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1章 真珠の寝床編
21.S級達の出会い
あまりの衝撃と誓約の効果に茫然としていると、外から慌ただしい足音と喧騒が近づいてきた。
バンッ!!!
「マリンッ!!!!大丈夫か?!?!?!どう……し、たんだ?」
勢い良くドアが開いたと思ったら、急いで来たのだろう汗をかき少し顔を青ざめたマイクが入ってきた。
マリンの悲痛な悲鳴を聞き、嫌な想像をしていたのだろう……が、しかし。
そこには涙ぐむ美女はいるものの、白目を剥きプスプスッと音を立てるオッサンが横たわる常人には理解し難い状況であった。
予想外の光景に、見るからに”?????”状態のマイクだったが、マリンは知ったこっちゃない。
先程まで清潔のせの字もない、ギトギト顔で不健康でっぷりモブオジサンに迫られていたのだ。
そんな精神的に追い詰められていたマリンには、その汗すら輝いて見える極上のイケメンは正に”助けに現れたヒーロー”そのものである。
「マイクっ!!!あぁ、怖かったわっ!!!」ガバっ
「あぁ、マリン!!無事で良かった…!!店に着いて君の悲鳴が聞こえた時は、本当に心臓が縮む思いだったよ……!!!」ヒシっ
悲劇のヒロインよろしく胸に飛び込んできたマリンを、マイクは離さない!!と言わんばかりに力一杯抱きしめ返した。
(スーハーっスーーーーっっハァーーーーーーっっ!!!あぁ、イイ男の匂い!!!イケメン臭万歳!!!!
清潔な石鹸の香りに爽やかな粘度0の汗の匂い!!!イイ!!生き返るっっ!!!
そう、コレが私の酸素!!麻薬!!一度味わったら抜け出せない!!!責任取れ!!!!!!
あぁ!ムキムキ雄っぱいの感触も最高……引き締まった筋肉布団に包まれる喜び……し、幸せ……。)
スリスリと顔を寄せ甘えるマリンに、マイクはキュンッ!としつつも”それ程怖い思いを……”と解釈し、既に虫の息となるモブオジサンに向けキッ!!と鋭い眼差しを送る。
(むほほほっ汗が首筋に垂れてエロいではないか~~~くるしゅうない。
お、前よりガタい良くなってシャツがぴちぴちじゃねぇか~~~!全くマイクはまたエロ度上がって~~~流石私のカ・レ・ピ♪むふっ
おやおやぁぁぁあ?乳首立ってきてんじゃ~~んコレは吸って欲しいと言ってるんだね~~??全く~~まだキース様来てないんだぞ~~~?せっかちちゃんめ☆先ずはスリスリしておっきくしようね~~~???
ふむ、お尻もガッシリでお堅いのぉ~~。もみもみマッサージしてあげるからねぇ~~~??ゲヘヘっ)
モゾモゾと手を動かしマイクの鍛え上げられた尻を揉み、顔をスリスリ寄せる度に胸の突起に甘い刺激が走ることに気づいたマイクだったが、
”マリンの小さな体では後ろに回した手はソコに行くのかもしれない”だの”うっ!こんなに怖がって、俺を頼って甘えてくれてるのに何て不埒な考えを……!!!”と自分を律していた。
そうこうしている間に、部屋には騒ぎを聞きつけた人達が集まってくる。
その中にはいらん世話をした当事者、姐さんもいたし果ては店長まで駆け付けていた。
「マ、マリン!!さっきの音は?!ひっS級の……!きゃ、キャーーー!!モーブ様ーーー!!ま、まさかアンタが……?!」
「だ、大丈夫ですかー?!な、モーブ子爵??この間出禁にしたのに何で……!!」
「俺の店で勝手なことしてるヤツは何処のどいつだ?!?!なっマリン?!なんでお前さんが別館に……??
それにソイツは…モーブ子爵じゃねぇか!女郎誑し込んでは捨てて遊んだ金滞納して…この間出禁にしたのに性懲りもなく……!!!」
イケメンの身体と香りを堪能していたが、聞き捨てならない雑音が聞こえたマリンは真顔になりマイクを庇う様に一歩前へ出た。
「そこの貴女。そう、人の話も満足に聞けない猿女さん?貴女です。マイクがモーブ子爵に危害を加えたですって……?この方は自業自得でこの様な姿になったのですよ?
