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非モテ童貞不幸自慢の俺が異世界で美男子に生まれ変わって性的に無双します! その1
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「はあ~ん♡よかったあ~ん♡」
俺のちんこをピンク色のまんこで咥えこんで、またがって腰を振りまくっていたゴージャスな金髪美女が、オーガズムを迎え、ベッドに横たわって色っぽいため息をついた。
「坊ちゃま~♡いけないメイドで申し訳ありません~♡」
ちっとも、申し訳なくなさそうにメイドのヒルダは俺の髪をなでながら言う。
これが、俺の前世も含めての初体験だ。
正直…、正直…、かなり……よかった…。
今の俺はジル=ガートルード、10歳。小麦や果樹の実り豊かな領地を持つ貴族の嫡男だ。
昔の…、前世の俺とはまるで違う境遇に俺はいる。
前世の俺の人生ときたら、ひどいものだった。
まず、親ガチャではずれをひいた。よくある話だ。家は貧しく、給食費や教材費を滞納することもしばしば。いや、ほとんど払ってなかった。体操着も制服もランドセルにカバンも中古品。おもちゃなどはもちろん買ってもらえず、それでも優しい両親であれば、金がなくとも暖かな家庭で過ごせただろう。
しかし、両親はパチンコ狂いで、俺はほったらかしの上、彼らがいらつくと暴力を奮われた。
風呂にもまともに入れず、服も洗濯してくれない。そのために臭い、不潔だと、同級生からは遠巻きにされ、教師も見て見ぬふり。給食のない高校時代は弁当も、パン代も与えてもらえず、昼休みは校舎裏で一人、ただただ中空を眺めて過ごす。
大学進学しなければ未来はないと、工場でバイトして入試代を払い、なんとか三流大学に合格し、上京したのはいいが、もちろん、仕送りなど望めるべくもなく、学費は奨学金でまかない、上京してから買ったスマホ代、生活費を稼ぐために、講義の合間にバイトをかけもち。
そのバイト先のコンビニの深夜勤務から帰ろうとした早朝のこと、高齢者の運転する車が発進しようとしてギアを間違えたのか、ものすごい勢いでバックしてきて、俺は自動車と建物の柱に挟まれ、あえなく天に召された。享年19歳。
しかし、神様っているのだろうか。死の暗闇から目覚めた俺は、暖かな絹の布団にくるまれて、豪奢な部屋で、優し気な美しい金髪の若い女と、貫禄があるが、こちらも若く端正な面立ちの男に見守られていたのだ。
それからは、俺は満ち足りた人生を送ることになった。
転生したこの世界は平和で、しかも俺は貴族。
もといた世界で言えば、中世に相当するのだろうか。科学は遅れていて、電気や水道がない代わりにインフラはほぼ、魔法で支えられており、屋敷内はいつも明るく、快適な室温に保たれており、病気やけがは、魔法医が治療してくれる。
また、食い物も美味い!甘い果物に、様々な野菜、豊富な穀類、肉、魚介類。食物の輸送にも魔法が使われ、いつでも新鮮なものが食べられる。
俺は、前世のつらさを思うと幸せ過ぎて罰が当たりそうだと思いながら、優しい両親に見守られながらすくすくと育ち、毎日を楽しく暮らしていた。
しかし……。
最近、どうも召使たちの俺を見る目がおかしい。舞い上がり過ぎたか?!ねたまれているのか…?何か、彼らの気に障ることでも言ったり、したりしてしまったのだろうか?と、悩んでいると……。
ヒルダに迫られた。どうも、召使たちは、この俺に劣情を抱いていたらしいのだ。たった10歳の俺に!
