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カオスソルベ編
第8話「甦る記憶!カオスソルベの正体が明かされる時」②
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「きょうは いちごんと あそんだ。」
「いちごんと あそぶの たのしい。」
「あしたも いちごんと あそびたい。」
シュトーレンが仕事に戻り、みるくとあずき、そしてアンニンが帰った後、一悟はリビングで、シュトーレンが預かっていた雪斗のカバンの中に入っていた日記帳を読んでいる。古ぼけた水色の日記帳…名前の所は、「氷見雪斗」となっているが、明らかに修正テープで消された痕跡がある。それは、平仮名で「いまがわゆきと」と記されているからだろう。幼い5歳児の日記は1週間で途切れている。そして、途切れた次のページから筆跡が変わった。
「5年ぶりに木いちごヶ丘に来た。これからまた、れいととみかんといっしょにいられる。」
「タマねぇと会った。かみを切ってもらった。」
「国会ぎいんの先生がおじいさまに会いに来た。これでぼくもやっと「氷見雪斗」になったんだ。」
小学校5年生にしては、漢字の少ない字…アンニンの言う通りだ。雪斗は小学生の頃、学校に通わせてもらえなかった。病気やいじめではない。父親、父方の祖父母による虐待…そこから段々と毎日書くようになり、漢字も増えている。
「今日、テレビでいちごんが出ていた。スポーツ推せんでタマねぇの通うサン・ジェルマン学園に合格したそうだ。」
「…!?」
小学校6年の時の辺りで、5歳の時の日記で記された「いちごん」が再び出てきた。丁度その時期は、母が「あの人は今」という番組に「ボナパルト森野」として出演する事になり、その時一悟も姉の一華も「ボナパルト森野の子供」として紹介されたのだ。一悟が空手でサン・ジェルマン学園のスポーツ推薦に合格したのも、ちょうど収録の時だった。
「タマねぇに、いちごんのスポーツ推せんの事を話した。そして、僕はサン・ジェルマン学園の入試のために勉強をがんばることにした。」
恐らく勉強が忙しくなったのか、秋ごろから毎日ではなくなっている。一般入試のあとは行数が減ったものの、毎日書くようになっている。そして…
桜舞う入学式…あの時、教室で初めて交わした会話…
「久しぶり、いちごん。」
「誰だよ、お前…何で俺の昔のあだ名知ってんの?」
「覚えてないのかい?5歳の時、一緒に遊んだじゃないか?」
「お前みたいな男と遊んだ記憶、ねェもん。」
「それじゃあ…あの時…」
ミルフィーユとしてソルベと戦った時の言葉の数々を再び思い出す。あれは確かに「氷見雪斗」の言葉だった。入学式以降の日記に目を向ける。異常なほどに、殆ど一悟の事しか記されていない。
「いちごんの傍に居たい。でも、いちごんにはいつも米沢みるくが居る。何であんな簡単にいちごんに近づくのか分からない。」
「僕だっていちごんの友達なのに、いちごんは僕を友達だと思ってくれない。」
段々と日記が今年の4月になる。
「いちごんが女の子に変身し、僕の目の前で戦った。氷の怪物はとても固く、いちごんは歯が立たなかった。だからこそ、僕もいちごんの助けになりたかった。」
「高萩あずきに、変身したいちごんの事を聞かれた。ファンクラブの人間…ましてや会長に、いちごんの前で素直になれない事を知られたくなかった。」
「自分が許せない…いつもいちごんに助けられているのに、僕は最初の変身でいちごんのピンチを救っただけ。そんな自分が許せない。」
日記はそこで止まっていた。雪斗が勇者の力を使ってまで、してきたこと…それは5歳の頃から思い続けていた、友達・一悟と一緒にいるための事。しつこく部活に誘うのも、一悟と一緒にいるため。虐待されている間も思い続けていた友達…それが一悟だった。
雪斗の失踪事件が公になり、一夜が明けた。一悟はある場所へ向かって走り込みをしている。昨日は雪斗の日記帳を見てしんみりとしてしまったが、一悟はあの日記帳を見て、尚更雪斗を「ブラックビター」から取り戻したいと誓った。千葉一悟として、話をつけるために。