私が何度も何度も貴方方に”誓約”のことをお話したのに、聞く耳持たず私を無理矢理襲おうとしたから天罰が下ったのです。
マイクは私の叫び声を聞いて、駆け付けてきてくれてだけです。部屋の傍で待機してた貴女より早く、ね?
私の優しく、そして正義感の強い可愛い恋人を蔑む言葉を慎みなさい!!」
そもそもの原因がよく言うなコラ?つーかテメェすぐ傍で待機してた癖にマイクの後から顔出すとか絶対ビビってたんだろ?ふざけんなクソババァ!!!
と心の中で中指を立てるマリンを、マイクは感激のあまり涙目で見つめる。
「マ、マリン……!!」
「こ、恋人?!?!あ、アンタ正気?!不細工ばっかと相手したせいで頭イカれたんじゃない?!?!」
「オイ!!お前、どういうことだ??お前がモーブ子爵と共謀してこんな馬鹿なことしたのか??!!返答次第じゃタダじゃおかねぇぞ!!」
「ひっ!!あ、あの女郎達には優しい店長がブチギレてる…!!お、おい!関係ない奴は散った散った!!」
「おいおい、どうすんだ?出禁とは言え、貴族様があの状態じゃ…起きたらうちの店どうなるか…。」
ギャーギャーと騒がしく、そして収拾がつかなくなった時一人の(恐らく)貴族に使える者と思われる小綺麗な男が話に入ってきた。
「おや、どんな騒ぎかと思えばモーブ子爵ではないですか。その魅惑の容姿で遊郭中の女郎を食い物にしていると噂の。その見た目とは裏腹に、性根が腐ってるとは聞いていましたが……まさか誓約まで破り神に喧嘩を売るアホだとは。
────いくらアホでも貴族は貴族。店主、怒りに身を任せるのは面倒事が終わってからにしませんか?
私どもも、お力になりますので……ね?そちらの美しい女性達は部屋に戻られては?」
「あ、アンタは…!そ、そうだな!いやぁお手数をおかけします!さっ!マリン!このバカ共はこっちに任せて!!早く部屋に…!い、いや!部屋で休んでいてくれ!ね??」
急に我に返った店主の様子に、マイクは怪訝な表情をしていたが────十中八九、この男はキース様のお付の方なのだろう。
清潔感もあり、中肉中背の…ちょっとそばかすがあるブサメン寄りのフツメンだ。
塩顔好きには中々有りではなかろうか。ちぇっ、流石にマイクやキース様レベルの一般人は早々いないか。
チラリと視線をやると、ニコリと笑みを返し会釈してくれた。
うむ。”たかだか女郎がご主人様に取り入りやがって…!”フラグはなさそうだ。
何か仕事出来そうだし、笑いつつイラついてそうだからしっかりコッテリ絞ってくれるだろう。
素直に彼に任せて、マリンとマイクは部屋に向かい歩き始めた。
・
・
・
「あぁ、マリン…大丈夫かい?裏口近くで君の悲鳴が聞こえた時は心臓が凍る思いだったよ…。助けに駆け付けられずすまなかったね。一緒にいた従者に止められてね……。こんな成りでも公爵だからね、ここで姿を見られるわけにはいかなくて先に部屋に来させてもらったよ。
────本当に、怪我も無さそうで安心した。怖い思いをしたんだろう?大丈夫かい?今日は休んで、また日を改めた方が良いかい?」
部屋に入るとキース様がそれはそれは心配そうな顔で出迎えてくれた。
S級冒険者のマイクと会うからか、今日はいつもよりも装いがキチッとしている。
キラキラと輝く銀髪がキッチリと後ろで結ばれ、皺のある目元を心配で憂いを帯びマリンを映している。
爽やか筋肉イケメンのマイクとはまた違う、熟したダンディー紳士の魅力と清潔感にキュンッときたマリンは、顔に手を添わせ伺うキースにたまらず抱き着いた。
「キース様!お出迎え出来ずにごめんなさい…!心配してくださって、ありがとうございます。
お立場があるのに、助けに来てくれようとしていただいて…嬉しく思います。従者様にも助けていただきました。
改めてお礼をさせてくださいな。────すごく怖かったっ……!!まだ怖いのっ帰るなんて言わないで、キース様もマイクも一緒にいて?一人にしないで……!!」
(スーーーーーーーハーーーーーーーーーっ!!!んん~~!流石キース様高級な香りに熟成した色気がぷんぷんだぜぇえ~~~!!ずっと嗅げる、これで白飯2杯イケるぜぐへへっ!