「もう、行かなくては…では、坊ちゃま」
失礼いたします…と、髪をまとめなおし、きちんとメイド服を着こんだヒルダは、腰をくねくねさせながら俺の部屋から去っていった。
これは、前世の世界の常識で言えば、児童の性的虐待である。しかし…しかしだ。
……とても、よかったのは事実だ。俺が本当に10歳のこどもだったら傷ついていただろう。だが、俺には前世の記憶があるのだ。それにしても……。
俺は、ベッドから降りると、大きな姿見の前に全裸で立った。そして、得心がいった。
輝くプラチナブロンド、大きな切れ長の目、神秘的なアメジストの瞳、通った鼻筋、玉を含んだような小鼻、形のよい唇、成長途上ではあるが、均整のとれた、肢体。肉付きがよく、しかし太ってはいない。肌理の整った白皙の肌。
確かに、情欲の標的にされてもおかしくはない…。
自分の容姿など、俺は気にしたことがなかった。前世では栄養不足のためガリガリで背も低く、肌もがさがさ、醜いにきびが頬から首筋までを覆い、カット代も節約していたため髪は伸び放題、シャンプーは安い石鹸を使っていたため髪質もぼさぼさ。10代なのに、ストレスのせいか白髪まじり。気味悪いと、陰口を言われることも、しばしば……だったのに…。
俺は、美しいのか…。
翌日から、さっそく俺は女漁りを始めた。かんたんだった。
見目の良い若いメイドを部屋に呼びつけ、体調不良を訴える。「お医者さまを呼びましょう」というのを制止して、すぐによくなるからお腹をさすって、と頼み、「もう少し下、もう少し下…」と、俺はメイドの手を誘導した。メイドは戸惑いながらも手淫を始める。俺のものが硬くなると、メイドはみんなたまらなくなって、上に乗っかってきた。
最初は部屋だけで行為を行っていたが、俺はだんだん大胆になって、厩の裏で、納戸の暗がりでメイドを誘った。
父親は、そのうち気がついたらしい。俺に避妊法を教えた。魔法薬だ。黒い丸薬だった。女は事前にこれを飲んでいれば妊娠しないという。
ほどほどにしなさい。と遠回しに言われたが、俺はほどほどにしなかった。飢えていた。屋敷付きの魔法使いに避妊用の丸薬をねだり、さらにセックスにのめりこんだ。前世の不幸を帳消しにするには、どんなに女を犯しても足りなかった。
ヒルダ、テレーズ、マリーが二人、エマニエル、シャルロット、ミラ、ソフィ…。
翌年、俺に弟が生まれた。
俺は、その頃にはめぼしい屋敷内のメイドたちは食いつくしてしまって、馬を駆って、領内の美しい娘を誘ってはセックスした。そして、それも飽きると、亭主持ちの女と関係を持つようになった。
そんな生活を続けて3年。領民たちの怒りがついに頂点に達した。抗議の声を無視できなくなった父親は、俺を女人禁制の寄宿学校に入れることに決めた。俺は14歳になり、背が伸びたくましくなり、いよいよ美しさに磨きがかかっていた。
俺は屋敷を追い出された。
寄宿学校は想像通り、訳アリの貴族や富豪の息子らが放り込まれる場所だった。
俺にとっては望むところだった。もう、すっかりふつうに女と関係を持つだけのことには飽きてしまっていたのだ。
「やっ…♡ああん♡ジル…♡ああっ♡」
「かわいいよ、リシャール!」
「やあん♡ああん…♡」
俺の下で、うつぶせに寝て尻を高く持ち上げてペニスをしっかりとアナルに納め、甘い声でひっきりなしに啼いて、身悶えしているのはリシャール=ボウ。ブルネットの巻き毛に、大きな丸い瞳が印象的だ。やはり、貴族の嫡男で、しかし体が弱く、心を鬼にした父親に、文武両道を謳い、体力増強にも力を入れているというこの学校へ入れられたとのこと。
俺と同室になって幸運だ。
「あん♡また、出ちゃう!出ちゃう!あんん…っ♡」
リシャールはセックスが始まって三度目の射精の予告をした。
「出していいよ!リシャール」
「ああっ…♡ああああ…♡」
尻をもこもことさせながら、気持ちよさそうに射精するリシャール。
彼が初めてのセックスで、これほど乱れているのには理由がある。魔法薬だ。寄宿学校へ来るにあたり、魔法士に用意してもらった媚薬。男の尻の奥に仕込むと、中で溶け出し腸内が洗浄され、性欲が強まり、またぬるぬるとしたローションにもなる。
