機械軍と死神部隊

黒うさぎ

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隕石エネルギーと謎の化学物質

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 「トゥルルントゥルルン隕石警報です。関東地方に巨大な隕石が接近中、繰り返します」
 などといった警報が流れる。
「おい、マジかよ?!りん、早く逃げるぞ」
大きな声を荒らげながら妹の凛に警報の内容を伝える。
「と、とりあえずえ、えっと」
いつも冷静沈着な凛も流石に慌てているようだ
「凛、落ち着け少しでも遠くに逃げよう。国が避難用に作った避難経路も突然の自体で混みあってるみたいだから...」
などとどうしようか考えている時に携帯型連絡装置、通称ポケフォンが鳴る
「こんな時に誰だ...もしもし?」
愚痴をこぼしつつ電話に出る。
「もしもし?じゃねぇよ拓人たくと大丈夫か?」
ポケフォンから大音量で返事が帰ってくる。
「この声は、康太こうたか!そう言えばホバリングカー持ってたよな」
「迎えに来て欲しいのかーまぁもうもうそっちいってるから心配すんな」
と自慢げに康太が言う
「ほんとか助かるよ」
「あと数分で着くから支度して待ってろまたな」
と言うとすぐに電話を切ってしまった
「凛早く支度するぞって...」
周りを見渡すと凛が一通りの支度をし終わってこちらを眺めていた
「支度なら終わった凛頑張ったよ?」
と言いつつ頭を差し出す
「お、おうあ、ありがとな」
「んっ!」
声が少し強くなる
「はぁ分かったよ」
と言いながら凛の頭を撫でる
えへへと笑いながら満足そうにしている
そんな事をしていると
ガチャっ
「何、こんな時にイチャイチャしてんだよ」
「してないっ!」「えへへ~」
康太の妹が合鍵を持っているため突然ドアが開き呆れた声が漏れ出す
「とりあえず荷物入れろ」
と話題を変え少し真剣な眼差しになる
「前もあったよなこんなの、またちっちゃい隕石が降ってきて被害全然ありませんでしたぁって感じじゃね?」
と気楽そうに言う。
「今回のは結構ヤバイらしいぜ」
「マジか!」
などと会話をしている間に荷物の移動を終わらせた
「よし、早く乗れ」
俺達は言われるがまま車に乗ろうと後部座席のドアを開けるとそこには寝っ転がっている少女が···
花蓮かれん起きろそして、助手席に···」
と困ったような声で言う
「俺が助手席に乗るよ、妹もそっちの方が良いだろうから」
と凛の方を見ると頬を膨らませている俺は苦笑いしつつ助手席に乗る続けて凛も乗ったようだ
 それから30分ぐらいたっただろうか避難場所に着く
「家壊れないといいんだがな」
と康太は家の心配をしてるようだ
「そうだな」
たわいもない会話を繰り広げていると周囲にいた人達が騒ぎ出す周りの人々が指さす方向に目をやると赤い大きな物体が空から落ちて来ていた。
「な、何だよあれ」
予想を遥かに超える大きさに困惑の声が漏れ出す
「こりゃ俺らの家はー」
と康太が声に出し瞬間だった隕石は神々しく光った
「な、なんだ」「うぉ眩しっ」
思わず目を瞑ってしまった目を開けると複数に分かれる隕石が目に入った。ただ1つ、こちら側に飛来してくる隕石があった
「みんなさん離れてください」と大きな声が響く
俺は凛の手を素早く握り走ってこの場を後にしようとする
「康太走れ」
「あぁ任せろ」
声の方向に目をやると花蓮の手を握りこの場を去ろうとする康太の姿があったが人が多く康太の姿は人混みの中に消えてしまった。
「凛大丈夫か?」
「お兄ちゃんがいるから平気」
少しでも隕石から離れるため無我夢中で走った。
周囲の気温が上がっていく
「くそっ」