というかキース様~~~!!!優しい!優しすぎる!!優しいキース様は好きだがエッチしないで帰るキース様は違うんだなコレが~~!!
私は!!今日!!3Pするまで!!!貴様等を!!帰すつもりなど!!!毛頭無い!!!!絶対帰らせんからな”怖がる可愛い子ちゃんを一人ぼっちにさせないで”作戦決行だかかってこいやぁ!!)
ヒシッ!!!と離さない気マンマン抱き着きをしつつ、下衆な野望を心に秘めるマリンには気づくはずもなく……キースは恐怖に震える()自身の想い人を、優しくしかし力強くギュウッと抱きしめた。
「あぁ、マリン。勿論だよ。君を一人になんかしないよ。安心しなさい、私達が付いてるからもう怖いものはないよ。────そうだろう?S級冒険者のマイク君。」
心底愛しいと言わんばかりに甘い視線を腕の中の美女に注ぎ、そのツヤツヤした金髪を片手で撫でながら後ろに控えジッとこちらの動向を伺う青年に声をかけた。
イケオジ紳士からの頭ナデナデにうっとりしていたマリンは、”ハッ!”と意識を戻してマイクの手を取った。
「私ったら肝心の紹介もせずに…!キース様、改めてご紹介致しますわ。こちらご存知の通りS級冒険者で私の永遠の人、そして私の恋人でもあるマイクです!」
「マ、マリン…!」
まさか”恋人”としても紹介してくれるとは思っていなかったマイクは、その甘美な響きに本日2度目の幸福感を感じた。
「ふふ、どうしたのマイク?…貴方は私の恋人でしょ?言っちゃダメだった?内緒?」
「ぐっ!そ、そんなことない!!そのっお客さんにも堂々と恋人だって言ってくれて嬉しくて!あ、ありがとう!俺はマリンのか、彼氏だから!!内緒にしなくてもイイ!!!」
握っていた手をギューーっと握りながら、目をキラキラさせるマイクが可愛くて思わず頭を撫でる。
「マイク、こちらは私の常連さんで、とってもお世話になってるキース様。マルシャワ公爵家のご当主様よ?」
「初めまして、マイク君。君の噂はかねがね聞いてるよ。今日は会えて嬉しいよ。…マリンの永遠の人だとは聞いていたが、もう恋人になっていたとは。マリンのピアスを見た時にまさかとは思ったけど…羨ましいよ。
すまない、事前に話を知らせていないから随分警戒させてしまったようだ。
信じられないかもしれないが、私はマリンに…君達に危害を加えることは絶対に無いと約束するよ。
だからどうか、そう身構えないでもらいたい。」
「……。信じるかはともかく、マリンに危害を加えるつもりはないのは分かった。
失礼な態度を謝ります。初めまして…マリンの恋人のマイクです。よろしくお願いします。」
少し困ったような笑顔を浮かべ手を差し出すキースを、警戒する猫の様にジックリ観察した後マイクは手を伸ばしガッシリと握手を交わした。
「で、なぜ俺をマリンの部屋に呼び出したんです?見た所マリンを人質に、俺に強制的に依頼をさせようとする気はないみたいですが……。それともマリンの永遠の人である俺に脅しでも?」
「はっは、随分とろくでもないイメージが付いてるようだね。君の貴族に対する印象がとてもよく分かる。────実際、そんな奴等ばかりだしね。だが、安心してくれ。私も最強と謳われるS級冒険者に喧嘩を売る程、バカではないよ。
この悲惨な容姿を持ち、”醜き公爵”と笑われる私を少しは信用してくれないだろうか?
君とは、色々と分かち合えるモノが多いと……勝手に思っているのだけれど。」
返事は無いが、押し黙ったマイクに肯定と捉えたキースは”少し長い話になる。一旦座らないかい?”と提案した。
すっかり置いてけぼりになっているマリンは、内心焦っていた。
(まずいっ!!まずいぞぉ~~???何かピリついてるし雰囲気がシリアスっぽい!!こいつぁ真面目な話の匂いがぷんぷんするぜえぇ??最悪話終わった後”そんな空気じゃないし”とか言って解散するに違いない!!私の第6感がそう言っている!!知らんけど!!!
これは先に手を打たなければ負ける!デュエル開始のフィールドを自分のテリトリーに持ってこなければ!!3Pの野望が!!ここで散ることになるぞマリン!!!!!)
