4 / 9
[4日目]
しおりを挟む
この日記、まだ4日目だよね…。
ほんとはこんなの書く気ないんだけど…それでもやっぱり私の記憶には残っててほしいなっていうささやかな願いを込めて書いている。
すぐに記憶がなくなりそうになる私のために。
でも今日は書くことがほんとにない。
あるのはあるんだけど、未来の私がこれを見てどう思うか…いや、未来でこの日記を拾った誰かがどう思うかが心配なんだよね。
…まあいっか。
今日のお昼頃だったかな。
私はまたあの薬をもらいに行くために、お兄さんの店に行こうと家を出たんだ。
そしたら、横のわき道から人が出てきた。
つかみ方からしてあいつらの仲間でもなかった。
なんとなく初めての恐怖を感じながらも、連れられるまま暗い部屋へと入れられた。
「心配で仕方なくてずっと見ていたんだ」
急に告げられた謎の一言。
睨むように相手の顔を見てすぐに目をそらした。
ここまで連れてきたのは私の本当のお兄ちゃんだった。
びっくりしすぎてそっと顔を上げると、兄は悲しそうに笑って「ごめんね」って言ってくれた。
でも何がなんだか分からないまま、ぼうっとしてうなずくだけだった。
その後家まで送ってもらった。
だけど、兄は家に帰るって言って離れちゃった…。
…やっぱり…一緒に住めないのかなぁ。
ほんとはこんなの書く気ないんだけど…それでもやっぱり私の記憶には残っててほしいなっていうささやかな願いを込めて書いている。
すぐに記憶がなくなりそうになる私のために。
でも今日は書くことがほんとにない。
あるのはあるんだけど、未来の私がこれを見てどう思うか…いや、未来でこの日記を拾った誰かがどう思うかが心配なんだよね。
…まあいっか。
今日のお昼頃だったかな。
私はまたあの薬をもらいに行くために、お兄さんの店に行こうと家を出たんだ。
そしたら、横のわき道から人が出てきた。
つかみ方からしてあいつらの仲間でもなかった。
なんとなく初めての恐怖を感じながらも、連れられるまま暗い部屋へと入れられた。
「心配で仕方なくてずっと見ていたんだ」
急に告げられた謎の一言。
睨むように相手の顔を見てすぐに目をそらした。
ここまで連れてきたのは私の本当のお兄ちゃんだった。
びっくりしすぎてそっと顔を上げると、兄は悲しそうに笑って「ごめんね」って言ってくれた。
でも何がなんだか分からないまま、ぼうっとしてうなずくだけだった。
その後家まで送ってもらった。
だけど、兄は家に帰るって言って離れちゃった…。
…やっぱり…一緒に住めないのかなぁ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
義務ですもの。
あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
王子様への置き手紙
あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる