39 / 57
第4章 怪しい影
1.ここからリスタート
しおりを挟む
プリュスと別れ、イスカ大草原に帰還したザイン達。
探索者バッジの機能で『スズランの花園』から脱出した後、エルは解毒剤によってすっかり元気になっていた。
彼女はザインとフィルに何度も謝り、感謝の言葉を述べ続け……フィルには涙混じりに抱き着いていた。
不甲斐無い姉でごめんなさい。
頼りない仲間で、本当にごめんなさい。
そんな言葉を何度も繰り返すエルの口を止めたのは、ザインの一言だった。
「俺だってエルに謝らないといけないよ。君を護れなかったのは、リーダーである俺の責任だ。……こんな未熟なリーダーでごめんな、エル」
「ザインさんっ……そんな、そんな事……!」
何かを言い掛けたエルは、その言葉をぐっと飲み込んだ。
エルはローブの袖でゴシゴシと涙を拭うと、赤くなってしまった両目を向けてザインを見る。
「わたし……もう二度と皆さんをこんな事に巻き込んでしまわないように、もっともっと強くなります……! 今のままのわたしじゃ、父を捜し出すなんて出来るはずないものっ……‼︎」
ザインは弱い自分の殻を破ろうと決意した少女の覚悟を目の当たりにして、彼もまた決意を固めた。
──仲間を護れないリーダーなんかに、母さんを超える事なんで出来る訳が無い。
彼女達が誇れるようなリーダーであれるよう、もっと強くならなければならないのは自分の方だ。
この苦い記憶を胸に刻み、更なる高みを目指す。
そうして皆で共に成長していく事こそが、ザインの思い描く探索者に至る道なのだと信じて……。
ジルに乗って王都に帰還したザイン達は、真っ先に探索者ギルド会館へと直行した。
そこで彼らを出迎えたのは、いつもの男性職員とその後輩の金髪女性職員のジェシカ。そして、本部長のカレンであった。
「『鋼の狼』、只今帰還しました!」
「ああ……皆様、よくぞご無事で……!」
受付のカウンター横から駆け出してきた男性職員が、ザイン達三人の姿を順番に眺め、安堵の表情を浮かべて言う。
どうやらエルが拐われた件は他の探索者達の耳にも入っていたらしく、『鋼の狼』が三人全員が揃って帰還した事実にどよめいていた。
少し遅れてジェシカとカレン本部長も側に集まって来て、「よく無事で戻って来てくれた」と何度も感謝された。
三人はすぐに別室に案内され、カレンから今回の事件についての説明がなされた。
「先程、白百合聖騎士団からの連絡がございました。エル様をダンジョンに連れ込んだ件の誘拐犯らは、聖騎士によって城へと連行されたそうです」
カレンはふわりとした長い白髪の結び目を直しながら、改めてザインの顔を見詰めて言う。
「私共も彼らの情報を集め、どうにか連続失踪事件の解決に当たろうとしていたのですが……思いがけぬ形で犯人らを捕らえて頂いた事、当ギルドの代表として心からの感謝と報酬をお受け取り頂ければと考えておりますわ」
「報酬……ですか? でも、今回の事は依頼を受けて解決させた事件じゃありませんし……」
ザインがそう否定すると、カレンは眉を下げて首を横に振った。
「いえ、今回は何としても報酬をお受け取り下さいませ。事件の解決に協力して下さった探索者の方々には、ギルドからの緊急依頼扱いとして、報酬金とランクのポイント加算をさせて頂いておりますの」
彼女が言うには、この件を解決へ導いた『鋼の狼』のメンバーにはそれらの報酬が与えられるのだという。
これまでにも、突如として大量発生した有害な魔法植物の駆除を行ったパーティーや、山賊を捕らえた探索者に同じような報酬が支払われてきたそうだ。
「ですから、皆様にも当ギルドから相応の報酬をお支払いさせて頂きたいのです」
「……という事らしいですが、どうしましょうか? ザインさん」