勝負の勘が働いたマリンは、早速行動に移った。
ソファテーブルに向かう二人の手を取り、進む足を止める。
「??マリン?」
「どうかしたかい?マリン?」
不思議そうに見つめる二人に向かって、上目遣いで目をうるうるさせプクーッと頬を膨らませる。
「……二人とも、マリン無視しちゃダメっ!」
ギュンッ!!と胸に衝撃が走った二人だが、奥歯を噛みしめつつ耐える。
「マ、マリン?別に無視なんかしてないよ?」
「そうだよ、マリン。君を無視なんてする訳ない、出来るはずがないだろう?こんなに美しい女性がいるのに、他に目をやれると思うかい?」
「だって、二人でずっと話してた…。マリン、今日2人を独り占め出来ると思って楽しみにしてたのにっ!あ、あんなオジサンに迫られてっ、こ、怖かったからっ、2人にギューっていっぱいしてもらおうと思ったのにっ、マリンのこと無視して2人で握手したぁ!」
う、っひっく、ぅ、ポロポロと小さく泣いて拗ねる可愛らしい美女を、自身の想い人の我儘が聞けない男などいるだおるか?いや!!!いない!!!(クソデカボイス)
「マ、マリン!!!すまなかった!!今日も明日も、いつだって俺を独り占め出来るのはマリンだけだよ!!」
マイクはガバッ!とマリンを正面から抱きしめ、あまりの可愛らしさに悶えていた思いを込める。
「あぁ、マリン。君の胸中を感じ取れず、すまなかったね。あぁ、この気が利かない役立たずの年寄りをどうか許しておくれ。」
キースはマリンの後ろから抱き着き、慰めるように頭を撫で許しを請うた。
「んっ、もぅマリン仲間外れにしない?ずっと一緒?ギューってしてくれる?」
「あぁ!!」「もちろんだよ」
内心ニヤァっと笑いつつ、頬を染め安心したようにヘニョっと笑みを浮かべ「ん、へへ。マイクとキース様大好き。」とダメ押しでトドメを刺した。
「!!!!!お、俺も!!マリンが大好きだっ!!」
「ふふふ、私もマリンが大好きだよ、愛してる…私の女神。」
トロトロに溶け切った自身を見つめる瞳を見て、マリンは先制攻撃の成功を確信する。
こうなればこの洗脳()が効いているうちに、フィールド設定をすれば勝ったも同然!!
二人をそのまま引っ張り、3人でベッドに横たわる様に倒れこんだ。
「うぉっ?!」「っ!!おっと、」
驚いている隙に正面にマイク、背後にキースがピッタリとくっつく様に調整する。
さっきの洗脳()が効いている為面白いくらい抵抗なく思い通りに動いてくれる。
マリンの豊満なおっぱいとマイクのムキムキ雄っぱいがムギュッとくっつき、キースの両腕を下乳のところに持ってきてプリプリのお尻をキースの息子のポジションに押し付けてポジション設定完了。
ふんすっ!と満足した様子でニコニコしているマリンに、二人は思わず顔を合わせる。
可愛い。それはそれは可愛いし、この体勢は色々と美味しい。めちゃくちゃ嬉しい、のだが。
「マリン、あ~。その~。」
「…マリン、くっつくのは、その。話の後にしないかい?この状態では話しにくいんじゃないかな?」
(私に直接意見が言えないくらい可愛さでノックアウトされてるマイクはもう大丈夫だ。最後の敵はキース様の理性!!お前だっ!!!!)
「…さっき、ギューってしてくれるって、言ったぁ。」
ウルウルしながら、顔を仰け反りキースを見つめる。その際、お尻をスリスリと自然に擦り付けるのがポイントだ。
更に追加で下乳に固定している両手をニギニギと握る…様に見せかけおっぱいに押し付ける。
「…そうだね、マリンのしたい様にしよう。私達はマリンのモノだからね?」
カンカンカーーーーーーン!!とノックダウンのベルが鳴った(気がした)。
(完っ全っ勝っ利!!!!ぶっははははは!!見たか私の猛追を!!!これでいくら真面目な話しても何もせずに帰るというハードルは馬鹿高くなった!!!だってベッドにいるのにエッチしないで帰るのは生理の時だけって決まってるもの(決まってない)!!!!私は今生理じゃない!むしろスキルで拒絶してる!!!ということは!!!そう!!!3P勝確~~~~!!!!!)
