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Chapter2:Jealous lover
カンノーリ
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ジョナサンを教えて3日...驚異的な集中力で絵本を全部正しい発音ですらすらと読める様になったわ!
「ヨルクはとっても不満な顔でこう言いました『どうしてヘチマの葉っぱが枯れてしまうのか!』すると神様はヨルクに言います。『ヨルクよ、お前がそのヘチマの葉っぱが惜しいと思うなら、わたしがテルニの民を惜しいと思うのはもっともなことではないか』」
とヨルク冒険を最後までちゃんと読み切ったわ!偉いわ!
「全部読めました!」
「凄いわ!あんなに片言で怪しげだったのに!」
ジョナサンと2人で諸手を挙げて喜ぶ。
「これでスザンナさんとお話し出来る日が近づきました!」
まぁまだ普通に会話するにはもう少し努力が必要みたいだけど、通じるくらいになってる!
「このまま頑張れば日常会話も怪しくなく話せそうね、ジョナサン」
「本当?」
「じゃあ次はコレね!絵本から昇格よ!」
と今度は子供向けの伝記『ウルムの英雄 賢者マテウス』を渡す。
「また本の朗読ですか」
とややうんざり目の表情だけど、これは必要なのよジョナサン。
「これを読める様になればもっと話せる様になるはずよ!それに明日はスザンナも来るって言ってたしね!」
「頑張ります!」
ジョナサンやる気がみなぎっているわ!
そうしている内にタイミングを見計らってかディビッドがやってくる。
「2人とも休憩にしませんか?」
笑顔でトレーにカンノーリと珈琲を持ってやって来たわ!
しかもチョコやドライフルーツやナッツを散らして色とりどりにしてる!
「あ!カンノーリ!」
「ティナ、カンノーリ好きなんですか?ウルムにいるならと試しに作ってみたんですよ」
とテーブルにトレーを置いて椅子に座る。
「お兄様の好物なのよ、もし良かったら持ち帰りの分って用意できるかしら?」
きっとお兄様喜ぶわ!
「ええ、良いですよ!将来の義兄になる方ですから、とびっきりの物を作りますよ!」
良い笑顔でディビッドは答える...うん...義兄ね...実際お兄様に合わせたらお兄様どんな顔するのかしら...パパはただ喜ぶだけな気がするけど、エスタバン様の時もそうだったし...。
「あとカンノーリなら珈琲の方が合うかなと入れてみましたが、苦いようならクリームと砂糖もありますよ」
珈琲もとても良い香りね、でも苦いのが苦手だからクリームとお砂糖はちゃんと入れてからにしましょう!
「カンノーリおいしい!」
ジョナサンがカンノーリをむしゃむしゃ食べる、私も一つとって口にする!
美味しい!いつものお店のよりも凄い美味しい!クリームが違うのかしら???生地もいつもよりサクサクして油っぽく無いわ!
「気に入ってくれましたか?」
ニコニコと笑顔を見せてくれる、やっぱりお菓子作りの天才は違うのかしらね...
あ!ちょっとクリームが口の端のについちゃった、と思ったらディビッドが顔を近づけて来てペロリと舐めて来たわ!
「きゃっ!」
「クリームがついてたので」
「ちょっと!ジョナサンが居るのに!」
他の人の目の前でなんて事をするのよ...はっ!そう言えばマキシムさんがいても舌を入れてくるキスするなまぐさだったわ!
「僕の目の前で何をしているんですか!」
ジョナサンは真っ赤になって顔を覆う。
「でもこれじゃあ足りないから...」
と無理矢理キスしようとしてくるわ!
「ちょっと!せめてジョナサンがいない所で!」
「じゃあ私の部屋に行きましょう!」
「ってちょっともしかして!ダメよ!」
抵抗するもそのまま抱きかかえられてジョナサンの部屋からディビッドの部屋へ...えええ!ちょっとジョナサンがいるのにエッチな事する気なのぉ???
「ティナの部屋にも気軽に行けない今、ここでしか愛し合う事ができませんしねぇ」
と言ってベッドへ寝かされちゃったわ!きゃあ!
「ヨルクはとっても不満な顔でこう言いました『どうしてヘチマの葉っぱが枯れてしまうのか!』すると神様はヨルクに言います。『ヨルクよ、お前がそのヘチマの葉っぱが惜しいと思うなら、わたしがテルニの民を惜しいと思うのはもっともなことではないか』」
とヨルク冒険を最後までちゃんと読み切ったわ!偉いわ!
「全部読めました!」
「凄いわ!あんなに片言で怪しげだったのに!」
ジョナサンと2人で諸手を挙げて喜ぶ。
「これでスザンナさんとお話し出来る日が近づきました!」
まぁまだ普通に会話するにはもう少し努力が必要みたいだけど、通じるくらいになってる!
「このまま頑張れば日常会話も怪しくなく話せそうね、ジョナサン」
「本当?」
「じゃあ次はコレね!絵本から昇格よ!」
と今度は子供向けの伝記『ウルムの英雄 賢者マテウス』を渡す。
「また本の朗読ですか」
とややうんざり目の表情だけど、これは必要なのよジョナサン。
「これを読める様になればもっと話せる様になるはずよ!それに明日はスザンナも来るって言ってたしね!」
「頑張ります!」
ジョナサンやる気がみなぎっているわ!
そうしている内にタイミングを見計らってかディビッドがやってくる。
「2人とも休憩にしませんか?」
笑顔でトレーにカンノーリと珈琲を持ってやって来たわ!
しかもチョコやドライフルーツやナッツを散らして色とりどりにしてる!
「あ!カンノーリ!」
「ティナ、カンノーリ好きなんですか?ウルムにいるならと試しに作ってみたんですよ」
とテーブルにトレーを置いて椅子に座る。
「お兄様の好物なのよ、もし良かったら持ち帰りの分って用意できるかしら?」
きっとお兄様喜ぶわ!
「ええ、良いですよ!将来の義兄になる方ですから、とびっきりの物を作りますよ!」
良い笑顔でディビッドは答える...うん...義兄ね...実際お兄様に合わせたらお兄様どんな顔するのかしら...パパはただ喜ぶだけな気がするけど、エスタバン様の時もそうだったし...。
「あとカンノーリなら珈琲の方が合うかなと入れてみましたが、苦いようならクリームと砂糖もありますよ」
珈琲もとても良い香りね、でも苦いのが苦手だからクリームとお砂糖はちゃんと入れてからにしましょう!
「カンノーリおいしい!」
ジョナサンがカンノーリをむしゃむしゃ食べる、私も一つとって口にする!
美味しい!いつものお店のよりも凄い美味しい!クリームが違うのかしら???生地もいつもよりサクサクして油っぽく無いわ!
「気に入ってくれましたか?」
ニコニコと笑顔を見せてくれる、やっぱりお菓子作りの天才は違うのかしらね...
あ!ちょっとクリームが口の端のについちゃった、と思ったらディビッドが顔を近づけて来てペロリと舐めて来たわ!
「きゃっ!」
「クリームがついてたので」
「ちょっと!ジョナサンが居るのに!」
他の人の目の前でなんて事をするのよ...はっ!そう言えばマキシムさんがいても舌を入れてくるキスするなまぐさだったわ!
「僕の目の前で何をしているんですか!」
ジョナサンは真っ赤になって顔を覆う。
「でもこれじゃあ足りないから...」
と無理矢理キスしようとしてくるわ!
「ちょっと!せめてジョナサンがいない所で!」
「じゃあ私の部屋に行きましょう!」
「ってちょっともしかして!ダメよ!」
抵抗するもそのまま抱きかかえられてジョナサンの部屋からディビッドの部屋へ...えええ!ちょっとジョナサンがいるのにエッチな事する気なのぉ???
「ティナの部屋にも気軽に行けない今、ここでしか愛し合う事ができませんしねぇ」
と言ってベッドへ寝かされちゃったわ!きゃあ!
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