ザインを挟むように三人掛けのソファに座るエルが、横からザインの顔を見上げている。
問われたザインはうぅむと顎に手を当てて、しばらく黙り込んだ後に口を開いた。
「……そういう決まりなんでしたら、報酬を受け取らせてもらいます」
「はい、それではすぐに今回の報酬とポイントの加算をさせて頂くよう連絡して参りますわ」
カレンは安心したように微笑むと、向かいのソファから立ち上がった。
「それでは皆様、一度受付の方に移動して頂いても宜しいでしょうか?」
「あの、その前にちょっとお話があるんですけど……」
扉に向かうカレンにザインが声を掛けて引き止めると、彼女は振り返って首を傾げる。
「如何なさいました?」
「この前の、俺達を最優先育成枠の候補に考えてるって話の件なんですが……まだ枠は残ってますか?」
「……お受けして、頂けるのですか?」
その言葉にザインが頷くと、カレンは胸に両手を当てて微笑んだ。
まるで聖母のような仕草をした彼女。
「ああ、本当に良かった……。エル様がご無事だった事も何よりですが、こうして皆様を我がギルドの最優先育成枠としてお迎え出来る事……。今日は二つもの幸福に恵まれてしまいましたわ……!」
カレンは報酬の件と同時に育成枠についての手続きも行うと言ってザイン達を連れ、受付まで上機嫌で歩いていく。
奥の職員室に姿を消したカレンを待ちながら、その間にすっかり顔馴染みになった男性職員から、誘拐事件の報酬を受け取った。
「こちらが今回の報酬となります。それから、お預かりしていた皆さんのバッジもお返し致しますね。しっかりとポイントを加算させて頂きました」
「ありがとうございます!」
バッジを返却され、エルとフィルもそれぞれ服にバッジを付け直す。
これにはギルドでの活躍で稼いだポイントを集計する機能もある為、依頼の達成報告をする度に、一度受付に預ける必要があるのだ。
三人共まだブロンズランクのままではあるが、このまま依頼をこなし続けていけば、いつの日かシルバーランクに昇格する事が出来る。
(ちょっとずつの積み重ねだけど、母さんだってこういう下積みを重ねてプラチナランクにまで上り詰めたんだよなぁ)
憧れの存在であり、いずれは超えるべき目標である母──『銀糸のエルフ』ことガラッシア。
ザインはそんな母と同じ探索者という道を歩み始めたばかりの今、少しずつ彼女の遠い背中を追い掛けている。
探索者ギルドの最優先育成枠という制度がその後押しとなってくれるのであれば、願ってもない事だ。
そうしてしばらくカレン本部長を待っていると、彼女が何枚かの書類を持って受付に戻って来た。
ザインはパーティーのリーダーとしてそれらに必要事項を書き込み、無事に王都ノーティオ本部の育成枠として登録してもらった。
それらを済ませた後、カレンから近日中に育成担当の探索者を呼び寄せるので、その際にギルド会館に顔を出してほしいと伝えられたのだった。
会館を出たザイン達は、外で待たせていたジルを連れて『銀の風見鶏亭』へ向かおうとしていたのだが、その途中でザインは違和感を覚えた。
何となくの勘のようなものなのだが、ザインのコピー体が消滅したような予感がザインの胸に過ったのだ。
試しにエル達に声を掛け、少し足を止めて自身のアイテム回収ポーチを調べてみる。
すると、ザインの予想が的中していた。コピー体の魔力が尽きて、自然消滅したのだろう。
ポーチの中には見覚えの無い量の薬草や魔物の素材で溢れており、このままではすぐに中身がパンパンになってしまいそうな程だったのだ。
『拡張』スキルを持つ職人が作ったポーチだとはいえ、中に入れられるものには上限がある。
定期的にコピー体が集めた素材を売却するか、何かの材料としてアイテムを作成するかしなければ、許容量を超えたポーチが壊れてしまうかもしれない。