目的地に到着する。いつもなら飼い犬の散歩コースだった公園も、マジパティになって以降は因縁の場所と成り果てた。
「ここで…アイツはソルベに変身したんだよな…」
ソルベに変身していた雪斗は今、どこへ行ってしまったのだろうか…それは誰もわからない…
「ミルフィーユ、強いもんねー♪」
突然カオスソルベの声がして、一悟は辺りを見回すと、男物の大きめのTシャツを胸の下辺りを黒いリボンで結び、下は黒のオーバーニーソックスと青いスニーカー姿に、ミルフィーユのぬいぐるみを抱える少女が、雪斗の弟・冷斗、妹・みかんと無邪気な表情で話をしている。そんなカオスソルベを見ていると、どことなく面影が雪斗と重なる…
「まさか…な…」
もしそうだとしたら、このままカオスソルベのままでいさせていいのだろうか…いや、失踪事件が公になってしまった以上、このままではいけない…一悟の頭の中には葛藤が生まれだす。
「でも…ミルフィーユは、お兄ちゃんを連れて来てくれないんだ…」
「雪斗お兄ちゃんだって…ミルフィーユのこと、大好きなのに…」
その言葉を聞いて、ミルフィーユもとい一悟は胸が痛くなる。
「大丈夫だよ…きっと、ミルフィーユはお兄ちゃんを連れて来てくれる。ミルフィーユが好きなら、信じてあげなよ…」
双子の言葉に、カオスソルベはそっとなだめる。その様子は、まるで双子達とは血縁関係があるような雰囲気だ。そこへ…
「どこをほっつき歩いていると思ったら、今回の私のターゲットと接触していたとは…いいでしょう!カオスソルベ!!!そこの兄を失った少年の本性を、しっかりとその目に焼き付けるのです!!!!!」
茂みの中からティラミスの声がした途端、黒い光が放たれ、その黒い光は冷斗の身体に直撃してしまった。
「うわああああああああああああ!!!!!!」
「冷斗!!!!」
「レイト…」
カオスソルベ、そして双子の妹の目の前で、7歳の男の子はアイスクリームのような巨大な怪物へと変化を遂げる。
「さぁ、存分に暴れなさい!!!アイスカオスイーツ!!!!!兄への憎しみを力に変えるのです!!!」
「れ…冷…斗…」
突然双子の兄が怪物となってしまい、みかんはこの世の終焉を見てしまったかのような表情をしながら怯えている。そんなみかんをカオスソルベはぎゅっと抱きしめる。
「ティラミス…鬼っていうより…悪魔…お姉ちゃんのほうがまとも…」
「マカロン様並みに言ってくれますね…ターゲットの予定はありませんが、あなたがそこまでガードするのなら…妹の方もカオスイーツにさせて差し上げましょうか?」
カオスソルベの言葉に、ティラミスはどことなく怒りを露わにしているような口調で答える。そんなカオスソルベは彼女に向かって「べーっ」と、舌を突き出している。
「いっくん!!!!!」
突然、一悟の背後からみるくの声がして、振り向くとみるく、あずき、ラテ、ココアが走って来る。
「カフェに行ったら、勇者様が「公園に行ったんだろう」って仰ってまして…」
「とにかく、カオスイーツが現れた以上…行くぞ、変身だ!!!」
「おっけー!!!」
「かしこまりましたわ!!!!」
咄嗟にブレイブスプーンを構える一悟の言葉に、みるくとあずきはブレイブスプーンを構える。
「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!!!」」」
ピンク、黄色、水色の光が3人を包み、一悟はピンク色のロングヘアー、みるくは金髪のロングヘアー、あずきは紫色のロングヘアーにそれぞれ変化する。それと同時に3人は背中合わせとなり、一悟の右手はみるくの左手が握り、みるくの右手はあずきの左手、あずきの右手は一悟の左手がそれぞれ握りしめる。髪をなびかせながら、トップス、スカート…と、上から順に光の粒子によって装着され、それぞれのコスチュームに合わせたかのように、太ももから足元にかけて光の粒子によって装着される。一悟にはチョーカー、みるくにはチョーカーとアームリング、あずきには着物と同じ色合いの振袖が装着される。手袋、手甲、イヤリングが装着されると、今度は全員身体をくるりと回し、向かい合う。一悟の髪はポニーテールに結われ、もみ上げの毛先がくるんとカールし、みるくの髪は触角が現れ、ツーサイドアップにされた髪ともみ上げが縦ロールにカールし、下された髪は2つに分けられ、それぞれ毛先をオレンジ色のリボンで結われる。あずきは再びツインテールに髪を結われ、毛先は腰の辺りでくるんとカールする。それぞれの腰にチェーンが現れると、そこにブレイブスプーンが付くと、3人の瞳の色が変わり、変身が完了する。
