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地上への道
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私は私が眠っていた部屋を後にする。
正直あそこで救助を待ちたいと思ったが、あそこにいても餓死するだけである。
食料もなにもなく、今の私は正しく死と隣り合わせだ。
大男に殺されるか、餓死するか、それともダメ元で探索して脱出するか。
救助なんて期待出来ない。
私が遅いから警察に連絡なんてあの女子達がするとは思えない。
だったら可能性が高い方を私は実行する。
探索して、脱出する。
私は意気地無しじゃない、私にだって、やれるんだ。
ここを探索してわかったことがある。
ここが学校のようだと表現したが、全然違う。
どちらと言うと研究所のようなところだ。
階層は地図を見ると全部で10。
どれもB表記だったので地下なのだろう。
私がいるのは10階、一番下だ。
上の階に行くにはシャッターを開ける鍵がなければならない。
まだ道のりは長いとはいえ、希望が見えてきた。
だが同時に不安だ。
ここに鍵がないのでは?大男が持っているのでは?鍵がもう存在しないのでは?
鍵がなければ希望は一瞬で消えるのだ。
それもそれを乗り越えれば終わりというわけでもない。
まだ幾つも乗り越えなければならないのだ。
ハードルが高い。
まずは鍵を探そう。
話はそれからだ。
もしないのなら、前の場所に戻る必要があるかもしれない。
それだけは嫌だけれど、脱出のためには多少のリスクは覚悟しなければ。
私はまた、歩き出した。
とても怖いけれど、乗り越えなければ。
正直あそこで救助を待ちたいと思ったが、あそこにいても餓死するだけである。
食料もなにもなく、今の私は正しく死と隣り合わせだ。
大男に殺されるか、餓死するか、それともダメ元で探索して脱出するか。
救助なんて期待出来ない。
私が遅いから警察に連絡なんてあの女子達がするとは思えない。
だったら可能性が高い方を私は実行する。
探索して、脱出する。
私は意気地無しじゃない、私にだって、やれるんだ。
ここを探索してわかったことがある。
ここが学校のようだと表現したが、全然違う。
どちらと言うと研究所のようなところだ。
階層は地図を見ると全部で10。
どれもB表記だったので地下なのだろう。
私がいるのは10階、一番下だ。
上の階に行くにはシャッターを開ける鍵がなければならない。
まだ道のりは長いとはいえ、希望が見えてきた。
だが同時に不安だ。
ここに鍵がないのでは?大男が持っているのでは?鍵がもう存在しないのでは?
鍵がなければ希望は一瞬で消えるのだ。
それもそれを乗り越えれば終わりというわけでもない。
まだ幾つも乗り越えなければならないのだ。
ハードルが高い。
まずは鍵を探そう。
話はそれからだ。
もしないのなら、前の場所に戻る必要があるかもしれない。
それだけは嫌だけれど、脱出のためには多少のリスクは覚悟しなければ。
私はまた、歩き出した。
とても怖いけれど、乗り越えなければ。
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