204 / 336
第204話 冬期スポーツ
しおりを挟む
そんなことがあったなんて、俺はまったく知らないのである。
ときどきツッコみに参加していたではないか、とか思ってはならないのである。思っても良いが、それを口に出してはいけないのである。
「ノだ」
「そ、それにしても、ずいぶん長い会議だったな」
「6話にもまたがったおかげで、ケガが治ってしまったではないか」
「そ、そうだな。しかしその間にこんなことになろうとは」
「ああ、全くだ。ハルミのあんぽんたんめ!」
「す、すまない。私だってこんなことになるとは思ってなかったのだ」
「思っててやられてたまるか。しかし寒い寒い」
いったいなにがあったのかと言えば……。病室でハチマンとの会話にまで遡る。
「ああ、ベッドで迎えるお正月は退屈だ」
「知ったことか。私こそいい迷惑だよ、まったく。ほれ、雑煮持ってきたやったぞ」
「……これ、誰が作った?」
「やかましいわ!!」
「いや、俺はまだなにも言ってないんだが」
「私じゃないから心配するな! ここの料理人だ」
「それなら良いけど」
「良いのかよ!」
「良いよ? ずるずる。あ、うまい。ずるずるもちーぃい。良く伸びる餅だ。うまいうまい。たしかにこれはハチマンは作っていないな」
「うまいだろ。ここの料理人は……いまどうして私が作ってないと決めつけた?!」
「いや、別に。気にすんな。もちもちもっちもちずるる。うまいうまい」
ミヨシは正月の準備のために、年末から里帰り? している。
俺はここに置いて行かれた形だが、タケウチの連中だって大変なのだ。
ウエモンとスクナにユウコはイズモに行ったきりであり、モナカはホッカイ国だ。ハルミ……はどうでもいいとして、ミヨシまでこちらに来てしまうと料理を作るやつがいない。タケウチの食生活が悲惨の極みになることは想像に難くない。
そのために、やむなくミヨシを一旦タケウチに帰したのである。
それで仕方なくいまはハチマンに世話をさせてやっている。三角巾で腕を吊れば起きられるようにはなったから、せものしわは必要なくなったのは幸いであった。
「させてやっている、じゃないだろ! していただいているとでも言えよ」
問題は右手しか使えないということだ。おにぎりやパン(はないけど)なら問題ないのだが、料理の種類(味噌汁とか雑煮とか)によっては、椀を押さえていてもらう必要があるのだ。そうしないと、ベッドの上がワヤになるのである。いや、何回かワヤにしたのである。
「そもそもお前はぶきっちょなんだよ! 何度も零しやがって。こんなもの片手で食べられるだろ」
「ずるずる。右利きのやつが右で箸を持ったとして、それを自由に扱えると思うな。俺なんか箸で魚の切り身を持ち上げることだって、できないのだぞ」
「不器用自慢をするな!! 私なんかごま粒だってつまめるぞ」
それはすごい。どうでもいいけど無駄にすごい。あぁスガキヤのラーメンフォークスプーンがあったらいいのになぁ、ずるずる。いっそ俺が作るかずるずる。しかしあれ、本家でさえも使ってる人がほとんどいないんだよなぁもちもち。
「あぁ、うまかった。お茶おくれ」
「ほれ、熱いから一気に飲め、ほれほれ」
「熱つ熱つ熱つつっっ。ごらぁ! 熱湯を俺の口に持ってくるな! 一気に飲むもんじゃないだろ!! それは片手で飲めるからそこに置け」
「ちっ」
なんだろう、そのちっがやけに心に染みる。そこに医者のシロがやってきた。
「どうですか、調子は」
「ああ、こいつさえいなければ快適だよ」
「なんだと、コラ」
「ということは、いつもの通りですね。もう痛むことはなくなったのではないですか」
「昨日からトンデケも飲んでない。そのぐらいには痛まなくなったな」
「それは良かった。それでは、今日はその添え木を外しましょう。もう骨自体はくっついています。あとはリハビリですね」
リハビリ? 骨がくっついたのならもう退院じゃないのか?
