異世界でカイゼン

soue kitakaze

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第181話 魔鉄さんのお話

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「じゃあ教えるノだ。良く聞くノだ。『どうか良い剣になってくださいね』ノだ」
「どうか良い剣士になってくささいね」

「お主はアホなノか」
「や、やかましいわ! ちょっと物覚えが悪いだけなのだゾヨ」
「もう、このぐらいの呪文、さっさと覚えるノだ。そろそろゼンシンの準備が終わってしまうぞ」

「うむ、分かった。『どうか良い剣になってさささいなの』」
「違う! 『どうか良い剣になってくださいね』なノだ」
「そうか、そうだった。意外と難しいものだゾヨ」

「難しいとは思えんノだが。さあ、もう一度」
「えっと、最初はなんだっけ?」
「もう!! 『どうか良い剣になってくださいね』ノだ!」

「最初だけで良かったのだゾヨ。『どうかひょい剣になってくだだだだいます』」
「あぁもう。最初も最後もダメなノだ。『どうか良い剣になってくださいね』ノだ!」

「あれ? おかしいな。『ちょっと良い剣になってくださいましませノだ』」

「どうしてちょっとなノだ。それと最後にノだを入れるな。それは我の口癖であって呪文ではないノだ!」
「なんか悪くなる一方のようだヨ?」
「あぁもう、こいつがここまで物覚えが悪いとは思わなかったノだ」
「だから超級魔法をとらなかったのだろうヨ」

「イズナ様。それにオウミ様とミノウ様。こちらの準備は整いました。そろそろお願いします」
「おいおい、もう時間になってしまったノだ。大丈夫かイズナ」

「待ってくれ。えぇと。最初はなんだっけ?」
「ちょっおま!! まだそんなこと言ってるノかっ。もう、最初は『どうか』ノだ」
「お願いです、で始めるのが礼儀というものなのだヨ?」

「そ、それもそうだゾヨ。えっとお願いでどうか」
「ちっがぁぁぁぁぁぁう! ミノウは黙っているノだ。そういう約束であったノだ」
「そんな約束した覚えはないヨ。我はイズナが困っているから助け船を出そうと」

「それが邪魔だと言うノだ!! イズナ、最初は『どうか』ノだ。間違うでないノだ」
「いや、お願いです、からだヨ」
「え? あれ? こんな土壇場になってそんなごちゃごちゃ言われても困るゾヨ」

「我は最初からそう言っておるノではないか!!」
「『お願いです、良い刀になってくださいね』って言ってみるのだヨ」
「だからそれは違うと言って」

「お願いです? どうか良い刀だか剣だかになって、もらえると嬉しいなノだね?」

「はい、完了しました。ありがとうございます。それでは作業が終わるまでしばらくお待ちください」

 …… …… …… ←3人分

「どーすんだ、どーすんだ。まるで別物になってしまったノだ!!」
「イズナはなにしてくれとんねん! 我の言ったことともまるで違う呪文になってんじゃないかヨ」

「え? いや、だって。お主らがごちゃごちゃ言うからゾヨ。ふたりの意見も取り入れようとして、わけが分からなくなって、ついオリジナルの呪文を」

「「教わっているやつが、オリジナルをすな!!!」」


「というわけで、いまココ」
「いまココじゃねぇよ! お前らはいつもいつも斜め上のことばかりやりやがって」

 ここは焼成室の前室である。魔鉄が心配だったので、俺は一旦タケウチに戻ってきた。そしたらこんなことになっていたのである。

「「「そりゃ、この話がダイアゴナル(斜め上)ワールドだからなノだゾヨ」」」

「待ってましたとばかりに声を揃えて言うな!! それより、魔鉄はどうなったんだ。問題はそこだろ」

「鉄の状態は最初の魔鉄と変わりがないということらしいノだ。いま、ヤッサンに渡してバイトとかいうのを作っているノだ。それが成功したらイズナのニホン刀の製作にかかるそうなノだ」

「最初と同じということは、できた鉄は普通の色か。オウミが呪文をかけたときと同じか」
「ノだ」
「しかしまるで失敗している、って可能性もあるわけだが」
「ヨ」

「もしその鉄が魔鉄になっていなかったら、ヤッサンもゼンシンもまるで無駄な働きしたことになる。お前ら3人には責任をとってもらうからな」

「そそそそ、そんな責任はオウミがとるべきなのだヨ。そもそも教え方が悪い上に間違った呪文を」
「なにを言っているノだ。教えている最中にミノウが邪魔をしたのが問題なノだ。責任はミノウにあるノだ」
「我は、我は関係ないのだヨ。呪文をちっとも覚えないイズナにも原因があるのだヨ」

「そうだそうだ。イズナが一番悪い。お主がさっさと覚えていればこんなことには」
「どうして我のせいになるのだゾヨ。もう少しで覚えるところだったのに、オウミが切れて適当なことを言い出して、そこにミノウが邪魔したからわけが分からなくなったのだゾヨ。ふたりに責任があるゾヨ」