2人は想い人の可愛い我儘にニコニコし、1人は邪な野望に王手がかかった(と思い込んで)ニコニコ。
それはそれは幸せそうな3人が、ベッドに横たわっていた。
バンッ!!!
「マリンッ!!!!大丈夫か?!?!?!どう……し、たんだ?」
勢い良くドアが開いたと思ったら、急いで来たのだろう汗をかき少し顔を青ざめたマイクが入ってきた。
マリンの悲痛な悲鳴を聞き、嫌な想像をしていたのだろう……が、しかし。
そこには涙ぐむ美女はいるものの、白目を剥きプスプスッと音を立てるオッサンが横たわる常人には理解し難い状況であった。
予想外の光景に、見るからに”?????”状態のマイクだったが、マリンは知ったこっちゃない。
先程まで清潔のせの字もない、ギトギト顔で不健康でっぷりモブオジサンに迫られていたのだ。
そんな精神的に追い詰められていたマリンには、その汗すら輝いて見える極上のイケメンは正に”助けに現れたヒーロー”そのものである。
「マイクっ!!!あぁ、怖かったわっ!!!」ガバっ
「あぁ、マリン!!無事で良かった…!!店に着いて君の悲鳴が聞こえた時は、本当に心臓が縮む思いだったよ……!!!」ヒシっ
悲劇のヒロインよろしく胸に飛び込んできたマリンを、マイクは離さない!!と言わんばかりに力一杯抱きしめ返した。
(スーハーっスーーーーっっハァーーーーーーっっ!!!あぁ、イイ男の匂い!!!イケメン臭万歳!!!!
清潔な石鹸の香りに爽やかな粘度0の汗の匂い!!!イイ!!生き返るっっ!!!
そう、コレが私の酸素!!麻薬!!一度味わったら抜け出せない!!!責任取れ!!!!!!
あぁ!ムキムキ雄っぱいの感触も最高……引き締まった筋肉布団に包まれる喜び……し、幸せ……。)
スリスリと顔を寄せ甘えるマリンに、マイクはキュンッ!としつつも”それ程怖い思いを……”と解釈し、既に虫の息となるモブオジサンに向けキッ!!と鋭い眼差しを送る。
(むほほほっ汗が首筋に垂れてエロいではないか~~~くるしゅうない。
お、前よりガタい良くなってシャツがぴちぴちじゃねぇか~~~!全くマイクはまたエロ度上がって~~~流石私のカ・レ・ピ♪むふっ
おやおやぁぁぁあ?乳首立ってきてんじゃ~~んコレは吸って欲しいと言ってるんだね~~??全く~~まだキース様来てないんだぞ~~~?せっかちちゃんめ☆先ずはスリスリしておっきくしようね~~~???
ふむ、お尻もガッシリでお堅いのぉ~~。もみもみマッサージしてあげるからねぇ~~~??ゲヘヘっ)
モゾモゾと手を動かしマイクの鍛え上げられた尻を揉み、顔をスリスリ寄せる度に胸の突起に甘い刺激が走ることに気づいたマイクだったが、
”マリンの小さな体では後ろに回した手はソコに行くのかもしれない”だの”うっ!こんなに怖がって、俺を頼って甘えてくれてるのに何て不埒な考えを……!!!”と自分を律していた。
そうこうしている間に、部屋には騒ぎを聞きつけた人達が集まってくる。
その中にはいらん世話をした当事者、姐さんもいたし果ては店長まで駆け付けていた。
「マ、マリン!!さっきの音は?!ひっS級の……!きゃ、キャーーー!!モーブ様ーーー!!ま、まさかアンタが……?!」
「だ、大丈夫ですかー?!な、モーブ子爵??この間出禁にしたのに何で……!!」
「俺の店で勝手なことしてるヤツは何処のどいつだ?!?!なっマリン?!なんでお前さんが別館に……??
それにソイツは…モーブ子爵じゃねぇか!女郎誑し込んでは捨てて遊んだ金滞納して…この間出禁にしたのに性懲りもなく……!!!」
イケメンの身体と香りを堪能していたが、聞き捨てならない雑音が聞こえたマリンは真顔になりマイクを庇う様に一歩前へ出た。
「そこの貴女。そう、人の話も満足に聞けない猿女さん?貴女です。マイクがモーブ子爵に危害を加えたですって……?この方は自業自得でこの様な姿になったのですよ?
私が何度も何度も貴方方に”誓約”のことをお話したのに、聞く耳持たず私を無理矢理襲おうとしたから天罰が下ったのです。
マイクは私の叫び声を聞いて、駆け付けてきてくれてだけです。部屋の傍で待機してた貴女より早く、ね?
