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第一章
あの日の夢
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「兄さん!」
桜の舞う暗闇の中で、地に這いつくばったカイトと、それをしゃがんで見下ろす誰かがいる。若干カイトは幼く見える。
「カイト、お前は俺よりも強くなれ」
そういってその誰かは、立ち上がりカイトから遠ざかるように歩き始めた。
「兄さん!」
カイトは叫び続ける。どこからともなく風が吹き、歩いていた男は花びらの塊となって消えた。
「兄さん!」
「どうした」
いつのまにか、闇は晴れていた。後ろから先ほどの男がカイトに声をかける。
「本物のシグレ兄さん……?」
カイトは振り向き、安堵の顔を浮かべる。
「何を言ってる。そんな寝ぼけているようじゃあ、お母さん達を任せてられないぞ」
シグレと呼ばれた男はカイトの黒髪を軽く二回手で叩く。
「大丈夫だよ。俺にだってお母さんらを守るくらいできるさ」
背伸びをして胸を張るカイト。
「シグレ、そろそろ時間だろ」
シグレやカイトに容姿の似た、男性が声をかける。
「父さん、わかっているよ。カイト、行ってくるぞ。一週間もすれば帰ってこれるだろう。そうすれば、久しぶりに稽古に付き合ってやろう」
「本当か!?」
カイトは目を輝かせる。
「俺が嘘をつくわけないだろう。それでは任務に行ってくるぞ」
シグレは父親の方に向かって一礼した。
「お父様、行ってきます」
「ああ、綾目家の名を汚さぬように頼むぞ」
父親のシグレに向ける視線は、自慢の息子に向けるそれだった。実際にシグレの実力は綾目家のトップを争うほど、即ち忍者のなかでトップに上るものであった。
「兄さん、行ってらっしゃい」
「じゃあな、稽古についてこれるように練習しておけよ」
それが、カイトがシグレと交わした最後の会話だった。
それから約一週間が経ち、任務にいったもの達が帰ってきた。どんよりした曇り空のなか、ボロボロになったにんじゃ達の列が歩く。カイトは、そのなかに兄の姿を探した。任務から帰ってきていつも一人、元気そうにしている兄の姿を。
しかし、いくら探しても見つからなかった。代わりに、鎖で巻いて閉じられた木箱が運ばれていた。十字架が描かれている。
「兄さん……?」
カイトはその列を歩く忍者に問い詰めた。
「兄さんはどこだ。兄さんはどこにいるんだ!」
皆、疲れた顔に困った表情を付け加えるだけだった。
「カイト!」
父親が腕をつかんだ。
「父さん、お兄様はどこに行ったんですか」
「シグレは禁忌を犯した。アイツのことは忘れろ」
それだけ言って、一緒にいる精鋭部隊の忍者達とその場を去ろうとする。
「兄さんは何をしたんだよ! どうして死んだんだ!」
それを聞いて父親はカイトを睨み付けた。
「死んだのはシグレではない。アオイだ」
綾目アオイ、シグレとトップを争っていた忍者である。
「そんな! どうしてアオイさんが?」
「アイツは禁忌を犯したと言ってるだろ。お前に構ってる暇はないんだ。黙って家に帰ってろ」
父親はカイトに背を向けた。
「よりによってなぜアイツが……お前だったらよかったのに」
それは聞こえる声で父親の口から漏れでた。黒い雲が集まるなか、カイトは涙をこらえながら走っていった。向かった先は、兄と共に訓練に使っていた森のなか。二人での練習の跡が残っている場所。そこで、雨に打たれながら泣いていた。
「兄さん、何があったんだよ……本当にアオイさんを殺したのかよ……」
数時間、そこに座り続けていたカイトは土砂降りの雨のなか、叫び声を聞いた気がした。
「逃げろ!」
それは綾目一族の暮らす一帯から聞こえたように思えた。突然不安に襲われたカイトは、家に帰ろうと走った。森を抜けてそこに見た光景に腰を抜かす。
幾つもの死体が転がっていた。それは、全て綾目一族の人間のものだった。
「八百屋のじいちゃん、ばあちゃん」
いつも売り物の果物などをこっそりと渡してくれたその二人が、血を流しながら唸っている。
「逃げろ……逃げ……」
二人は息途絶えた。
「そんな……」
ひたすら家に向かって走り出したカイト。たくさんの同じ一族の死体を目に捕らえていた。
「母さん、父さん!」
家につき、戸を開けようとしたカイト。
「開けるな! 来るな! お前だけは……」
父親の苦しそうな声を聞いて、とにかく急いで戸を開ける。すると、そこには両親の無惨に倒れている姿と、見覚えのある人間のたっている姿があった。
「に……い……さん?」
振り向いたシグレの両目は綾目を開眼していた。その目を直視してしまったカイトの目の前の風景は一変した。両手両足首をロープで縛られ宙に浮いてた。自分以外誰もいない、その空間の色は赤から青、青から赤へと反転を繰り返す。
「蒼朱反転・四肢滅裂」
カイトの脳内にシグレの声が響いた。すると、赤から青へと変化するときに両手両足の付いている位地があやふやになったり、両足だけなくなったり、両腕だけなくなったりと、自分の身体が異常な状態になるのを見せられた。青から赤へと変わるとき、身体は正常な状態で吊るされているだけになった。その繰り返しを永遠に行われた。
「やめろ! やめてくれ!」
カイトは叫んだ。叫び続けた。精神を消耗しきるまで叫び声を挙げた。
そして、もう一言も発することのできないくらいになったとき、カイトの脳内に再びシグレの声が響いた。
