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異世界転生&転移
0.5話 妹の異世界転生 2 (妹視点)
しおりを挟む「当たり前です。死ぬはずのなかったのでお詫びとして生き返ってもらいます。」
「それに当たって職業適性と属性を知る必要があります。」
「その前に貴方にはステータスを見れるように鑑定眼のスキルを授けます。」
「そこに立ってください。」
そう言われて立っていると光が降ってきて体に吸収された。
「これで鑑定眼が使えるようになりました。それと強運のスキルも与えました。」
「使ってみてください。自分に向かって鑑定と言うと見えると思います。」
私は言われる通り鑑定眼を使っみた。
すると目の前にステータス欄が現れた。
==============================
名前:未定
年齢:0歳
レベル:1
性別:女
属性:光.風.水 火
職業:弓使い .治癒士.魔術師など取得可能
筋力:50+50
体力:100+50
耐性:150+50
敏捷:50+50
魔力:300+150
魔耐:200+50
スキル:なし
特別スキル:鑑定眼.強運
加護:愛の神の加護レベル1
魔術の神の加護レベル1
※レベル10まで
(愛の神の加護効果 好きな人がいるなら全ステータス+50結婚したらした人数+100)
(魔法の神の加護効果 魔力+100 魔力回復速度3倍)
==============================
と表示されていた。
まるでファンタジーゲームの様だと私は思った。
「あのステータスのことを教えてもらっても良いですか?」
「はい、わかりました。これから転生する場所の生まれたての子供の平均のステータスはオール50で優秀なところで100ぐらいです。」
「あの私のステータスが筋力と敏捷以外が100以上あるのですが、これってどうなんですか?」
これから自分が化け物扱いを受けるのではと心配して聞いてみると
「転生者はほとんどが100を超えているのです。転移者よりかは化け物じみてはいません。転移者は元いた場所が厳しいのか化け物の様なステータスになったりします。」
そう言われて少しホッとした。
「もう一ついいですか?なぜかもう神様の加護?が2つもあるのですが?それに愛の神の加護の効果が好きな人となっていて、もうその効果があるんですけどあのもしかして!」
驚きを隠せなかった。
「そうだよ、貴方お兄さんが好きだったでしょ。」
急に女の人の声がした。
声がした方に振り向くとそこにはまごうことなき美しさの女性と老人がこちらに歩いてきた。
「はじめまして香織さん、私は愛の神のアイリスと言います。私が貴方に加護を与えました。」
「それと我が魔法の神のディグルと言います。貴方に加護を与えた者です。期待しとるからの。」
そう説明した。
「はじめまして、アイリス様、ディグル様、私は村雨 香織と言います。」
「生主神様から聞いているし、私は貴方が生きていた時ちょくちょく覗いていましたよ。貴方はとても一途にお兄さんを愛していたのね」
頬が赤くなるのを感じた。とても恥ずかしくなった。
「我はあまりあっちの世界に興味がなかったので生主神様に聞いたよ神が悪いことをしたね同類として謝るよ、すまんね貴方の世界は魔法がないものだから」
ディグルは深々と頭を下げた。
「もういいんですよ、そうだったんですね。わかりました。私頑張ります。」
そう終わりそうな感じで話していると生主神様が慌てて私に問いかけてきた。
「すいません忘れていました。罪滅ぼしに何かお願いを聞くんでした。何かお願はありますか?」
そう言われて私は考え込んだ。
「あのお兄ちゃんのことなんですけど一人は寂しいと思うのでどうにかすることはできますか?」
「お兄さんですか?あ、それなら大丈夫ですよ。お兄さんは貴方が行く世界に転移者として招く予定だったので、もしかしたら会えるかもしれません」
「え、そうなんですか!!
また会えるんですね嬉しいです。」
嬉しすぎて飛び跳ねて喜んだ。
「生主神様、願いはそれだけです。」
「わかりました。ではそろそろ新たな世界へ旅立つ時間です。貴方のこれからの未来に祝福あれ」
そう言われて香織は新たな世界への扉をくぐった。
つづく
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