私の優しく、そして正義感の強い可愛い恋人を蔑む言葉を慎みなさい!!」
そもそもの原因がよく言うなコラ?つーかテメェすぐ傍で待機してた癖にマイクの後から顔出すとか絶対ビビってたんだろ?ふざけんなクソババァ!!!
と心の中で中指を立てるマリンを、マイクは感激のあまり涙目で見つめる。
「マ、マリン……!!」
「こ、恋人?!?!あ、アンタ正気?!不細工ばっかと相手したせいで頭イカれたんじゃない?!?!」
「オイ!!お前、どういうことだ??お前がモーブ子爵と共謀してこんな馬鹿なことしたのか??!!返答次第じゃタダじゃおかねぇぞ!!」
「ひっ!!あ、あの女郎達には優しい店長がブチギレてる…!!お、おい!関係ない奴は散った散った!!」
「おいおい、どうすんだ?出禁とは言え、貴族様があの状態じゃ…起きたらうちの店どうなるか…。」
ギャーギャーと騒がしく、そして収拾がつかなくなった時一人の(恐らく)貴族に使える者と思われる小綺麗な男が話に入ってきた。
「おや、どんな騒ぎかと思えばモーブ子爵ではないですか。その魅惑の容姿で遊郭中の女郎を食い物にしていると噂の。その見た目とは裏腹に、性根が腐ってるとは聞いていましたが……まさか誓約まで破り神に喧嘩を売るアホだとは。
────いくらアホでも貴族は貴族。店主、怒りに身を任せるのは面倒事が終わってからにしませんか?
私どもも、お力になりますので……ね?そちらの美しい女性達は部屋に戻られては?」
「あ、アンタは…!そ、そうだな!いやぁお手数をおかけします!さっ!マリン!このバカ共はこっちに任せて!!早く部屋に…!い、いや!部屋で休んでいてくれ!ね??」
急に我に返った店主の様子に、マイクは怪訝な表情をしていたが────十中八九、この男はキース様のお付の方なのだろう。
清潔感もあり、中肉中背の…ちょっとそばかすがあるブサメン寄りのフツメンだ。
塩顔好きには中々有りではなかろうか。ちぇっ、流石にマイクやキース様レベルの一般人は早々いないか。
チラリと視線をやると、ニコリと笑みを返し会釈してくれた。
うむ。”たかだか女郎がご主人様に取り入りやがって…!”フラグはなさそうだ。
何か仕事出来そうだし、笑いつつイラついてそうだからしっかりコッテリ絞ってくれるだろう。
素直に彼に任せて、マリンとマイクは部屋に向かい歩き始めた。
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「あぁ、マリン…大丈夫かい?裏口近くで君の悲鳴が聞こえた時は心臓が凍る思いだったよ…。助けに駆け付けられずすまなかったね。一緒にいた従者に止められてね……。こんな成りでも公爵だからね、ここで姿を見られるわけにはいかなくて先に部屋に来させてもらったよ。
────本当に、怪我も無さそうで安心した。怖い思いをしたんだろう?大丈夫かい?今日は休んで、また日を改めた方が良いかい?」
部屋に入るとキース様がそれはそれは心配そうな顔で出迎えてくれた。
S級冒険者のマイクと会うからか、今日はいつもよりも装いがキチッとしている。
キラキラと輝く銀髪がキッチリと後ろで結ばれ、皺のある目元を心配で憂いを帯びマリンを映している。
爽やか筋肉イケメンのマイクとはまた違う、熟したダンディー紳士の魅力と清潔感にキュンッときたマリンは、顔に手を添わせ伺うキースにたまらず抱き着いた。
「キース様!お出迎え出来ずにごめんなさい…!心配してくださって、ありがとうございます。
お立場があるのに、助けに来てくれようとしていただいて…嬉しく思います。従者様にも助けていただきました。
改めてお礼をさせてくださいな。────すごく怖かったっ……!!まだ怖いのっ帰るなんて言わないで、キース様もマイクも一緒にいて?一人にしないで……!!」
(スーーーーーーーハーーーーーーーーーっ!!!んん~~!流石キース様高級な香りに熟成した色気がぷんぷんだぜぇえ~~~!!ずっと嗅げる、これで白飯2杯イケるぜぐへへっ!
というかキース様~~~!!!優しい!優しすぎる!!優しいキース様は好きだがエッチしないで帰るキース様は違うんだなコレが~~!!