「あー……ごめん、二人共! 先に宿に行って休んでおいてくれるか?」
「何か用事があるのですか?」
「うん。どうやらスキルの効果時間が切れたみたいで、一気にポーチにアイテムが届いたんだよ。それをちょっと売って来ようかなと思って……」
「それならぼく達もご一緒します! お昼時ですし、そのついでに師匠をご案内したい場所があるので……!」
元気に挙手したフィルに、隣で微笑むエルも頷いて賛同している。
そんな二人を見て、ザインはふと考えた。
つい先日彼女達と別行動をしたせいで発生してしまったのが、今回のエルの誘拐事件だった。
ならば、迂闊に二人と離れるのは避けるべきなのではないか。
それに、フィルも何か自分に行かせたい場所があるようだ。どこか良い食事処でも見付けたのだろうか。
だとすれば、尚更二人の厚意を無下にするのは憚られてしまう。
ザインはへらりと笑って、大きく頷いた。
「……じゃあ、皆で一緒に行こうか!」
「はいっ!」
「ワフッ!」
「では、まずはどちらに向かいましょうか?」
「ひとまず『ねこのしっぽ』で予備のポーションを作ってもらうかなぁ」
三人と一匹は、にこやかに会話をしながら歩き始める。
けれどもザインの心には、聖騎士の掟を破ってしまったプリュスの事が引っ掛かっていた。
(まだ彼女は王都のどこかに居るはずだ。途中でプリュスさんに会えれば良いんだけど……)
ザインは未だ、彼女を巻き込んでしまった事を後悔していた。
確か、聖騎士団の宿舎がこの都のどこかにあると記憶している。
薬品店『ねこのしっぽ』の看板娘のレナが場所を知っているのなら、彼女に宿舎までの道を教えてもらって顔を出しておくべきだろう。
(彼女がどれだけ立派な人なのか、騎士団の人達にしっかり伝えておかなくちゃ気が済まないからな)
ザインはエル達と他愛も無い話をしながら、頭の片隅で予定を組み立てていくのであった。
探索者バッジの機能で『スズランの花園』から脱出した後、エルは解毒剤によってすっかり元気になっていた。
彼女はザインとフィルに何度も謝り、感謝の言葉を述べ続け……フィルには涙混じりに抱き着いていた。
不甲斐無い姉でごめんなさい。
頼りない仲間で、本当にごめんなさい。
そんな言葉を何度も繰り返すエルの口を止めたのは、ザインの一言だった。
「俺だってエルに謝らないといけないよ。君を護れなかったのは、リーダーである俺の責任だ。……こんな未熟なリーダーでごめんな、エル」
「ザインさんっ……そんな、そんな事……!」
何かを言い掛けたエルは、その言葉をぐっと飲み込んだ。
エルはローブの袖でゴシゴシと涙を拭うと、赤くなってしまった両目を向けてザインを見る。
「わたし……もう二度と皆さんをこんな事に巻き込んでしまわないように、もっともっと強くなります……! 今のままのわたしじゃ、父を捜し出すなんて出来るはずないものっ……‼︎」
ザインは弱い自分の殻を破ろうと決意した少女の覚悟を目の当たりにして、彼もまた決意を固めた。
──仲間を護れないリーダーなんかに、母さんを超える事なんで出来る訳が無い。
彼女達が誇れるようなリーダーであれるよう、もっと強くならなければならないのは自分の方だ。
この苦い記憶を胸に刻み、更なる高みを目指す。
そうして皆で共に成長していく事こそが、ザインの思い描く探索者に至る道なのだと信じて……。
ジルに乗って王都に帰還したザイン達は、真っ先に探索者ギルド会館へと直行した。
そこで彼らを出迎えたのは、いつもの男性職員とその後輩の金髪女性職員のジェシカ。そして、本部長のカレンであった。
「『鋼の狼』、只今帰還しました!」
「ああ……皆様、よくぞご無事で……!」
受付のカウンター横から駆け出してきた男性職員が、ザイン達三人の姿を順番に眺め、安堵の表情を浮かべて言う。
