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ミツハナ脱退編
普通の王子
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「もうすぐでシュウゴくん、誕生日でしょ。誕生会もここでしようか」
「それ、あらまほし」
「ん? あー、理想的ってことね。ちゃんと古典の単語覚えててえらい! それで、トモハちゃん。美味しいケーキ屋さん知ってるでしょぉ。ここから近いお店ってどこかある?」
「そうねぇ、ムーン&ムーンってお店があるよ」
「ははっ、なにそれ。月と月じゃん」
「まあ名前はおいておいて、美味しいんだから。この前だってチョコ感たっぷりの……」
俺を挟んで女子トークが進んでいく。
無理矢理、湯船に三人で入ったため左腕に帆乃花ちゃんの肌、右腕に友巴ちゃんの肌が当たる。
お互いがお互いの方を向くので時折り胸も当たってくる。
「二人ともどこで俺の誕生日知ったの?」
俺は女子たちには言ってないはず。二人の誕生日はサッチから聞いたから知ってるけど。
「ん? 北川くんからだよ」
ああ、ヒデキね。
「シュウゴくんの誕生日は私とトモハちゃん二人でお祝いするね」
「で、ホノカちゃんと話をしたんだけど、私たちそれぞれの誕生日は、シュウゴくんと二人っきりで過ごすことにしたの。いいでしょ?」
「そりゃいいけど、二人ともそれぞれの誕生日をお祝いしたいんじゃあ……」
「うん。シュウゴくんとは別にちゃんとお祝いするよ」
「自分の誕生日くらい、シュウゴくんと二人っきりっていうのもいいでしょ」
「わかった。二人きりっていうにもドキドキするね」
「でしょ。それで、シュウゴくん。何がほしい?」
二人がいればそれだけで十分だけど。
「私とホノカちゃんっていうのはなしね」
「それと何でもいいっていうのもダメだからね」
「あー、それ一番困るやつ」
うっ、二人に読まれてる……。
うーん、そうなると……。
「服かなぁ」
なんせ俺の服のセンスはレベル2ですから。
「了解。私とホノカちゃんでプレゼントするからお楽しみに。私のぼせてきたから出るね」
友巴ちゃんがザバァっと立ち上がった。プリッとしたお尻が目の前に現れる。丸くちょうど良い肉付きで目が釘付けになる。
友巴ちゃんが湯船を跨いだ時に、アソコがちらっと見えそうで凝視してしまった。
「ふう。こうして二人で湯船に浸かってると合宿を思い出すね」
「そうですね、帆乃花姫」
「やだ、まだ覚えてたの?」
「いつまでも姫のしもべですから」
「シュウゴくんはしもべじゃないよ。私の王子様」
うわー、めっちゃ嬉しい。
思わず帆乃花を抱きしめキスをしていた。
「あ……んん……、私ものぼせそう」
俺も身体が熱ってきたため一緒に湯船を出た。
洗い場でお互いの身体を拭きあい、熱った裸のまま、ここでも甘い唇を交わす。
「あん……もう、またしたくなっちゃうよ」
「しちゃう?」
「ダメ。しすぎは毒だもん。我慢する」
えー、帆乃花ちゃんとは四ヶ月で四回しかしてないよ。
「ホノカちゃん、ホノカちゃん」
「ん?」
「この服なんてどう?」
友巴ちゃんがスマホの画面を帆乃花ちゃんに見せる。
「おお、いいね。これもシュウゴくんに合いそうだけど……」
リビングでキャッキャ、キャッキャと再び女子トークが始まった。
「シュウゴくん、王子様だから、マントと王冠もね」
「ん、王子様? あー、じゃあ白い馬も探そうよ」
二人とも本気で誕生日プレゼント探す気ある?