「まあ、外してみれば分かります」
そして包帯をハサミでちょっきんこと切り取り、俺の手を肘から固定していた添え木を外す。あ、久しぶりに外気に触れた皮膚が喜んでいる。ちょっとかゆい。
「さて、腕を伸ばしてみてください」
「そんなことぐらい朝飯ま……朝飯……あぁさぁぇぇぁぁぁぁめぇぇぇ。はあはあ。あれ、どうなったんだ。腕が、俺の腕が全然伸びない。なんで? なんでどうしてだ。どうなったんだ」
腕をまっすぐに伸ばすぐらいのことが、全然朝飯前じゃなかった。ってことは、ディナーのあとでか。謎解き自慢の執事じゃねぇよ。
「おい、まさか、なにかに失敗したんだじゃないだろな。ハチマン、まさかお前、毒を盛ってないだろうな!?」
「なにが毒だ! そんなこと当たり前だろうが」
「え?」
「そうですよ、ユウさん。半月も肘を固定していたので、関節が固まったのです。拘縮(こうしゅく)という関節のまわりが固まってしまう現象です。筋力も落ちているでしょうね。これから少しずつ伸ばすストレッチをしてください」
そういうものなのか。なんか左手だけ鉄腕アトムになった気分だ。
「左手を右手で持って、こうやってくいくいと」
「あだだだだ。無理にやらないで。あだだ」
「おっと失礼。想像以上に固まってますね。それでは自分でできる範囲で少しずつ伸ばしてください。ある程度伸びるようになったら退院とします」
そうか。退院したらタケウチに帰れるか。それともイズモか。まあ、どっちでもいい。この退屈な状態から早く復帰しよう。くいくい、あだだ、くいくい。
「それじゃぁ、私はもういらないだろ。あとは自分で勝手にぐぇぇっ。なにをする!!」
「肘が伸びないうちは、俺は要介護者だろ? まだまだ俺の奴隷として仕え……あだだだだだだだだだっ、こ、こら!! 無理して肘を伸ばそうとするな!! いだだだだだだ、痛いって離せ!!」
「こんなもん、一気に伸ばしてしまえば面倒はない。ぐいぐいぐい」
「あだだだだ。お前は一気が好きだなだあだだだだだだ、もう分かったから。もう行ってもいいから、それ以上引っ張るな!」
今日のところはこの辺にしておいてやらぁ、というような表情を見せてハチマンは部屋から出て行った。まったく、危険極まりないやつだ。いつか泣くまで浣腸してやる。
寝ているのも退屈なので、三角巾で腕を吊って立ち上がる。添え木がなくなったせいで、なんとなく不安な感じだ。鎧を外した剣士はきっとこんな感じだろうな。
立ち上がって滑り出し窓(ドアのように開く窓)を開けると、一面の銀世界だ。これはこれでキレイだが、そこでスキーに興じるのはハルミとその手下たちである。
知らないうちに手下を作るなよな。それよりお前は仕事しなくて良いのか、と問いたい。まさか、まだ行方不明になっているつもりじゃないだろな。また、お小言が必要か?
そのときめざとく俺を見つけたのか、ハルミが声をかけてきた。
「あ、ユウじゃないか。もう添え木は外したのか? それなら一緒に滑らないか?」
「そんな位置エネルギーを浪費するだけのスポーツに興味はねぇよ」
「なんだそれは? いいじゃないか、滑るのは楽しいぞ。スキーがだめならソリに乗るというのもいいぞ」
ソリ? ソリってトナカイが引いているというアレか。あれならただ乗っているだけで良さそうだな。どうせ退屈しているのだから、ハルミに運転させて乗ってみるか。
「ハルミはソリに乗れるのか?」
「そりゃ、もちろんだ。スキーだってもう上級者並というお墨付きをもらってるぐらいだ。それに比べればソリなんて滑り落ちるだけの簡単な遊びです?」
最後の? はいったいなんだ。しかし、どんだけ運動神経良いんだよ。初めてまだ1週間ぐらいのはずだがもうスキーは上級者だと。でもそれなら、ソリぐらい乗ってやってもいいかな?
