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[2日目]
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今日は、1日中家で過ごすつもりだった。
だから朝起きて、朝食も食べずに布団に入っていた。
でも、電話の呼び出し音が耳に入った。
────あいつからだった。
番号なんて教えていないのに、どこから仕入れたんだろう。
すごい情報網があるんだろうか…。
でも私の学校に連絡先を伝えた友達はいない。
先生も敵なのかな。
無視するのはいくらなんでも失礼だよね。
出てみると「寺に来い」と言う。
引きこもろうとした私にとって暗めの場所はありがたいけど…。
あいつが言う寺は、いつも1人くらいは散歩しているような、街の人がよく知る寺のこと。
最初は「遠いから」って拒否していたのに、「来ないともっと酷くなるよ?」って言われたら行くしかなかった。
いじめられるのが嫌なんじゃなくて、これ以上話してたくなかったから。
こんな弱い人と話してるくらいなら寺に行って死にかけてるほうがよっぽどいい。
寺に着くと、数人の男女がいた。
みんな喧嘩は強そうで、それでいて心は弱そうに見えた。
つい笑ってしまう。
「何笑ってんの」
あいつがこっちを見てくる。
「行け!」というあいつの合図で、私は寺の裏の小さな倉庫に連れていかれた。
そこに入れられ、外から鍵が閉まる。
言う事を聞かされるのかわいそうって同情してたら抵抗するの忘れてた。
私は閉じ込められたようだった。
でもまぁ…予想通りだから逃げる準備してきたけどね。
私は、その逃げ場から無事逃げ出し、また家でこの日記を書いている。
だから朝起きて、朝食も食べずに布団に入っていた。
でも、電話の呼び出し音が耳に入った。
────あいつからだった。
番号なんて教えていないのに、どこから仕入れたんだろう。
すごい情報網があるんだろうか…。
でも私の学校に連絡先を伝えた友達はいない。
先生も敵なのかな。
無視するのはいくらなんでも失礼だよね。
出てみると「寺に来い」と言う。
引きこもろうとした私にとって暗めの場所はありがたいけど…。
あいつが言う寺は、いつも1人くらいは散歩しているような、街の人がよく知る寺のこと。
最初は「遠いから」って拒否していたのに、「来ないともっと酷くなるよ?」って言われたら行くしかなかった。
いじめられるのが嫌なんじゃなくて、これ以上話してたくなかったから。
こんな弱い人と話してるくらいなら寺に行って死にかけてるほうがよっぽどいい。
寺に着くと、数人の男女がいた。
みんな喧嘩は強そうで、それでいて心は弱そうに見えた。
つい笑ってしまう。
「何笑ってんの」
あいつがこっちを見てくる。
「行け!」というあいつの合図で、私は寺の裏の小さな倉庫に連れていかれた。
そこに入れられ、外から鍵が閉まる。
言う事を聞かされるのかわいそうって同情してたら抵抗するの忘れてた。
私は閉じ込められたようだった。
でもまぁ…予想通りだから逃げる準備してきたけどね。
私は、その逃げ場から無事逃げ出し、また家でこの日記を書いている。
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