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3章〜原初の魔国〜
〜ちゃっちゃっと終わらせよう〜
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「まず、最初に謝罪をする。すまなかった」
開口一番に皇帝さんから出たのは、謝罪だった。
「お主の村が魔霧の村の異変の原因だと暗部が突き止めたので、調査に向かっていたのだ」
なるほどね。まぁ仕方がないだろう。
俺がその立場なら間違いなく暗部なりなんなりを出している。
相手が友好なのか分からないのに使者を送って死者になられても困るしね。
え、?ふざけてる?なんのことかな?
まぁツキカゲがちょっと荒っぽくって魂抜いちゃったみたいだけど、まぁ戻してあげたから大丈夫だろう。
「うん。まぁ仕方ないですよ。こちらこそ必要以上いたぶってしまいすみません」
俺はツキカゲに視線を送る。
ツキカゲも意味は分かっただろう。
ツキカゲは優秀なのだ。
「いや、しかしよかった。あの村の主がお主で。暴力的ではないし。お詫びとして我が『ネーベル魔人帝国』が国交を開かせてくれんか?こちらからは不可侵条約と有事の際の協力を誓おう。それに我が国が後ろ盾となれば人間国家には意味がないが、他の魔人からのちょっかいが無くなるぞ」
お、いいね。それ!
とくに魔人からのちょっかいがいい。
ただでさえ広いあの敷地。
ツキカゲだけではどうすることもできず。
雑魚は放置状態なのだ。
まぁツキカゲが巡回してたら、勝手に逃げるから居座られることは無いんだけど。
「ぜひ!魔人からのちょっかいは少しうざかったんで、ぜひ!とてもありがたいです。しかしなぜそこまで?」
そう口にして気づいた。
何気ない一言だったが、何故なんだろう?
まさか何か企んでいるのでは?
やばい!
と思ったが、考え過ぎだった。
「ああ。そのことだが、無償でそれを行うのは少々我が国としても、負担が大きい。なのであの果実を分けてくれないだろうか。あそこの果実は魔力が多く含まれていて、魔力回復の効き目もあると聞いた。あの果実を毎月一定量ずつくれたら、こちらとしても嬉しいのだが…どうだ?」
なんだそんなことか。
そのくらい簡単だ。
あの畑は俺が暇つぶしに作っただけ。
と言うか畑がないとただの更地になってしまうので、畑があるだけでいいのだ。
ぶっちゃけ果実の方はどうだっていい。
ツキカゲの分はちゃんとなきゃだけど。
あと、悪魔って食べ物いるんだな。
「ああ。そんなことなら全然大丈夫だ。あそこにはツキカゲしか住んでいないから、ツキカゲ分だけ残しておいてくれたら持ってってくれて構わない。だけど種まきとかは手伝ってね。」
よし、これで面倒だと思ってた種まきもクリアできたし、思いっきり遊べる。
まさにウィンウィンってやつだ。
「ありがとう。それでは我が国からは魔人の牽制と有事の際の協力。そちらからは果実の供給と、有事の際の協力。これを、条件に不可侵条約を結ぶがいいな?」
「うん、大丈夫です。」
俺は書類にサインをした。
これで俺の第3の故郷「魔霧の村」は安全になった。
たまに帰ってきて農業やるのもいいかもな。
せっかく村人になったんだし。
よし、魔物の国行くか。
開口一番に皇帝さんから出たのは、謝罪だった。
「お主の村が魔霧の村の異変の原因だと暗部が突き止めたので、調査に向かっていたのだ」
なるほどね。まぁ仕方がないだろう。
俺がその立場なら間違いなく暗部なりなんなりを出している。
相手が友好なのか分からないのに使者を送って死者になられても困るしね。
え、?ふざけてる?なんのことかな?
まぁツキカゲがちょっと荒っぽくって魂抜いちゃったみたいだけど、まぁ戻してあげたから大丈夫だろう。
「うん。まぁ仕方ないですよ。こちらこそ必要以上いたぶってしまいすみません」
俺はツキカゲに視線を送る。
ツキカゲも意味は分かっただろう。
ツキカゲは優秀なのだ。
「いや、しかしよかった。あの村の主がお主で。暴力的ではないし。お詫びとして我が『ネーベル魔人帝国』が国交を開かせてくれんか?こちらからは不可侵条約と有事の際の協力を誓おう。それに我が国が後ろ盾となれば人間国家には意味がないが、他の魔人からのちょっかいが無くなるぞ」
お、いいね。それ!
とくに魔人からのちょっかいがいい。
ただでさえ広いあの敷地。
ツキカゲだけではどうすることもできず。
雑魚は放置状態なのだ。
まぁツキカゲが巡回してたら、勝手に逃げるから居座られることは無いんだけど。
「ぜひ!魔人からのちょっかいは少しうざかったんで、ぜひ!とてもありがたいです。しかしなぜそこまで?」
そう口にして気づいた。
何気ない一言だったが、何故なんだろう?
まさか何か企んでいるのでは?
やばい!
と思ったが、考え過ぎだった。
「ああ。そのことだが、無償でそれを行うのは少々我が国としても、負担が大きい。なのであの果実を分けてくれないだろうか。あそこの果実は魔力が多く含まれていて、魔力回復の効き目もあると聞いた。あの果実を毎月一定量ずつくれたら、こちらとしても嬉しいのだが…どうだ?」
なんだそんなことか。
そのくらい簡単だ。
あの畑は俺が暇つぶしに作っただけ。
と言うか畑がないとただの更地になってしまうので、畑があるだけでいいのだ。
ぶっちゃけ果実の方はどうだっていい。
ツキカゲの分はちゃんとなきゃだけど。
あと、悪魔って食べ物いるんだな。
「ああ。そんなことなら全然大丈夫だ。あそこにはツキカゲしか住んでいないから、ツキカゲ分だけ残しておいてくれたら持ってってくれて構わない。だけど種まきとかは手伝ってね。」
よし、これで面倒だと思ってた種まきもクリアできたし、思いっきり遊べる。
まさにウィンウィンってやつだ。
「ありがとう。それでは我が国からは魔人の牽制と有事の際の協力。そちらからは果実の供給と、有事の際の協力。これを、条件に不可侵条約を結ぶがいいな?」
「うん、大丈夫です。」
俺は書類にサインをした。
これで俺の第3の故郷「魔霧の村」は安全になった。
たまに帰ってきて農業やるのもいいかもな。
せっかく村人になったんだし。
よし、魔物の国行くか。
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