たっぷりと、リシャールの中を堪能し、たまった精液を出したくなった俺は、「リシャール!出すぞ!」と、予告して今までより激しく彼の中を突いた。
「はあっ…♡出してえ…♡ジルう♡」
すっかり、俺のセックスの虜になったリシャールは腰を揺らしながら、俺の射精を待つ。ぞくっと背筋が震え、俺は下腹に快感が走るのを感じた。出る。
「くう……っ♡ああ……♡」
「あ…ああん♡ああっ♡出てる…出てる…っ♡」
リシャールは、尻を強くひきしめて俺の精液を受けとめた。たまらない!たっぷりと彼の中に注ぎ込んだ。
俺が果てて、横になり射精の余韻と心地よい疲労感に浸っていると、隣に横になったリシャールが俺の顔を見つめ、恥じらいながら言った。
「あの…ボク、こんなの初めてで…」
「ふうん」
「なんか、すっごく…乱れちゃって…その…は、恥ずかしいよ…」
「ああ」
「ボクたち、こんな風になっちゃって…」
リシャールは、恋人同士になったつもりらしい。あいにく、こちらにはそんなつもりはなかった。まあ、別にそう思わせておくのはかまわない。
ちなみに、この世界では同性愛はタブーではない。宗教でも禁じられていない。同性婚の制度こそないが、男性同士の性愛は特に貴族にとってはたしなみのようなものだ。俺の父親は、母一筋だったが、既婚者の貴族の男が女や男の複数の愛人を持つことは珍しくない。
リシャールは寝息を立て始めた。
隣と、はす向かいのベッドから、ごそごそと衣擦れの音が聞こえてきた。この部屋は四人部屋だ。俺とリシャールの情事の際の声や、音を聴いて欲情を刺激され、たまらず自らの性器を慰めているのだろう。
前世では、彼女どころか友人もなく、通信量を気にしながらエロサイトを見て、一人シコっていた自分を思い出す。
思った通り、男の体はよかった。もともと前世で異性愛者だった俺には背徳感もあり、媚薬の効果もあるが、女よりも欲望に忠実なようでいい。”初めて”を奪うのもよかった。
ここでも楽しめそうだった。
残りの二人を犯すのもいい。金髪で薄幸そうな印象で女のようなシャルル=ローアン、年より、幼く見える青い瞳のジャン=プラネー。
寮内を案内してくれた青年もいい。細くしなやかな体つきのギー=ラトゥール。
これからの性生活に思いをはせ、俺は心地よい眠りに落ちていった。
俺のちんこをピンク色のまんこで咥えこんで、またがって腰を振りまくっていたゴージャスな金髪美女が、オーガズムを迎え、ベッドに横たわって色っぽいため息をついた。
「坊ちゃま~♡いけないメイドで申し訳ありません~♡」
ちっとも、申し訳なくなさそうにメイドのヒルダは俺の髪をなでながら言う。
これが、俺の前世も含めての初体験だ。
正直…、正直…、かなり……よかった…。
今の俺はジル=ガートルード、10歳。小麦や果樹の実り豊かな領地を持つ貴族の嫡男だ。
昔の…、前世の俺とはまるで違う境遇に俺はいる。
前世の俺の人生ときたら、ひどいものだった。
まず、親ガチャではずれをひいた。よくある話だ。家は貧しく、給食費や教材費を滞納することもしばしば。いや、ほとんど払ってなかった。体操着も制服もランドセルにカバンも中古品。おもちゃなどはもちろん買ってもらえず、それでも優しい両親であれば、金がなくとも暖かな家庭で過ごせただろう。
しかし、両親はパチンコ狂いで、俺はほったらかしの上、彼らがいらつくと暴力を奮われた。
風呂にもまともに入れず、服も洗濯してくれない。そのために臭い、不潔だと、同級生からは遠巻きにされ、教師も見て見ぬふり。給食のない高校時代は弁当も、パン代も与えてもらえず、昼休みは校舎裏で一人、ただただ中空を眺めて過ごす。
大学進学しなければ未来はないと、工場でバイトして入試代を払い、なんとか三流大学に合格し、上京したのはいいが、もちろん、仕送りなど望めるべくもなく、学費は奨学金でまかない、上京してから買ったスマホ代、生活費を稼ぐために、講義の合間にバイトをかけもち。