「ピンクのマジパティ・ミルフィーユ!!!」
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ブルーのマジパティ・ライス!!!」
「スイート…」
「「レボリューション!!!」」
「「「マジパティ!!!!!」」」
3人そろって初めての変身…最後はハモって、ポーズもバッチリ決まった。3人は目線をカオスイーツの方へ向ける。カオスソルベはみかんをぎゅっと抱いて離そうとしない。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の力で木っ端微塵にしてやるぜ☆」
ミルフィーユがいつもの名乗りを決めたと同時に、ティラミスはマジパティの存在に気が付いた。
「現れましたか…マジパティども。カオスソルベの方はおいといて、ご説明いたします!今回のカオスイーツにした人間は、氷見雪斗の弟・氷見冷斗!!!僅か1歳で氷見家の当主としての厳しい教育を受けさせられたものの、兄の親権が母親になった途端、当主の跡を継ぐのがその兄となってしまった、実に哀れなお子です!!!」
「…あたしの知ってる鬼さん、子供を巻き込んだりしないのに…悪魔…」
「ユキ様の弟までをもカオスイーツにするなんて、卑劣極まりないですわ!!!」
「カオスソルベ共々、何度でも罵りなさい!!!さぁ、カオスイーツよ!マジパティどもを追い詰めるのです!!!!!」
カオスイーツの正体を聞いたマジパティ達にまで、ボロクソに言われ、ティラミスの怒りのボルテージがさらに上がった。
「いちごんと あそぶの たのしい。」
「あしたも いちごんと あそびたい。」
シュトーレンが仕事に戻り、みるくとあずき、そしてアンニンが帰った後、一悟はリビングで、シュトーレンが預かっていた雪斗のカバンの中に入っていた日記帳を読んでいる。古ぼけた水色の日記帳…名前の所は、「氷見雪斗」となっているが、明らかに修正テープで消された痕跡がある。それは、平仮名で「いまがわゆきと」と記されているからだろう。幼い5歳児の日記は1週間で途切れている。そして、途切れた次のページから筆跡が変わった。
「5年ぶりに木いちごヶ丘に来た。これからまた、れいととみかんといっしょにいられる。」
「タマねぇと会った。かみを切ってもらった。」
「国会ぎいんの先生がおじいさまに会いに来た。これでぼくもやっと「氷見雪斗」になったんだ。」
小学校5年生にしては、漢字の少ない字…アンニンの言う通りだ。雪斗は小学生の頃、学校に通わせてもらえなかった。病気やいじめではない。父親、父方の祖父母による虐待…そこから段々と毎日書くようになり、漢字も増えている。
「今日、テレビでいちごんが出ていた。スポーツ推せんでタマねぇの通うサン・ジェルマン学園に合格したそうだ。」
「…!?」
小学校6年の時の辺りで、5歳の時の日記で記された「いちごん」が再び出てきた。丁度その時期は、母が「あの人は今」という番組に「ボナパルト森野」として出演する事になり、その時一悟も姉の一華も「ボナパルト森野の子供」として紹介されたのだ。一悟が空手でサン・ジェルマン学園のスポーツ推薦に合格したのも、ちょうど収録の時だった。
「タマねぇに、いちごんのスポーツ推せんの事を話した。そして、僕はサン・ジェルマン学園の入試のために勉強をがんばることにした。」
恐らく勉強が忙しくなったのか、秋ごろから毎日ではなくなっている。一般入試のあとは行数が減ったものの、毎日書くようになっている。そして…
