です。

そして、神の巫女となったので、その報告の為、面倒だけども住んでる南の大陸オギネから聖地アムカの大神殿に行く事にそしてマヤラの猫陛下に移転して貰ったら……
そこには!!
父様の父、つまりお祖父様がおりました。

驚くことに、青年にしか見えません。ええ、父様のお隣にいるリリーお母様が

「おひさしぶりですわ、お義父様、相変わらずのご様子で………」

心なしかお顔がこわばってる気がします。
いや、マジでこわばってますわ、あれは……

「リリー殿もますます、可愛くいや綺麗になられていて、ローガンは幸せものだ」

「あ、ありがとうごいます、お義父様にそんな風にちょっと言われるのは……いえ何でもないですわ……」

和風美青年が、リリーお母さまの事を褒めてると、今度は私達のほうに顔を向き

「リイア、レイア 私はルノー・スイ・アラキアルと言うローガンの父だ、よろしく」

改めて祖父を二度見してしまった。
どう見ても父様のほうがお祖父様の兄と言われたら納得しちゃうレベルなんですが、これは、うん。なんとなくお母様のお顔がこわばる理由がわかった気がするなあ。

(夫より若い見た目の義父がいたら女心としては、複雑だよね! )

驚きながらもどうにか私もお祖父様に挨拶する。

「はじめまして、おじいさま?リイアですよろしくお願いします」
「はじめまして、おじいさま、いもうとのレーアです。よろしくお願いします」

そう言うとお祖父様は私達を見て微笑んでくれたのだった。

(とりあえず、ルノーお祖父様の若さの謎は置いといて、お祖父様と仲良く出来たらいいなあ~)



アムカの大神殿は、日本の神社みたいな建物で
和風~って感じで落ち着きます。

そして私達、家族は、神殿内の畳があるお部屋に案内されました。
そこには、なんと掘りごたつがありましたよ。
思わず興奮しちゃいます。前世で知った物があると
やっぱりテンション上がってしまうね。

畳も掘りごたつを、初めて見たレーアも珍しそうに部屋の中をキョロキョロと見てます。その姿が小動物みたいで可愛い周りの大人達もそう思っているのかニコニコと見てますわ。
そんなホンワカ気分に浸りながらお祖父様がここは、履いてる靴を脱いで上がるんだよと教えながら、一緒に畳に上がろうとした瞬間……

バッターンと大きい音がすると

「ひどいよ! ルノーったら、一緒に巫女様達を迎えようと月の宮に行ったら先に会いに行ってるし、急いで召喚陣広場に行くとまた居ないしちょっとぐらい待っててよね、僕もアムカの神官長として巫女様に一番最初に会いたかったのに~」

そう言いながら突然、部屋に入って来た人物は
ルノーお祖父様と似たような和風テイストの赤と白の神官服を着た金髪に瞳は赤色のやっぱり顔がキレイな美青年は、私達に気づくと

「かっ可愛い! マジで双子ちゃんなんだ、あっ僕はアムカ大神殿の日の宮の神官長でジュール・ヒノクラだよ、宜しくねっ」

……ってチャラいわ

神官長ってもっと落ち着いたロマンスグレーな人物だと思っていたのに、また予想と違っていたよ……

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

私と母のサバイバル

だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。 しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。 希望を諦めず森を進もう。 そう決意するシェリーに異変が起きた。 「私、別世界の前世があるみたい」 前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革

うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。 優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。 家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。 主人公は、魔法・知識チートは持っていません。 加筆修正しました。 お手に取って頂けたら嬉しいです。

おばちゃんダイバーは浅い層で頑張ります

きむらきむこ
ファンタジー
ダンジョンができて十年。年金の足しにダンジョンに通ってます。田中優子61歳

私の存在

戒月冷音
恋愛
私は、一生懸命生きてきた。 何故か相手にされない親は、放置し姉に顎で使われてきた。 しかし15の時、小学生の事故現場に遭遇した結果、私の生が終わった。 しかし、別の世界で目覚め、前世の知識を元に私は生まれ変わる…

【完結】侍女が王女に転生?!英雄と結婚して破滅の国を救います!

カナタカエデ
ファンタジー
八十歳で生涯を終えた、元王宮侍女カリナ。 その最期の瞬間――枕元に、かつて仕えた王女アメリアが現れた。 「お願い…私の人生をやり直して。国を、私を、救って――」 次に目を開くと、カリナは十八歳の“王女アメリア”として転生していた。 彼女は知っている。 このままでは王国は滅び、愛する主君が破滅する未来を。 未来を変えるため、アメリアは 冷徹と噂される英雄ヴァルクとの政略結婚を選ぶ。 これは、かつて守れなかった主人のための転生。 そのはずなのに――彼への想いは、気づけば変わり始めていた。 王女と英雄が紡ぐ、破滅回避ラブファンタジー開幕。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 挿絵はA I画像を使用 10/20 第一章完結 12/20 第二章完結 2/16 第三章完結 他サイト掲載 (小説家になろう、Caita)

悪役令嬢の独壇場

あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。 彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。 自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。 正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。 ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。 そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。 あら?これは、何かがおかしいですね。

処理中です...