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~~プロローグ~~
金髪の神
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『まず自己紹介してなかったね。 僕はこの世界とは違う世界、まぁこっちの本とかゲームとか的に言えば異世界の神族代表で名をレント・セルベール。
僕のいた世界はこっちみたいに科学技術は発達はしてないけど魔法と呼ばれる異能が発達してる世界でね、大きく分けて人族、獣人族、亜人族、魔族、そして僕たち神族の5種族が暮らしているんだ。
この5種族はまだ細かく分けられるけどね。
まぁ大体のことはゲームとか漫画を誰とも遊ばずに一人でじっくり楽しんでた誠也君ならわかると思うから省略ってことで・・・・・グフッ!』
おっと知らない間に手が出てしまった。
(割と綺麗にみぞうちにはいったな、スマンスマン)
と俺は心の中で思っていることだろう、
うん、多分、きっと。
というか、こういうことを声に出してない時点で思ってないのか?
ん~難しい。
「まぁ大体の予想はつくけど、エルフとかドワーフとかってことだよな?」と言いながらうずくまるレント(神様らしい)をしばらく見ていた。
すると、
おっ、起き上がった。
『あのね、なんで今説明してる僕がなぐられるの? あと、意外と君本気だよね! これかなり痛いからね!
あと誠也君の予想は大体の当たってるよ、それ以外の種族もいるけど数が少ないし…』
みぞうち辺りをさすりながらもレントは続けた。
『じゃあ、話続けるから、
僕たちの世界には5種族が暮らしているってとこまではわかったよね、だとしたら想像できるんじゃない?こっちの世界にもまだ少し差別や争いがあるように僕たちの世界でも神族以外の種族が争ってたんだ』
「お前が神様なんだな。でもなんで神族は争いに参加しなかったんだ?というか神様達だったら争いとか止められないのか?」と聞くと
『そりゃ昔は5種族が荒らそわなくて済むように僕たち神族が調節してたよ。昔はそりゃあ平和だったよ』
「じゃあなんで?」
『僕たち神族はまず争いを好まないし、高みの見物をしてたんだけどいつの間にか徐々に数が減ってたんだ。その減った理由がわかった時にはすでに僕を合わせて5人しかいなかったんだよ。』
元から少ないとはいえなぜ気づかないんだ。こいつらは本当になんも考えずに生きてたんだな。
という心の声は伏せておこう・・・
「なんで減ったんだ?」
何事もなかったように誠也は尋ねた。
『・・・あのね、君が考えてることは否定できないけど今回は本当にどうしようもなかったんだよ。僕たち神族には大きな力があると言ってもさすがに4種族相手はきつすぎた』
なるほどな、あとさりげに心をよむな。
それで力で押さえては高みの見物を繰り返していたらいつの間にか4種族の敵になっちゃってたのか。
確かに1対4は厳しいかもな
『そして1人、2人とどんどん減っていって最後は僕1人になっちゃったってわけ。
本当はそのまま仲良くできればよかったんだけど、神族の押さえがなくなった途端、各種族は仲間関係は崩れていったんだ。
たくさんの国が建てられ、そして滅んでいった。
もちろん種族同士が仲が悪いとは言ったけど全員がそうというわけではないよ。中には中立の立場をとる国も現れた、そして今は大国が五つできたんだ。』
「なんというか、大変だったんだな。神族がバカだの役立たずだの思っててすまなかったな。」
『・・・僕じゃなかったら君の発言、結構自分の命を投げ捨てるようなものだからね。
まあいいや、その間僕は戦いで傷ついた体を休めてたんだけど、そこにいきなり魔族が攻め込んできたんだ。』
「まさか魔王でもあらわれたのか?」
少し笑いながら尋ねると、
・・・・
どうやら図星だったらしい。
おい、さすがにテンプレすぎるだろ。 異世界をイメージして書いてるものってもしかして本当の歴史を参考にしてんの?
などと俺の中で二次元が三次元化しそうになっていると、
『魔王は昔から居たんだけどその代の魔王はやたら独占欲が強くて他種族が嫌いだったみたいなんだ。 そこで僕も頑張って対抗したんだけど負けてギリギリの所で君の世界に逃げてきたんだ。 ばれないように猫の姿までして』
まさかうちの前で怪我をして倒れてたあの白猫がこいつだったとはな、 やたら俺のこととか知ってると思ったらそういうことだったのか、、
「それで、お前のことやお前の世界のことはわかった。 でも俺の存在自体忘れられてるというのはどういうことなんだ?」
いくらボッチを満喫していたとしてもさすがに友達くらいはいたぞ、 最近はあってないけど…
(そういえばあいつらは元気かな。まぁ、さすがにもう何年も会ってないから忘れてられてるか。)
昔の友達のことを思い出していると、
『詳しく説明はできないけど直前に何が起きたか覚えてる?』
え?
