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学園入学!!そして降臨!!

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ディストさんが涙目 + ぷんぷん丸になったところでいじるのは止めにしまふ(笑)


ディストさんごめんねww

神様だってことはちゃんと魔力で分かってるから!


心の中で軽く謝ってから、



麗「じゃあ私も行ってくるね~」



ヒラヒラッと皆に手を振ってから意気揚々と魔法陣に入った私は、血を垂らしてお決まりのセリフを言いますww



麗「[サモン!]」



バカテスマジいいよねww




ゾワワッ





……ん?なんか嫌な予感が……



そんな予感が頭をよぎった次の瞬間には虹色っぽい光に包まれて、目を開けたらすごーく見覚えのある所に立っていました。




そして目の前には……


















































ハリソン・フォードに激似なわたくしのお爺様が立っておられました。




麗「お爺ちゃん?」


『麗嘩。なんだそったら格好は!!』







( ; °;ж;°;)




(;°;ж;° ; )




( ;゚;ж;゚; ) ヤバイォ





2年振りに会った可愛い孫に開口一番その言葉かい!って思いますよね?


だけど、お爺ちゃんにとっては私の今の格好に問題があるんだから仕方がないんです。


といっても、ファンタジーな白いブレザーに青いスカート、黒のハイソックスっていう学園の制服にパーカーとニーハイを足してスカートを短くして少しばかり着崩してるだけなんですけどね……



麗「あの、お爺ちゃ… 『ワシは言い訳なんてもん聞かんぞ!』……はぃぃ」



『麗嘩、おめぇはまたそったら足だすような格好しよって!

嫁入り前の娘っこがそんな格好すんでねぇっとワシが常日頃口酸っぱく言っとっただろ!

すぐに直さんか!』



麗「はい!」



目をつり上げて怒ったお爺ちゃんには為す術がありませんので、元気良くお返事をして洋服屋さんにある試着室を創造で造ってササッと着替えました。

創造で造ったサラシで胸を潰してから男子用の制服にね……



ついでに軽くしてたメイクも綺麗サッパリ落として髪もポニーテールにました。



何でかって?



それはお爺ちゃん一族の家訓に、




『女子が肌を晒すべからず』

『婚姻前の女子は男装するべし』

『純潔散らされぬよう武術を極めるべし』




っていうのがあるからなんですよ(笑)



はぃ!?って思いますよね?


母上が親父と離婚した後に会ったお爺ちゃんにコレを言われた時はマジで(笑)って思ったもん。



もちろんナンデヤネン(ノ゚д゚)ノって抗議しましたよ!


抗議してお互いに譲歩した結果、



1.お爺ちゃんと居る時は家訓を守った格好をすること

2.普段は好きな格好をしていいこと




この2つの約束を守ることになったんです。



ってかそんなことより……






麗「お爺ちゃん何で生きてんの!?

2年前に鉄雄と闘った時の怪我でポックリ逝っちゃったよね!?」(ノ゚Д゚)ノオィッ



『そうだぞ?』(・_・)?



それが何か問題でも?みたいな顔してないでよ!!

問題大有りだよっ!!
 


お爺ちゃんこと、武道界で知らないものはいないといわれる神楽  景虎かぐら かげとら氏は2年前の夏に山の主であり長年のライバルであった3m級の大熊である鉄雄(景虎氏命名)と闘って勝ったものの、闘った時の怪我のせいで80年の生涯を閉じて天に召されてしまったのです。


まさかヤサイ人を越えた景虎氏が死ぬなんてっ!!


ってお弟子さんや武道界を震撼させたのです。



お通夜、告別式、お葬式、一周忌、三周忌もめっちゃ人が来て大変だったんだから!!


お爺ちゃんが死んで私もすごい悲しかった。



だけど私が悲しみにくれるより周りの落ち込み様とか嘆き様の方がヤバくて、私がお爺ちゃんの武術をお弟子さんや武道界の人に教えたり、母上や姉弟を慰めたりで悲しんでる暇がなかった。マジで。


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