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レインボーポット編
第41話「嵐を呼ぶ結婚式!絆が生み出すブレイブフォーム!!!」⑩
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「ドサッ…」
賑やかになる瀬戌市の夜の街にある法律事務所…その中で1人の男性弁護士がうつぶせで倒れる。刃物で刺されたのだろう、黒い人影は刃渡り15センチほどの包丁を持っている。
「弁護士の分際で、依頼人を見下すな!弁護士は大人しく、依頼人のいう事を聞いていればいいんだ!!!!!」
静かな法律事務所に、ヒステリックな声が響き渡る。黒い影はその場で包丁を捨て、走り去り、瀬戌市の街に消え去った。
法律事務所で事件が起こってから10分ほど経ったのだろうか…黒い影は瀬戌市内の廃デパート近くの廃墟に佇んでいる。黒い影はその民家の玄関で、傷だらけの女豹と出会った。
「おぉ!貴様が私が53年前に出会った、混沌の依り代か…私が思っていたよりも随分と若い気がするが…」
ヒタムが53年前に出会った混沌の依り代は、生きていれば70代のはずだが、ヒタムの目の前にいるのは50代の男だ。
「まぁいい…その混沌の力、いただくとしよう。」
女豹は口を大きく開け、混沌の依り代に飛び掛かるが…
「ドサッ…」
ヒタムは混沌の依り代の背後にいたベイクによって、廃墟の玄関に無理矢理投げ込まれた。
「勇者に負けた貴様は用済みだ!混沌の依り代に近づく資格はない!!!」
更に、ベイクの背後からは双子の狐が顔を出す。そんな双子の狐の手には火がともされたたいまつが1本ずつ君臨する。
「敗者は敗者らしく散りなよ…おばさん?」
「それじゃあ、永遠にサヨナラだね?おばさん…」
「な、なにを…わ、私はまだ負けたのでは…」
双子の狐の持つたいまつから、混沌の依り代の不気味な表情がヒタムの網膜に焼き付く。
「敗北の魔女にいいことを教えてやろう…貴様の探していた本当の依り代は、30年以上前に死んだ!私は彼の意思を受け継ぎ、彼の意思のまま生きてきたにすぎない…」
「残念でした♪」
「敗北の魔女に火を点けろ!!!!!」
混沌の依り代がそう言うと、双子の狐はヒタムがいる廃墟ごとたいまつの火を近づける。廃墟は瞬く間に燃え広がり、ヒタムは断末魔の叫びを上げながら炎の中に包まれた。
「きゃは♪敗北の魔女は灰になって消えちゃいな♪」
『あれが…俺達を使役してきたカオスの依り代…なんて理不尽で冷酷で残忍な…こんなの…俺には耐えられない…』
炎に包まれた廃墟とヒタムの前で喜ぶ双子の狐と、混沌の依り代である人間に跪く鎧の男の姿に、物陰で見ているニョニャの顔面は蒼白になる。
『俺は…ただ…「驚かした」人間の顔を見ながら…ゲラゲラ笑いたいだけだったのに…これじゃまるで「脅かす」だ!!!』
ニョニャの「自分が望んでいた事」と大きく食い違う目の前の現実…それは、1匹のタヌキにとってはショッキングな出来事であった。
『もう…ブラックビターなんて、やめてやる!!!こんなの、俺が望んでいた生活じゃない!』
そう決心した1匹のタヌキは、本能の赴くまま瀬戌市を飛び出し、西の方角へと向かった。
賑やかになる瀬戌市の夜の街にある法律事務所…その中で1人の男性弁護士がうつぶせで倒れる。刃物で刺されたのだろう、黒い人影は刃渡り15センチほどの包丁を持っている。
「弁護士の分際で、依頼人を見下すな!弁護士は大人しく、依頼人のいう事を聞いていればいいんだ!!!!!」
静かな法律事務所に、ヒステリックな声が響き渡る。黒い影はその場で包丁を捨て、走り去り、瀬戌市の街に消え去った。
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「まぁいい…その混沌の力、いただくとしよう。」
女豹は口を大きく開け、混沌の依り代に飛び掛かるが…
「ドサッ…」
ヒタムは混沌の依り代の背後にいたベイクによって、廃墟の玄関に無理矢理投げ込まれた。
「勇者に負けた貴様は用済みだ!混沌の依り代に近づく資格はない!!!」
更に、ベイクの背後からは双子の狐が顔を出す。そんな双子の狐の手には火がともされたたいまつが1本ずつ君臨する。
「敗者は敗者らしく散りなよ…おばさん?」
「それじゃあ、永遠にサヨナラだね?おばさん…」
「な、なにを…わ、私はまだ負けたのでは…」
双子の狐の持つたいまつから、混沌の依り代の不気味な表情がヒタムの網膜に焼き付く。
「敗北の魔女にいいことを教えてやろう…貴様の探していた本当の依り代は、30年以上前に死んだ!私は彼の意思を受け継ぎ、彼の意思のまま生きてきたにすぎない…」
「残念でした♪」
「敗北の魔女に火を点けろ!!!!!」
混沌の依り代がそう言うと、双子の狐はヒタムがいる廃墟ごとたいまつの火を近づける。廃墟は瞬く間に燃え広がり、ヒタムは断末魔の叫びを上げながら炎の中に包まれた。
「きゃは♪敗北の魔女は灰になって消えちゃいな♪」
『あれが…俺達を使役してきたカオスの依り代…なんて理不尽で冷酷で残忍な…こんなの…俺には耐えられない…』
炎に包まれた廃墟とヒタムの前で喜ぶ双子の狐と、混沌の依り代である人間に跪く鎧の男の姿に、物陰で見ているニョニャの顔面は蒼白になる。
『俺は…ただ…「驚かした」人間の顔を見ながら…ゲラゲラ笑いたいだけだったのに…これじゃまるで「脅かす」だ!!!』
ニョニャの「自分が望んでいた事」と大きく食い違う目の前の現実…それは、1匹のタヌキにとってはショッキングな出来事であった。
『もう…ブラックビターなんて、やめてやる!!!こんなの、俺が望んでいた生活じゃない!』
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