私は!!今日!!3Pするまで!!!貴様等を!!帰すつもりなど!!!毛頭無い!!!!絶対帰らせんからな”怖がる可愛い子ちゃんを一人ぼっちにさせないで”作戦決行だかかってこいやぁ!!)
ヒシッ!!!と離さない気マンマン抱き着きをしつつ、下衆な野望を心に秘めるマリンには気づくはずもなく……キースは恐怖に震える()自身の想い人を、優しくしかし力強くギュウッと抱きしめた。
「あぁ、マリン。勿論だよ。君を一人になんかしないよ。安心しなさい、私達が付いてるからもう怖いものはないよ。────そうだろう?S級冒険者のマイク君。」
心底愛しいと言わんばかりに甘い視線を腕の中の美女に注ぎ、そのツヤツヤした金髪を片手で撫でながら後ろに控えジッとこちらの動向を伺う青年に声をかけた。
イケオジ紳士からの頭ナデナデにうっとりしていたマリンは、”ハッ!”と意識を戻してマイクの手を取った。
「私ったら肝心の紹介もせずに…!キース様、改めてご紹介致しますわ。こちらご存知の通りS級冒険者で私の永遠の人、そして私の恋人でもあるマイクです!」
「マ、マリン…!」
まさか”恋人”としても紹介してくれるとは思っていなかったマイクは、その甘美な響きに本日2度目の幸福感を感じた。
「ふふ、どうしたのマイク?…貴方は私の恋人でしょ?言っちゃダメだった?内緒?」
「ぐっ!そ、そんなことない!!そのっお客さんにも堂々と恋人だって言ってくれて嬉しくて!あ、ありがとう!俺はマリンのか、彼氏だから!!内緒にしなくてもイイ!!!」
握っていた手をギューーっと握りながら、目をキラキラさせるマイクが可愛くて思わず頭を撫でる。
「マイク、こちらは私の常連さんで、とってもお世話になってるキース様。マルシャワ公爵家のご当主様よ?」
「初めまして、マイク君。君の噂はかねがね聞いてるよ。今日は会えて嬉しいよ。…マリンの永遠の人だとは聞いていたが、もう恋人になっていたとは。マリンのピアスを見た時にまさかとは思ったけど…羨ましいよ。
すまない、事前に話を知らせていないから随分警戒させてしまったようだ。
信じられないかもしれないが、私はマリンに…君達に危害を加えることは絶対に無いと約束するよ。
だからどうか、そう身構えないでもらいたい。」
「……。信じるかはともかく、マリンに危害を加えるつもりはないのは分かった。
失礼な態度を謝ります。初めまして…マリンの恋人のマイクです。よろしくお願いします。」
少し困ったような笑顔を浮かべ手を差し出すキースを、警戒する猫の様にジックリ観察した後マイクは手を伸ばしガッシリと握手を交わした。
「で、なぜ俺をマリンの部屋に呼び出したんです?見た所マリンを人質に、俺に強制的に依頼をさせようとする気はないみたいですが……。それともマリンの永遠の人である俺に脅しでも?」
「はっは、随分とろくでもないイメージが付いてるようだね。君の貴族に対する印象がとてもよく分かる。────実際、そんな奴等ばかりだしね。だが、安心してくれ。私も最強と謳われるS級冒険者に喧嘩を売る程、バカではないよ。
この悲惨な容姿を持ち、”醜き公爵”と笑われる私を少しは信用してくれないだろうか?
君とは、色々と分かち合えるモノが多いと……勝手に思っているのだけれど。」
返事は無いが、押し黙ったマイクに肯定と捉えたキースは”少し長い話になる。一旦座らないかい?”と提案した。
すっかり置いてけぼりになっているマリンは、内心焦っていた。
(まずいっ!!まずいぞぉ~~???何かピリついてるし雰囲気がシリアスっぽい!!こいつぁ真面目な話の匂いがぷんぷんするぜえぇ??最悪話終わった後”そんな空気じゃないし”とか言って解散するに違いない!!私の第6感がそう言っている!!知らんけど!!!
これは先に手を打たなければ負ける!デュエル開始のフィールドを自分のテリトリーに持ってこなければ!!3Pの野望が!!ここで散ることになるぞマリン!!!!!)