桜舞う入学式…あの時、教室で初めて交わした会話…
「久しぶり、いちごん。」
「誰だよ、お前…何で俺の昔のあだ名知ってんの?」
「覚えてないのかい?5歳の時、一緒に遊んだじゃないか?」
「お前みたいな男と遊んだ記憶、ねェもん。」
「それじゃあ…あの時…」
ミルフィーユとしてソルベと戦った時の言葉の数々を再び思い出す。あれは確かに「氷見雪斗」の言葉だった。入学式以降の日記に目を向ける。異常なほどに、殆ど一悟の事しか記されていない。
「いちごんの傍に居たい。でも、いちごんにはいつも米沢みるくが居る。何であんな簡単にいちごんに近づくのか分からない。」
「僕だっていちごんの友達なのに、いちごんは僕を友達だと思ってくれない。」
段々と日記が今年の4月になる。
「いちごんが女の子に変身し、僕の目の前で戦った。氷の怪物はとても固く、いちごんは歯が立たなかった。だからこそ、僕もいちごんの助けになりたかった。」
「高萩あずきに、変身したいちごんの事を聞かれた。ファンクラブの人間…ましてや会長に、いちごんの前で素直になれない事を知られたくなかった。」
「自分が許せない…いつもいちごんに助けられているのに、僕は最初の変身でいちごんのピンチを救っただけ。そんな自分が許せない。」
日記はそこで止まっていた。雪斗が勇者の力を使ってまで、してきたこと…それは5歳の頃から思い続けていた、友達・一悟と一緒にいるための事。しつこく部活に誘うのも、一悟と一緒にいるため。虐待されている間も思い続けていた友達…それが一悟だった。
雪斗の失踪事件が公になり、一夜が明けた。一悟はある場所へ向かって走り込みをしている。昨日は雪斗の日記帳を見てしんみりとしてしまったが、一悟はあの日記帳を見て、尚更雪斗を「ブラックビター」から取り戻したいと誓った。千葉一悟として、話をつけるために。
目的地に到着する。いつもなら飼い犬の散歩コースだった公園も、マジパティになって以降は因縁の場所と成り果てた。
「ここで…アイツはソルベに変身したんだよな…」
ソルベに変身していた雪斗は今、どこへ行ってしまったのだろうか…それは誰もわからない…
「ミルフィーユ、強いもんねー♪」
突然カオスソルベの声がして、一悟は辺りを見回すと、男物の大きめのTシャツを胸の下辺りを黒いリボンで結び、下は黒のオーバーニーソックスと青いスニーカー姿に、ミルフィーユのぬいぐるみを抱える少女が、雪斗の弟・冷斗、妹・みかんと無邪気な表情で話をしている。そんなカオスソルベを見ていると、どことなく面影が雪斗と重なる…
「まさか…な…」
もしそうだとしたら、このままカオスソルベのままでいさせていいのだろうか…いや、失踪事件が公になってしまった以上、このままではいけない…一悟の頭の中には葛藤が生まれだす。
「でも…ミルフィーユは、お兄ちゃんを連れて来てくれないんだ…」
「雪斗お兄ちゃんだって…ミルフィーユのこと、大好きなのに…」
その言葉を聞いて、ミルフィーユもとい一悟は胸が痛くなる。
「大丈夫だよ…きっと、ミルフィーユはお兄ちゃんを連れて来てくれる。ミルフィーユが好きなら、信じてあげなよ…」
双子の言葉に、カオスソルベはそっとなだめる。その様子は、まるで双子達とは血縁関係があるような雰囲気だ。そこへ…
「どこをほっつき歩いていると思ったら、今回の私のターゲットと接触していたとは…いいでしょう!カオスソルベ!!!そこの兄を失った少年の本性を、しっかりとその目に焼き付けるのです!!!!!」
茂みの中からティラミスの声がした途端、黒い光が放たれ、その黒い光は冷斗の身体に直撃してしまった。
「うわああああああああああああ!!!!!!」
「冷斗!!!!」
「レイト…」
カオスソルベ、そして双子の妹の目の前で、7歳の男の子はアイスクリームのような巨大な怪物へと変化を遂げる。
「さぁ、存分に暴れなさい!!!アイスカオスイーツ!!!!!兄への憎しみを力に変えるのです!!!」
「れ…冷…斗…」
突然双子の兄が怪物となってしまい、みかんはこの世の終焉を見てしまったかのような表情をしながら怯えている。そんなみかんをカオスソルベはぎゅっと抱きしめる。
