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7章 氷塊は草原に憧れる
117話 二重の魔方陣(視点変更)(ごく一部修正)
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捲られたページには、同じく3つの円が重なり合う魔方陣が描かれている。
「これは、現在レンリオス子爵の監視下にいるゼノス君の核に刻まれている魔方陣だ。これに、サージェルマン君と同じ独自の文字が5個見つかっている」
かつてミューゼリアがロカ・シカラを捕える黒い茨を浄化した際、近くにいたゼノスは浄化の影響を受け、通称〈賢者の石〉の核の負の想念が消滅、それによる原動力の枯渇よって倒れた。本来のホムンクルスであればここで機能停止するが、ロカ・シカラの恩恵を受けて一命を取り留めた。
その診断を下したのは、ニアギスの隣にいる銀狐の諸税である。風森の神殿の出入り口にあるバンガローで、アーダインの魔術師の1人と銀狐が万が一に備え待機していた。彼女が得意とするのは、人体にまつわる医療技術。手術、腕や足の接合、移植、死体の解剖や体内に埋め込まれた魔術の分析、そして解除ができ、人間だけでなくホムンクルスやゴーレム相手にもそれが行える。
「パシュハラとマーギリアンのホムンクルスの中で、この魔方陣が刻まれているのはゼノス君のみ。独自の文字は古代文字の中に刻まれている。この文字によって自我の強さと本来適性のある魔力属性の相違を発生させ、知識人から見ても、試作の魔方陣が失敗に終わったと見せかける意図があった」
判明した独自の文字の箇所をなぞると、五方星が完成する。魔術の中でも最初に習う魔方陣の一種であり、汎用性があるため多くの術師が愛用し、その分解読されない様に細工を施す場合が多い。だが、魔方陣の中にさらに魔方陣を隠す手法は、二つの意味が拮抗する為に暴走の確率が極めて高い。不発に終われば、不幸中の幸い。試みた術者の多くは暴走に巻き込まれ死に至っている。
アーダイン公爵の最初の息子は、最初の成功者にしたいと渇望した1人目の妻によって、魔方陣を作らされ、暴走事故により亡くなっている。
「パシュハラの錬金術師たちの記録には、この技術に関しての記載はない。内部に別勢力が存在し、マーギリアンの血族製造の際にこの核を紛れ込ませたと考えられる」
成功不可能の技術を取り入れた核を持つゼノスの潜在魔力の適性がどう変化し、感情や思考が育つのか。木を隠すなら森の中に、他の錬金術者の目を掻い潜り実験が密かに行われていた事になる。それは妨害行為ではない為に、誰も気付けなかった。
「危険地帯の砦に、その勢力の内通者がいた可能性は充分にあるな。正体を知られそうになっても、戦死すれば残るものは少ない」
情報よりも人の命の方が安く済む。それを知るロレンベルグはそう言い、2人は否定しない。
「記録から、マーギリアンのホムンクルス達は〈複雑な人間社会の溶け込めるのか〉〈意識と記憶能力の劣化はどこから始まるのか〉〈記憶の操作と捏造がどこまでできるのか〉が課題だったと判明した。別勢力はその課題に乗り、さらなる完成度を求めて作り上げたのがゼノス君であったと推測される」
「パシュハラ辺境伯に会わせ、保護されるのも計算の内の様な課題だな」
「環境の変化に順応するのも生き物の特権だ。近づけるとなれば、精神に苦痛の一つや二つ与えねばならない」
生物の進化とは困難に立ち向かう事だ。そうアンジェラが言っていたのをアーダインは思い出す。
危険地帯の砦での生活は、貴族社会とは違う文化と人間関係が存在する。ゼノスは環境が変化しても人間と変わらない対応と行動が出来るかどうか、実証実験がされていた。
「辺境伯によるパシュハラの惨劇の前に逃亡、その後危険地帯とエレウスキー商会に潜伏か。複数人の犯行であれば、時系列に誤差を発生させるのも容易だな。結果さえ分かれば、その場にあるモノは全て捨てるとは……トカゲの尻尾切りにしては置き土産が多いが、情報に飢える私達は食いつくしかない」
