純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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俺ってフラグ製造機だったのは知ってたけどここまでかぁ〜、、、、ハハッ

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「350番、診察室にお入り下さい」

「ぁ、呼ばれた。じゃ、のぞむ君、終わるまで待っててな」

「分かった。俺ついて行かなくて大丈夫か?さく

「大丈夫だって、いつも通りだと思うし」

俺は望君にそう言って診察室に向かう。

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦お元気ですか?俺は元気です。

昨日のフユさんコタツ盛り事件から一夜明けて、俺は朝の仕事を済ませ望君と共に病院にて定期検診で訪れていた。

ガラララッ

「はい、お久しぶりですね、橋本さん」

「ぁ、はい古村こむら先生」

「本当にお久しぶりですね」

「、、、、」

お久しぶりの担当医の目の笑っていない笑顔を見て少し緊張して言葉を失ってしまう。

怒ってんじゃん!確かに1ヶ月来なかったのは悪かったけど!!

「忙しくて中々来れなくて、、、、テヘッ」

「テヘッじゃないんですよ。2回目の発情期ヒートだってあっただろうに、何故???」

「すみません、でした」

「今後この様な事があれば容赦はしませんからね」

「はい、」

鬼の圧力で俺は縮こまってしまう。強い、!この男強い!フユさんとは違う強さがある!!

何て思っていると、先生の背後に人が立っている事に今気付いて少しびっくりしてしまう。看護師さんとは違うし格好からして医者、高身長で雰囲気は大人っぽい感じ。メガネをかけていてクール、ぽい。

