純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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先輩親達に突撃インタビュー、、、、なんちゃって

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「と、言う事でおばあちゃんと咲夜さきや兄さん、受講よろしくお願いします」

「「「待て待て待て待て待て待て待て」」」

「何さ、成太せいた君、マコさん、柊月ひづき

「「「展開が早い、マジ早い」」」

次の土曜日、俺は早速現在妊娠中の身近な見方3人を連れて祖父母宅に来て居る。
おばあちゃんと兄さんを前にして3人から一斉にツッコまれてしまった。

「いきなり、さく君から連絡来たと思ったら、此処連れて来られて僕仰天なんだけど」

「確かに母親の極意とか子育て術聞きたいとは言ったけどこう言う事じゃない」

「僕、殆ど初対面なんだけど!朔君!!」

「朔、お前行動が速すぎるだろ」

朔羅さくらちゃんのあぁ言う所段々と冬人ふゆと君に似て来たな」

「だって、子育て経験のある人から聞きたいなら手っ取り早いの此処じゃん?」

「「「ウグッ、、、、」」」

俺の言葉に途端に黙る。まぁ本当の事だから何も言えないのは当たり前なんだけどね!!!!!!

「じゃあ、おばあちゃんからお願い」

「うーん、そうだなぁ。朔羅ちゃんと咲夜ちゃんのお父さん、優朔ゆうさくを産むってなった時は何もかもが初めてだらけで、色々買ったり色んな本を買って知識を得たりした」

「僕も買ってます。オモチャだったら色々」

「でも結局殆ど優朔は使わなかったし、その知識の大半は役に立たなかったのが事実なんだよ」

「「「「え、、、、」」」」

「確かに」

「子供一人一人個性があって、赤ちゃんの時なんかは特にね。これをされるのは赤ちゃんは好きだ、何てネットとかに書いてあっても自分の子供は好きじゃない事なんて沢山ある」
「どんなに親が買ったものを完璧に使いたくたって、子供がそれを喜ぶかが重要。赤ちゃんのうちは抵抗も出来ないけど、2、3歳からは大変。だから俺が言えるのは、そうだなぁ。自分達の理想通りに育てるなんて無理、子供の個性を意思を尊重する事が大事、かな」

「付け足し、だけど自分達がどんなに買っても子供の感性で嫌なものは嫌、なんて言われることはしょっちゅうあるからな」

おばあちゃんと咲夜兄さんの言葉に俺達は顔を見合わせる。
子育てって本当に大変なんだなぁ、と実感すると同時にパパにもそんな時があったんだなぁ、ただ後少し嬉しく思う。

「子供3人育てたって正解なんて未だにどれか分かん無いけど、子供達が幸せだと思える道を歩んでいるなら良いかな。それにもう1つ、ちゃんと子供の気持ちは聞くこと。変に否定なんかしない、それにもしバツイチ子持ちと結婚したいとかバンドマンになりたいとか叶いそうもない事を言って来たら、ちゃんと聞くこと」

「これも付け足すと「中途半端な気持ちで言っている事じゃなく本気なんだと分かったらそれを実行出来るまでの力を、権力を付けなさい」みたいな事だな」

「、、、、、、、、すっごい、タメになる」

「俺、ちゃんと聞けるかなぁ」

「僕危ない事とかさせれないかも」

「、、、、叔父さん大変だったんもなぁ」

「他だと、うーん、、、、もしいきなり学生結婚したいって言われてもドンッと受け止めれる器量を持つ事かな」

「「よし、既に持ってる」」

「「まぁ、そこは大丈夫か」」

「何で持ってるし大丈夫になってるんだよ」

咲夜兄さんがそうツッコむ。
まぁ大抵の事は受け入れれるくらいには俺達色々経験してるからなぁ。
並大抵のビックリ発言でも、ほらぁー、分かる、俺も色々あったから~、とか言えるぐらいには精神ぶっ壊れ機能だと思うし。

