5回目の転生でやっと村人に

死天使魅飛

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幕間ーうごめく者ー

ー謎の青年ー

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 禍々しいオーラが漂う城にその男はいた。
 ふ、予想通りにキュリオシティは動いてくれたか。
 ヘイトレッドもキュリオシティの世話で見動きが取れないはず。
 今のうちに次の作戦を準備段階に移るか。
 面白くなってきたぞ。
 しかし、面白くなってきたからと言って油断は大敵だ。
 油断のせいで命を落としたこともある。
 見る限り、あの子供はまだ本気を出していないようだ。
 もしかしたら、転生者かもしれない。
 どこかの集落に転生をする集落があるそうだから、そこの人間かもしれない。
 だがそれだと勝つのはキュリオシティでは厳しいだろう。
 だが、負けても作戦には問題ない。
 そもそもこの作戦では、キュリオシティやヘイトレッドには死んでもらうつもりなのだ。
 しかし、不安は残る。
 あの子供はとても不気味なのだ。
 俺の能力を持っても、未来が見えない。
 予測不能なのだ。
 予測不能なのはこれで2人目。
 あの子供見た感じ半分以下の力でミノタウロスを圧倒していた。
 もしもあの子供が作戦に感づき、2人に真実を教えてしまったら…
 そう考えると、やはりこの作戦には穴がある。
 消しておくべきか…
 そう思い、考える。
 だがこちらにメリットがあまりない。
 危険を犯してまで殺る必要はないのだ。
 それに作戦に気づく恐れなどほとんどない。
 心配しすぎなのか、それとも本能がそう叫んでるのか。
 どちらにせよ、まだ相手は俺には遠く及ばない。
 急激な魂の成長がない限り俺には追いつかないだろう。
 その余裕は果たしてそれは慢心なのか、それとも実力に裏打ちされたものなのか、それは誰も知らない…
 
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