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第二章 domus
Dii Consentes
─ディー・コンセンテス会合場─
「んもーーーー!!ありえない!!!」
静逸なる場に机の鈍い音とミネルヴァの癇性な声が響いた。
「おいおい。そんな怒るなって、黙って微笑んでりゃ綺麗な顔が台無しだぞ?」
茶化す様にカラカラと笑い、頬に手を添え、机に肘を付くヴァルカン。この場に居る者、誰もが「又か」と内心で辟易していた。
「ここ最近ずぅーーっと厩舎に入り浸って、馬の世話してたと思ってたらネプトゥヌスと賭博ですって??!!何してるの!」
「俺の資金だ。お前には関係ないと思うがなぁ」
「お・お・あ・り・よ!アンタん家の母君に賭博はやらせないでって言われてるんだから!!私がしつこく言って、ようやく止めたと思ったら…!」
切羽詰まったミネルヴァの切実な声が小さく放たれるが、ヴァルカンはそんな事も気にも留めず、へらりとした様子で更にミネルヴァの摯実な心を煽った。
「アンタの母君は、アンタが借金とかして破滅しない為に心配してんのよ…それを──!」
「気持ちは分かるわぁ、ミネルヴァ。でも、今はそんな諍いをする為にみんな此処に集まった訳じゃぁ無いのよ?御止めになって」
柔らかくも甲高い声の女が激昂していたミネルヴァを宥める。
「…ケーレス様、申し訳御座いません」
「良いの、良いのよ?ミネルヴァも大変ね、ヴァルカンの御銭の御守りだなんて…賭博癖って、ほら、一度付いてしまうと中々治らないって聞くわ。二年も止めさせられてたのって凄いと思うわ」
ケーレスと呼ばれた女は、手を組み、机に両肘を付いてニコりと口に弧を描いてミネルヴァに微笑んでいる。その相貌はミネルヴァに負けず劣らず、豊麗な気品を纏っていた。
「ほらほら、言われてるぞ」
「~~~~っ…!!!!!」
此処ぞとばかりに、ヴァルカンはケーレスに便乗する形でミネルヴァを煽り倒す。何時もならばメルクリウスが仲立ちに入り、場を収めるのだが、今回は奇しくも不在であった。
……
「…メルクリウスは来ていないのか……」
この会合の主催者である男が、徐に口を開く。
「えぇ、何やら用事が有るようで…」
ミネルヴァは困却した顔を浮かべ、空席になっているメルクリウスの席に目を向けた。
「えー、あいつ結構真面目クンだと思ってたのにサボりか。意外だな」
ニヤニヤとした顔で眼帯の紐を弄るヴァルカンに又しても、沸々と火山の様な怒りを覚えるミネルヴァを見た男が口を開く。
「いい、この会合は義務的なモノではないからな。我が弟も今回は不参加だ。ミネルヴァ、報告を始めてくれ」
「…はい。特待生、ユノ・ディアナについてですが、彼女の総合的見解を述べますと、現状は至って無難。体術戦は下の下。慣れていない様でした」
「めっちゃ息乱してぜえぜえ言ってたなぁ。ははははっ」
「ふふっ、ヴァルカンも其処に居たんでしょう?どうなのかしら」
「……」
その言葉を聞くや否や、ヴァルカンは目を細め、少し間を措いてから喋り出す。
「あー。そう、見たよ。彼女の力をな。」
ヴァルカンは座り崩していた体を起こし、きっちり座り直す。
「彼女は結構ヤバいかもね」
「それは?」
「彼女、元い…ディアナ嬢は幻像魔法の使い手だ」
真面目に語り出したヴァルカンの或る発言で、場が一気に緊迫感を持つ。
「幻像魔法だなんて、又そんな…」
驚きを隠せずにミネルヴァは言葉を漏らす。
「ああ、然も不確定な幻像では無かった。あの蝶は透けもしていなかったし、ちゃんと現実世界に固定出来ていた。」
「“あの蝶”?」
ケーレスが不思議に尋ねた。
「彼女の幻像は蝶なんだ。無数のね…」
「まぁ!素敵」
「驚くべきなのはソレだけじゃない。触れられたんだ、あの蝶は。大概の幻像魔法は幻覚の様な不安定で不確かなモノだ。光の様に透けて触れられない。それは現状の検証結果として、必要魔力量が不足しているからだと結論付けられている。それに従って言うと、彼女、ディアナ嬢の魔力量は途轍もない。察するに上限値を大幅に突破しているらしい、異常な迄に、ね」
「俺よりもか」
「ええ、そのようです。殿下」
何度目かも分らない、この冷え切った会合の中で今、誰よりもユノ・ディアナの存在について危惧していたのは他でもない、ヴァルカンただ一人だった。何せ、間近で前人未踏だった未到達域を、その辺を滑空している鳥を素手で捕まえる位の軽々しさでやってのけた技巧を目撃してしまったのだ。故に、無礼ながら、愚直に 率直に この会合の主催者に嘘偽りなく伝える。
「凄まじいわね…」
「それに、変化もさせていた。彼女が蝶に触れた時、蝶が一本の矢へと変わったんだ」
「ちょっと!それって…!!」
