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2度目の初恋編
、、、、俺が初恋相手??
しおりを挟む聖に勘違いされてからの期間は、仕事と学校での俺に対する対応が違い過ぎると感じている。
学校では、、、、
「れぇー君、!身長伸びた、いや、縮んだ?」
「聖君は図体はデカいくせに、脳みそは小さいんだね、笑」
「、、れぇー君、口が悪いね、誰に似たのさ」 ギュー
「はいはい、抱き付かないでよ」
何て甘々で、
「ぁ、れぇー君、ヤッホ~、何買うの?」
「また居る。別にジュースでも買おうかなって」
「なら、俺が買ってあげる」
「いや、別に良いって、悪いよ」
「こー言うのは年上に甘えなさい」
結構、と言うか優しくて頼りになる。
仕事の時は、、、、
「ぁ、玲央、ヤッホ、何、今から雑誌撮影?」
「うん、そっちも?」
「そう、何と表紙だよ、凄くね?」
「俺は0歳の時に既に表紙飾った事あるから、別に」
「クッ、、そうだった」
「俺にマウントを取ろうなんて100年早い」
何故か事あるごとに色々自慢したりマウントを取ろうとしたり、
「玲央って女装恥ずかしいとかないの?」
「別に、あんまりかな。小さい頃から女装をしてると慣れるんだよ」
「貫禄が違う、凄すぎる。って、玲央こっちに来な、危ないから」
「いや、良いっての。俺男だよ?聖、」
「それでも、今は女の子扱いさせてよ、ね?」
「ッ、、、しょうがねぇなぁ、」
意外と俺にも優しいのが分かるし、女性に対しても優しいって分かった。
そして、俺はそんな生活をして来て、今とある疑問が頭の中に浮かび上がる。
「、、、、何故、バレないのだ?」
「「今更その疑問になるの??」」
「嫌だって、考えてみろよ、玲央がこの学校に通ってるの知ってて朔と糸の2人が居るのは分かるのに俺に会えてないの疑問に思わねーの!?アイツ!?」 バンッ
机を大きく叩いて、椅子から立ち上がると教室に居た数名のクラスメイトからの視線に耐えれず、椅子に座る俺。俺の言葉を聞きながらお弁当を食べている朔と糸はと言うと、、、、
「モグモグッ 聖ってほら、馬鹿だからしょうがないよ、ね?朔」
「モグモグッ そうそう、頭良さそうに見えて馬鹿だし、」
「お前ら口が悪いぞ、俺よりも、、、、まぁ、馬鹿なんだけどな、アイツ モグモグッ 」
「て言うか、玲央は何なの?バレたいの?バレたくないの?」
「バレたくない一択に決まってるんだろ、糸」
俺がそう言うと「じゃあ、何でバレたい様な発言すんだよ」的な表情を俺に向けてくる2人。確かに、普通はそう思うだろうな、俺だって自分で自分の発言に疑問を投げ掛けてるし、じゃなーくて、、、、
「いや、俺それなりにさ、玲央としても聖と仲良い自覚あるし、れぇー君としても仲良い自覚は勿論ある」
」聖はそうじゃねーのかって、思うとバレたくねぇけど、なんか悲しいって言うか、嫌だなって思って」
「「、、、、」」
「それに、久しぶりにれぇー君って呼ばれて、ちょっと嬉しかった俺も居たんだよ。最初聖に会った時はさ、、、、
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
○
○
『玲央君、ちょっとこっち来てくれる?』
『?、はーい』
3年半前、事務所に居た時に成太君に声をかけられてそばに行くと、、
『この子、今度玲央と同じドラマに共演する子でうちの事務所の新人の、、』
『時屋聖です、18歳です、よろしくお願いします』
『!、(聖君!、、って気付いてない?)、、ぁ、紅野玲央です、12歳で年下だけど先輩だからね』
聖の顔を見て俺の事を気付いてないのかなって思って、咄嗟に芸名で自己紹介をした。それから、ドラマの現場に会っても、、、、
『玲央君、ちょっと良いですか?此処教えて欲しくて』
『良いけど、敬語と君付け禁止って前に言ったよね、先輩だけど聖の方が年上なんだから』
『分かってるけど、慣れなくて、ごめん』
『別に良いけど、次からは気をつけよろな』
何て言う事しか言えなかった。気付かれてない事を良い事に此処ぞとばかりに俺自身も君付けを辞めていた。
次第に兄ちゃんの事もあって、気付かれない方が良い、れぇー君って呼ばれてもないし、、、、
って、諦めて生活をしていたのに、
、、なのに、今更諦めてた時に、れぇー君って呼ばれるとか何ちゅう苦痛敷いてるねん、アイツ、マジぶっ飛ばしそう」
「「落ち着け、玲央」」
机に項垂れてちょっとやさぐれてしまう俺を落ち着かせる朔と糸。だってさ、れぇー君って呼ばれないって思って生活してるんに、何学校の俺の変装を分かるんだよ!?ぇ、何?!やっぱり芸能人の俺には興味ないってか!!?