どうやらエルが拐われた件は他の探索者達の耳にも入っていたらしく、『鋼の狼』が三人全員が揃って帰還した事実にどよめいていた。
少し遅れてジェシカとカレン本部長も側に集まって来て、「よく無事で戻って来てくれた」と何度も感謝された。
三人はすぐに別室に案内され、カレンから今回の事件についての説明がなされた。
「先程、白百合聖騎士団からの連絡がございました。エル様をダンジョンに連れ込んだ件の誘拐犯らは、聖騎士によって城へと連行されたそうです」
カレンはふわりとした長い白髪の結び目を直しながら、改めてザインの顔を見詰めて言う。
「私共も彼らの情報を集め、どうにか連続失踪事件の解決に当たろうとしていたのですが……思いがけぬ形で犯人らを捕らえて頂いた事、当ギルドの代表として心からの感謝と報酬をお受け取り頂ければと考えておりますわ」
「報酬……ですか? でも、今回の事は依頼を受けて解決させた事件じゃありませんし……」
ザインがそう否定すると、カレンは眉を下げて首を横に振った。
「いえ、今回は何としても報酬をお受け取り下さいませ。事件の解決に協力して下さった探索者の方々には、ギルドからの緊急依頼扱いとして、報酬金とランクのポイント加算をさせて頂いておりますの」
彼女が言うには、この件を解決へ導いた『鋼の狼』のメンバーにはそれらの報酬が与えられるのだという。
これまでにも、突如として大量発生した有害な魔法植物の駆除を行ったパーティーや、山賊を捕らえた探索者に同じような報酬が支払われてきたそうだ。
「ですから、皆様にも当ギルドから相応の報酬をお支払いさせて頂きたいのです」
「……という事らしいですが、どうしましょうか? ザインさん」
ザインを挟むように三人掛けのソファに座るエルが、横からザインの顔を見上げている。
問われたザインはうぅむと顎に手を当てて、しばらく黙り込んだ後に口を開いた。
「……そういう決まりなんでしたら、報酬を受け取らせてもらいます」
「はい、それではすぐに今回の報酬とポイントの加算をさせて頂くよう連絡して参りますわ」
カレンは安心したように微笑むと、向かいのソファから立ち上がった。
「それでは皆様、一度受付の方に移動して頂いても宜しいでしょうか?」
「あの、その前にちょっとお話があるんですけど……」
扉に向かうカレンにザインが声を掛けて引き止めると、彼女は振り返って首を傾げる。
「如何なさいました?」
「この前の、俺達を最優先育成枠の候補に考えてるって話の件なんですが……まだ枠は残ってますか?」
「……お受けして、頂けるのですか?」
その言葉にザインが頷くと、カレンは胸に両手を当てて微笑んだ。
まるで聖母のような仕草をした彼女。
「ああ、本当に良かった……。エル様がご無事だった事も何よりですが、こうして皆様を我がギルドの最優先育成枠としてお迎え出来る事……。今日は二つもの幸福に恵まれてしまいましたわ……!」
カレンは報酬の件と同時に育成枠についての手続きも行うと言ってザイン達を連れ、受付まで上機嫌で歩いていく。
奥の職員室に姿を消したカレンを待ちながら、その間にすっかり顔馴染みになった男性職員から、誘拐事件の報酬を受け取った。
「こちらが今回の報酬となります。それから、お預かりしていた皆さんのバッジもお返し致しますね。しっかりとポイントを加算させて頂きました」
「ありがとうございます!」
バッジを返却され、エルとフィルもそれぞれ服にバッジを付け直す。
これにはギルドでの活躍で稼いだポイントを集計する機能もある為、依頼の達成報告をする度に、一度受付に預ける必要があるのだ。
三人共まだブロンズランクのままではあるが、このまま依頼をこなし続けていけば、いつの日かシルバーランクに昇格する事が出来る。