そのバイト先のコンビニの深夜勤務から帰ろうとした早朝のこと、高齢者の運転する車が発進しようとしてギアを間違えたのか、ものすごい勢いでバックしてきて、俺は自動車と建物の柱に挟まれ、あえなく天に召された。享年19歳。
しかし、神様っているのだろうか。死の暗闇から目覚めた俺は、暖かな絹の布団にくるまれて、豪奢な部屋で、優し気な美しい金髪の若い女と、貫禄があるが、こちらも若く端正な面立ちの男に見守られていたのだ。
それからは、俺は満ち足りた人生を送ることになった。
転生したこの世界は平和で、しかも俺は貴族。
もといた世界で言えば、中世に相当するのだろうか。科学は遅れていて、電気や水道がない代わりにインフラはほぼ、魔法で支えられており、屋敷内はいつも明るく、快適な室温に保たれており、病気やけがは、魔法医が治療してくれる。
また、食い物も美味い!甘い果物に、様々な野菜、豊富な穀類、肉、魚介類。食物の輸送にも魔法が使われ、いつでも新鮮なものが食べられる。
俺は、前世のつらさを思うと幸せ過ぎて罰が当たりそうだと思いながら、優しい両親に見守られながらすくすくと育ち、毎日を楽しく暮らしていた。
しかし……。
最近、どうも召使たちの俺を見る目がおかしい。舞い上がり過ぎたか?!ねたまれているのか…?何か、彼らの気に障ることでも言ったり、したりしてしまったのだろうか?と、悩んでいると……。
ヒルダに迫られた。どうも、召使たちは、この俺に劣情を抱いていたらしいのだ。たった10歳の俺に!
「もう、行かなくては…では、坊ちゃま」
失礼いたします…と、髪をまとめなおし、きちんとメイド服を着こんだヒルダは、腰をくねくねさせながら俺の部屋から去っていった。
これは、前世の世界の常識で言えば、児童の性的虐待である。しかし…しかしだ。
……とても、よかったのは事実だ。俺が本当に10歳のこどもだったら傷ついていただろう。だが、俺には前世の記憶があるのだ。それにしても……。
俺は、ベッドから降りると、大きな姿見の前に全裸で立った。そして、得心がいった。
輝くプラチナブロンド、大きな切れ長の目、神秘的なアメジストの瞳、通った鼻筋、玉を含んだような小鼻、形のよい唇、成長途上ではあるが、均整のとれた、肢体。肉付きがよく、しかし太ってはいない。肌理の整った白皙の肌。
確かに、情欲の標的にされてもおかしくはない…。
自分の容姿など、俺は気にしたことがなかった。前世では栄養不足のためガリガリで背も低く、肌もがさがさ、醜いにきびが頬から首筋までを覆い、カット代も節約していたため髪は伸び放題、シャンプーは安い石鹸を使っていたため髪質もぼさぼさ。10代なのに、ストレスのせいか白髪まじり。気味悪いと、陰口を言われることも、しばしば……だったのに…。
俺は、美しいのか…。
翌日から、さっそく俺は女漁りを始めた。かんたんだった。
見目の良い若いメイドを部屋に呼びつけ、体調不良を訴える。「お医者さまを呼びましょう」というのを制止して、すぐによくなるからお腹をさすって、と頼み、「もう少し下、もう少し下…」と、俺はメイドの手を誘導した。メイドは戸惑いながらも手淫を始める。俺のものが硬くなると、メイドはみんなたまらなくなって、上に乗っかってきた。
最初は部屋だけで行為を行っていたが、俺はだんだん大胆になって、厩の裏で、納戸の暗がりでメイドを誘った。
父親は、そのうち気がついたらしい。俺に避妊法を教えた。魔法薬だ。黒い丸薬だった。女は事前にこれを飲んでいれば妊娠しないという。
ほどほどにしなさい。と遠回しに言われたが、俺はほどほどにしなかった。飢えていた。屋敷付きの魔法使いに避妊用の丸薬をねだり、さらにセックスにのめりこんだ。前世の不幸を帳消しにするには、どんなに女を犯しても足りなかった。
ヒルダ、テレーズ、マリーが二人、エマニエル、シャルロット、ミラ、ソフィ…。
翌年、俺に弟が生まれた。
俺は、その頃にはめぼしい屋敷内のメイドたちは食いつくしてしまって、馬を駆って、領内の美しい娘を誘ってはセックスした。そして、それも飽きると、亭主持ちの女と関係を持つようになった。