俺の視線に気づいたのは古村先生が説明してくれた。

「?、ぁ、橋本さんコイツ気になってんの?」

「ぁ、いや、まぁ」

「コイツは俺の後輩で、今は色んな部署回ってんの、自己紹介しろ」

「初めまして、村瀬夏人むらせなつとです。まさかこんな場で芸能人に会えるとは驚きです」

「ぁ、初めまして、橋本朔羅はしもとさくらです、、、、、、、、、、、、ん?」

自己紹介をされて俺も自己紹介をしてから少しの間があく。その間に自己紹介の言葉を復習すると頭の中である疑問と疑惑が思い浮かぶ。

村瀬、夏人、、、、日記で出てた末っ子の名前も夏人、、、、

村瀬、、、、、村瀬冬人むらせふゆと

、、、、村瀬で、、、、まさか

俺は疑惑を聞こうと村瀬夏人さんの方を向いた瞬間、あり得ない言葉が耳に入る。

「ぁ、そうだった。コイツ君の彼氏さんの弟だよ」

「、、、、、、、、やっぱりかと言うか、マジで!!?」

「???、彼氏?ぇ?え?」

古村先生からの言葉に俺は驚愕する。いや予想的中だと思ったけど実際耳にするとビックリが勝つわ。

そうじゃん!今12月じゃん!忘れてた!リーチじゃん!あと1人で兄弟コンプリート!←ヤケクソ

それでいてフユさん弟兼夏人さんは何のことか分からずにキョトンとしている。そりゃあそうだ、いきなり兄の恋人って言われて驚かない人間はいない。

「俺も聞いた時は驚いたし気付いた時は、色々思ったからね」

「そうなんですね」

「あの、その、橋本さんは兄ってどの兄ですか?」

「、、、、上でも下でもないです」

「、、、、と言う事は、真ん中??、、!、冬人兄様ですか!?」

「YES」

俺の言葉にさらに驚いた表情をする夏人さん。

兄に恋人が居るってなってそこまで驚くか?、、、、いや、俺が夏人さんの立場なら驚く可能性大だし、寧ろ何があったって聞く可能性も大だわ。

今更だが俺そんな事思われるフユさんと付き合ってるとか何事だ?、いや好きだから付き合ってんだけど、、、、




“何だ?朔羅さくら、俺の事が好きなのか?“

“うるせー!馬鹿フユ!人の会話盗み聞きすんな!“

“好きだから付き合ってくれたんだな、まぁ俺も朔羅の事が好きだし、愛してるよ“

“ばッ、馬鹿じゃねーな!“


























「いや、だからそれだけで付き合っているわけじゃねーんだけど」

「橋本さーん、また頭の中で変な妄想しないで貰って良いですか」

「ぁ、すみません」

気付いたら心の声を口にしていたらしい。危ない危ない、、、、

「あの、兄、冬人兄様と何処で出会って、と言うかどうやって心を開かせたんですか!?」

「ぇ、ぁー、えっとそれは、、

パンパンッ

「はいはい、今その話は診察が終わってから、夏人お前これ終わったら休憩取っていいから、、橋本さんは話ちゃんと聞いてね」

「「は、はい。分かりました」」

古村先生の笑顔の圧に俺と夏人さんはそう返事をする。この人の前で下手な事は言えない。流石俺の担当医、、、、!!


















「はい、抑制剤の説明はこれで終わりです。分かりましたか?」

「はい、分かりました」

「では、これを出しておきますので、これで診察は終わりです」

「ありがとうございました」

「橋本さん、カフェで待ってて下さい。すぐに行くので、!」

「分かりました。では失礼します」

ガラララッ

診察が終わって俺は診察室から出て、それなりに色々終わってから望君と一緒に病院内にあるカフェに向かう。

「朔、カフェ行くのか?」

「ぁ、うん。ちょっとフユさんの知り合い?と話す事があって」

「?、そうか。ちゃんとメガネは掛けておきな、危ないからな」

「うん、了解」

席に座ってメニュー表を読んでいると、駆け足で近づいて来る夏人さんの姿を目視する。それに気付いた望君がソッと席を離れて店員さんに言って違う席に行くと言う行動力を見せ付けられた。

「待たせちゃってごめんね、橋本さん」

「いえいえ、、ぁ、橋本じゃなくて、下の名前で良いですよ。俺も下の名前で呼ぶんで」

「ぁ、そう言うなら、朔君、で良い?」

「はい、それで、、話す前に注文しましょうか?」

「そうだね、そうしようか」

それから注文をして飲み物が届いてから本題に入る事にした。

改めて夏人さんはクールな所はあるけど、ちょっとだけ明るいし穏やかな性格、、四季しきさん似か?

「えっと、まず出会いは俺の兄と冬人、さん(冬人さんって呼ぶのむず痒い!)が高校からの友人で、それで兄とあと姉と暮らしてて2人が転勤するってなった時に冬人さんの家に居候、同居する事になって」

「兄様の友達、楓斗ふうと兄様から聞いた事はあったけど実在したのか。それから仲良くなって付き合ったと?」

「まぁ、はい、、、、あの、夏人さんって、冬人さんが中学生と時にあった事、って」

「!、朔君知ってるのか?、いや、誰かが漏らすとかはないから、兄様自身が言った?、嘘だろ」

「ぁ、まぁ俺もトラウマがあったんで言ったんでお互い様みたいなもんですけどね」

「そうなのか。でも、その2つだけで、兄様が朔君を信用してるって事は十分伝わった」

「そうですかね」

何て言いながらジュースを飲む。確かに普通はトラウマを誰かにそれも殆ど初対面の時の俺に言ってるってなったら驚く。まぁ夏人さんは付き合ってから言ったと思われてると思うけど、、、、

でも、フユさんが信用してくれてるって思うと少しは嬉しくなる。

「と言う事は、楓斗兄様の事とか、母親の事とか、って」

「ぁ、一応は、、この前お父様にお会いした時と楓斗さんから少し聞きました」

「父さんにも既に会ってる、、、、!?、って言う事は秋人あきと兄様とは?」

「ぁ、いえ、まだ、お会いはしてなくて、」

「そうなんですね。良かった、、最後だとなんか、、、、、じゃあ知っての通り母さんは今アメリカの病院で入院中、秋人兄様の母親である玲子れいこさんは家にも寄り付かなくて金を散財中って言う感じ、父さんは仕事をしてるけど俺達にはちゃんと金を使ってくれるって言う3人の親が居る村瀬家の話聞く?それとも、俺が何で医者になったか聞いてみますか?」

