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真実と夏休み編
続き 夏祭りで事件は付きもの
しおりを挟む「美味~、夏祭りの屋台飯って何でこんなに美味しいんだろうね?」
「さぁ?その場の雰囲気もあるんやない?、次何食べる?」
「ん?ん~、フランクフルト!いや、ポテトフライも捨て難いなぁ」
あれから数十分経って色んな屋台に行って食べたりヨーヨーやお面を買ったりして絶賛楽しんでいます!
「じゃあ、両方な。結今日は良く食べるなぁ笑(まぁ、そんな所も可愛いんやけどな)」
「だって、夏祭りだよ!楽しいじゃん!、それに!、、、、それに、」
「それに、、、、?続きは?」
そう覗き込んで言う蘭に俺は続きが言えない。何でって、そりゃあ、
「(言えない!これって事実上のデートじゃん!って言える訳ない!!言ったら絶対、揶揄われるか、好意に気付かれる!、、いや、気付かれても別に良いか)、、別に、蘭と一緒に出掛けるの好きってだけ」
「ふぅん?そう?笑、まっ、フランクフルトとポテトフライ買いに行くで」
「はぁい、!」
今はまだ気持ちは伝えない。だけどちゃんといつか気持ちは伝える。その時は真剣に、蘭の目を見て今まで思い続けた気持ちを告白する!
何て意気込みながら、蘭と歩く。
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プルルル プルルル
「ん?電話?、って俺のだ」
「?誰から?」
「さぁ?、、、、ピッ」
俺はそう言ってスマホから電話に出る。すると、
「もしもs 『結人!!今、夏祭り会場居る!!?!?』 、、舞葉姉さん?ぃ、居るけど」
電話の相手は1番上の姉である舞葉姉さんだった。その声色は焦っている。
『良かった!実は、!』
「ぁ、ちょっと待って、スピーカーとテレビ通話しよ」
『分かったわ、、、、』
俺がそう言ってスピーカーとテレビ通話をしたら、そこには舞葉姉さんと姉さんの旦那さんである秀斗さんと甥である愛斗が居た。
「それでどうしたん?」
『ぁ、蘭夜も居たのね。実は、麻莉奈が居なくなったのよ』
「「え!!?」」
「麻莉奈が?何で?」
『俺が目を話した隙にどっかに行ってしまって、愛斗に目を向けていたから』
『秀斗さんが悪いだけじゃないわよ。私もちゃんと見てれば』
『ねぇね?何処、行っちゃの?』
『凛花から今日は夏祭り行くって聞いてたから、』
『だけど、電話に出ないから結人にかけてみたの』
姉さん、、、、どんだけ堪能してるんだか、笑、いや楽しんでるのは良い事だけど。泣きそうな愛斗をあやしている秀斗さんといつも見ない心配している舞葉姉さんを見て、俺と蘭の気持ちは一致している。
「分かった、俺と蘭も一緒に探してみる」
「麻莉奈が何処に行くか、何て分かりやすいし、俺らに任せてや」
『蘭夜君、結人君、本当にごめんね。俺がしっかりしないといけないのに』
「いやいや、秀斗さんにはこんな姉を嫁に貰ってくれただけで充分助かってるんで、なっ?結」
『結人に同意を求めないで、蘭夜。じゃ、麻莉奈捜索手伝うのお願いね、、愛斗、2人にお願い、って言って』
姉がそう言うと愛斗は画面越しに俺らの方に見て、涙目で、
『蘭君、結君、おねぇがぃ?』
「笑、お願い承りました」
「フハッ 任せてぇーや、じゃ、見つけ次第連絡するから、」
『お願いね、!』
ピッ
電話を切って俺達は麻莉奈を探す。麻莉奈は6歳にしてはそれなりに見た目は大人っぽいけど性格は完全に姉さん似。ちょっと天然でお馬鹿が入っている。
