わたしと玉彦の四十九日間

守らなければならない村の『しきたり』

惣領息子様と呼ばれる『玉彦』

そして隔離された村という領域のなかで巻き起こされる『奇々怪々』

中学一年生の比和子は、母親の出産、父親の海外出張のため、夏休みの間だけド田舎にある祖父の家で過ごすことに。

この祖父の家がある村は、日常茶飯事に不可思議な出来事が起こる。

村民に敬い畏れられる名家の、ちょっと世間に疎いおかっぱ頭の惣領息子『玉彦』と出逢ったことで、ド田舎で過ごす人生最大の退屈な夏休みは忘れられないものとなる。

※完結まで予約投稿済です。

※今作品はエブリスタでも掲載しています。
 完結特集や現代ファンタジージャンル一位を獲得させて頂いております。
 出版社主催『ボーイミーツガール大賞』最終選考作品。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,429 位 / 194,429件 ライト文芸 7,741 位 / 7,741件

あなたにおすすめの小説

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

教室のともだち

鹿野 秋乃
青春
 忘れ物を取りに教室に戻ると、クラスメイトが一人、残っていた。放課後。机一つ空けた距離。それはきっと未来で、穏やかな思い出になる時間。

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。

透明なぼくらは、雨の日に色づく

霖しのぐ
ライト文芸
『同じ運命に乗り合わせたふたりの恋』 ある病に冒されている主人公〈ぼく〉は、静かな白い部屋でひとり、『その時』を待つ暮らしをしていた。 ある雨の日のこと、どこからか聞こえてきた歌声に心を奪われた〈ぼく〉。その歌声の持ち主に出逢った時、運命が動き出す。 雨の日にしか会えない二人はしだいに心を通わせ、やがて結ばれる。束の間の幸せに身を焦がす二人だったが、しかし、終わりのときはすぐそこまで迫ってきていた。 ※以前公開していた、『雨の日に、出逢えた君と』の加筆改題版です。

三度目の庄司

西原衣都
ライト文芸
庄司有希の家族は複雑だ。 小学校に入学する前、両親が離婚した。 中学校に入学する前、両親が再婚した。 両親は別れたりくっついたりしている。同じ相手と再婚したのだ。 名字が大西から庄司に変わるのは二回目だ。 有希が高校三年生時、両親の関係が再びあやしくなってきた。もしかしたら、また大西になって、また庄司になるかもしれない。うんざりした有希はそんな両親に抗議すべく家出を決行した。 健全な家出だ。そこでよく知ってるのに、知らない男の子と一夏を過ごすことになった。有希はその子と話すうち、この境遇をどうでもよくなってしまった。彼も同じ境遇を引き受けた子供だったから。

【完結】悪兎うさび君!

カントリー
ライト文芸
……ある日、メチル森には… 一匹のうさぎがいました。 そのうさぎは運動も勉強も出来て 皆から愛されていました。 が…当然それを見て憎んでいる 人もいました。狐です。 いつもみんなに愛される うさぎを見て狐は苛立ちを覚えていました。 そして、ついに狐はうさぎに呪いを、 かけてしまいました。 狐にかけられた呪いは… 自分の性格と姿を逆転する 呪い… 運のいい事。 新月と三日月と満月の日に元の姿に戻れる けれど…その日以外は醜い姿のまま 呪いを解く方法も 醜い姿を好きになってくれる 異性が現れない限り… 一生呪いを解くことはできない。 そんなうさぎと… 私が出会うなんて 思いもしなかった。 あなたと出会ったおかげで つまらなかった毎日を 楽しい毎日に変えてくれたんだ。 これは、ふざけた兎と毎回ふざけた兎によって巻き込まれる主人公M iと森の動物たちのお話。 呪われた兎は果たして、呪いを解く事はできるのか? 2023年2月6日に『完結』しました。 ありがとうございます!

聖女の如く、永遠に囚われて

white love it
ミステリー
旧貴族、秦野家の令嬢だった幸子は、すでに百歳という年齢だったが、その外見は若き日に絶世の美女と謳われた頃と、少しも変わっていなかった。 彼女はその不老の美しさから、地元の人間達から今も魔女として恐れられながら、同時に敬われてもいた。 ある日、彼女の世話をする少年、遠山和人のもとに、同級生の島津良子が来る。 良子の実家で、不可解な事件が起こり、その真相を幸子に探ってほしいとのことだった。 実は幸子はその不老の美しさのみならず、もう一つの点で地元の人々から恐れられ、敬われていた。 ━━彼女はまぎれもなく、名探偵だった。 登場人物 遠山和人…中学三年生。ミステリー小説が好き。 遠山ゆき…中学一年生。和人の妹。 島津良子…中学三年生。和人の同級生。痩せぎみの美少女。 工藤健… 中学三年生。和人の友人にして、作家志望。 伊藤一正…フリーのプログラマー。ある事件の犯人と疑われている。 島津守… 良子の父親。 島津佐奈…良子の母親。 島津孝之…良子の祖父。守の父親。 島津香菜…良子の祖母。守の母親。 進藤凛… 家を改装した喫茶店の女店主。 桂恵…  整形外科医。伊藤一正の同級生だった。 秦野幸子…絶世の美女にして名探偵。百歳だが、ほとんど老化しておらず、今も若い頃の美しさを保っている。

花咲く勇気

月見団子
ライト文芸
人助けが好きだった水月。 だが、その事は親でさえも知らなかった。 『散歩に行ってくる。』 その一言だけ言って、彼女は家を出て、1~2時間経てば家に帰ってくる。 それが親の知っている水月。 そして、今回もそんないつもどおりの散歩のはずだった。 ーーーーーーー 今回も、発掘物の小説です。 意外と、出てきたものが多くてびっくりしました。 しかも、今書いている作品よりも、良いものだし……。 ーーーーーー 誤字脱字は許してください。 ____________ この作品はフィクションです。 作品に登場する人物等はオリジナルですのでご了承ください。