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激甘革命編
最終話「激甘革命!マジパティ」①
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「ザッ…」
ほぼ同時刻、カフェ「ルーヴル」の前では、マリアが勇者タルトタタンの姿で、次々と現れるカオスジャンクと戦っていた。父親と姉、叔父を見送った直後、カオスジャンクがカフェの近くで現れたのである。
「これじゃキリがないけど…パパもお姉ちゃんも一生懸命戦ってる…ここでヘバるワケにはいかないわ!!!」
そう叫びながら、タルトタタンは1体のカオスジャンクを一刀両断する。一刀両断されたカオスジャンクは光の粒子となって消え去る。
「パチパチパチ…」
まるでタルトタタンに称賛するかのように、1人の着物姿の初老の女性が拍手する。
「外は危険よ!屋内に避難して!!!」
勇者のタマゴは女性にそう注意するが、女性はクスクスと笑いながら一本の大剣を勇者のタマゴに見せる。その大剣の色と形に、勇者のタマゴは思わず言葉を失った。
「そんな蚊が飛んでるような太刀筋じゃ、一人前とは言えないね!!!どきな…アタシがただしい剣の使い方を見せてやる…」
勇者のタマゴの姉が、父よりも歳を重ねたような見た目と瓜二つの女性は瞬く間に20代後半の姿に若返り、肩より上で結い上げた髪がふわりとなびく。服装も藍色の着物姿から勇者シュトーレンとほぼ同じ甲冑姿に代わり、再び大剣の柄を握るや否や、目の前のカオスジャンクの大群を一瞬にして光の粒子に変えてしまった。
「ひ…ひいおばあ…ちゃん?」
「おや…カルマンの娘かい?最近の子は口先と身体の発育がいいねぇ…何食べたらそうなるんだい?」
勇者のタマゴの前に現れた初老の女性こそ、勇者モンブランなのであった。
「アタシはレイラ・モンブラン・クラージュ・シュヴァリエ…カルマンの娘なんだから、名前と勇者だった事くらいは知ってるだろ?カルマンがヘマしてんじゃないかって思うと、墓の中でオチオチ寝ていられなくってね…少しの間だけ、グレートホイップの女王様とスイーツ界の巫女達に手伝ってもらったんさ。」
「流石は勇者モンブランですわ。しぐれおばあ様が大興奮してましてよ?」
勇者モンブランの後ろからドレスと甲冑を合わせた姿のあかねとブランシュ卿夫人が顔を出す。あかねの言葉に勇者モンブランは少しテレを見せつつも、ひ孫の前で凛とした表情に戻る。
「カルマンの娘…聞きなさい。カオスジャンクが増えて来たって事は、カルマンがピンチだって事…つまり、カルマンはあんたにSOSを送ってるんだ。」
曾祖母の言葉に、タルトタタンは剣の柄をぎゅっと握り、カフェからアランが魔導書を携えて出てくる。
「行きな…マリア…家族と平和に暮らしたいって夢…お前自身で壊すことのないように…」
兄に背中を押された勇者のタマゴは、泣きそうになるものの、ぐっと涙をこらえ、笑顔になる。
「行ってきます!!!」
まるで学校へ向かうかのような妹の姿に、アランは少々呆れつつ、ブランシュ卿夫人の移動魔法で廃デパート跡へ向かう妹と頼れる者達を見送った。
混沌皇帝によって3人の勇者が石にされ、一悟達の戦況は一瞬にして不利な状況に陥った。一悟や玉菜など、辛うじて格闘戦に挑める者達は格闘戦で応戦するが、ボネ以外格闘能力に乏しいプディングチームには不利であり、焼け石に水同然である。
「勇者は死んだ!!!よって、全ての世界は我のモノとなる!!!!!フハハハハハハハハハ!!!!!」
混沌皇帝は笑いと共にカオスジャンク達にマジパティだった者達と精霊達の処刑を言い渡し、要塞の最上階にある玉座に再び腰を下ろす。一悟達は瞬く間にカオスジャンクに捕まり、それぞれ柱に磔にされ、精霊達は檻の中へ閉じ込められてしまった。