「なんだとこのやろう。そもそもお主が悪いノだぼかすかぼかぼか」
「やかましい。いつもいつも我の邪魔ばかりしやがってヨぱちぱちばち」
「だから私を間に挟んでケンカするなって痛痛い痛い痛」

「ワシのウエモンになにをするんだゾヨ。問題を起こしたくせに偉そうにお主らはびしんばっちんぼっちん」
「あのぉ、私なんか全然関係ないんですけど痛いですって痛い痛い」
「やかましいノだぼかすかぼかぱか」

「なんかいつもより余計に叩いている気がするヨぺちぱちはちぼち」
「ユウコは柔らかいノだが、ウエモンは硬いノだぺこぱこぽこ」
「うむ。しかしどちらも悪くない感触なのだべちんこちんかちん」

「「知ってて叩いてんですかっ!!」」

 ウエモンとユウコが巻き込まれとる定期。魔王のじゃれ合いもだんだんグローバル化してきたな。

「それ、グローバルとは言わないと思いますけど」

「だいたい状況は分かった。ゼンシンはなにか気づいたことはないか?」
「僕は前回しか知りませんけど、そのときは窯から取り出したときには真っ黒でした、しかし今回はいつも作っている錬鉄のような色でした。ただ、スラグもなく全部が同じ鉄になっているというのは、前回と同じです」

「そうか。ということは、普段作っている錬鉄と違うのは確かだということだな」
「はい、そうです。スラグのない鉄なんてあり得ませんからね」

「それなら、なにがしかの魔法はかかっているということだな。ミノウは例のシャーマンスキルでなにか分からないか?」
「分からないヨ。魔法は物質の成分ではないのだヨ」

「それもそうか。現状で調べる術はないか。それではヤッサンの仕事を待つしかないな」

「ところで、ユウに聞きたいことがあるゾヨ?」
「なんだ、イズナ? ウエモンの3サイズなら俺は興味はないぞ?」

「そんなこと聞いてないゾヨ。ちなみに上から72-58-81だゾヨ」
「イ、イズナ!! なんでそれを知って……しかもバラすんだぁぁぁげしげしげしげし」

「大当たりなのか。その年ならそんなものだろ。気にすんな。それより、なんで俺の足ばかりをそんなに踏むんだよ。文句ならイズナに言えよ」
「うぐうぐうぐぐげぇもぉぉん」

 またうぐえもんになっとる。

「それより、質問とはなんだ、イズナ?」
「うむ。オウミヨシとミノオウハルの違いについてゾヨ。このふたつは違う魔鉄で作られていると聞くが、同じものなのか?」

「そりゃ違うだろ。包丁と刀では切る目的も相手も違う」
「ふむ。それは加工するときに決まったのかゾヨ?」

「まだデータが少ないから、確かなことは言えないが。おおよその推測はついている」
「「「ほほぉ。それはいったい?」」」

 お前らも興味津々なのか。

「最初のオウミヨシだが、そのときの呪文は『良い剣』になれという言葉が入っている」
「そうなノだ。我が入れたノだ」
「自慢をすな。しかし、それで作られたのは包丁だ」

「確かにそうだゾヨ。それが?」
「だから魔鉄さんは困ったことだろう」

「「「魔鉄さんが困った?!」」」

「剣になれって言われてその気になっていたのに、いざ加工されてできあがったのは包丁でしたって、どんなフェイントだよ」
「それ、フェイントなノか」

「困った魔鉄さんは、仕方なくその両方の特徴を併せ持つことにしたのだろう」
「「「ふむふむ」」」

 いや、そんな真剣に聞かれても。これ、ただのおもしろおかしい推測話だからな。

「それでまずは魔包丁という特徴……つまり持ち主が、千切りにしたいと思えば千切りに、ぶつ切りにしたいと思えばぶつ切りにするという機能を持った」
「「「ふむふむふむ」」」

「コピペですか?」
「ゼンシンが突っ込むな。こんな短いものでしねぇよ」

「しかし剣として、相手を切り刻むという機能も併せ持つ必要があった。それはかなり無理矢理であったことだろう。なにしろ形状は包丁なのだから」
「無理して剣の能力も持ったノか?」

「そうだ。だからウエモンは、壁を切ることができたんだ。オウミヨシはおそらく、ミノオウハルほど遠くのものを切ることはできないだろう。魔鉄が無理をした分、距離に制限があるはずだ、だがあの壁はウエモンの目の前にあった。だから届いてしまったんだと、俺は見ている」
「「「ふむふむふむ」」」