「じゃあ、ちょっとやってみよう。ハルミが運転してくれ」
「運転ってほどのことじゃないが、まかせろ」
自信満々かよ。もう、冬期スポーツのベテランだな。
そう、冬期スポーツに関しては、ハルミはベテランの域に達していた。そう、スポーツに関しては、である。
それが、大きな勘違いを含んでいることに、このときの俺もハルミも気づいていなかったのである。
ときどきツッコみに参加していたではないか、とか思ってはならないのである。思っても良いが、それを口に出してはいけないのである。
「ノだ」
「そ、それにしても、ずいぶん長い会議だったな」
「6話にもまたがったおかげで、ケガが治ってしまったではないか」
「そ、そうだな。しかしその間にこんなことになろうとは」
「ああ、全くだ。ハルミのあんぽんたんめ!」
「す、すまない。私だってこんなことになるとは思ってなかったのだ」
「思っててやられてたまるか。しかし寒い寒い」
いったいなにがあったのかと言えば……。病室でハチマンとの会話にまで遡る。
「ああ、ベッドで迎えるお正月は退屈だ」
「知ったことか。私こそいい迷惑だよ、まったく。ほれ、雑煮持ってきたやったぞ」
「……これ、誰が作った?」
「やかましいわ!!」
「いや、俺はまだなにも言ってないんだが」
「私じゃないから心配するな! ここの料理人だ」
「それなら良いけど」
「良いのかよ!」
「良いよ? ずるずる。あ、うまい。ずるずるもちーぃい。良く伸びる餅だ。うまいうまい。たしかにこれはハチマンは作っていないな」
「うまいだろ。ここの料理人は……いまどうして私が作ってないと決めつけた?!」
「いや、別に。気にすんな。もちもちもっちもちずるる。うまいうまい」
ミヨシは正月の準備のために、年末から里帰り? している。
俺はここに置いて行かれた形だが、タケウチの連中だって大変なのだ。
ウエモンとスクナにユウコはイズモに行ったきりであり、モナカはホッカイ国だ。ハルミ……はどうでもいいとして、ミヨシまでこちらに来てしまうと料理を作るやつがいない。タケウチの食生活が悲惨の極みになることは想像に難くない。
そのために、やむなくミヨシを一旦タケウチに帰したのである。
それで仕方なくいまはハチマンに世話をさせてやっている。三角巾で腕を吊れば起きられるようにはなったから、せものしわは必要なくなったのは幸いであった。
「させてやっている、じゃないだろ! していただいているとでも言えよ」
問題は右手しか使えないということだ。おにぎりやパン(はないけど)なら問題ないのだが、料理の種類(味噌汁とか雑煮とか)によっては、椀を押さえていてもらう必要があるのだ。そうしないと、ベッドの上がワヤになるのである。いや、何回かワヤにしたのである。
「そもそもお前はぶきっちょなんだよ! 何度も零しやがって。こんなもの片手で食べられるだろ」
「ずるずる。右利きのやつが右で箸を持ったとして、それを自由に扱えると思うな。俺なんか箸で魚の切り身を持ち上げることだって、できないのだぞ」
「不器用自慢をするな!! 私なんかごま粒だってつまめるぞ」
それはすごい。どうでもいいけど無駄にすごい。あぁスガキヤのラーメンフォークスプーンがあったらいいのになぁ、ずるずる。いっそ俺が作るかずるずる。しかしあれ、本家でさえも使ってる人がほとんどいないんだよなぁもちもち。
「あぁ、うまかった。お茶おくれ」
「ほれ、熱いから一気に飲め、ほれほれ」
「熱つ熱つ熱つつっっ。ごらぁ! 熱湯を俺の口に持ってくるな! 一気に飲むもんじゃないだろ!! それは片手で飲めるからそこに置け」
「ちっ」
なんだろう、そのちっがやけに心に染みる。そこに医者のシロがやってきた。
「どうですか、調子は」
「ああ、こいつさえいなければ快適だよ」
「なんだと、コラ」
「ということは、いつもの通りですね。もう痛むことはなくなったのではないですか」
「昨日からトンデケも飲んでない。そのぐらいには痛まなくなったな」
「それは良かった。それでは、今日はその添え木を外しましょう。もう骨自体はくっついています。あとはリハビリですね」
リハビリ? 骨がくっついたのならもう退院じゃないのか?