「ねえシュウゴくん。身長と体重は?」
「俺? 170cmで60kgだけど」
「普通ね」
「うん、普通の王子」
「服が探しやすくて良いねー」
ちょっとバカにされた感じがしないこともないが、まあ普通が一番ということだ。
「それ、あらまほし」
「ん? あー、理想的ってことね。ちゃんと古典の単語覚えててえらい! それで、トモハちゃん。美味しいケーキ屋さん知ってるでしょぉ。ここから近いお店ってどこかある?」
「そうねぇ、ムーン&ムーンってお店があるよ」
「ははっ、なにそれ。月と月じゃん」
「まあ名前はおいておいて、美味しいんだから。この前だってチョコ感たっぷりの……」
俺を挟んで女子トークが進んでいく。
無理矢理、湯船に三人で入ったため左腕に帆乃花ちゃんの肌、右腕に友巴ちゃんの肌が当たる。
お互いがお互いの方を向くので時折り胸も当たってくる。
「二人ともどこで俺の誕生日知ったの?」
俺は女子たちには言ってないはず。二人の誕生日はサッチから聞いたから知ってるけど。
「ん? 北川くんからだよ」
ああ、ヒデキね。
「シュウゴくんの誕生日は私とトモハちゃん二人でお祝いするね」
「で、ホノカちゃんと話をしたんだけど、私たちそれぞれの誕生日は、シュウゴくんと二人っきりで過ごすことにしたの。いいでしょ?」
「そりゃいいけど、二人ともそれぞれの誕生日をお祝いしたいんじゃあ……」
「うん。シュウゴくんとは別にちゃんとお祝いするよ」
「自分の誕生日くらい、シュウゴくんと二人っきりっていうのもいいでしょ」
「わかった。二人きりっていうにもドキドキするね」
「でしょ。それで、シュウゴくん。何がほしい?」
二人がいればそれだけで十分だけど。
「私とホノカちゃんっていうのはなしね」
「それと何でもいいっていうのもダメだからね」
「あー、それ一番困るやつ」
うっ、二人に読まれてる……。
うーん、そうなると……。
「服かなぁ」
なんせ俺の服のセンスはレベル2ですから。
「了解。私とホノカちゃんでプレゼントするからお楽しみに。私のぼせてきたから出るね」
友巴ちゃんがザバァっと立ち上がった。プリッとしたお尻が目の前に現れる。丸くちょうど良い肉付きで目が釘付けになる。
友巴ちゃんが湯船を跨いだ時に、アソコがちらっと見えそうで凝視してしまった。
「ふう。こうして二人で湯船に浸かってると合宿を思い出すね」
「そうですね、帆乃花姫」
「やだ、まだ覚えてたの?」
「いつまでも姫のしもべですから」
「シュウゴくんはしもべじゃないよ。私の王子様」
うわー、めっちゃ嬉しい。
思わず帆乃花を抱きしめキスをしていた。
「あ……んん……、私ものぼせそう」
俺も身体が熱ってきたため一緒に湯船を出た。
洗い場でお互いの身体を拭きあい、熱った裸のまま、ここでも甘い唇を交わす。
「あん……もう、またしたくなっちゃうよ」
「しちゃう?」
「ダメ。しすぎは毒だもん。我慢する」
えー、帆乃花ちゃんとは四ヶ月で四回しかしてないよ。
「ホノカちゃん、ホノカちゃん」
「ん?」
「この服なんてどう?」
友巴ちゃんがスマホの画面を帆乃花ちゃんに見せる。
「おお、いいね。これもシュウゴくんに合いそうだけど……」
リビングでキャッキャ、キャッキャと再び女子トークが始まった。
「シュウゴくん、王子様だから、マントと王冠もね」
「ん、王子様? あー、じゃあ白い馬も探そうよ」
二人とも本気で誕生日プレゼント探す気ある?
「ねえシュウゴくん。身長と体重は?」
「俺? 170cmで60kgだけど」
「普通ね」
「うん、普通の王子」
「服が探しやすくて良いねー」
ちょっとバカにされた感じがしないこともないが、まあ普通が一番ということだ。
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