「やはり、ユウは賢いノだ。なんか納得いくノだ」

「理屈を考えるのが俺の仕事だからな。だが、さっきも言ったように、まだデータが充分ではない。ただの仮説だと思って聞いてくれ」
「「「ふむふむふむ」」」

「次に作った魔鉄はオウミとミノウの合作だ。オウミは『良い剣』に、そしてミノウは『良い刀』にと言った」
「「「ふむふむふむ」」」

「そしてできたのがミノオウハルだ。しかし、魔鉄さんには剣と刀の区別はつかない。だから、また困った」
「また困ったのかヨ」

「剣と刀というのはどう違うのだろうか? とな。そこで魔鉄さんは考えた」
「魔鉄が考えるというのは、斬新な発想ゾヨ」
「例え話だよ。これもある意味擬人化だ。魔鉄さんはどちらでもいいからともかく切れるものにならなければならないと思った」
「「「ふむふむふむ」」」

「それは魔鉄さんにとって、とてつもないプレッシャーであったことだろう。ともかく切れるものにならないといけない。切るといえば、例えば爪切りのようなもの。小刀のように手で持ったものを削るもの。ハサミのように紙を切るもの。包丁のようにまな板の上で食材を切るもの。あるいは高い木の先端を切るもの。ニホン刀のように鉄を斬るもの。斬鉄剣のように飛行機を……それはおいとくが」
「おいとくのかヨ」

「ともかく、そんな機能をすべて持とうと決めたのだ。そしてうまいぐあいに刀に加工された。魔鉄さんは喜んだ」
「「「ふむふむふむ」」」

「オウミヨシのときと違って、対象物をただ切るということに特化した形に加工してもらったのだから、なんの違和感もなかったことであろう。刀でみじん切りをするやつはいないからな。そして、魔鉄の望み通りの機能が付加された。そこにはオウミヨシのような無理はない」
「「「ふむふむふむ」」」

「小さなものから大きなものまで、動かす力はやん……切れる刃物になったのだ」
「なんかメロディが浮かんだヨ?」

「忘れてくれ。だから縮んだのだ」
「それが分からん。どうして縮む必要があるゾヨ?」
「大きな刀では、爪楊枝は削れない」

「なんで爪楊枝!?」
「ただの比喩だ。コマでもまな板でも爪でもいい。ともかくニホン刀のサイズでは手作業に向かない。だからあのサイズだったんだ」
「それならもう少し小さくても良かったのだヨ」

「魔鉄にだって矜持ってものがあるだろ」
「あるのかゾヨ!?」
「知らんけど」

 どどどどどどどっ。

「「「ま、魔王をこかすのではないノだゾヨ」」」

「都合かも知れないし限界なのかも知れない。物質としての制限かも知れない。いずれにしてもああゆう形やサイズにしかならなかったんだ」
「「「ふむふむふむ」」」

「そのかわり、持ち主がもっと遠くのものを切りたいと願ったときには、視線の届く限りのところまで伸ばすことができる、という機能を持った。みじん切りができない代わりに、伸びる刀になったんだ。そこにハルミも馬鹿力も加わって」
「総鉄作りの戦車をぶった切ったノだ」

「その通り。だが、まだ分からんこともある」
「というと?」
「魔鉄にするために魔法をかけた魔王の属性だよ」

「我は水と風なノだ」
「第1属性なら水だろ。だからオウミヨシは食材を切るのにはとても向いていると思われる。野菜なら90%、魚も75%が水だ。ウエモンが切ったのはじつは壁じゃなくて、その中の配管だけだったのかも知れない。その途中にある壁はついでだ」
「「「ふむふむふむ」」」

「ミノウの属性は土だったな」
「風と水も持っているが、第1は土だヨ」
「鉄も石も土の仲間だ。だから戦車もすっぱり斬れたのだろう。砦の木が切れたのも同じ理由だ」

「我らの属性が関係しているとは思わなかったゾヨ」
「あくまで推測だがな。ハルミが砦の中で、物理防御をかけられた戦車を斬ろうとして失敗したらしいな」
「ああ、そうだったゾヨ。胸の谷間で見ていたゾヨ」
「巨乳好きめ。その魔法師の属性は分からんが、火の属性による保護魔法だったのかも知れない。だからあんな至近距離でも斬れなかったんだ」

「ふうむ。いろいろくっつくものだゾヨ」
「理屈とポストイットはどこにでもくっつのさ」
「例え方が変わったノだ?!」
「膏薬じゃ現代っ子に通じないかも知れないと思ってな」

「それなら不思議なことがあるヨ。どうして人は切れないヨ?」
「ああ、それは簡単な話だ」

「え? そうなノか?」
「人だって属性があるヨ?」
「水もあれば、土もあるゾヨ。なんで切れないのだろう?」

「それはお前らの性格を反映したんだよ。お前ら人を切るなんてできないだろ?」
「「「あああっ、そうか!!」」」

 分かってもらえて重畳である。

「ところで、イズナの属性はなんだ?」
「ワシは火だ。第2は光だゾヨ」

「となると、今回作った魔鉄は、どんなものになるのだろう。そもそもあのおかしな呪文で魔鉄ができているのかどうか」

「次回に乞うご期待、ノだ」
「おいっ、それは俺のセリフ!」
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