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学園入学!!そして降臨!!
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しおりを挟む麗「お爺ちゃんが死んだ後めっちゃ大変だったんだよ!?
鉄雄倒したせいで死んじゃうとかなにやってんの!?」
景「麗嘩、そったら捲し立てるんじゃねぇ。
ワシと鉄雄が闘ったのはな、鉄雄がそろそろ死ぬゆうとったからだ。
ワシと鉄雄は善き好敵手じゃったからな!
アイツが死んじまう前に決着を着けんといけんだろ!ハッハッハッ」( ´∀`)ノ
麗「……」
そうだった……お爺ちゃんはこういう人だったね
死んじゃった時も怪我がすごい痛いはずなのに朗らかに笑って『勝ったぞ!』って言っちゃうような人ですからね!
麗「それでここは?
お爺ちゃんの道場なのは分かるけど……」
景「お前の腕が鈍ってねぇか確認するために金髪の坊主に作らせた。
しっかし麗嘩…お前が嫁入り前に死んじまうとはなぁ……ワシは悲しいぞ!」
麗「お爺ちゃん……」( ´・ω・)
景「あんだらしょうもない男に殺されちまうなんて!」
( ´゚д゚)ノ ソッチカヨ!
景「麗嘩!かかってこい!
ワシが鍛えなおしちゃる!」
麗「嫌だよ!」
ってか今気づいたんだけどね?
そ使い魔召喚で私がここに来たってことはお爺ちゃんが私の使い魔ってことだよね!?
そんなの嫌だよ!!
私のもふもふがっ!!!!!!!
景「口答えすんでねぇ!返事は!!」
麗「はい!!」
お爺ちゃんは、私のお爺ちゃんであるのと同時にお師匠様でもあるからお爺ちゃんの言うことは絶対なんですよ( ; - ; )グスン
ー2時間後……
柔道、空手、合気道、剣道、薙刀、神楽流武術でお爺ちゃんと手合わせした私はもはや虫の息でございます。
麗「ゼェ…ハァ……ゼェ…ハァ……」
景「鈍ってはねぇな……むしろ腕を上げたな麗嘩。
じゃがまだまだ!
金髪坊主がゆうとった通りワシがお前の使い魔になってみっちりしごくからな!」
金髪坊主ってまさか……糞神様?
マジざけんじゃねぇぞ糞神!!
景「麗嘩聞いとるのか!」
麗「……はぃ」
景「したら使い魔契約しちまうぞ。
麗嘩手ぇだせ」
麗「……はい」グスン
もふもふな可愛い使い魔がよかったよぉ……
お爺ちゃんが私の手を握手するみたいに繋ぐと、魔力がお爺ちゃんの方にどんどん流れる感覚がして超焦った。
魔力のほとんどが無くなったところでお爺ちゃんの方から魔力が流れてきたから魔力枯渇で倒れずに済んだんだけど、今度はお爺ちゃんを見て超絶焦った。
だって……………………
景「これで契約はしまいだ!
しっかしワシも若くなったもんだなあ~
こんくらいの時は鍛練しちょるか酒飲むかだったがな!」
めっちゃ若返って若い頃のハリソン・フォードに檄似なイケメンになってるんですもん。
道場の姿見でしっかり自分を確認してるお爺ちゃんに開いた口が塞がらない……
母上……私、これからのことを考えたら頭が痛いです(( ノД`)…
もう考えるのやめよ……
麗「お爺ちゃん?
あのさ、お爺ちゃんと使い魔契約したけどさ……お爺ちゃんって何?」
景「ワシは武神だ!」
麗「は?」(゜д゜)?
景「じゃから武神だ!」
麗「は!?」( Д ) ゚ ゚
お爺ちゃんと再会したらお爺ちゃんが武神になってた件。
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