「聞きたいです。医者になった理由って気になりますし」

「面白くないと思うけど、聞いてくれるなら言うね」

それから、夏人さんは話し始めた。その顔は真剣そのもの、

「母さんが昔から体が弱くて持病持ちだったんだよね。悪化したのが俺が小学校上がって3年ぐらいかな、入院してから俺毎日お見舞いに行ったんだよね。それで医者のカッコ良さや真剣さを目の当たりにしていつしか憧れの存在になってた。それが夢になったのは中2の時」
「最先端の治療を受ける為にアメリカの病院に転院した事で俺は母さんを助けたいって思ってその為に医者になろうって決意して、その2年後にアメリカの高校に父さんにお願いして、入った。大学にも入ってから古村先輩は大学からの付き合いで、医者になってからは今年の9月まであったで3年医者として働いてた」

「そうなんですね。お母さんの為にお医者さんになるって凄いですね。お母さん思いなんですね」

「マザコンって思われるかもしれないけど、俺にとっては大事な母親だし、俺にとっては心の支えでもあったからさ」

「俺も兄弟が心の支えなので分かります。親が大切なんて当たり前ですよ」

「朔君にそう言われると安心するよ。ありがとう、、、、でもね、俺この仕事に向いてないんじゃないかなって思ってるんだ」

「え?、何でですか?」

「いくらアメリカで培った知識とか技術があってもこっちでの経験や技術が足りない。だから失敗をしてしまうし迷惑をかけてしまう。俺はやっぱり医者に向いてないんじゃないかと悩む事が多くてね」

「、、、、俺は医者じゃないから言える事はないですが、でもお母さんを助けたいって思って医者になったなんてその気持ちが強いからなれたし努力でなれたんだと思います。誰かの為にお医者さんになるなんて凄いと思います」
「俺もこの仕事をしていると、「朔君が居るから笑顔になります」とか「朔君が居るから元気になります」何て言う応援があるから、この仕事を続けられているんです。だから、その誰かの為に頑張っている夏人さんはこの仕事向いているから分かんないですけど、頑張る事も続ける事も出来ますよ」

そうはにかんで言う。お母さんの為にお医者さんになるなんて本当に凄いし俺もその気持ちが分かる。兄さん達に心配をかけたくなくて子役活動を頑張ってて、それがいつしか笑顔にしているからって続けられてた。

やっぱりこー言う努力をするって所はフユさんと同じだなと思う。誰かの為に続けたり頑張ったりする所誰かに、、、、、、、、ハッ!フユさん父か!

俺はそう思いながらフユさんとフユさん父の顔を思い浮かべる。

すると突然、涙を流し始めた夏人さん。

「ポロポロッ、ポロポロッ (泣)」

「!?、夏人さん!?ど、どうしましたか!?俺なんか嫌な事言いましたか!?」

「いや、違うんだ。その医者になってから周りから言われるのは上辺だけの褒め言葉で、こうやって凄いとか、なった理由を褒めてもらう事なんてなくてさ、嬉しくて ポロポロッ 」
「俺を俺としてみてくれてくれてありがとう、って気持ちでいっぱいだ」