「なんか、朔君のおばあちゃんって凄いよね。神って感じ」

「そう?あの神、無駄に食事が豪華になるのと金を無駄に使おうとする人を使役してるんだけど」

「朔君、お祖父様の事そんな風に普段から言ってるの!!?」

「まぁあながち間違ってはないからな、成太」

「それはそれでどうなんだ。まぁ、全国の孫から喜ばれそうだけど」

「、、、、毎年3桁のお年玉とか逆に怖いでしょ」

「朔のおばあちゃん、ちゃんと止めた方が良いですって、朔が可哀想だ」

「一気に朔の方に味方したな、マコ」

「僕、多分子供が産まれて来たら甘やかしちゃうなぁ」

「僕もですよ、八木やぎさん。でも好きな人の子供だと、甘やかしちゃいますよねぇ」

「、、、、両親に甘やかされて育つとどうなるんだろうね、マコさん、咲夜兄さん」

「さぁ、俺は両親より周り派だったし、咲夜君は?」

「俺は結構甘やかされてたけど、まぁ妹弟の事で結構それなりに普通だろ」

「そっかぁ、俺まず甘やかされて育った記憶がないからさぁ」

「「重い重い重い重い重い重い」」

「朔羅ちゃんはこう言う系の話になると一段と強くなるよな」

そんな会話をしてからお昼ご飯を食べて次は咲夜兄さんをインタビューする事にする。
おばあちゃんは、少し席を外すそうだ。

「それで兄さんの子育て術は何?」

「うーん、特にこれと言ってないが、これは長男の母で俺の奥さんを見て、そして双子を育て今現在妊娠している俺から言える事は、、、、」
「、、、、子供は見てないようでちゃんと親の事を見てるって事だ」

「「「「!」」」」

「それは赤ん坊も同じ、親、特に母親の表情で赤ん坊も表情が変わる。母親が辛そうだったら、泣くな」
「親の行動を見て子供も行動するし、親は鏡だ。子供の目から映るものが正解だと、子供は思う。親って言うのは子供にとっては小さい世界の中の正義、なんだよ」

「、、、、なんか、咲夜兄さんがいつになく真っ当な事を言ってて俺ビックリ」

「そっかぁ、確かに僕も昔は両親の言動とか真似してた記憶がある」

「、、、、僕そもそも親の記憶がない」

「成太君、急にぶっ込んで来ないで、、、、でも、そっか、ちゃんと見てるか、言い当てるな」

意外にもちゃんとした助言をくれた咲夜兄さん。伊達にあのマイペース長男を育てた功績がある。でもその場合、フユさんを見て育っちゃったら、、、、確実に美形天然言葉達者な遠回しな言い方と言葉足らずのせいと金銭感覚のズレ発覚からハブられない!?いや、高嶺の花になっちゃう!!?←親バカです

「まぁ、子供を育てるのって正解とかないしな。最終的に子供が幸せな道を歩ませる手助けをするのは親の役目だし、それを自分の行かせたい道に勝手に行かせるのは、自分のエゴで子供の気持ちを無視してるからな」

「何だろう、咲夜さんから後光が見える。ある意味神なのかな」

「落ち着いて、成太君。まぁでも気持ちは分かる」

「子供を育てる上でちゃんとした事をアドバイス出来る朔君のお兄さんって神なんだね」

「まぁ、うち真ん中2人以外はまとも枠でやってるからさ」

「お前、雅之まさゆきの事まとも枠に入れてないのかよ」

「フユさんに手出してるし、、、、ほら、意外と物騒だから」

「、、、、確かに」

「え、そうなの?と言うか納得するの、咲夜君」

まぁ、そんなこんなで兄さんのアドバイスも聞いて最後のアドバイスを貰いに俺達は次のお宅へと向かった。

































「朔羅君良く来てくれたね~」

「「「朔/朔君」」」

「何?」

「「「後でお話があります」」」

「怒んないでよ」

次に来たのは義実家、村瀬むらせ邸に来ております。身近に4人の子供を育てた人がいるんだから使わない手はないよね!!!!!!

