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激甘革命編
第42話「前代未聞!?ドラマのオーディションは命がけ!」⑦
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「「「「「Adieu.」」」」」
マジパティと勇者の言葉と共に、カオスイーツは光の粒子となり、芝生広場はカオスイーツに占拠される前の状態を取り戻し、マジパティと勇者達及び、オーディションの関係者達は無事にカオスイーツから脱出することができた。そんなマジパティ達の所へ、あかねが湾岸警察署の署員と共に勇者親子の所へ歩み寄る。
「この度は、警視庁の捜査にご協力いただき、感謝いたします!!!」
「えっ…?」
「あぁ…お伝えしてませんでしたわね?私の母方の祖父の神戸龍臣は、警視総監でございますの。おじい様の連絡を受け、湾岸警察署の皆さんを連れて来た次第です。」
あかねはにっこりと微笑み…
「なのかぜちゃんさんの密告、そしてあなたのライブ配信で事件はスピード解決ですわよ?地下アイドルの蒲田聖子さん?」
聖子の右肩にあかねの右手がぽんと置かれた刹那、あかねの隣に1人の警察官がひょっこりと出てきた。
「蒲田聖子、ポンキホーテ目白台店での窃盗の罪で逮捕する!!!」
聖子は瞳を潤ませながらどうにかしようとするが、この状態で猫を被る行為は無駄なあがきである。やがて、ステージの裏から会津蔦子、薬師川エンターテイメントの社長、蛸島の3人が見つかり、3人はかねてから警視庁が捜査していた詐欺事件の件で、聖子共々湾岸警察署へ連行されたのだった。
………
制作会社の社長が逮捕された事で、特番ドラマは白紙となり、これ幸いと思ったみるくの父親をはじめとした出演者全員が、特番ドラマを降板した。菜風に関しては、継母の逮捕を期に芸能界引退を宣言し、事件の翌日にニュース番組を生放送に出て以来、収録番組以外で顔を出すことはなくなった。久美に関しては、玉菜と完全に意気投合したようで、時折連絡を取り合っているようだ。
「はぁ…」
ベランダで明日から10月を迎える秋空を見上げながら、マリアはため息をつく。あの事件以降、自身の誕生パーティーがあった時以外は思いふけっている事が多く、その姿は家族及び僧侶達をも心配させた。
「マリー、あれからずっとあの調子だな?それほど人間界で勇者としてやっていくのか不安なのか…」
「いや、あれは確実に恋の病だよ…父さんって、母さん以外相手だとニブいよね?」
息子の言葉に、大勇者はむっとした。その横を次女が通り過ぎ…
「勇者の事でも、恋の事でもないから…」
あまりにもそっけないマリアの言葉に、父親と兄は目を皿のように丸くした。
「マリー、能登プロダクションから手紙が来てるわよ!今度は可愛い封筒だけどね?」
マリアは姉から黄色い花柄をあしらった封筒を受け取ると、急いで封を開ける。中には黄色い便箋と満面の笑みで二郎系ラーメンを食べる菜風の写真が入っていた。
「なのの友達第1号で、勇者のまりあへ
お元気ですか?
あの事件のあと、能登プロダクションの社長の計らいで
契約期間が終わるまでの間、なのは社長の家で暮らすことになりました。
春からは、ママの実家にお引越しもします。
ママの先輩の神戸摩耶さんの娘さんも、なのに色んなものをプレゼントしてくれました。
まるで、パパとママが生きていた頃に戻ったような気分です!
それと、まりあのお家がカフェだって、社長から聞きました。
学校がお休みの時、まりあのお家でお食事してもいいですか?
まりあの友達のなのより♪」
その手紙を読んだマリアは、無邪気に微笑み、手紙をテーブルの上に置くと、落ち込んでいる父親の背中をぽんと叩いた。
「パパちゃま、何を辛気臭い顔してるの?もうすぐお店開けるよ?」
そう声をかける次女のいつもの表情に、大勇者は安堵の表情を浮かべる。
「やっと、いつものマリーに戻ったか…」
一悟達や姉と共にカフェの開店準備を進める次女の姿に、大勇者は勇者のタマゴがちょっとだけ人間界の生活になじんできたことを確信した。
マジパティと勇者の言葉と共に、カオスイーツは光の粒子となり、芝生広場はカオスイーツに占拠される前の状態を取り戻し、マジパティと勇者達及び、オーディションの関係者達は無事にカオスイーツから脱出することができた。そんなマジパティ達の所へ、あかねが湾岸警察署の署員と共に勇者親子の所へ歩み寄る。
「この度は、警視庁の捜査にご協力いただき、感謝いたします!!!」
「えっ…?」
「あぁ…お伝えしてませんでしたわね?私の母方の祖父の神戸龍臣は、警視総監でございますの。おじい様の連絡を受け、湾岸警察署の皆さんを連れて来た次第です。」
あかねはにっこりと微笑み…
「なのかぜちゃんさんの密告、そしてあなたのライブ配信で事件はスピード解決ですわよ?地下アイドルの蒲田聖子さん?」
聖子の右肩にあかねの右手がぽんと置かれた刹那、あかねの隣に1人の警察官がひょっこりと出てきた。
「蒲田聖子、ポンキホーテ目白台店での窃盗の罪で逮捕する!!!」
聖子は瞳を潤ませながらどうにかしようとするが、この状態で猫を被る行為は無駄なあがきである。やがて、ステージの裏から会津蔦子、薬師川エンターテイメントの社長、蛸島の3人が見つかり、3人はかねてから警視庁が捜査していた詐欺事件の件で、聖子共々湾岸警察署へ連行されたのだった。
………
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「はぁ…」
ベランダで明日から10月を迎える秋空を見上げながら、マリアはため息をつく。あの事件以降、自身の誕生パーティーがあった時以外は思いふけっている事が多く、その姿は家族及び僧侶達をも心配させた。
「マリー、あれからずっとあの調子だな?それほど人間界で勇者としてやっていくのか不安なのか…」
「いや、あれは確実に恋の病だよ…父さんって、母さん以外相手だとニブいよね?」
息子の言葉に、大勇者はむっとした。その横を次女が通り過ぎ…
「勇者の事でも、恋の事でもないから…」
あまりにもそっけないマリアの言葉に、父親と兄は目を皿のように丸くした。
「マリー、能登プロダクションから手紙が来てるわよ!今度は可愛い封筒だけどね?」
マリアは姉から黄色い花柄をあしらった封筒を受け取ると、急いで封を開ける。中には黄色い便箋と満面の笑みで二郎系ラーメンを食べる菜風の写真が入っていた。
「なのの友達第1号で、勇者のまりあへ
お元気ですか?
あの事件のあと、能登プロダクションの社長の計らいで
契約期間が終わるまでの間、なのは社長の家で暮らすことになりました。
春からは、ママの実家にお引越しもします。
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まるで、パパとママが生きていた頃に戻ったような気分です!
それと、まりあのお家がカフェだって、社長から聞きました。
学校がお休みの時、まりあのお家でお食事してもいいですか?
まりあの友達のなのより♪」
その手紙を読んだマリアは、無邪気に微笑み、手紙をテーブルの上に置くと、落ち込んでいる父親の背中をぽんと叩いた。
「パパちゃま、何を辛気臭い顔してるの?もうすぐお店開けるよ?」
そう声をかける次女のいつもの表情に、大勇者は安堵の表情を浮かべる。
「やっと、いつものマリーに戻ったか…」
一悟達や姉と共にカフェの開店準備を進める次女の姿に、大勇者は勇者のタマゴがちょっとだけ人間界の生活になじんできたことを確信した。
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