「そ、そうなんですか、、、、(あれ?なんかこれデジャブじゃね?なーんか既視感がある様な)」

「朔君に会えて本当に良かったよ。朔君は本当に優しい子だね」

「そんな事ないですよ、、」



















「じゃ、今日は本当に色々聞けて良かったです。ありがとうございました」

「いやいや、俺の方こそ助かったから感謝しかないよ。ありがとう」

カフェを出て俺と夏人さんはそう言って離れようとする。望君は少し離れた所で俺を見守っている。

すると、突然、夏人さんの腕を掴む老人の姿が視界に入った。

「おい、医者!」

「ぇ?、な、何でしょうか?」

「このアンタに処方して貰ったんだけどな。これ飲んでたら頭痛くなったんだよ!どー言う事だ!?」

「ちょっと待って下さい。、、、、この薬、それにこの薬は、飲み合わせが悪い薬です、それにこの薬は俺が処方してない薬ですし、何処から処方して貰ったんですか?」

「ぁ?そんな事一々覚えとらん!そもそも飲み合わせとか説明せんかったお主が悪いじゃろ!このヤブ医者!!」

夏人さんにそう突っかかる老人の言葉に俺はブチッと何かが切れる音がした。

俺は気付いたら、老人の腕を掴んでいた。

「お爺さんさ、この先生の話聞いてなかったかな?飲み合わせが悪いって言う事と何処から処方して貰ったかって事?」

「あ?だから一々覚えとらん、と言っとるだろうが!」

「覚えてないんだったら処方箋がありますよね?それに飲み合わせが悪いなんて聞かれなかったら分からない事をやっているのは貴方自身なのだから一々先生に詰め寄るなんて恥ずかしい事はなさらない方がよろしいですよ?」

「ッ!お主、目上の者に対して何と言う口答え!愚弄するきか!?」

「愚弄なんて滅相もない。ただ、事前に自分で調べて同じ所で処方されたかの確認もせずに先生に突っかかるなんて、子供のやり方だなって、思いますし、、、、それに医者が飲み合わせの悪い薬を処方する訳がないって考えれば分かるでしょうが」
「それにこんな頑張ってる先生が間違えるとお思いですか?それにアンタは素人でこっちは努力を重ねた医者なんだよ、そこの所理解しろよ、ジジイ」

「ッ~~~、言わせておけば、ガキが目上の者に使う言葉使いじゃないぞ!!」

「ッ、」

老人が俺を叩こうとした瞬間、俺は反射的に目を瞑った。

が、何の衝撃もなく、その代わりに、

「痛いッ!、痛い!離せ!」

「あなたが悪いんだからな」

そう叫び声が聞こえて来た。俺は目を開けると、老人を押さえ付けている望君の姿があった。俺はビックリして目を見開く。

「痛い!年寄りになりをする!」

「手を挙げようとしたから止めに入っただけです。それと失礼ですが、先ほどこちらの医師に言った暴言や有る事無い事言った事は名誉毀損に当たる可能性が多いにありますよ」
「ここで手を引くのが最善では?それと我が社の大事で可愛く愛おしいタレントに手を出しら、老人でも容赦しませんからね (ボソッ」

「ヒッ、、、ゎ、わーったよ!悪かったな!フンッ」

老人はそう言って病院から出て行った。望君何言ったんだろ??

すると俺の手を掴んで歩き始める望君。

「朔、騒ぎになる前に帰るよ。危なかったしな」

「ぁ、うん。夏人さん、!夏人さんは素晴らしいお医者さんですからね!」

「!、ぅ、うん!」

それから俺は望君の車で家まで送られて来て、家に帰宅する。

「ただいま~」

「おかえり、病院はどうだった?」

「へ?ぁー大丈夫だった、あと抑制剤新しいの処方されたし」

「そうか、それなら良かった。後で三村みむらが来るらしいから、少しうるさくなる」

「分かった、俺ちょっと部屋に戻るね」

「あぁ、分かった」

俺はそう言って自分の部屋に入る。

今日フユさんの弟である夏人さんに会った事言わなくても良いよな?次フユさんの家族に会うのは1月かな~、、、、

いや、なぁんか嫌な予感がする。

俺はそう思いながら、上着をハンガーにかけるのであった。


































































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