こうなってしまえば、レーヴァンスの生誕祭から連なる赤い毒薬の動きもまた実験だったと言わざるを得ない。命樹の登場から、今頃犯人はグランディス皇国に移っているのは明白だ。
国王は自嘲を含んだ笑みを浮かべながらも、その青紫の瞳の光は曇る事が無い。
「サージェルマン君達の課題は、どう見ているのかな?」
「ラグニールの調査と本人の供述から〈ホムンクルス達の司令役を担えるか〉〈情報源である人間の記憶をどれほど転写できるのか〉が主題に見えるが、私は〈その情報源が死んでいた場合、記憶がどれほど転写できるのか〉が課題であったのではないかと考えている。ある意味では、不死の実験だ」
ホムンクルスは外見を形成するために情報源が必要であって、意志自体は別物として形成される。ゼノスの場合〈過去の記憶〉が捏造されていたが、物静かな青年であった情報源とは違い、行動力のある若者へと成長を遂げている。対してサージェルマンは、人格がバラバラに分かれてしまったが、友人であるイグルドから〈サジュ〉であると認識され、彼もまたそれを自認している。魂が引き継がれたと確信をもって言えないが、死者の意志を継いでいる。
「記憶……魂の領域に近いな」
「ミューゼリア嬢とレフィード殿の関係を思えば、我々には出来ないが術としては存在するのは当然だろう」
「嫌な繋がりを説くじゃないか」
「仕方あるまい。魂の領域ともなれば、人の世界では黒魔術に該当する。その術を教えたとされるのは神だ」
国の禁書に残る記録には、800年前には様々な神の姿が記されている。カルトポリュデの語った神が黒魔術を教えたとは断定できないが、彼らは人では考えられない超常的な力を所持していた。吐息によって大地は焦土化し、人差し指を添えられた海は氷で覆い尽くされたと逸話が残っている。思想は生物とかけ離れ、彼等にとって人は虫や鼠程度に過ぎず、勝手に増えていくのを見守あり邪魔になれば殺し、それを繰り返す傲慢な存在だと語る研究者がいる程だ。
多くの知恵と知識を与え、今の人類を造り上げた事には変わらず、畏怖と信仰の対象として今もその名を残している。
「これは、現在レンリオス子爵の監視下にいるゼノス君の核に刻まれている魔方陣だ。これに、サージェルマン君と同じ独自の文字が5個見つかっている」
かつてミューゼリアがロカ・シカラを捕える黒い茨を浄化した際、近くにいたゼノスは浄化の影響を受け、通称〈賢者の石〉の核の負の想念が消滅、それによる原動力の枯渇よって倒れた。本来のホムンクルスであればここで機能停止するが、ロカ・シカラの恩恵を受けて一命を取り留めた。
その診断を下したのは、ニアギスの隣にいる銀狐の諸税である。風森の神殿の出入り口にあるバンガローで、アーダインの魔術師の1人と銀狐が万が一に備え待機していた。彼女が得意とするのは、人体にまつわる医療技術。手術、腕や足の接合、移植、死体の解剖や体内に埋め込まれた魔術の分析、そして解除ができ、人間だけでなくホムンクルスやゴーレム相手にもそれが行える。
「パシュハラとマーギリアンのホムンクルスの中で、この魔方陣が刻まれているのはゼノス君のみ。独自の文字は古代文字の中に刻まれている。この文字によって自我の強さと本来適性のある魔力属性の相違を発生させ、知識人から見ても、試作の魔方陣が失敗に終わったと見せかける意図があった」
判明した独自の文字の箇所をなぞると、五方星が完成する。魔術の中でも最初に習う魔方陣の一種であり、汎用性があるため多くの術師が愛用し、その分解読されない様に細工を施す場合が多い。だが、魔方陣の中にさらに魔方陣を隠す手法は、二つの意味が拮抗する為に暴走の確率が極めて高い。不発に終われば、不幸中の幸い。試みた術者の多くは暴走に巻き込まれ死に至っている。
アーダイン公爵の最初の息子は、最初の成功者にしたいと渇望した1人目の妻によって、魔方陣を作らされ、暴走事故により亡くなっている。
