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おとめげぇむ???
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メイド改めララ曰くどうやらこの世界は『おとめげぇむ』という預言書があってどうやらその預言書ではわたくしことアレクサンドラは『悪役令嬢』の役割らしいんですの。
この『悪役令嬢』がその預言書内で1番不幸な目に遭ってしまうからそれを止める為に偽物のララとの出会いの前に隠そうとしたらしいのよね...
でも隠すというより誘拐よね...はっきり言うと...
まぁ真実を話してそのまま学園に行かない様にって言ってもわたくし信じはしなかったとは思うわ...うん...
で本来その預言書に書かれている『ヒロイン』はどうも目の前のメイドのララらしいのだけど、勉強のため学園に行きたくないし、そんな厄介な立場になりたくないからと庶民として自立しさっさと今の旦那様とやらの元でメイドとして仕事をしていたらしいわ...ララ曰く『かなりひねくれ者だけど金払いだけは良いですからね』らしいわ...
ただどうやらその『ヒロイン』ララが『ヒロイン』としての役割を降りたのに別の存在が『ヒロイン』に成り代わり自分とおんなじ顔と名前で登場したのを旦那様経由で知る事になって、更に悪い事に高位貴族の子息に手当たり次第色目を使うので『これはまずい!きっと何か魔物か何かがすり替わっている!』とララがその旦那様に相談して力を貸して貰ったらしいのね...
流石にその旦那様も実際のメイドのララを知っているし、どうやら男爵家を調べると何か悪魔召喚を行った形跡とかかなり危険な話が出て、その偽物のララがどうも召喚された淫魔であるとの情報もあって...そんなまずいものは倒す必要があるからとどうやら旦那様とやらが今行動しているみたいね。
「そんな事になってるなんて...」
「ですからもう少しだけここでじっとしていて下さいませ、ね?」
とメイドのララはニッコリ笑う。
そんな時だったわ!
周囲がガタガタと大きく揺れ出す!
「ええっ!地震ですの????」
「そんな...でももしかしたら、アレクサンドラ様!私に捕まってて下さいませ!」
メイドのララにぎゅっと捕まると急に床が崩れて2人で落ちていくわ!
「きゃああああ!」
「アレクサンドラ様!」
そのまま落ちて死んじゃうのかと思ったけど、そのまま木の床に2人で倒れ込む!
この『悪役令嬢』がその預言書内で1番不幸な目に遭ってしまうからそれを止める為に偽物のララとの出会いの前に隠そうとしたらしいのよね...
でも隠すというより誘拐よね...はっきり言うと...
まぁ真実を話してそのまま学園に行かない様にって言ってもわたくし信じはしなかったとは思うわ...うん...
で本来その預言書に書かれている『ヒロイン』はどうも目の前のメイドのララらしいのだけど、勉強のため学園に行きたくないし、そんな厄介な立場になりたくないからと庶民として自立しさっさと今の旦那様とやらの元でメイドとして仕事をしていたらしいわ...ララ曰く『かなりひねくれ者だけど金払いだけは良いですからね』らしいわ...
ただどうやらその『ヒロイン』ララが『ヒロイン』としての役割を降りたのに別の存在が『ヒロイン』に成り代わり自分とおんなじ顔と名前で登場したのを旦那様経由で知る事になって、更に悪い事に高位貴族の子息に手当たり次第色目を使うので『これはまずい!きっと何か魔物か何かがすり替わっている!』とララがその旦那様に相談して力を貸して貰ったらしいのね...
流石にその旦那様も実際のメイドのララを知っているし、どうやら男爵家を調べると何か悪魔召喚を行った形跡とかかなり危険な話が出て、その偽物のララがどうも召喚された淫魔であるとの情報もあって...そんなまずいものは倒す必要があるからとどうやら旦那様とやらが今行動しているみたいね。
「そんな事になってるなんて...」
「ですからもう少しだけここでじっとしていて下さいませ、ね?」
とメイドのララはニッコリ笑う。
そんな時だったわ!
周囲がガタガタと大きく揺れ出す!
「ええっ!地震ですの????」
「そんな...でももしかしたら、アレクサンドラ様!私に捕まってて下さいませ!」
メイドのララにぎゅっと捕まると急に床が崩れて2人で落ちていくわ!
「きゃああああ!」
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