「カイト、お前は強くなれ」
その瞬間、カイトの意識は飛んだ。
桜の舞う暗闇の中で、地に這いつくばったカイトと、それをしゃがんで見下ろす誰かがいる。若干カイトは幼く見える。
「カイト、お前は俺よりも強くなれ」
そういってその誰かは、立ち上がりカイトから遠ざかるように歩き始めた。
「兄さん!」
カイトは叫び続ける。どこからともなく風が吹き、歩いていた男は花びらの塊となって消えた。
「兄さん!」
「どうした」
いつのまにか、闇は晴れていた。後ろから先ほどの男がカイトに声をかける。
「本物のシグレ兄さん……?」
カイトは振り向き、安堵の顔を浮かべる。
「何を言ってる。そんな寝ぼけているようじゃあ、お母さん達を任せてられないぞ」
シグレと呼ばれた男はカイトの黒髪を軽く二回手で叩く。
「大丈夫だよ。俺にだってお母さんらを守るくらいできるさ」
背伸びをして胸を張るカイト。
「シグレ、そろそろ時間だろ」
シグレやカイトに容姿の似た、男性が声をかける。
「父さん、わかっているよ。カイト、行ってくるぞ。一週間もすれば帰ってこれるだろう。そうすれば、久しぶりに稽古に付き合ってやろう」
「本当か!?」
カイトは目を輝かせる。
「俺が嘘をつくわけないだろう。それでは任務に行ってくるぞ」
シグレは父親の方に向かって一礼した。
「お父様、行ってきます」
「ああ、綾目家の名を汚さぬように頼むぞ」
父親のシグレに向ける視線は、自慢の息子に向けるそれだった。実際にシグレの実力は綾目家のトップを争うほど、即ち忍者のなかでトップに上るものであった。
「兄さん、行ってらっしゃい」
「じゃあな、稽古についてこれるように練習しておけよ」
それが、カイトがシグレと交わした最後の会話だった。
それから約一週間が経ち、任務にいったもの達が帰ってきた。どんよりした曇り空のなか、ボロボロになったにんじゃ達の列が歩く。カイトは、そのなかに兄の姿を探した。任務から帰ってきていつも一人、元気そうにしている兄の姿を。
しかし、いくら探しても見つからなかった。代わりに、鎖で巻いて閉じられた木箱が運ばれていた。十字架が描かれている。
「兄さん……?」
カイトはその列を歩く忍者に問い詰めた。
「兄さんはどこだ。兄さんはどこにいるんだ!」
皆、疲れた顔に困った表情を付け加えるだけだった。
「カイト!」
父親が腕をつかんだ。
「父さん、お兄様はどこに行ったんですか」
「シグレは禁忌を犯した。アイツのことは忘れろ」
それだけ言って、一緒にいる精鋭部隊の忍者達とその場を去ろうとする。
「兄さんは何をしたんだよ! どうして死んだんだ!」
それを聞いて父親はカイトを睨み付けた。
「死んだのはシグレではない。アオイだ」
綾目アオイ、シグレとトップを争っていた忍者である。
「そんな! どうしてアオイさんが?」
「アイツは禁忌を犯したと言ってるだろ。お前に構ってる暇はないんだ。黙って家に帰ってろ」
父親はカイトに背を向けた。
「よりによってなぜアイツが……お前だったらよかったのに」
それは聞こえる声で父親の口から漏れでた。黒い雲が集まるなか、カイトは涙をこらえながら走っていった。向かった先は、兄と共に訓練に使っていた森のなか。二人での練習の跡が残っている場所。そこで、雨に打たれながら泣いていた。
「兄さん、何があったんだよ……本当にアオイさんを殺したのかよ……」
数時間、そこに座り続けていたカイトは土砂降りの雨のなか、叫び声を聞いた気がした。
「逃げろ!」
それは綾目一族の暮らす一帯から聞こえたように思えた。突然不安に襲われたカイトは、家に帰ろうと走った。森を抜けてそこに見た光景に腰を抜かす。
幾つもの死体が転がっていた。それは、全て綾目一族の人間のものだった。
「八百屋のじいちゃん、ばあちゃん」
いつも売り物の果物などをこっそりと渡してくれたその二人が、血を流しながら唸っている。
「逃げろ……逃げ……」
二人は息途絶えた。
「そんな……」
ひたすら家に向かって走り出したカイト。たくさんの同じ一族の死体を目に捕らえていた。
「母さん、父さん!」
家につき、戸を開けようとしたカイト。
「開けるな! 来るな! お前だけは……」
父親の苦しそうな声を聞いて、とにかく急いで戸を開ける。すると、そこには両親の無惨に倒れている姿と、見覚えのある人間のたっている姿があった。
「に……い……さん?」
振り向いたシグレの両目は綾目を開眼していた。その目を直視してしまったカイトの目の前の風景は一変した。両手両足首をロープで縛られ宙に浮いてた。自分以外誰もいない、その空間の色は赤から青、青から赤へと反転を繰り返す。
「蒼朱反転・四肢滅裂」
カイトの脳内にシグレの声が響いた。すると、赤から青へと変化するときに両手両足の付いている位地があやふやになったり、両足だけなくなったり、両腕だけなくなったりと、自分の身体が異常な状態になるのを見せられた。青から赤へと変わるとき、身体は正常な状態で吊るされているだけになった。その繰り返しを永遠に行われた。
「やめろ! やめてくれ!」
カイトは叫んだ。叫び続けた。精神を消耗しきるまで叫び声を挙げた。
そして、もう一言も発することのできないくらいになったとき、カイトの脳内に再びシグレの声が響いた。
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