異世界に魔神召喚された忍者、一族の復讐をここで果たします~忍者なのに魔力一億??~

いーぽん

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第一章

攻撃魔法VS防御魔法

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「どうも、こんばんは」
 ヴィオラを閉じ込めた空間へと入ってきたリオン。そこに大量の光輝く矢が飛んでくる。
輝く電光矢ライトニングサンダーアロー
三角鏡トライアングルミラー
 両手の親指と人差し指で三角を作るリオン。すると、目の前に三角の光の鏡が現れて矢を全てはねかえした。ヴィオラはそれを避ける。
「思い出したよ。国王の側近に低級魔神使いと、回復魔法ヒーリング防御魔法プロテクトしか使えない魔道士がいるって噂を聞いたのをな。本当だったか」
「噂にまでなってるんだ。嬉しいね」
「もう一人、上級の魔道剣士がいるって聞いたがなぜそいつが来ない。そこまで舐められてるのか」
 右手を前に出して何かの構えをしているヴィオラ。
「ごめんごめん。あいつも強いんだけど、わがままというか、扱いにくくってね。王の言うことあんまり聞かないんだ」
「そうか、どうでもいいことだがな。光輝く剣ライトニングソード
 ヴィオラの手に白光りする剣が現れる。それを持ってリオンの方に走ってくる。
円い盾サークルシールド
 リオンは空に円を描く。するとその手に円状の盾が現れる。
 リオンの防御魔法には三種類ある。自在に空間を分けることのできる防壁バリア、空中に浮かせて攻撃を跳ね返すミラー、そして身につけて攻撃を受け止めるシールドだ。この順に消費する魔力が大きい。
 ヴィオラの斬撃を盾で受け止め続けるリオン。次から次へと来る衝撃に、少しずつ盾にヒビが入る。
「守りっぱなしでは限界が来たようだな」
 次の一撃で盾は割れた。リオンは瞬発的に後ろに下がって、斬撃を免れた。ヴィオラは光の剣を上に投げ、弓を構えるポーズをする。
輝く回転矢ライトニングスピニングアロー
 輝く電光矢ライトニングサンダーアローよりも遥かに速い矢が回転しながらリオンの方に飛んでくる。
円い盾サークルシールド
 盾でそれを受け止める。が、盾食い込みながら回転を続ける矢の威力に押される。盾が割れる直前に、盾から手を離して避けることで矢を逃れた。そこにヴィオラが斬りかかってくる。リオンは転がって避ける。
「いつまで逃げ続ける。どこまで持つのだろうな」
「はぁ」
 リオンはまた宙に円を描き始める。
「同じことが通用すると思ってるのか。輝く回転矢ライトニングスピニングアロー
 ヴィオラもまた同じように光の剣を投げあげて、構える。矢が飛んでいくと同時に剣を持ってリオンの方にまっすぐ走ってくる。
「そのままそっくり返すよ。円い鏡サークルミラー
 鏡に当たった矢は勢いを失わぬまま、跳ね返ってヴィオラの方に飛んでくる。そして油断していたヴィオラの胸を貫通した。
「なっ……!」
「あれ、死んじゃった?」
 リオンはヴィオラの息が止まってるのを確認した。
「魔術具なしで魔法使えた理由を聞きたかったのに。もうどうしようもないじゃん」
 いつの間にか空間を隔てていた光の壁は消えていた。外では地面に転がったミカゲ、シャージャ、そして木陰から覗いている二人の姉弟がいた。
「ミカゲ、パートナーが置いていった魔術具転がってるよ」
 落ちている鈴を拾い、ミカゲのポケットへと入れる。
「君たち、怖がらなくていいからこっちへおいで。ボクたちは王国の人間だからさ」
「そいつらは生きてるのか……?」
 タオは恐る恐る喋る。
「ヴィオラは死んじゃった。この女は気を失ってるよ。今夜は遅いからここで一晩泊まろう。この女は別で閉じ込めておくから」
 リオンはシャージャの方に腕を伸ばし、手で四角形を作る。
四平方防壁スクエアーバリア
 小さい光の四面体でシャージャは囲まれた。
「なんだ、それ」
 二人は不思議そうに見ている。
「空間を分けるんだ。この女を閉じ込める。ボク以外はこの壁を越えて通ることは出来ないから大丈夫」
 リオンの見せる笑顔に二人は安心したのか、少しずつ歩み寄ってくる。
「おい、ミカゲ起きて」
 リオンにつつかれて目を覚ましたミカゲ。そして四人は小屋に入っていった。さらに小屋は防壁によって囲まれた。夜は一層深まっていく。
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