勝負の勘が働いたマリンは、早速行動に移った。
ソファテーブルに向かう二人の手を取り、進む足を止める。
「??マリン?」
「どうかしたかい?マリン?」
不思議そうに見つめる二人に向かって、上目遣いで目をうるうるさせプクーッと頬を膨らませる。
「……二人とも、マリン無視しちゃダメっ!」
ギュンッ!!と胸に衝撃が走った二人だが、奥歯を噛みしめつつ耐える。
「マ、マリン?別に無視なんかしてないよ?」
「そうだよ、マリン。君を無視なんてする訳ない、出来るはずがないだろう?こんなに美しい女性がいるのに、他に目をやれると思うかい?」
「だって、二人でずっと話してた…。マリン、今日2人を独り占め出来ると思って楽しみにしてたのにっ!あ、あんなオジサンに迫られてっ、こ、怖かったからっ、2人にギューっていっぱいしてもらおうと思ったのにっ、マリンのこと無視して2人で握手したぁ!」
う、っひっく、ぅ、ポロポロと小さく泣いて拗ねる可愛らしい美女を、自身の想い人の我儘が聞けない男などいるだおるか?いや!!!いない!!!(クソデカボイス)
「マ、マリン!!!すまなかった!!今日も明日も、いつだって俺を独り占め出来るのはマリンだけだよ!!」
マイクはガバッ!とマリンを正面から抱きしめ、あまりの可愛らしさに悶えていた思いを込める。
「あぁ、マリン。君の胸中を感じ取れず、すまなかったね。あぁ、この気が利かない役立たずの年寄りをどうか許しておくれ。」
キースはマリンの後ろから抱き着き、慰めるように頭を撫で許しを請うた。
「んっ、もぅマリン仲間外れにしない?ずっと一緒?ギューってしてくれる?」
「あぁ!!」「もちろんだよ」
内心ニヤァっと笑いつつ、頬を染め安心したようにヘニョっと笑みを浮かべ「ん、へへ。マイクとキース様大好き。」とダメ押しでトドメを刺した。
「!!!!!お、俺も!!マリンが大好きだっ!!」
「ふふふ、私もマリンが大好きだよ、愛してる…私の女神。」
トロトロに溶け切った自身を見つめる瞳を見て、マリンは先制攻撃の成功を確信する。
こうなればこの洗脳()が効いているうちに、フィールド設定をすれば勝ったも同然!!
二人をそのまま引っ張り、3人でベッドに横たわる様に倒れこんだ。
「うぉっ?!」「っ!!おっと、」
驚いている隙に正面にマイク、背後にキースがピッタリとくっつく様に調整する。
さっきの洗脳()が効いている為面白いくらい抵抗なく思い通りに動いてくれる。
マリンの豊満なおっぱいとマイクのムキムキ雄っぱいがムギュッとくっつき、キースの両腕を下乳のところに持ってきてプリプリのお尻をキースの息子のポジションに押し付けてポジション設定完了。
ふんすっ!と満足した様子でニコニコしているマリンに、二人は思わず顔を合わせる。
可愛い。それはそれは可愛いし、この体勢は色々と美味しい。めちゃくちゃ嬉しい、のだが。
「マリン、あ~。その~。」
「…マリン、くっつくのは、その。話の後にしないかい?この状態では話しにくいんじゃないかな?」
(私に直接意見が言えないくらい可愛さでノックアウトされてるマイクはもう大丈夫だ。最後の敵はキース様の理性!!お前だっ!!!!)
「…さっき、ギューってしてくれるって、言ったぁ。」
ウルウルしながら、顔を仰け反りキースを見つめる。その際、お尻をスリスリと自然に擦り付けるのがポイントだ。
更に追加で下乳に固定している両手をニギニギと握る…様に見せかけおっぱいに押し付ける。
「…そうだね、マリンのしたい様にしよう。私達はマリンのモノだからね?」
カンカンカーーーーーーン!!とノックダウンのベルが鳴った(気がした)。
(完っ全っ勝っ利!!!!ぶっははははは!!見たか私の猛追を!!!これでいくら真面目な話しても何もせずに帰るというハードルは馬鹿高くなった!!!だってベッドにいるのにエッチしないで帰るのは生理の時だけって決まってるもの(決まってない)!!!!私は今生理じゃない!むしろスキルで拒絶してる!!!ということは!!!そう!!!3P勝確~~~~!!!!!)
2人は想い人の可愛い我儘にニコニコし、1人は邪な野望に王手がかかった(と思い込んで)ニコニコ。
それはそれは幸せそうな3人が、ベッドに横たわっていた。
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