「ああ、分かってる。アレは小規模ながらに立派な変成術だ」
変成。それは神々と人ならざる者達だけに許された御業。神罰と施しにより人が度々変成・変身させられる事は有れども、人が自ら肉体を何か別のものへと変えられる事は出来ない。彼の予言者ティレシアスも面白がって、交尾していた二匹の蛇を杖で叩いた事によって、毎年雌雄が変容する面白……珍しい体になってしまったのだ。詰まる所、変成は外的要因が主である。それを彼女は─
「して、ヴァルカン。矢が有るのならば、弓が無くては意味が無い物だと思うが…」
興味深そうに男が話を進めるべく、口を開く。
「はい。それも今から説明しようと思っていた所です。結論から申し上げますと、弓も勿論持っていました。銀色の長弓で、重量感が有る変わった形状をしていました。胸部に手を差し入れ、弓を取り出していたのを見るに、普段は心臓部に格納していると思われます」
「異例だらけだな…」
此処に来ても尚、聞いた事も無い事象ばかりの報告。ユノ・ディアナ。彼女の宗門はアルテミス神だと事前に聞き入れていたが、アルテミス神から何か特別な加護でも賜っているのだろうか…そうとしか考えられない程、彼女の存在は異端であった。
男は眉に皺を寄せ、顎に手を添えて考え込む。その様子を見たミネルヴァも、険しい顔付きで己を抱き締める様に腕を組んで、両肘を両手で撫で付ける。緊張が張る場の中で唯一ケーレスだけが、何時もと変わらない平静さを保っていた。
「うんうん、成る程ね~。プレブスの特待生たる所以も頷けるわぁ。そこ迄凄いのなら、私も一度、御会いしてみようかしら?」
「ケーレス様、流石にそれは…」
「いや、この件はヴァルカンに全て一任してある。今月のサートゥルナリア祭で色々又、探りを入れてくれ。未だ何か隠し持ってるやもしれん」
「御心の儘に」
恭しく頷くヴァルカン。ミネルヴァは少し不安な面持ちを隠せず、誰の顔も見れずにいた。
「皆、忙しい中少数ながらも集まってくれ感謝する。では、今祭の終わりに又、此処で会おうとしよう」
─── ─…
会合場を出た先の廊下の隅で、二人の男と女が何やら話し込んでいるが、決して恋仲のソレでは無い雰囲気が伺える。友人の様な軽やかさは無く、家族の穏やかさを感じるものでも無い。だとすれば、親しさを感じる彼らの関係は何だと云うのだろうか。
「ねぇ。今月のサートゥルナリア祭、賭博の一つでも手を出そうもんならアンタの髪の毛、鳥達に毟らせるから…」
腕を組んで片足を忙しなく動かしているのは、負の感情の現れだと、随分付き合いの長い男はよく理解している。
「おお、こわ。まーた、偵察獣を付けさせて監視するのか?前回は確か、兎だったか…齧歯類の歯ってマジで痛いんだよなぁ」
「賭博のやり過ぎで頭狂ったの?栗鼠よ栗鼠!」
「んもーーーー!!ありえない!!!」
静逸なる場に机の鈍い音とミネルヴァの癇性な声が響いた。
「おいおい。そんな怒るなって、黙って微笑んでりゃ綺麗な顔が台無しだぞ?」
茶化す様にカラカラと笑い、頬に手を添え、机に肘を付くヴァルカン。この場に居る者、誰もが「又か」と内心で辟易していた。
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「アンタの母君は、アンタが借金とかして破滅しない為に心配してんのよ…それを──!」
「気持ちは分かるわぁ、ミネルヴァ。でも、今はそんな諍いをする為にみんな此処に集まった訳じゃぁ無いのよ?御止めになって」
柔らかくも甲高い声の女が激昂していたミネルヴァを宥める。
「…ケーレス様、申し訳御座いません」
「良いの、良いのよ?ミネルヴァも大変ね、ヴァルカンの御銭の御守りだなんて…賭博癖って、ほら、一度付いてしまうと中々治らないって聞くわ。二年も止めさせられてたのって凄いと思うわ」
ケーレスと呼ばれた女は、手を組み、机に両肘を付いてニコりと口に弧を描いてミネルヴァに微笑んでいる。その相貌はミネルヴァに負けず劣らず、豊麗な気品を纏っていた。
「ほらほら、言われてるぞ」
「~~~~っ…!!!!!」
此処ぞとばかりに、ヴァルカンはケーレスに便乗する形でミネルヴァを煽り倒す。何時もならばメルクリウスが仲立ちに入り、場を収めるのだが、今回は奇しくも不在であった。
……
「…メルクリウスは来ていないのか……」
この会合の主催者である男が、徐に口を開く。
「えぇ、何やら用事が有るようで…」
ミネルヴァは困却した顔を浮かべ、空席になっているメルクリウスの席に目を向けた。
「えー、あいつ結構真面目クンだと思ってたのにサボりか。意外だな」
ニヤニヤとした顔で眼帯の紐を弄るヴァルカンに又しても、沸々と火山の様な怒りを覚えるミネルヴァを見た男が口を開く。
「いい、この会合は義務的なモノではないからな。我が弟も今回は不参加だ。ミネルヴァ、報告を始めてくれ」
