13歳の国民的アイドルはクラスの男子に恋しました

プロローグ

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中学2年の春　私は初恋をした_____。

教室のベランダでスマホをいじる私、山石夏目は自分で言うのもなんだけど学校一の美少女です。そして今なんとすごいお知らせが届きました、あこがれのアイドルグループ「サクラサク」のアイドルオーディションに合格しました。
「サクラサク」とはメンバー12歳～20歳で15人の女性の国民的アイドルグループで今では世界でも人気がある。
その「サクラサク」のアイドルオーディションに受かってしまったのです、心の中で今までにないような喜びであふれている。親には帰ってから言うつもりだ、 
そんな心の叫びにも負けないくらいの黄色い声援が教室から聞こえる。クラスの女子が教室で王様ゲームをしているのであった、後から聞いたのだが1番と2番がクラス男子でイケメンの男子の名前を言うというもので二人共クラスメイトの城ケ崎大樹の名前を言ったという。
その城ケ崎大樹とは顔や頭の良さ、運動神経は人一倍だがそれ以外は何とも言えない、恋愛には興味がなく男子と戯れている一応女優やアイドルは好きらしいが。意外と大樹を好きな女子と嫌いな女子の差が激しく後輩からは嫌われている、ママさんたちからはかなりの人気がある。
私は、好きか嫌いかって聞かれると普通と答える、私は彼のことをそんなに知らないのでわからない。
そんな、よくわからない男子が人気よりも私が人気アイドルグループに合格したことのほうが私は良いことだ。
‐－－－－私はアイドルとして一生懸命仕事に励みたい。