「それで朔羅君とそのお友達は僕に何を聞きに来たの???」

「その、俺達はもう母親じゃないですか?だからその、母親の極意を聞きたくて」

「母親の極意かぁ、、、、うーん、そうだなぁ。子供って親にされた事をいつまでも覚えていて意外と大人になっても覚えてるものなんだよね。で、された事は体に染み付いてて無意識にされた事を行動したりする事もある。それが良い事も悪い事もどっちも」
「子供にとって親がする事は全部正義、悪い事じゃないんだって思ってる事は多くて、それが悪い事だって気づくのって、周りに助けてくれる大人が居たり、学校に行く事で分かったりする事もある」

お義母さんの話に俺達は喰い入るように聞く。ちゃんと思っていて考えて居るんだってのが伝わる。おばあちゃんとか咲夜兄さんとは少し違う感じ。

「だから、うーん、例えば僕が忘れて来た物を子供まだ2、3歳の冬人ふゆとが持って来た時に、「ぁ、忘れてたのを持って来てくれたんだね、ありがとう」って言ったり、何か間違えた事を子供に指摘されたら「間違えちゃった?ごめんなさい、次からは気をつけます」、そうやって謝ったり僕はそうやってやってたかな」
「謝るって大人になると素直に言えないけど、ちゃんと自分の非を認めるって、中々出来ない事。子供は親が思って居るよりも成長は早くて、ちゃんと物事を考えてるんだって、事は僕も育てていく上で知った事かな」

「、、、、お義母さん、小説書きません??売れますよ」

「朔羅君、僕を小説家デビューさせるつもり???」

「どうしよう、そうなると僕明らかに甘やかしまくって何しても良いんだって言う子に育てそう、、、、!!」

「成太君、頑張ろう、怒る事。俺は、ちょっと口の悪さと手を出さないようにするか」

「朔君、僕金銭感覚のズレを起こさないようにする教育受けさせた方が良いかな?」

「無理だよ、いくらそんな事をしても、金持ちは止まらない」

「、、、、ゾンビみたいに言わないでよ」

思わず柊月にツッコまれてしまった。それにしても、今気づいたけど、

「そう言えばお義母さん、お義父さんは?」

秋人あきととお仕事。今日は大事な会議らしいんだよ」

「そうなんですね、、、、、、、、因みに、4人の中で1番大変だった子育ては???」

「、、、、そんなのダントツで秋人だよ。あの、女が一々邪魔して来て」

「お義母さん、本当に嫌いですね、あの人。まぁ俺もですけど」

「あの人??」

「ぁー、多分前に言ってた、長男さんの実母、結構な毒親らしくて」

「「うわぁぁ」」

「そう言えばあの人今引きこもりってマジです???」

「マジだよ。一生部屋から出て来て欲しくないよね~、僕の息子達と春人はるとさんと朔羅君の為にも」

「意外とお義母さん、口悪いし毒舌ですよね~笑」

多分、俺とお義母さんはあの女の事になったらそれなりに口が悪くなるな、と自覚はして居るがそれはそれとしてアイツが秋人さん達にした事はまだ許してもいないので、これからも悪口は言おうと思う所存であります。

「そうだ、フユさん達が産まれた時、お義母さんどう思いました?」

「え?産まれた時、、、、そうだな、うん、本当に痛くて痛くて耐えられなかったけどいざ産まれて顔を見た時痛みが嘘のように本当に、消えて、あぁ僕の子なんだ、って実感した。うーん自分の子供だったからもあるけど本当に天使で、、、、僕今から天使を育てるの??って思ったぐらいだもん」

「「「「親バカ???」」」」

「みんなだって産まれて来て見たら絶対そう思うよ。因みに今でも息子達はたまに天使に見えるぐらいには天使です」

「結局天使じゃないですか」

「確かに、、、、昔の少し猫被りをしててツンとしマコ君も今の素直でだけどちょっと口の悪い、それでいて世話焼きなマコ君、、、、どっちも可愛い」

「成太君、今ここで俺の事出さなくても良いじゃん、朔にしてよ」

「どうしよう、僕の子絶対三都弥みつや君、天使とか言って色々買い与えそうなんだけど」

「大丈夫、既に俺はまだ産まれてもないのに買い与えられてるから」

「「「「朔羅君/朔/朔君、、、、」」」」

俺の遠い目に察した4人。と言うかお義母さん、主犯の1人ですよね????この前勉強机のカタログ持って来たの忘れてませんからね????