(ちょっとずつの積み重ねだけど、母さんだってこういう下積みを重ねてプラチナランクにまで上り詰めたんだよなぁ)
憧れの存在であり、いずれは超えるべき目標である母──『銀糸のエルフ』ことガラッシア。
ザインはそんな母と同じ探索者という道を歩み始めたばかりの今、少しずつ彼女の遠い背中を追い掛けている。
探索者ギルドの最優先育成枠という制度がその後押しとなってくれるのであれば、願ってもない事だ。
そうしてしばらくカレン本部長を待っていると、彼女が何枚かの書類を持って受付に戻って来た。
ザインはパーティーのリーダーとしてそれらに必要事項を書き込み、無事に王都ノーティオ本部の育成枠として登録してもらった。
それらを済ませた後、カレンから近日中に育成担当の探索者を呼び寄せるので、その際にギルド会館に顔を出してほしいと伝えられたのだった。
会館を出たザイン達は、外で待たせていたジルを連れて『銀の風見鶏亭』へ向かおうとしていたのだが、その途中でザインは違和感を覚えた。
何となくの勘のようなものなのだが、ザインのコピー体が消滅したような予感がザインの胸に過ったのだ。
試しにエル達に声を掛け、少し足を止めて自身のアイテム回収ポーチを調べてみる。
すると、ザインの予想が的中していた。コピー体の魔力が尽きて、自然消滅したのだろう。
ポーチの中には見覚えの無い量の薬草や魔物の素材で溢れており、このままではすぐに中身がパンパンになってしまいそうな程だったのだ。
『拡張』スキルを持つ職人が作ったポーチだとはいえ、中に入れられるものには上限がある。
定期的にコピー体が集めた素材を売却するか、何かの材料としてアイテムを作成するかしなければ、許容量を超えたポーチが壊れてしまうかもしれない。
「あー……ごめん、二人共! 先に宿に行って休んでおいてくれるか?」
「何か用事があるのですか?」
「うん。どうやらスキルの効果時間が切れたみたいで、一気にポーチにアイテムが届いたんだよ。それをちょっと売って来ようかなと思って……」
「それならぼく達もご一緒します! お昼時ですし、そのついでに師匠をご案内したい場所があるので……!」
元気に挙手したフィルに、隣で微笑むエルも頷いて賛同している。
そんな二人を見て、ザインはふと考えた。
つい先日彼女達と別行動をしたせいで発生してしまったのが、今回のエルの誘拐事件だった。
ならば、迂闊に二人と離れるのは避けるべきなのではないか。
それに、フィルも何か自分に行かせたい場所があるようだ。どこか良い食事処でも見付けたのだろうか。
だとすれば、尚更二人の厚意を無下にするのは憚られてしまう。
ザインはへらりと笑って、大きく頷いた。
「……じゃあ、皆で一緒に行こうか!」
「はいっ!」
「ワフッ!」
「では、まずはどちらに向かいましょうか?」
「ひとまず『ねこのしっぽ』で予備のポーションを作ってもらうかなぁ」
三人と一匹は、にこやかに会話をしながら歩き始める。
けれどもザインの心には、聖騎士の掟を破ってしまったプリュスの事が引っ掛かっていた。
(まだ彼女は王都のどこかに居るはずだ。途中でプリュスさんに会えれば良いんだけど……)
ザインは未だ、彼女を巻き込んでしまった事を後悔していた。
確か、聖騎士団の宿舎がこの都のどこかにあると記憶している。
薬品店『ねこのしっぽ』の看板娘のレナが場所を知っているのなら、彼女に宿舎までの道を教えてもらって顔を出しておくべきだろう。
(彼女がどれだけ立派な人なのか、騎士団の人達にしっかり伝えておかなくちゃ気が済まないからな)
ザインはエル達と他愛も無い話をしながら、頭の片隅で予定を組み立てていくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる