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体育祭編
体育祭準備は少し忙しい、、、、!かも?(その6)
しおりを挟むあれから蘭を起こし朝ご飯を食べて学校に行き、昼休みに桃瀬先輩に描いたデザインを渡し、今合否を待っている。俺は緊張してしまい少し身体が震える。
「ドキドキ ドキドキ うぅ、、緊張する~」
「大丈夫だって!結だったら絶対OKだから!」
「結人なら大丈夫。結人の絵は最高なんだから」
「賢治、菜月、結にそう褒めるのは良いけど、逆に」
「もしダメだったら2人の期待に応えられてないって事じゃ」
「ほらぁ~、!」
ネガティブな発想が次々と頭に浮かんできて、更に体が震えてきた。3人のアワアワした表情になってきて申し訳ないと思っていたら、誰かに肩を叩かれた。
トンッ
「!!!?? ピャッ、!」
ビックリして、力が抜けて座り込んでしまった。俺はビックリしながら後ろを振り向くと、唖然とした表情をしている蘭と真斗先輩、尚也先輩だった。誰か分かって少し安堵したと同時に蘭から手が差し伸ばされた。
「結、大丈夫か?」
「うん、ちょっとビックリして」
「ちょっととは思えんぐらいビックリしてた気が」
「今の結人はガラス細工みたいに繊細なんで気をつけて」
「?、、、、ぁ、寝ずに頑張って描いた横弾幕のOK貰いに?」
「そうです!俺らは付き添いです!」
菜月達がそんな話をしているのを横目で見ていると、蘭の指が俺の目元に触れて来て少しビクッとしたが、蘭は気にせずに触り続ける。
「蘭?どーした?」
「隈、、付いとる。眠いやろ?」
心配そうに俺に言ってくる蘭は悲しそうな目をしていて俺は心に来るものがあった。
「ん、でもOK貰えるまでは寝れないよね、笑」
「体壊したら元も子もないやろ。結の苦しむ姿は見たくないねん」
「ウグッ ごめん。合否貰ったら寝るから、ね?」
「、、、、分かった」
俺がいつも甘える様な表情でお願いすると、少し考え込んでから了承してくれた蘭。せめて今日の合否を貰ってからじゃ、安心して寝れないしね。そう思っていると、相談室の扉が開いた。俺達は一斉にそちらに目と意識を向ける。
ガララララッ
「「「「「「「ブンッ!(振り返る音)」」」」」」」
「ビクッ って、双野君達も居たのね」
「おん、大事な弟が描いた傑作の合皮やもん。気になるやろ」
「そうだね」
「、、それで、その合否は?」
俺はそう桃瀬先輩に聞くと、少し暗い表情をして俺はダメかと思ったが、次の瞬間明るい声で一言。
「合格よ!全員から花丸まで貰ったぐらい最高だわ!」
「!!!!本当ですか!?、、ヤッタ、!ヤッタ~!」
嬉しさのあまり少しピョンっと跳ねたりするぐらい喜んだ。心の底からのヨッシャァ~!が言えるぐらい嬉しいと思ったら、微笑みながら俺を見つめる7つの視線に気付いてひとまず、止まる。
「フハッ 良かったな。結」
「うん、!頑張って描いたから、超嬉しい、!」
「ぁ、それと校長達が言ってたわ。デザインの裏テーマ「個性」。説明文の所に【色んな性格や見た目を持っている人達は花と同じだ。花には花言葉があり花それぞれの個性がある。人間だって個性は人それぞれ。得意不得意がある世の中で、花言葉は誰かを励ましたりする言葉になる】って書いてて、ぁって思えたわね。兎と虎の周りに1月から12月の花を描き、元気を与える花言葉を持つ花を描く。これは、想像力豊かな結人君にしか出来ないわね」
「、、、、!ありがとうございます!!」
俺は嬉しくて泣きそうになったが揶揄われたくなくて我慢する。
「これでちゃんと寝れる~、、、、あれッ」
安心して寝れる~と喜んだ途端、身体が急激に寒く感じる。少し頭が痛く感じてしまって声が詰まる。少しぼーっとする感覚になってしまった。
「?結、どうした?」
「、、、、、、、、」
「結?」
蘭に肩を少し揺らされて意識が少しはっきりする。
「!ぁ、ごめん。何でもn 」
