13歳の国民的アイドルはクラスの男子に恋しました

第1章 アイドルなのにっ！

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サクラサクの公式ブログに新しいメンバーが発表された次の日の朝だった…。
朝いつもと同じように遅刻ギリギリの時間に家を出た、学校は近いから走って3,4分で着く。

教室の扉を開けると、皆が一斉にこちらを向いた、そしてクラスのほとんどのひとが私を囲んだ。
あいつ、城ケ崎大樹を除いては…だけど。なんでそんなに女子と話をしようとしないのか私は気になった
なんでだろう、ちょっと彼のことをを知りたくなった


その日の放課後仕事があるので、余裕を持てるようにすぐに教室を出ようとおもってた。
そして学校が終わった、鞄の用意をして教室をでた私の少し前にに大樹も出ていた、廊下に出ると大樹が突っ立って、私も目をじっと見てきた、そして
「なぁ、大嶋お前　良かったな、サクラサクのメンバーになれて」
え？なんで、今言うの？
「何？急に…」
「俺サクラサクのファンなんだ、お前ずっと小学生の時から歌やダンスの練習、クラス会に積極的に取り組んでいただろ、絶対にサクラサクのいいメンバーになれるよ」
そう言って、軽く微笑んだ。初めて大樹の私に向けての笑顔を見た。


始めての感情だった