「そうだ、今日は夕ご飯食べに行きなよ。せっかくなんだし」

「え、いやいやわざわざアドバイスして貰ったのに、夕食までご馳走になるのは」

「成太君、お義母さん可愛い子好きだからそうさせてあげて」

「朔君が言うなら」

「今日は黒毛和牛が届いたからステーキにしようかな」

「ミディアムレアでお願いします」

「マコさん受け入れるの早い早い」

「僕も三都弥君に電話しなくちゃ」

「柊月、お前もか!」

まぁ結局俺もステーキ食べたんだけど。その後帰って来たお父さんにお小遣いを全員分貰った時は、成太君が一言、

「僕、来年三十路なのに、、、、」

そう、ボソッと呟いたのは聞かなかった事にしようと心に誓った俺であった。































「それでフユさんは何で不貞腐れながら俺を抱きしめてるの??」

ギュゥ
「俺に内緒でそんな事をして居るなんてどう言うつもりだ」

家に帰ったら急にフユさんに抱き締められてそのままソファに座らされてしまった。こう言う時は変に刺激しない方が良いんだよなぁ。

「ごめんって、でも少しでもそう言う親、母親の極意みたいなの知りたくて」

「朔羅は良い母親になれる、と言うか既に良い母親だ。この子の事を良く考えて居るんだから」

「、、、、フユさん」

俺のお腹を撫でながらフユさんはそう言う。うーん、今日のフユさんはやけに素直だなぁ笑

「ごめんって、次は誘うから」

「なら、俺にキスをしろ」

「オメー、それが狙いだったな???」

「ダメか??」

「ウグッ、、、、ジッとしてろよ、あと目瞑れ」

「あぁ分かった」

恥ずかしさを堪えながらも、俺はフユさんの両手に顔を添える。

「(改めて見ると本当に顔整ってんだよなぁ)」

そう思いながら俺は顔を近づけて、キスをする。

チュッ
「、、、、はい、したぞ」

「足りないな」グイッ

「へっ?」チュッ
「んッ、、、、(ヌルッ 」

気になり腕を掴んだと思ったらキスをしてそのまま舌を口の中に入れてくるフユさん。
行動が早い!
ふわふわとする感覚と気持ち良いと言う感覚も相まって嫌じゃない。

「フハッ、、、、可愛い顔してるな」

「、、、、お前のせいだろうが」














拝啓、天国のママ、パパ、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
親って子供から無償の愛を貰うって言うけど、そしたら夫からの愛はなんて言うんだろうね。
俺はこれを底なし沼の愛って呼ぶ事にしたよ、今ね。

「因みに、フユさん達はいまだにお義母さん達にとっては天使なんだって」

「、、、、あの人まだそんな事言って居るのか、、本当に」

「愛されてるって事で良いんじゃない???」

「愛が重いんだ」

「どの口が言う」

「この口だが?」

「この減らず口が」

「、、、、朔羅」

「ん、何?」

「俺はな、お前が成人するまでいや、当分は子供なんて作らず、お前と2人っきりでラブラブなのも良いだろう、そう思ってた」
「でも、いざお前、朔羅から妊娠報告を聞かされた時、堪らなく嬉しかった。お前との子供を育てれるなんて最高だ。だが、1つ良いか」

「何さ、変な事は辞めてよな」

「この子が産まれるまでは、お前を独り占めにしたい」

「、、、、それはこの子に聞いて見ないと分かんないなぁ」

「そしたら産まれて居るじゃないか」

「アハハッ、そうかもね」








































































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