「ティラミス…鬼っていうより…悪魔…お姉ちゃんのほうがまとも…」
「マカロン様並みに言ってくれますね…ターゲットの予定はありませんが、あなたがそこまでガードするのなら…妹の方もカオスイーツにさせて差し上げましょうか?」
カオスソルベの言葉に、ティラミスはどことなく怒りを露わにしているような口調で答える。そんなカオスソルベは彼女に向かって「べーっ」と、舌を突き出している。
「いっくん!!!!!」
突然、一悟の背後からみるくの声がして、振り向くとみるく、あずき、ラテ、ココアが走って来る。
「カフェに行ったら、勇者様が「公園に行ったんだろう」って仰ってまして…」
「とにかく、カオスイーツが現れた以上…行くぞ、変身だ!!!」
「おっけー!!!」
「かしこまりましたわ!!!!」
咄嗟にブレイブスプーンを構える一悟の言葉に、みるくとあずきはブレイブスプーンを構える。
「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!!!」」」
ピンク、黄色、水色の光が3人を包み、一悟はピンク色のロングヘアー、みるくは金髪のロングヘアー、あずきは紫色のロングヘアーにそれぞれ変化する。それと同時に3人は背中合わせとなり、一悟の右手はみるくの左手が握り、みるくの右手はあずきの左手、あずきの右手は一悟の左手がそれぞれ握りしめる。髪をなびかせながら、トップス、スカート…と、上から順に光の粒子によって装着され、それぞれのコスチュームに合わせたかのように、太ももから足元にかけて光の粒子によって装着される。一悟にはチョーカー、みるくにはチョーカーとアームリング、あずきには着物と同じ色合いの振袖が装着される。手袋、手甲、イヤリングが装着されると、今度は全員身体をくるりと回し、向かい合う。一悟の髪はポニーテールに結われ、もみ上げの毛先がくるんとカールし、みるくの髪は触角が現れ、ツーサイドアップにされた髪ともみ上げが縦ロールにカールし、下された髪は2つに分けられ、それぞれ毛先をオレンジ色のリボンで結われる。あずきは再びツインテールに髪を結われ、毛先は腰の辺りでくるんとカールする。それぞれの腰にチェーンが現れると、そこにブレイブスプーンが付くと、3人の瞳の色が変わり、変身が完了する。
「ピンクのマジパティ・ミルフィーユ!!!」
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ブルーのマジパティ・ライス!!!」
「スイート…」
「「レボリューション!!!」」
「「「マジパティ!!!!!」」」
3人そろって初めての変身…最後はハモって、ポーズもバッチリ決まった。3人は目線をカオスイーツの方へ向ける。カオスソルベはみかんをぎゅっと抱いて離そうとしない。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の力で木っ端微塵にしてやるぜ☆」
ミルフィーユがいつもの名乗りを決めたと同時に、ティラミスはマジパティの存在に気が付いた。
「現れましたか…マジパティども。カオスソルベの方はおいといて、ご説明いたします!今回のカオスイーツにした人間は、氷見雪斗の弟・氷見冷斗!!!僅か1歳で氷見家の当主としての厳しい教育を受けさせられたものの、兄の親権が母親になった途端、当主の跡を継ぐのがその兄となってしまった、実に哀れなお子です!!!」
「…あたしの知ってる鬼さん、子供を巻き込んだりしないのに…悪魔…」
「ユキ様の弟までをもカオスイーツにするなんて、卑劣極まりないですわ!!!」
「カオスソルベ共々、何度でも罵りなさい!!!さぁ、カオスイーツよ!マジパティどもを追い詰めるのです!!!!!」
カオスイーツの正体を聞いたマジパティ達にまで、ボロクソに言われ、ティラミスの怒りのボルテージがさらに上がった。
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