すると、朔が優しい表情を俺に向けて口を開く。
「、、、まぁでも、その気持ちなんか分かる。俺もさ、フユさんの感情を理解するのに時間かかったもん」
「兄さんの事が好きで居続けたと思ってたら、気付いたら俺の事好きになってるんだぜ?意味分かんねー過ぎだろ、何だよ、本当好き好き言ったら堕とせると思ってんのかよ、アイツ(ドス黒オーラ全開)」
最終的にはドス黒オーラを纏いながら、ハハッ何て渇いた笑いをして来た朔。本当、お疲れ様です!!糸は苦笑いをしながら、朔を落ち着かせている。
「ダメだ、朔の方もやさぐれちゃった。でも、僕はさ、聖は多分玲央に1番心を開いてると思うよ?」
「、、、、ぇ?」
「いやだってさ、初期初期の聖って天性のコミュ力と社会性だけどそれなりに人見知りだったじゃん」
「、、そうそう、それで俺達と打ち解けるのにも少しだけ時間かかった訳、でも玲央はすぐに仲良くなったじゃん」
「は?いやいや、それはさ、ドラマで共演してて一緒に居る期間が2人より長かったから、頼りにしてくれてるって事だろ?な?」
俺がそう言うと、何故か2人の表情は「ダメだ、コイツ」みたいな顔をしていて、俺は頭の中に?マークを浮かべる。
確かにドラマで共演シーンが多くて、仲良くなるのには時間はそんなに掛からなかったんだけどなぁ、と思いながらお弁当を食べ進める。
「とりあえず、俺と糸の気持ちを纏めると、、、、」
「「多分数日中にバレるよ、玲央=れぇ君だって」」
「、、、、何で??」
「俺が言うのもアレだし癪なんだけど、聖はマジで玲央のオタクで1番見てるし、多分、、」
「likeの方じゃなくてLOVEの方で好きなんじゃないかなって」
「ングッ、、」
2人の言葉に俺は食べていた唐揚げが喉に引っかかって咽せてしまった。そんな事言われると予想してないから、驚く。俺はすぐにお茶で流し込んで、落ち着いてから2人の方を向いて口を開く。2人は何故かニヤニヤしているのがイラッて来たが、、、、
「、、いやいや、アイツが俺の事好き?それもLOVEの方で??」
「うん、聖は玲央がれぇー君でもそうじゃなくても多分好きになってるね、玲央だし」
「分かる、糸。俺が言うのもさアレだけどさ、玲央は厄介な奴に好かれやすいよな」
「聖って厄介なのか?、、まぁ、ちょっと俺への距離は近いと思うけど、勘違いだろ?」
「「そー言うところだよ、お前は」」
何故か最終的には怒られる結果になってしまった。数日中にバレるって言われてもさ、約4年もバレてないのに、今更バレるとか、ないない、ある訳ない、、、、!