最後まで言おうとしたら全身の力が抜ける感覚になって気付いたら、前に体が倒れ込もうとしていた。
「!!!?? 結、あっぶな、!って、アチッ これ熱あるわ」
倒れる直前に蘭が俺を抱きしめる様に俺を支えてくれた。が、段々と意識が遠のく、朦朧とする感覚になる。それと同時に呼吸が苦しくなり始める。
「ケホッ ぁ、ぅコヒュッ 」
「結、大丈夫?蘭君先輩、結大丈夫かな?」
「分からん。結?結?おれの声聞こえるか?」
「、、、、」
「アカン、顔色が悪いわ。保健室運ばな、!」
蘭が焦りながら俺に声をかけるが、声が上手く出ないと感じる。そして怪我はしてないと言う安心からか俺は目を閉じて意識を手放した。
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「んっ、、、、ンンッ ケホッ」
頭が少し痛いのと関節の節々の痛みを感じながら目が覚めた。辺りを見ると、そこは俺の部屋だった。パジャマに着替えさせられていて、ぼーっとした感覚で頭が良く働かなくて思考が追いつかなかった。すると部屋の扉が開いた。
ガチャ
「、、、、!結、起きたんか!?、」
「ビクッ ぅ、うん ケホケホッ 」
「ぁ、ごめん。声大きかったよな」
蘭の少し大きな声が頭に響いて少しビックリしてしまったら蘭がすぐに俺の元にやって来てしゃがんでから謝ってしょぼんとしていた。
「良いよ。少しビックリしただけだから」
「そう?それならええねんけど、ホンマ。倒れたかと思ったら熱あってすぐに早退やったんやからな。最初に測った時38.6℃もあったんやから」
「体調がすぐれんのやったら俺に言えば良かったのに」
「ごめん、緊張してたから、体調悪いの気付かなかった」
「んもぉ、まぁ、ええわ。体温計持って来るから、ちょっと待っててな」
蘭は立ち上がりながら俺の頭を撫でて部屋を出て行った。俺はスマホで時間を確認するともう8時過ぎていた。数分後に体温計を持って戻ってき来た。俺は体温計を受け取って熱を測る。
ピピッピピッピピッ
「、、、、ん ケホッ 」
「自分で言えるやろ。、、、、38.2℃、あんま下がってへんな」
「結、食欲はあるん?」
「少しだけ、ある」
「ん、ちょっと待っててな。うどん作るから」
「、、、、1人で出来る、の?」
頭がズキズキと痛みながらも俺は心配しながら蘭に聞く。蘭は一瞬ムスッとした表情をしてから、安心させる様に話す。拗ねないでよ、料理苦手なんだし。
「舞葉姉さんが来とるんよ。一応俺も手伝うつもりやけど」
「舞葉姉さんが?」
「たまたま時間があったからって来てそれで、じゃ、作って持って来るまで安静にしとくんやで。ぁ、晴樹達から連絡来ると思うから、返信しとけよ」
「うん、分かった」
俺が返事をすると再び部屋を出て扉を閉めた蘭。俺は頭の傷みを落ち着かせる為に一呼吸してから、スマホのLI○Eを開いて、晴樹達からの心配のメッセージを見る。
〔晴樹 結?大丈夫?無理しない様にな。ヤバかったら明日は休むんだぞ〕
〔菜月 急に倒れた時はビックリしたんだから。とりあえず安静第一!今度激辛料理奢れ!〕
〔賢治 ちゃんと寝てちゃんとご飯を食べるんだぞ!結はすぐ無理をするんだから!!〕
「フフッ みんな、優しいな~ ケホケホッ ケホッ 」
何て送られていて、俺は〔心配させてごめんね。ちゃんと体を休めるね〕と送信する。桃瀬先輩や真斗先輩、尚也先輩にも心配させたし、学校行ったら謝っとかなきゃ。と思いながら、スマホを置いて蘭を待つ。
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結が目の前で倒れて俺は咄嗟に腕が出て、結を抱きしめるかの様に包み込んで支える。が、いくら俺や真斗達が声をかけても反応が無く、遂には意識を失ってしまった。俺はその状況に混乱すると同時に顔に血色のない結を見て血の気が引いてしまった。
「、、、、ゥ」
「へ?は?ぇ?ぁ?」