瀬戌市全体に響き渡る不気味な笑い声…その混沌皇帝の様子は、瀬戌市に隣接する市と町にも目視で確認する事も出来る。
ほぼ同時刻、カフェ「ルーヴル」の前では、マリアが勇者タルトタタンの姿で、次々と現れるカオスジャンクと戦っていた。父親と姉、叔父を見送った直後、カオスジャンクがカフェの近くで現れたのである。
「これじゃキリがないけど…パパもお姉ちゃんも一生懸命戦ってる…ここでヘバるワケにはいかないわ!!!」
そう叫びながら、タルトタタンは1体のカオスジャンクを一刀両断する。一刀両断されたカオスジャンクは光の粒子となって消え去る。
「パチパチパチ…」
まるでタルトタタンに称賛するかのように、1人の着物姿の初老の女性が拍手する。
「外は危険よ!屋内に避難して!!!」
勇者のタマゴは女性にそう注意するが、女性はクスクスと笑いながら一本の大剣を勇者のタマゴに見せる。その大剣の色と形に、勇者のタマゴは思わず言葉を失った。
「そんな蚊が飛んでるような太刀筋じゃ、一人前とは言えないね!!!どきな…アタシがただしい剣の使い方を見せてやる…」
勇者のタマゴの姉が、父よりも歳を重ねたような見た目と瓜二つの女性は瞬く間に20代後半の姿に若返り、肩より上で結い上げた髪がふわりとなびく。服装も藍色の着物姿から勇者シュトーレンとほぼ同じ甲冑姿に代わり、再び大剣の柄を握るや否や、目の前のカオスジャンクの大群を一瞬にして光の粒子に変えてしまった。
「ひ…ひいおばあ…ちゃん?」
「おや…カルマンの娘かい?最近の子は口先と身体の発育がいいねぇ…何食べたらそうなるんだい?」
勇者のタマゴの前に現れた初老の女性こそ、勇者モンブランなのであった。
「アタシはレイラ・モンブラン・クラージュ・シュヴァリエ…カルマンの娘なんだから、名前と勇者だった事くらいは知ってるだろ?カルマンがヘマしてんじゃないかって思うと、墓の中でオチオチ寝ていられなくってね…少しの間だけ、グレートホイップの女王様とスイーツ界の巫女達に手伝ってもらったんさ。」
「流石は勇者モンブランですわ。しぐれおばあ様が大興奮してましてよ?」
勇者モンブランの後ろからドレスと甲冑を合わせた姿のあかねとブランシュ卿夫人が顔を出す。あかねの言葉に勇者モンブランは少しテレを見せつつも、ひ孫の前で凛とした表情に戻る。
「カルマンの娘…聞きなさい。カオスジャンクが増えて来たって事は、カルマンがピンチだって事…つまり、カルマンはあんたにSOSを送ってるんだ。」
曾祖母の言葉に、タルトタタンは剣の柄をぎゅっと握り、カフェからアランが魔導書を携えて出てくる。
「行きな…マリア…家族と平和に暮らしたいって夢…お前自身で壊すことのないように…」
兄に背中を押された勇者のタマゴは、泣きそうになるものの、ぐっと涙をこらえ、笑顔になる。
「行ってきます!!!」
まるで学校へ向かうかのような妹の姿に、アランは少々呆れつつ、ブランシュ卿夫人の移動魔法で廃デパート跡へ向かう妹と頼れる者達を見送った。
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「勇者は死んだ!!!よって、全ての世界は我のモノとなる!!!!!フハハハハハハハハハ!!!!!」
混沌皇帝は笑いと共にカオスジャンク達にマジパティだった者達と精霊達の処刑を言い渡し、要塞の最上階にある玉座に再び腰を下ろす。一悟達は瞬く間にカオスジャンクに捕まり、それぞれ柱に磔にされ、精霊達は檻の中へ閉じ込められてしまった。
瀬戌市全体に響き渡る不気味な笑い声…その混沌皇帝の様子は、瀬戌市に隣接する市と町にも目視で確認する事も出来る。
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