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帝さんと脳筋坊主
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しおりを挟むル「お嬢ちゃん、そっちのお嬢ちゃん達も一緒でいいのか?
それだったら転移で簡単に軍に向かうんだが…」
麗「転移でお願いしまーす」
ル「わかった」
麗「雪嘩、桃嘩、おいで。
お兄さんが転移で連れてってくれるって~」
雪・桃「「はーい!」」
うん。可愛いwww
ってか私、どんだけ可愛いばっか言ってんだよ(笑)
可愛いしかボブギャラねぇのかーいヽ(゚Д゚)ノ
ってかそれは (/ _・)/置いといて……
不審者避けの為に創造でお揃いのローブを出して2人に着せて、私も着る。
雪嘩には人化し直してもらいました。
とりま軍の方にレッツゴー!
ル「…………もう大丈夫か?
それなら俺の近くに来てくれ。」
麗「はーい」
ル「[転移]」
初めての転移は瞬きする間に終わってた。
で、目の前には石造りのでっかい建物があるっていうww
イケメンに付いて歩いて目的地らしい部屋の前に着くと、『呼んだら入って来てくれ』言われた。
で、それから20分くらい放置されてる(笑)
……遅くね?
これが友達とか家族になら待たされててもいいんだけどさ……さすがに待たせ過ぎでしょ?
暇すぎて、森で使ったカウチソファーを出して2人の髪をアレンジしまくってますわww
でもまあ魔法って素晴らしいね!
コテが無くても指に髪を巻き付けて軽く熱すればカール出来るんっすよ!?
火傷したあの日々は何だったんだ!って感じですよ(笑)
雪嘩はサイドから二重に編んだウォーターフォールに小さな飾りの付いたUピンをいい感じに留めて、桃嘩は毛先をふんわりカールさせてサイドからリボンと一緒に編み込んだ髪型に。
うん。可愛いです( ´∀` )b
○ Phoneでパシャりまくりましたww
結構写真を取って満足した頃に、ようやく扉からイケメンが出てきた。
麗「……遅い」ゲシッ
ムカついたのでキックをお見舞いしてやった(笑)
ル「痛ぇ……そう怒んなって。
中に入って少し話したらすぐに旨いもの奢るから…な?」(苦笑")
麗「……分かった」
返事をしてから、2人の髪型を崩さないようにローブのフードを被せて、私もフードを被ってイケメンの方を向いて頷く。
ル「じゃあ入るぞ……」
イケメンの後に続いて中に入ったらカラフルーな不審者がめっちゃいるっていうねwww
麗「ブフッ……不審者過ぎるww」
桃「まぁま!いっぱいいりょありゅ!」
雪「……繁殖期?」
思わず思ったことそのまま言っちゃったよ(笑)
それは2人も同じらしいけど、言ったことが全くもって違うwww
………繁殖期…ブフッ…繁殖期ってwww
雪嘩ヤバス゚+.゚((*´艸`)b゚+.゚
イケメ……もういいやルイスさんも声を必死に押し殺して笑っとるww
ふぅ~
笑ってるのはいいんだけど、めっさ殺気と視線を向けられてるんだよね(笑)
ちょっと笑ってちょっと思ったこと言っちゃっただけなのに~
殺気とか超~うっざい(はぁと)
でも癇癪は起こしません。
全ては甘いモノと美味しいモノのため!!
口元にニッコリと笑みを浮かべて、まだ笑ってるルイスさんに『早くせいやゴラッ』って気持ちを込めた視線を向けてようやく殺気だったカラフルーな不審者さん達に紹介してくれた。
ル「こっちのお嬢ちゃん2人が今回の大手柄を上げた人物だ。」
で、ルイスさんに視線を向けられて、
『名乗れよ』
そう言われてる気がした……けど、
『えっ?やだよww』
って返しました。
せっかく顔隠してるのに名乗ったら即オワタ~/(^o^)\じゃん?
応援ありがとうございます!
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