「まあ、外してみれば分かります」
そして包帯をハサミでちょっきんこと切り取り、俺の手を肘から固定していた添え木を外す。あ、久しぶりに外気に触れた皮膚が喜んでいる。ちょっとかゆい。
「さて、腕を伸ばしてみてください」
「そんなことぐらい朝飯ま……朝飯……あぁさぁぇぇぁぁぁぁめぇぇぇ。はあはあ。あれ、どうなったんだ。腕が、俺の腕が全然伸びない。なんで? なんでどうしてだ。どうなったんだ」
腕をまっすぐに伸ばすぐらいのことが、全然朝飯前じゃなかった。ってことは、ディナーのあとでか。謎解き自慢の執事じゃねぇよ。
「おい、まさか、なにかに失敗したんだじゃないだろな。ハチマン、まさかお前、毒を盛ってないだろうな!?」
「なにが毒だ! そんなこと当たり前だろうが」
「え?」
「そうですよ、ユウさん。半月も肘を固定していたので、関節が固まったのです。拘縮(こうしゅく)という関節のまわりが固まってしまう現象です。筋力も落ちているでしょうね。これから少しずつ伸ばすストレッチをしてください」
そういうものなのか。なんか左手だけ鉄腕アトムになった気分だ。
「左手を右手で持って、こうやってくいくいと」
「あだだだだ。無理にやらないで。あだだ」
「おっと失礼。想像以上に固まってますね。それでは自分でできる範囲で少しずつ伸ばしてください。ある程度伸びるようになったら退院とします」
そうか。退院したらタケウチに帰れるか。それともイズモか。まあ、どっちでもいい。この退屈な状態から早く復帰しよう。くいくい、あだだ、くいくい。
「それじゃぁ、私はもういらないだろ。あとは自分で勝手にぐぇぇっ。なにをする!!」
「肘が伸びないうちは、俺は要介護者だろ? まだまだ俺の奴隷として仕え……あだだだだだだだだだっ、こ、こら!! 無理して肘を伸ばそうとするな!! いだだだだだだ、痛いって離せ!!」
「こんなもん、一気に伸ばしてしまえば面倒はない。ぐいぐいぐい」
「あだだだだ。お前は一気が好きだなだあだだだだだだ、もう分かったから。もう行ってもいいから、それ以上引っ張るな!」
今日のところはこの辺にしておいてやらぁ、というような表情を見せてハチマンは部屋から出て行った。まったく、危険極まりないやつだ。いつか泣くまで浣腸してやる。
寝ているのも退屈なので、三角巾で腕を吊って立ち上がる。添え木がなくなったせいで、なんとなく不安な感じだ。鎧を外した剣士はきっとこんな感じだろうな。
立ち上がって滑り出し窓(ドアのように開く窓)を開けると、一面の銀世界だ。これはこれでキレイだが、そこでスキーに興じるのはハルミとその手下たちである。
知らないうちに手下を作るなよな。それよりお前は仕事しなくて良いのか、と問いたい。まさか、まだ行方不明になっているつもりじゃないだろな。また、お小言が必要か?
そのときめざとく俺を見つけたのか、ハルミが声をかけてきた。
「あ、ユウじゃないか。もう添え木は外したのか? それなら一緒に滑らないか?」
「そんな位置エネルギーを浪費するだけのスポーツに興味はねぇよ」
「なんだそれは? いいじゃないか、滑るのは楽しいぞ。スキーがだめならソリに乗るというのもいいぞ」
ソリ? ソリってトナカイが引いているというアレか。あれならただ乗っているだけで良さそうだな。どうせ退屈しているのだから、ハルミに運転させて乗ってみるか。
「ハルミはソリに乗れるのか?」
「そりゃ、もちろんだ。スキーだってもう上級者並というお墨付きをもらってるぐらいだ。それに比べればソリなんて滑り落ちるだけの簡単な遊びです?」
最後の? はいったいなんだ。しかし、どんだけ運動神経良いんだよ。初めてまだ1週間ぐらいのはずだがもうスキーは上級者だと。でもそれなら、ソリぐらい乗ってやってもいいかな?
「じゃあ、ちょっとやってみよう。ハルミが運転してくれ」
「運転ってほどのことじゃないが、まかせろ」
自信満々かよ。もう、冬期スポーツのベテランだな。
そう、冬期スポーツに関しては、ハルミはベテランの域に達していた。そう、スポーツに関しては、である。
それが、大きな勘違いを含んでいることに、このときの俺もハルミも気づいていなかったのである。
0
あなたにおすすめの小説
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
鬼死回生~酒呑童子の異世界転生冒険記~
今田勝手
ファンタジー
平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。
大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。
目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。
これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもしれない。
※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ネオページ」でも同時連載中です。
異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる