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プロになる?
二刀流
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ドラフトの発表もあり、マスコミや雑誌記者なども、指名された選手を番組で取り上げる為に、調べていくうちにドラフト指名選手の藤森翔莉が、Jリーガーの藤森翔莉と同一人物である事に驚き、各社取材合戦が始まった。
調べていくうちに、当然翔莉の両親の事故の事も番組の話題に上がり、再び、世間の感心を得るようになった。
悠莉が思い出して可哀想だけど、翔莉はどんな結果が返って来ようとも、最後まで調査してほしい思いがあったので、自分で資金を貯めてでも調べたいのと、テレビを利用して調べてもらう二つの方法を実行しているのだ。
マスコミの待つ家の前を掻き分け、今日も圭介がやってきた。
圭介はジュースを片手に、ソファーに腰を降ろしながら、
「相変わらず、すごいなぁ、日に日に記者の数が増えとるで。」
「俺も毎日、ここに来てたら、テレビとかに映って有名になるかなぁ」
「あほ、余計な事喋るなよ!」と、翔莉も圭介の隣に座った。
「しかし、お前は策士やなぁ?
こういうふうになる事を見込んで今までの事を計画してたんか?」
春になり、いよいよ翔莉の二刀流が始動する。
調べていくうちに、当然翔莉の両親の事故の事も番組の話題に上がり、再び、世間の感心を得るようになった。
悠莉が思い出して可哀想だけど、翔莉はどんな結果が返って来ようとも、最後まで調査してほしい思いがあったので、自分で資金を貯めてでも調べたいのと、テレビを利用して調べてもらう二つの方法を実行しているのだ。
マスコミの待つ家の前を掻き分け、今日も圭介がやってきた。
圭介はジュースを片手に、ソファーに腰を降ろしながら、
「相変わらず、すごいなぁ、日に日に記者の数が増えとるで。」
「俺も毎日、ここに来てたら、テレビとかに映って有名になるかなぁ」
「あほ、余計な事喋るなよ!」と、翔莉も圭介の隣に座った。
「しかし、お前は策士やなぁ?
こういうふうになる事を見込んで今までの事を計画してたんか?」
春になり、いよいよ翔莉の二刀流が始動する。
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