それは朝起きてカーテンをあけたらいきなり光りだして・・・
ん?
僕のいた世界はこっちみたいに科学技術は発達はしてないけど魔法と呼ばれる異能が発達してる世界でね、大きく分けて人族、獣人族、亜人族、魔族、そして僕たち神族の5種族が暮らしているんだ。
この5種族はまだ細かく分けられるけどね。
まぁ大体のことはゲームとか漫画を誰とも遊ばずに一人でじっくり楽しんでた誠也君ならわかると思うから省略ってことで・・・・・グフッ!』
おっと知らない間に手が出てしまった。
(割と綺麗にみぞうちにはいったな、スマンスマン)
と俺は心の中で思っていることだろう、
うん、多分、きっと。
というか、こういうことを声に出してない時点で思ってないのか?
ん~難しい。
「まぁ大体の予想はつくけど、エルフとかドワーフとかってことだよな?」と言いながらうずくまるレント(神様らしい)をしばらく見ていた。
すると、
おっ、起き上がった。
『あのね、なんで今説明してる僕がなぐられるの? あと、意外と君本気だよね! これかなり痛いからね!
あと誠也君の予想は大体の当たってるよ、それ以外の種族もいるけど数が少ないし…』
みぞうち辺りをさすりながらもレントは続けた。
『じゃあ、話続けるから、
僕たちの世界には5種族が暮らしているってとこまではわかったよね、だとしたら想像できるんじゃない?こっちの世界にもまだ少し差別や争いがあるように僕たちの世界でも神族以外の種族が争ってたんだ』
「お前が神様なんだな。でもなんで神族は争いに参加しなかったんだ?というか神様達だったら争いとか止められないのか?」と聞くと
『そりゃ昔は5種族が荒らそわなくて済むように僕たち神族が調節してたよ。昔はそりゃあ平和だったよ』
「じゃあなんで?」
『僕たち神族はまず争いを好まないし、高みの見物をしてたんだけどいつの間にか徐々に数が減ってたんだ。その減った理由がわかった時にはすでに僕を合わせて5人しかいなかったんだよ。』
元から少ないとはいえなぜ気づかないんだ。こいつらは本当になんも考えずに生きてたんだな。
という心の声は伏せておこう・・・
「なんで減ったんだ?」
何事もなかったように誠也は尋ねた。
『・・・あのね、君が考えてることは否定できないけど今回は本当にどうしようもなかったんだよ。僕たち神族には大きな力があると言ってもさすがに4種族相手はきつすぎた』
なるほどな、あとさりげに心をよむな。
それで力で押さえては高みの見物を繰り返していたらいつの間にか4種族の敵になっちゃってたのか。
確かに1対4は厳しいかもな
『そして1人、2人とどんどん減っていって最後は僕1人になっちゃったってわけ。
本当はそのまま仲良くできればよかったんだけど、神族の押さえがなくなった途端、各種族は仲間関係は崩れていったんだ。
たくさんの国が建てられ、そして滅んでいった。
もちろん種族同士が仲が悪いとは言ったけど全員がそうというわけではないよ。中には中立の立場をとる国も現れた、そして今は大国が五つできたんだ。』
「なんというか、大変だったんだな。神族がバカだの役立たずだの思っててすまなかったな。」
『・・・僕じゃなかったら君の発言、結構自分の命を投げ捨てるようなものだからね。
まあいいや、その間僕は戦いで傷ついた体を休めてたんだけど、そこにいきなり魔族が攻め込んできたんだ。』
「まさか魔王でもあらわれたのか?」
少し笑いながら尋ねると、
・・・・
どうやら図星だったらしい。
おい、さすがにテンプレすぎるだろ。 異世界をイメージして書いてるものってもしかして本当の歴史を参考にしてんの?
などと俺の中で二次元が三次元化しそうになっていると、
『魔王は昔から居たんだけどその代の魔王はやたら独占欲が強くて他種族が嫌いだったみたいなんだ。 そこで僕も頑張って対抗したんだけど負けてギリギリの所で君の世界に逃げてきたんだ。 ばれないように猫の姿までして』
まさかうちの前で怪我をして倒れてたあの白猫がこいつだったとはな、 やたら俺のこととか知ってると思ったらそういうことだったのか、、
「それで、お前のことやお前の世界のことはわかった。 でも俺の存在自体忘れられてるというのはどういうことなんだ?」
いくらボッチを満喫していたとしてもさすがに友達くらいはいたぞ、 最近はあってないけど…
(そういえばあいつらは元気かな。まぁ、さすがにもう何年も会ってないから忘れてられてるか。)
昔の友達のことを思い出していると、
『詳しく説明はできないけど直前に何が起きたか覚えてる?』
え?
それは朝起きてカーテンをあけたらいきなり光りだして・・・
ん?
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