隕石が落ちる音それと共に熱風が俺達を襲い吹き飛ばされた俺達は気を失ってしまった。

 手に暖かい何が触れている、頭が物凄く痛く目を開けると眩しく目がしょぼしょぼする少したち目が慣れてきた。周りを見渡すと白い天井に清潔そうなベット隣には凛が椅子に座りながら寝ていた。病院か、隕石が降ってきて気を失ってしまったのか。上体を起こそうとすると身体が重く全身に痛みが走る
「お兄ちゃん?!」
声が聞こえたと同時に凛が抱きついてくる
「ッダァーイ」
身体の痛みに我慢できず声を上げる
「あぁ、ごめんなさい」
凛の声は震えていた。
顔を上げ凛の顔を見る
「凛?どうしたんだ?」
凛の目からは涙が零れていた
「お兄ちゃん起きるのが遅すぎます。どれだけ心配させればいいんですか?」
「···ごめんな」
凛の頭を撫でながら言う
「うん」
「ところで俺はどんだけ寝てたんだ?」
撫でながら凛に質問をする
「7ヶ月とちょっとですよ?寝坊し過ぎです」
「そんなに眠ってたのか···てことはずっと待っててくれたのか?」
「いえ、凛は先月目を覚ましてそれからお兄ちゃんが起きるのを待っていました」
凛はそう言いながら満面の笑顔を見せてくれる
ガラガラ~
「あーっ 狂宮くるみや拓斗くん起きたのね」
声がした方を見ると見知らぬ女性が立っていた
「あ、えーっと初めまして」
どうやら俺の担当の方らしく名前は工藤晴香くどうはるかと言うらしい彼女から世間の事を色々聞いたところ今は驚いた事に戦時中らしい隕石の様々な力を巡って争っているとかなんとか
「って事で拓斗くんと凛ちゃんには、明日から学校に行ってもらいます。学校って言ってもただの学校じゃ無くて戦い方を学ぶ軍人育成学校に行ってもらうわ」
「え、えっと軍人育成学校?」
「そうよ軍人育成学校」
驚きのあまり復唱してしまったが、少し考えれば当たり前のことか今戦争が起きているんだもんな
「そこで何をするの?戦うのは多分出来ない」
さっきまで何も口に出さなかった凛が突如言葉を発する
「それは、行ってからのお楽しみ」
「俺はまず動けそうに無いんだが?」
身体が痛くはっきり言って立つことも出来ないでであろう状態だ。
「そうなると凛ちゃん1人で行くことになるわね」
「つか、なんで凛が目を覚ました時にこの話題を凛にいわなかったんだ?」
凛が質問をしている事から察するにこの事を凛は知らなかったのだろうと思い聞いてみる
「いやー、それがあまりにも凛ちゃんが拓斗くんの事心配してたから一緒にいさせて上げたいと思って···」
我が妹よそこまで俺の事を高ぶる感情を抑え話題を切り替える
「そういえば、俺達の家とかどうするんだ?」
家がなきゃこのままじゃホームレスまっしぐらだ
「その点は大丈夫よあなた達が通う学校が寮を用意してくれてるの」
「てことは、凛と離ればなれか···家事どうしよ?」
今まで家事をやって来なかった俺には大きな問題だった
「なんで、離ればなれになるの?お兄ちゃんは凛がいないとダメだから一緒の寮に行く」
「そこも大丈夫、寮が足りないから男女で別れてないのよ」
凛と俺は安心し小さくため息をつく
「もう、質問は良いかしら?」
「あ、はい色々ありがとうございました。」
軽く頭を下げるそれと同時に凛も頭を下げた
「早めに寝て身体治すんだよ。んじゃ、また」
ドアの閉める音が響く
「はぁ、凛色々変わっちまったな」
「うん、でも凛はお兄ちゃんが起きてくれたから大丈夫」
満面の笑みで凛は言った
(戦争か···凛は絶対に守ってやる)
そう心に誓うのだった。

 俺は寮で朝を迎えた、病院で目を覚ましたあの日から1ヶ月リハビリを終え無事今日から学校に行くのだった。
「お兄ちゃん起きてるんだ。珍しいね」
「久しぶりの学校だかんな」
部屋でぼーっとしていた俺に妹が声をかけてきた。
「凛が起こしに来たって事は朝ごはんか?」
わくわくしながら妹に聞く。そう、俺の妹の料理は絶品である。それを8ヶ月近く食べていないのだ。
「お兄ちゃんの大好きな凛のご飯だよ」
凛は得意げに胸をはる···はる胸は無いが
「ってお兄ちゃん何処見てんの?朝ごはん1人で食べちゃうよ?」
「ご、こめんって一緒にたべよっ?な?」
顔を赤らめながらも俺の弱点をついてくる流石我が妹よ

 美味しい美味しい朝ごはんを食べ終わり現在登校中寮から学校までは近いため遅れる危険性もなく無事学校につくとそこには···
「な、なんだよ···」
「お兄ちゃんは知らないからびっくりするよね。凛も最初びっくりしたから」
学校のあちらこちらに武器がある銃や刀、ごついロボットまで
「ここが俺の通う学校だったりしちゃいます?凛さん」
「うん。そうだけど?」
当たり前のような反応をされるが···ついていける気がしねぇなどと何気無いやり取りを妹としている所に聞き覚えのある声2つの声が響く
「おぉ拓斗じゃねぇか」「凛ちゃんおは~」
小学生からの付き合いの康太とその妹の花蓮がこちらに向け手を振っていた
「康太か、久しぶり」「花蓮おはよ」
と挨拶を交わす。
男子と女子に別れ何気無い会話をしながら自分の教室に向かう


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