「蘭夜、!とりあえず保健室運ぶよ!!」
「!、ぁ、あぁ、ゎ、分かった」
動揺してしまった俺の肩を揺らして尚也にそう言われて、俺は混乱しながらも結をお姫様抱っこをして保健室に運んだ。丁度保健室の先生がおったから、すぐに見て貰える事になった。俺はそこで少し冷静になれた。
「38.6℃、、絶対辛かったやろ、、」
俺はそう呟きながら、保健室のベットで眠る結の頭を撫でる。真斗に頼んで5時間目の授業は受けない事を伝えて貰った。授業が終わる10分前に、結が目を覚ました。
「ンンッ、、、、蘭?あれ?ぉ、れ」
結はそう言いながら起き上がった。俺はすぐに結に近づいて、起き上がるのを支える。
「結、大丈夫か?気持ち悪くないか?しんどくないか?」
「んっ、何かぼーっとする。あと、少し寒いかも」
「そっ、ちょっと待ってや。熱測るで」
俺は結に体温計を渡して数分後、体温計が鳴った。寝ぼけて顔が少し赤くしながらぽわぽわしながら俺に体温計を渡して来た。
「はい、、、、」
「ありがとな、、、、39.2℃、、結、早退するで。俺が連れて帰るから」
「、、、、うん」
「真斗と晴樹に連絡して鞄持って来て貰うから、その間まで寝といてええで」
「はぁ、い」
眠いのか雰囲気が幼くぽわぽわしながら結はまたベットに眠った。俺はすぐに職員室に向かって俺の担任に事情を話して早退を伝え、保健室に戻る。
授業が終わってすぐに、真斗と晴樹に連絡してその数分後に俺と結の鞄を手に保健室にやって来た。俺は人差し指を口の所に向けてしーッと言って少し静かにさせる。
「2人共、ありがとうな」
「良いけど、結どう?熱下がった?」
「いや、寧ろ上がっとるわ、寝たら多分熱下がると思うから、大丈夫やと思うけど」
「結、無茶し過ぎるから、目覚ましたらとことん甘やかしてあげて、蘭君先輩」
「分かってるで、嫌って言うほど甘やかしたるわ」
「蘭、その表情怖いよ、笑」
真斗が少し引きながら言うが俺は気にせず、寝ている結に声をかけるが、起きる気配がなく目を覚さない。寧ろ、無理矢理起こすのもあれやからと言う事で、おんぶをする。
「、、ヨッ、と、ふぅ、、久しぶりのおんぶ、結大きくなったなぁ~」
「はい、鞄。気を付けて帰るんだぞ」
「何かあったら連絡して下さい」
「おん、じゃ。また、な」
俺はそう言って保健室を出て、昇降口から靴を履き替えて(結のは手で持つ)家まで帰る。
「スゥ スゥ ケホッ ケホケホッ ///////// 」
「結、大丈夫か?」
顔を赤くしながら咳き込む結に少し悲しくなってしまいながらも前までは華奢で小柄で女の子みたいやったな~と何故か考え深くなりながらも早く家に帰ろうと足取りを早くする。
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結の部屋から出て、俺はすぐに1階に降りて姉さんの所に向かう。ソファに座りながら、スマホを触っていた。
「姉さん、結食欲あるって」
「そう、分かったわ。じゃ、ちょっと待ってなさい。すぐに作るから」
「おん、、何かありがとうな。たまたま帰って来てて色々手伝って貰って」
「良いわよ。時間出来たから、実家帰ったらまさかの結人が熱出した、って聞いた時はビックリしたけど、夏祭りのお礼の1つだと思いなさい」
姉さんは優しくそう言いながらキッチンに向かい、手際良くうどんを作った。ついでに俺の夜ご飯まで作ってくれて、マジこー言う時の姉やと考え深くなっていると、お盆にうどんと水と薬が入った箱を置いて俺に手渡して来た。
「じゃ、私ちょっと秀斗さんに連絡して来るから、今日は泊まるし」
「ホンマ、何から何までありがとう、」
俺はそう言って軽く頭を下げてから2階の結の部屋にお盆を運び入れる。中には入ると、待ってました、と言わんばかりに俺の方を見つめる結が居る。俺は心の中で微笑ましいな、なんて思いながらミニテーブルにお盆を置く。
「姉さん特製うどんやで」