「パシュハラの錬金術師たちの記録には、この技術に関しての記載はない。内部に別勢力が存在し、マーギリアンの血族製造の際にこの核を紛れ込ませたと考えられる」
成功不可能の技術を取り入れた核を持つゼノスの潜在魔力の適性がどう変化し、感情や思考が育つのか。木を隠すなら森の中に、他の錬金術者の目を掻い潜り実験が密かに行われていた事になる。それは妨害行為ではない為に、誰も気付けなかった。
「危険地帯の砦に、その勢力の内通者がいた可能性は充分にあるな。正体を知られそうになっても、戦死すれば残るものは少ない」
情報よりも人の命の方が安く済む。それを知るロレンベルグはそう言い、2人は否定しない。
「記録から、マーギリアンのホムンクルス達は〈複雑な人間社会の溶け込めるのか〉〈意識と記憶能力の劣化はどこから始まるのか〉〈記憶の操作と捏造がどこまでできるのか〉が課題だったと判明した。別勢力はその課題に乗り、さらなる完成度を求めて作り上げたのがゼノス君であったと推測される」
「パシュハラ辺境伯に会わせ、保護されるのも計算の内の様な課題だな」
「環境の変化に順応するのも生き物の特権だ。近づけるとなれば、精神に苦痛の一つや二つ与えねばならない」
生物の進化とは困難に立ち向かう事だ。そうアンジェラが言っていたのをアーダインは思い出す。
危険地帯の砦での生活は、貴族社会とは違う文化と人間関係が存在する。ゼノスは環境が変化しても人間と変わらない対応と行動が出来るかどうか、実証実験がされていた。
「辺境伯によるパシュハラの惨劇の前に逃亡、その後危険地帯とエレウスキー商会に潜伏か。複数人の犯行であれば、時系列に誤差を発生させるのも容易だな。結果さえ分かれば、その場にあるモノは全て捨てるとは……トカゲの尻尾切りにしては置き土産が多いが、情報に飢える私達は食いつくしかない」
こうなってしまえば、レーヴァンスの生誕祭から連なる赤い毒薬の動きもまた実験だったと言わざるを得ない。命樹の登場から、今頃犯人はグランディス皇国に移っているのは明白だ。
国王は自嘲を含んだ笑みを浮かべながらも、その青紫の瞳の光は曇る事が無い。
「サージェルマン君達の課題は、どう見ているのかな?」
「ラグニールの調査と本人の供述から〈ホムンクルス達の司令役を担えるか〉〈情報源である人間の記憶をどれほど転写できるのか〉が主題に見えるが、私は〈その情報源が死んでいた場合、記憶がどれほど転写できるのか〉が課題であったのではないかと考えている。ある意味では、不死の実験だ」
ホムンクルスは外見を形成するために情報源が必要であって、意志自体は別物として形成される。ゼノスの場合〈過去の記憶〉が捏造されていたが、物静かな青年であった情報源とは違い、行動力のある若者へと成長を遂げている。対してサージェルマンは、人格がバラバラに分かれてしまったが、友人であるイグルドから〈サジュ〉であると認識され、彼もまたそれを自認している。魂が引き継がれたと確信をもって言えないが、死者の意志を継いでいる。
「記憶……魂の領域に近いな」
「ミューゼリア嬢とレフィード殿の関係を思えば、我々には出来ないが術としては存在するのは当然だろう」
「嫌な繋がりを説くじゃないか」
「仕方あるまい。魂の領域ともなれば、人の世界では黒魔術に該当する。その術を教えたとされるのは神だ」
国の禁書に残る記録には、800年前には様々な神の姿が記されている。カルトポリュデの語った神が黒魔術を教えたとは断定できないが、彼らは人では考えられない超常的な力を所持していた。吐息によって大地は焦土化し、人差し指を添えられた海は氷で覆い尽くされたと逸話が残っている。思想は生物とかけ離れ、彼等にとって人は虫や鼠程度に過ぎず、勝手に増えていくのを見守あり邪魔になれば殺し、それを繰り返す傲慢な存在だと語る研究者がいる程だ。
多くの知恵と知識を与え、今の人類を造り上げた事には変わらず、畏怖と信仰の対象として今もその名を残している。
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