「麻莉奈~、何処~?」
「ぁ、姉さんからの情報がきた。麻莉奈、紫色の浴衣着てるって」
「なら、分かりやすいかな、」
それから、10分ぐらい探し回っても中々見つからず、疲れ切っていたら、
「中々見つからないね。麻莉奈がこっちに来てくれたら良いのに笑、、、って無理か」
「、、、、ぁ、いや、麻莉奈を誘き寄せる最良の材料があるやんか」
「最良の材料?何それ?」
俺が不思議そうに聞くとニヤリと笑った顔をしたかと思ったら、
「麻莉奈~!、今ここに来たら、俺と結人のブロマイド写真を贈呈してやるで~!」
「!!?!? な、何?言ってんの!?蘭!??」
「ん?知ってるやろ?麻莉奈が俺と結人の事が大好きなの」
「知ってるけど、そんなんで麻莉奈が来るとは、てかどんだけ蘭の中の麻莉奈チョロいの」
俺と蘭が写った写真を持つ蘭に俺が呆れてそう言ったら、遠くから、小さいけど聞き慣れた、
「蘭君~!結君~!ちょーだい!!」
「来たよ。マジで、凄いね、ら、ん?」
「、マジで来たんか」
「なんで蘭も驚いてんの?」
驚いた顔をする蘭にそうツッコミながらも、麻莉奈の声がした所に向かう。
「麻莉奈、、パパとママ、それに愛斗が心配してたよ」
「ごめんなさい、これ買いたくて」
「「これ??」」
しょんぼりとした顔で言う麻莉奈の手には、、、、
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「麻莉奈!本当に、何処行ってたの!どんだけ心配したと、!」
「舞葉、落ち着いて、無事に怪我なく戻って来ただけでも良かったじゃないか、ね?」
「秀斗さんは黙ってて!」
麻莉奈を姉さん達の所に戻したらすぐに麻莉奈に説教する姉さんと落ち着かせる秀斗さん。そして、麻莉奈に抱きつく愛斗。
「まぁ、姉さんは落ち着きぃ、姉さん達から離れた理由がちゃんとあるもんな?」
「そうだよ。麻莉奈、あれ見せな」
俺らがそう言うと黙ってた麻莉奈がモジモジしながら、後ろに持っていた物を前に出して姉さん達に見せる。
「ママとパパにこれ、お小遣い貰ったから」
「「これって、」」
「ぁ!りんご飴とチョコばにゃにゃ!」
「ん、そうだね」
驚いた顔をする姉さんと秀斗さんの横目に笑顔でそう言う愛斗の頭を撫でる。
「前、ママとパパが言ってたでしょ?『初めてのデートは夏祭りでその時に食べたりんご飴とチョコバナナを食べさせあったんだよ~』って」
「ぁ、そう言えば」
「でも、去年も今年もママとパパ、愛斗と私のせいで全然好きなの食べてなくて、それに全然ママとパパ、イチャイチャしないし、だから、」
「「今日だけはあの時のドキドキ感を味わって欲しい、んだって/やって」」
俺と蘭が揃って一緒に言う。舞葉姉さんと秀斗さんは顔を赤くしたかと思ったら、笑顔になって麻莉奈を撫でまわし始めた。
「んもぉ、子供がそんな気を使わなくても良いのに、笑 でも、ありがとう、ママ嬉しい」
「麻莉奈が3歳の時に言った事良く覚えてたね。ありがとう、だけど、ママもパパも麻莉奈が居なかった時間、ずっと心配したんだよ。それだけは忘れないでね」
「パパもママもじゅるい!まなとも!」
「ママ、パパ、ごめんなしゃい!(泣) もう、しないから、心配させてごめんなしゃい!」
そう泣きながら舞葉姉さんと秀斗さんに抱き付く麻莉奈とズルい、ズルいと言いながらピョンピョン跳ねる愛斗。そんな一家を微笑ましいな、何て思いながら見る俺と蘭。
「良かったね、」
「そうやな、何か、結が迷子になった時の事、思い出したわ」
「いつの事を言ってんの?」
「ぇ?4歳?5歳?7歳?8歳?誰だと思う?」
「聞かないでいるわ」
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あれから数分経ち、泣き終わって落ち着いた麻莉奈と愛斗と手を繋ぐ姉さんと秀斗さん。
「じゃ、私達はもう帰るわね。本当、今日はありがとう」
「後日、お礼の品を持って家に行くね。本当にありがとう」
「結君、蘭君、写真ありがとう!良い写真だね!」
「蘭君、結君、バイバイ!」
「おん、別に良いですよ。まっ、どうしてもって、言うなら貰いますけど」
「バイバイ~、写真、本当に貰ったんだね」
「、、、、てか、1つ聞いて良い?」
「「何??」」
「何で、結人、女装してるの??」
「、、、、ぁ」
舞葉姉さんにそう言われて、俺は今の自分の格好を思い出した。俺は顔を赤くしながら、縮こまる。
「///////// 蘭、説明お願い」
「ぇ?俺?、まぁ、ええけど、簡単に言えば、凛花姉さん案件」
「、、、、凛花の無茶振り??」
「まぁ、そんな所やな」
「分かったわ、後でしっかりと聞くわ」
「じゃ、バイバイ」
「「バイバイ~」」
姉さんがそう言って姉さん家族は帰って行った。俺と蘭はどっと疲れてしまって近くのベンチに座って休憩する。
「何か一気に疲れたね」
「そうやなぁ~、てか、何か疲れたからか腹減ったくない?」
「言われてみれば、お腹空いたかも」
「やろ?何か食べたいのあるか?」
「ん~、冷たいかき氷と焼きそば、いや牛串と唐揚げも良いか、」
「はいはい、かき氷と牛串と唐揚げで良いな」
蘭に言いまとめられて、流石お兄ちゃん~、何て思っていたら、また電話がかかって来た。その相手を見たら、
「晴樹だ、どーしたんだろ?」ピッ
「もしも~し 『ぁ、結?もしもし、今ちょっと良い?』 良いけど何?」
俺は静かにスピーカーにして、蘭にも聞こえる様にする。
『今ね、透さんと麻穂さんペアと賢哉君、恵さんペアのデートを観察してるんだけどさ』
「何その面白そうな状況」
『たまたま、見つけてさ、2ペアとも俺らが居るの気付いてなくてさ』
『兄さんのデートをまさか見るなんて思わなかった』
『賢治、今ね、賢哉君のデート見て変なショック受けてるんだよね。まぁ僕もなんだけど』
ショックそうに顔を覆う賢治とそれを慰める風景が浮かぶ会話をしている3人。
「テレビ通話にしてや?2ペアの状況分かるやろ?」
『蘭君先輩、りょーかいです』
晴樹がそう言ってテレビ通話にして画面内の状況が分かった。
『蘭、ヤバい。麻穂さん、ガチの魔性の女だわ』
『真斗さっきからずっと、そう言ってない?』
「何を見たんや、2人共」
『あれを見てないから言えるんだからな、見てみろ』
と、尚也先輩が言ったかと思った瞬間、画面が動いて2人の浴衣を着た男女が映った。
『バレない様に撮ってるから、』
『尚也先輩、その姿はさながらカメラマンですね』
「ほんまに何見たんや」
画面外かでも聞こえる尚也先輩の迫力ある声と感心している晴樹の声が聞こえて来た。すると2人の声が聞こえてなくなって、次第に聞こえて来た会話が、
『うぅ~難しい、透、!あの射的難しい!』
『俺に任せて下さい。麻穂さんが出来なかった分撃つんで』パンッ ポンッ
『当たった!当たった!ギュッ ((透さんに抱きつく))』
『!!?!?///// 麻穂さん、落ち着いて下さい』
『ぇ?何で?透、、、ぁ、私に抱き付かれるの嫌だった。ごめ 『ち、違います!寧ろ嬉しいです!』 、、、、ぇ?』
『、、、、ぁ、/////////』
『嬉しいの?』
『、、、、はい、麻穂さんなら、』
『私も、、、、透なら、、ぅ、嬉しいよ//』
『、、、、ぇ?』
「「うわぁ~、これは」」
俺と蘭が揃って言うと、真斗先輩と尚也先輩の声が聞こえて来た。
『これを見ても、同じ事が言える??』
『麻穂さんの無自覚あざといと、透さんのピュアピュアさが照れる』
「分かる。俺もどんだけ結のあざとさにやられてきたと思ってるん?」
「何でそこで対抗してんの?蘭」
そう蘭にツッコンだら、晴樹達に話しかけられた。
『続いては、賢哉君、恵さんペア~』
「ぁ、そっちも紹介すんのね」
『うん、後、今の賢治傷心中だから』
『こー見えて、ブラコンだから』
『ブラコンじゃないし!』
何ていう言い争いが画面外から聞こえる。そして画面から見えるのは、
『賢哉君!ケバブ美味しい!』
『良かった、俺の塩焼きそばも美味いよ』
『ぁ、お互いに食べさせない?はい、あ~ん』
『ぇ、、?、、、、ぇ?///// ぁ~ パクッ パリッ モグモグ 美味、いよ』
『はい、恵、、あ~ん』
『ぁ~ パクッ モグッモギュッ 美味っ!賢哉君と食べると一段と美味しいね!』
『ドキッ ///// そ、そうだね(うぅ、本当に可愛過ぎる!!)』
『(ぁ、手元空いてる。、、、、手繋いでも良いよな?)、、、、ギュッ』
『!!? ヒャッ ‼︎ 賢哉、君?』
『手、繋ぎたかったんだけど、、、、ダメ?恵』
『////、、、、ううん、寧ろ嬉しい。繋ぎ続けよ!』
『、、、、うん、ありがとう』
「「あっま、甘過ぎる」」
画面内で起こった甘々展開に口を揃えて言う俺と蘭。そして、それに同調するかの様に晴樹の声が聞こえてきた。
『だろ?何が1番ヤバいかって言うと、賢哉君女装してるの忘れてるって事だから』
「あぁ、、、、あの感じは忘れてるわ」
「賢哉君って、あれよな。好きな人にはとことん甘いよな」
『それ、蘭君にだけは言われたくないと思うよ、賢哉君』
『蘭夜君の甘々さには慣れてるけど、兄さんの甘々さに吐きそうになる、、、、ウェ 』
何てどんよりとした雰囲気を纏う賢治を慰めている菜月。菜月の顔も若干疲れている気がするのは気のせいだろうか。何て思っていたら、
『菜月~、賢治~、なぁに、やってんだ?』
『『ピッ 兄さん/賢哉君』』
『ぁ、2人が賢哉君に見つかった、、、、俺は隠れる』
「そこはたすけたあげーや」
『自ら死に行くようなもんですよ、蘭君先輩』
画面の後ろで、賢哉君に追いかけられている2人と追いかけてる賢哉君とそれを止めている恵さんが映っていた。
「あれ?、そう言えば、湊斗さんは?、こーゆう時、湊斗さん積極的に画面に映りそうだけど」
俺がそう言うと、蘭はそう言えばと言う顔をして、画面内に居る晴樹は一瞬で顔が暗くなって固まった。
「ぇ、、、、晴樹、どうした?」
『ここは、俺が説明するわ』
「「真斗!/先輩!」」
画面内に真斗先輩と尚也先輩が映った。
『2.30分前に『もう我慢出来ない!浴衣姿の蘭君とゆいゆいを堪能するんだぁ~!』って言ってどっかに行っちゃった』
「「行っちゃったじゃないですよ/やろ」」
『多分、興奮状態の湊斗さんと出会うと思うから、そん時は透さんか凛花さん、悠司さんに連絡してね』
『あの人、止めたのに『はるるん!俺はね、好きになった人にはとことん迫るタイプだから!』って、言ってたよ』
何て一瞬で疲れきった顔になった晴樹に同情しながらも、湊斗さんの来襲に構え様と意気込んで、晴樹達と電話を切って、暫く蘭と話しながら休憩した。
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