そんな生活を続けて3年。領民たちの怒りがついに頂点に達した。抗議の声を無視できなくなった父親は、俺を女人禁制の寄宿学校に入れることに決めた。俺は14歳になり、背が伸びたくましくなり、いよいよ美しさに磨きがかかっていた。
俺は屋敷を追い出された。
寄宿学校は想像通り、訳アリの貴族や富豪の息子らが放り込まれる場所だった。
俺にとっては望むところだった。もう、すっかりふつうに女と関係を持つだけのことには飽きてしまっていたのだ。
「やっ…♡ああん♡ジル…♡ああっ♡」
「かわいいよ、リシャール!」
「やあん♡ああん…♡」
俺の下で、うつぶせに寝て尻を高く持ち上げてペニスをしっかりとアナルに納め、甘い声でひっきりなしに啼いて、身悶えしているのはリシャール=ボウ。ブルネットの巻き毛に、大きな丸い瞳が印象的だ。やはり、貴族の嫡男で、しかし体が弱く、心を鬼にした父親に、文武両道を謳い、体力増強にも力を入れているというこの学校へ入れられたとのこと。
俺と同室になって幸運だ。
「あん♡また、出ちゃう!出ちゃう!あんん…っ♡」
リシャールはセックスが始まって三度目の射精の予告をした。
「出していいよ!リシャール」
「ああっ…♡ああああ…♡」
尻をもこもことさせながら、気持ちよさそうに射精するリシャール。
彼が初めてのセックスで、これほど乱れているのには理由がある。魔法薬だ。寄宿学校へ来るにあたり、魔法士に用意してもらった媚薬。男の尻の奥に仕込むと、中で溶け出し腸内が洗浄され、性欲が強まり、またぬるぬるとしたローションにもなる。
たっぷりと、リシャールの中を堪能し、たまった精液を出したくなった俺は、「リシャール!出すぞ!」と、予告して今までより激しく彼の中を突いた。
「はあっ…♡出してえ…♡ジルう♡」
すっかり、俺のセックスの虜になったリシャールは腰を揺らしながら、俺の射精を待つ。ぞくっと背筋が震え、俺は下腹に快感が走るのを感じた。出る。
「くう……っ♡ああ……♡」
「あ…ああん♡ああっ♡出てる…出てる…っ♡」
リシャールは、尻を強くひきしめて俺の精液を受けとめた。たまらない!たっぷりと彼の中に注ぎ込んだ。
俺が果てて、横になり射精の余韻と心地よい疲労感に浸っていると、隣に横になったリシャールが俺の顔を見つめ、恥じらいながら言った。
「あの…ボク、こんなの初めてで…」
「ふうん」
「なんか、すっごく…乱れちゃって…その…は、恥ずかしいよ…」
「ああ」
「ボクたち、こんな風になっちゃって…」
リシャールは、恋人同士になったつもりらしい。あいにく、こちらにはそんなつもりはなかった。まあ、別にそう思わせておくのはかまわない。
ちなみに、この世界では同性愛はタブーではない。宗教でも禁じられていない。同性婚の制度こそないが、男性同士の性愛は特に貴族にとってはたしなみのようなものだ。俺の父親は、母一筋だったが、既婚者の貴族の男が女や男の複数の愛人を持つことは珍しくない。
リシャールは寝息を立て始めた。
隣と、はす向かいのベッドから、ごそごそと衣擦れの音が聞こえてきた。この部屋は四人部屋だ。俺とリシャールの情事の際の声や、音を聴いて欲情を刺激され、たまらず自らの性器を慰めているのだろう。
前世では、彼女どころか友人もなく、通信量を気にしながらエロサイトを見て、一人シコっていた自分を思い出す。
思った通り、男の体はよかった。もともと前世で異性愛者だった俺には背徳感もあり、媚薬の効果もあるが、女よりも欲望に忠実なようでいい。”初めて”を奪うのもよかった。
ここでも楽しめそうだった。
残りの二人を犯すのもいい。金髪で薄幸そうな印象で女のようなシャルル=ローアン、年より、幼く見える青い瞳のジャン=プラネー。
寮内を案内してくれた青年もいい。細くしなやかな体つきのギー=ラトゥール。
これからの性生活に思いをはせ、俺は心地よい眠りに落ちていった。
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