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第9章~眷属教育~
第56話 戦闘訓練――アリアたんは脳筋寄りです。
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「「よろしくお願いします!!」」
ガヘリスによる魔法の授業の翌日、次の授業はメルリリスによる戦闘訓練の授業であった。のではあるが、
「なんでこんなに人が増えてるのよ!!」
とメルリリスが指摘、確かにメルリリスの言うようにいつもの5名に加えて約50名程の兵士らしき者たちが参加していた。
「いや~『秩序』の戦士長たるメルリリス殿から直接訓練を受けられる機会など、一生に一度あるかないかの貴重な機会ですからな。勝手ではありますがエクノルエ家の私兵を連れて参りました」
ハッハッハと豪快に笑うカルロスではあるが、メルリリスは当然面白くない顔をしている。
「アリアちゃんの友達や兄弟はともかく、何で私があんたのとこの私兵の訓練までしなきゃならないのよ!!」
ともっともな意見を述べる。するとカルロスは、
「いや、我が家の私兵を鍛えることはアリアの身の安全にも繋がります。故に全くの無駄どころか、アリアの教育と平行して我が家の私兵の強化も出来、アリアの守りも強化できるという、一石が二鳥にも三鳥にもなる素晴らしいアイデアだと思ったのですが」
「う」
メルリリスの意思が若干揺らぐ。
「それにアリアの守りが強化されることは主もお喜びになり、メルリリス殿の評価も急上昇――」
「しょうがないわね。仕方なく、仕方なくだけどアンタの私兵も私の訓練に参加することを許可します」
これ以上ないほど見事にカルロスに乗せられてしまうメルリリス。
「だけど、私の訓練はそんじょそこらの騎士団の訓練よりも厳しいわよ、ちゃんとついてこれる?」
「無論、我が家の私兵たちも漫然と毎日を過ごしているわけではありませんからな。その心配は不要かと……」
カルロスの挑発ともとれる発言に、メルリリスのヤル気全開テンアゲマックス。
「それじゃあ、訓練開始前の準備運動といきましょうか。取り敢えず全員屋敷の外周を走ってきて」
メルリリスがそう言うと子供たちを除いた、エクノルエの私兵たちは隊列を綺麗に揃えて走り出す。そんな兵士たちを見てメルリリスは感心したように、
「ふーん言うだけのことはあるんだ」
と言うと、
「お褒めに預かり光栄です」
とカルロスが言う。
「別に誉めたつもりはないけど」
「ハッハッハ!!こいつは手厳しい」
言いながら笑うカルロスにメルリリスは、
「ところで貴方は一緒に走らないの?」
と訊くと。
「私はこれから公務がありますので」
「ふーん」
とメルリリスは特に興味もなさげに言う。
「それでは私はこれにて失礼させていただきます。メルリリス殿、くれぐれも娘たちのこと、よろしくお願いしますぞ」
「言われなくても任された仕事はきっちりこなすわよ。これ、私のポリシーね」
「ハッハッハ、それは心強いかぎりです」
笑いながらその場を去るカルロスにメルリリスは妙な感覚を覚える。が、まぁガヘリスかヴァリス辺りが上手くやるだろうと任せることにし、自身はアリアたちへの指導に戻るのであった。
ガヘリスによる魔法の授業の翌日、次の授業はメルリリスによる戦闘訓練の授業であった。のではあるが、
「なんでこんなに人が増えてるのよ!!」
とメルリリスが指摘、確かにメルリリスの言うようにいつもの5名に加えて約50名程の兵士らしき者たちが参加していた。
「いや~『秩序』の戦士長たるメルリリス殿から直接訓練を受けられる機会など、一生に一度あるかないかの貴重な機会ですからな。勝手ではありますがエクノルエ家の私兵を連れて参りました」
ハッハッハと豪快に笑うカルロスではあるが、メルリリスは当然面白くない顔をしている。
「アリアちゃんの友達や兄弟はともかく、何で私があんたのとこの私兵の訓練までしなきゃならないのよ!!」
ともっともな意見を述べる。するとカルロスは、
「いや、我が家の私兵を鍛えることはアリアの身の安全にも繋がります。故に全くの無駄どころか、アリアの教育と平行して我が家の私兵の強化も出来、アリアの守りも強化できるという、一石が二鳥にも三鳥にもなる素晴らしいアイデアだと思ったのですが」
「う」
メルリリスの意思が若干揺らぐ。
「それにアリアの守りが強化されることは主もお喜びになり、メルリリス殿の評価も急上昇――」
「しょうがないわね。仕方なく、仕方なくだけどアンタの私兵も私の訓練に参加することを許可します」
これ以上ないほど見事にカルロスに乗せられてしまうメルリリス。
「だけど、私の訓練はそんじょそこらの騎士団の訓練よりも厳しいわよ、ちゃんとついてこれる?」
「無論、我が家の私兵たちも漫然と毎日を過ごしているわけではありませんからな。その心配は不要かと……」
カルロスの挑発ともとれる発言に、メルリリスのヤル気全開テンアゲマックス。
「それじゃあ、訓練開始前の準備運動といきましょうか。取り敢えず全員屋敷の外周を走ってきて」
メルリリスがそう言うと子供たちを除いた、エクノルエの私兵たちは隊列を綺麗に揃えて走り出す。そんな兵士たちを見てメルリリスは感心したように、
「ふーん言うだけのことはあるんだ」
と言うと、
「お褒めに預かり光栄です」
とカルロスが言う。
「別に誉めたつもりはないけど」
「ハッハッハ!!こいつは手厳しい」
言いながら笑うカルロスにメルリリスは、
「ところで貴方は一緒に走らないの?」
と訊くと。
「私はこれから公務がありますので」
「ふーん」
とメルリリスは特に興味もなさげに言う。
「それでは私はこれにて失礼させていただきます。メルリリス殿、くれぐれも娘たちのこと、よろしくお願いしますぞ」
「言われなくても任された仕事はきっちりこなすわよ。これ、私のポリシーね」
「ハッハッハ、それは心強いかぎりです」
笑いながらその場を去るカルロスにメルリリスは妙な感覚を覚える。が、まぁガヘリスかヴァリス辺りが上手くやるだろうと任せることにし、自身はアリアたちへの指導に戻るのであった。
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