「ありがとう、舞葉お姉ちゃんにもお礼言っとかなきゃ」
「、、そうやな~」
俺は結の言葉を返事しながらうどんをミニ皿に移す。結の言葉に少し引っ掛かりを覚える。それは、姉さんの事をお姉ちゃんと言っている事。これは、ん、【眠い】、【ぽわぽわ】、【しんどい】のどれかだな。かなり限界来てる時はこーなるしな。因みに、結は俺を真似して姉さんと言っているんよな。俺はそう思いながら、ミニ皿と箸を結に渡そうとしたら、拒否られてしまった。
俺は少し驚いてしまった食欲ないんか、心配になりながら声をかける。
「、結どうしたん?」
「、、、、ぁ、」
お腹空いてないのか、と少し心配しながら聞くと少し恥ずかしそうにしながら口をぁ~、と開けた結。これは、まさかの。
「、、、、アーンして欲しいん?」
「、、、、、、、、コクンッ」
「マジかぁ」
俺の質問に少し間が空いてからの可愛く頷いた結に俺は、特大のトキメキが襲って来る。ヤバい、いつも素直やけど一段と素直な結とかただの天使やんか、!俺今日が命日になるんかな、!何て心の中で興奮しながら、上目遣いの涙目で俺を見つめる結に箸でうどんをすくって、食べさせる。
「ほら、アーン、」
「ぁ~、パクッ モグモグッ モグモグッ ん、美味しい。ケホッ 」
「うどん食べ終わったら、薬やからな」
「ぅ、、、、はーい」
俺のアーンで全部食べ終わって薬の飲み、俺はお盆を持って1階に降りようとしたら、服が引っ張られている。俺は引っ張っている方の方に視線を向ける。
「、、あの~、結人さん。離して貰っても宜しいかな?」
「ヤッ 」
「ヤッ って言われてもね~、片付けないといけへんし」
俺が困った表情をしながらそう言うと、結は俺をジッと見つめてから口を開く。
「、、、、蘭に甘えたいの。蘭が一緒やないと嫌、!(泣)」
「!!?!?」
とうとう泣き出してしまって、俺はビックリしてしまう。そして結の言葉にハッとしてしまった。昼に自分で言った言葉を忘れる所やったと、俺は結を安心させる様に結の頭を優しく撫でる。すると、落ち着いたのか、涙が収まった結。
こー言う時は、ちゃーんと、甘やかせんとダメなんよな、結は。
「ごめんな。分かったわ、結が満足するまで俺、此処おるわ、」
「んっ、ずっと、一緒」
「そうやな。ずっと一緒やな」
俺はそう言いながら結の右手を両手で包み込む。すると、薬が効いたのか10分程度で落ち着いてスヤスヤと眠り始めた結。俺はチャンスやと、思いなお盆を手に取って1階に速攻で降りて食器類を洗う。すると、お風呂を上がった姉さんが少し引いた顔で俺の方を見ていた。
「ん?何、姉さん」
「、、いや、アンタ。何でニヤけてんの?」
「ぇ?」
姉さんに言われて気付かなかったが俺はニヤけていた。結に甘えられたのが、嬉しかったのだろうか、それが顔に出ていた。
「、、、、結が可愛くて、今日も天使で甘やかし続けたる」
「アンタ、本当にその甘々なのって結だけよね。羨ましいわ」
「結限定の甘々やからな」
俺はキリッと言うと姉さんはパシッと俺の頭を叩いてリビングに向かい、俺は2階に戻って結の部屋に入る。
「、、スゥ スゥ スゥ 」
「ホンマに可愛ええな。、、、、頑張り過ぎやで、困った事があるんやったら、俺に相談すれば良かったのになぁ、、ホンマそこは結の悪い所やな」
スヤスヤと可愛らしい顔で眠っている結の真横で俺はスマホをおもむろにポケットから取り出して、結の寝顔写真を無音で大量に撮りまくる。
熱で少し赤い顔で眠っている写真なんて今まで撮れへんかったから、それに天使の結の瞬間を撮り逃す何て、俺は出来へんし!!
俺は何年、結の隠し撮りをして来たと思ってるん?
10年以上やっとるわ。良くもまぁ、バレへんなとは自分自身が怖いとまで、思ったりもするんやけどな。
(こうして、蘭夜のスマホには大量の結人の写真がまた増え続けるのであった)
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