そう思っていた時期は俺にもありました。
現在、6時間目の終わり、俺は空き教室の中で聖に壁ドンされております。
「、、どう言う事?れぇー君?いや、玲央??」
「ッ、、、、、、、、」
何故この状況になったか、それは約数分前に遡る。
『疲れた~、』
体育が終わって1人で教室に帰っていた時のこと。昼ご飯を食べた後、朔と糸は仕事の為早退し、俺1人になっていた。俺は2階の一角で少し休もうとしゃがむ。
『今日のはマジで、ハード過ぎ、この後仕事なのに~』
俺はそう思いながら、ジャージの袖で額の汗を拭く。ウィッグとマスクを付けているせいで、通常より汗ダクダク、体力はグループの中ではある方なんだけどなぁ、俺はチョーカーが汗で濡れている感覚に嫌な感覚だなぁ、と思いながら周りをキョロキョロ見る。
『誰も見てないよな?』
そう言ってウィッグとマスク、そしてチョーカーを外す。開放感と少しの冷たい空気が俺の肌に触れて落ち着く。
その時、俺は完全に油断をしていた、、、、
『れぇーくーん!ヤッホ~!、、ぇ、玲、央?』
『!!、聖、、、ヤバッ 』
『ッ、、待て!』
俺は変装解除、完全玲央の状態を聖にそれも学校で見られて一瞬混乱したが、すぐにその場から逃げ出す。廊下走っちゃいけないとか関係ない捕まったら終わると思いながら階段を駆け上がる。
だが、、、、
グイッ ガラッ
『わッ、、、』
ドンッ
『逃げないでよね、れぇー君、いや玲央』
ヤバい完全にバレてる!れぇー君=玲央だってバレてんじゃねーか!!壁ドンされて逃げ出せる状態ではなく結構焦ってしまう。と言うか聖の顔は完全に捕食者の目!いや、αだから捕食者みたいなものだけど、、、、!
「ッ、、か、勘違いじゃない、聖、俺がそのれぇー君って、ないって」
「俺が間違える訳ないじゃん、れぇー君のフェロモンの匂いと後ろ姿を」
「後ろ姿で認識するとか、ダメだろ、つか、離せって、、/////」
「ヤダ、、やっと会えたのに、もう絶対に離さないから、」
聖が俺が俺の首元に鼻をくっ付けて俺のフェロモンを匂っていて、くすぐったいのと恥ずかしさで顔を赤くしまう俺が居て俺自身にイラッてくる。そして聖の最後の言葉に俺は気になってしまった。
「は?今なんて、」
「ずっと探してた。俺の前から居なくなった5年前から、、」
「ッ、、、それは」
「それに、初恋相手を此処でみすみす、それも玲央を離すほど、馬鹿じゃねーよ、俺は」 ギュッ
「初恋相手?!はっ?、てか、ちょッ、くっ付くなって、、/////// ッ~~~~、」 ゴンッ
抱きつかれた事と、初恋相手と言う言葉に混乱してしまうのと、聖の距離が近くて恥ずかしさと照れてしまって、顔を赤くしながら仕事の時間も迫っているし、最終手段で瞬時に行動を制限させるマコさん伝授必殺技“鳩尾殴り中“をお見舞いする。
「ゴフッ、、、、!」
「俺、仕事だから、!」
殴られた衝撃で蹲った聖を置いて、俺は素早く教室からリュックと制服とスマホを手にして、成太君からのお迎えの車に乗り込む。俺は息を整えながら、予備のチョーカーを付ける。
「お待たせ~、って玲央君?どーしたの?顔色悪いよ?て言うか、青と赤が混ざってない?!」
「大丈夫、ちょっと最悪な事が起こったから、、」
「より安心出来ない報告なんだけど、、、、!とりあえず、汗ヤバいからタオルで拭きな?」
俺の顔色を見て驚いた表情をする成太君。俺は安心せるがより不安になっていってしまう。俺は成太君からタオルを受け取って顔を拭く。バレた事と衝撃発言で情緒がおかしくなっていると思う。
「うん、、、、この後の仕事ってグループ仕事だっけ?」
「そうだよ、今望君が律碧コンビの迎えしてるよ」
「そっか、、、、あのさ、着くまでちょっと寝てても良い?」
「良いよ、おやすみなさい」
「おやすみ~」
俺はそう言って、目を閉じたらすぐに眠ってしまった。聖の事は、朔と糸に報告だな、、、、、
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