「…はい。特待生、ユノ・ディアナについてですが、彼女の総合的見解を述べますと、現状は至って無難。体術戦は下の下。慣れていない様でした」
「めっちゃ息乱してぜえぜえ言ってたなぁ。ははははっ」
「ふふっ、ヴァルカンも其処に居たんでしょう?どうなのかしら」
「……」
その言葉を聞くや否や、ヴァルカンは目を細め、少し間を措いてから喋り出す。
「あー。そう、見たよ。彼女の力をな。」
ヴァルカンは座り崩していた体を起こし、きっちり座り直す。
「彼女は結構ヤバいかもね」
「それは?」
「彼女、元い…ディアナ嬢は幻像魔法の使い手だ」
真面目に語り出したヴァルカンの或る発言で、場が一気に緊迫感を持つ。
「幻像魔法だなんて、又そんな…」
驚きを隠せずにミネルヴァは言葉を漏らす。
「ああ、然も不確定な幻像では無かった。あの蝶は透けもしていなかったし、ちゃんと現実世界に固定出来ていた。」
「“あの蝶”?」
ケーレスが不思議に尋ねた。
「彼女の幻像は蝶なんだ。無数のね…」
「まぁ!素敵」
「驚くべきなのはソレだけじゃない。触れられたんだ、あの蝶は。大概の幻像魔法は幻覚の様な不安定で不確かなモノだ。光の様に透けて触れられない。それは現状の検証結果として、必要魔力量が不足しているからだと結論付けられている。それに従って言うと、彼女、ディアナ嬢の魔力量は途轍もない。察するに上限値を大幅に突破しているらしい、異常な迄に、ね」
「俺よりもか」
「ええ、そのようです。殿下」
何度目かも分らない、この冷え切った会合の中で今、誰よりもユノ・ディアナの存在について危惧していたのは他でもない、ヴァルカンただ一人だった。何せ、間近で前人未踏だった未到達域を、その辺を滑空している鳥を素手で捕まえる位の軽々しさでやってのけた技巧を目撃してしまったのだ。故に、無礼ながら、愚直に 率直に この会合の主催者に嘘偽りなく伝える。
「凄まじいわね…」
「それに、変化もさせていた。彼女が蝶に触れた時、蝶が一本の矢へと変わったんだ」
「ちょっと!それって…!!」
「ああ、分かってる。アレは小規模ながらに立派な変成術だ」
変成。それは神々と人ならざる者達だけに許された御業。神罰と施しにより人が度々変成・変身させられる事は有れども、人が自ら肉体を何か別のものへと変えられる事は出来ない。彼の予言者ティレシアスも面白がって、交尾していた二匹の蛇を杖で叩いた事によって、毎年雌雄が変容する面白……珍しい体になってしまったのだ。詰まる所、変成は外的要因が主である。それを彼女は─
「して、ヴァルカン。矢が有るのならば、弓が無くては意味が無い物だと思うが…」
興味深そうに男が話を進めるべく、口を開く。
「はい。それも今から説明しようと思っていた所です。結論から申し上げますと、弓も勿論持っていました。銀色の長弓で、重量感が有る変わった形状をしていました。胸部に手を差し入れ、弓を取り出していたのを見るに、普段は心臓部に格納していると思われます」
「異例だらけだな…」
此処に来ても尚、聞いた事も無い事象ばかりの報告。ユノ・ディアナ。彼女の宗門はアルテミス神だと事前に聞き入れていたが、アルテミス神から何か特別な加護でも賜っているのだろうか…そうとしか考えられない程、彼女の存在は異端であった。
男は眉に皺を寄せ、顎に手を添えて考え込む。その様子を見たミネルヴァも、険しい顔付きで己を抱き締める様に腕を組んで、両肘を両手で撫で付ける。緊張が張る場の中で唯一ケーレスだけが、何時もと変わらない平静さを保っていた。
「うんうん、成る程ね~。プレブスの特待生たる所以も頷けるわぁ。そこ迄凄いのなら、私も一度、御会いしてみようかしら?」
「ケーレス様、流石にそれは…」
「いや、この件はヴァルカンに全て一任してある。今月のサートゥルナリア祭で色々又、探りを入れてくれ。未だ何か隠し持ってるやもしれん」
「御心の儘に」
恭しく頷くヴァルカン。ミネルヴァは少し不安な面持ちを隠せず、誰の顔も見れずにいた。
「皆、忙しい中少数ながらも集まってくれ感謝する。では、今祭の終わりに又、此処で会おうとしよう」
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「ねぇ。今月のサートゥルナリア祭、賭博の一つでも手を出そうもんならアンタの髪の毛、鳥達に毟らせるから…」
腕を組んで片足を忙しなく動かしているのは、負の感情の現れだと、随分付き合いの長い男はよく理解している。
「おお、こわ。まーた、偵察獣を付けさせて監視するのか?前回は確か、兎だったか…齧歯類の歯ってマジで痛いんだよなぁ」
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