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第218話 アマテラス降臨
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「そういうわけなのじゃ。どうしたら良いと思う?」
「討伐隊を差し向けろ!」
「そんなことができたら苦労はせんわ!」
「なんのためのタケチャンだよ。やつは英雄なんだろ? 武門の頭領だろ? やつを派遣すればいいじゃないか」
「それは一度やっているのじゃ。先日、タケチャンをサツマに派遣してみた。軍はここにはないからから単身でじゃがな」
「ふむ、軍なしでかぁ。それでもやることはやったわけだ。結果はどうなった?」
「酒飲んでぐでんぐでんになって帰ってきた」
「まったく。どんだけ酒好きだよ。それより交渉の結果は?」
「なんの進展もなしじゃった」
「そんなやつ、スセリの拷問部屋行きにしろよ!」
「問題は他に人材がいないということでな。そもそもタケチャンに渉外をやらせるということ自体に問題があるのじゃよ」
「うぅむ。それもそうか。交渉する専門家がいないんだな。そういうのは文官の仕事だろう。武力だけのやつを行かせても、簡単に懐柔されておしまいだわな」
「うむ。この宮殿は長く無収入が続いたので、人材も流出しておるし、彼らが持っていた外交ルートもずたずたなのだよ」
「そういうことか。それは困ったことだな。それで、ハルミのクラスチェンジのことだが」
「待て待て待て。まだワシの話は終わっておらんぞ」
「どうして?」
「お主はワシの話を聞いておったのか?!」
「もちろん聞いてたよ? 納税しない領地があって困ってるんだろ?」
「ああ、そうじゃ」
「それでタケを差し向けたが、外交上手な相手にまんまとしてやられたと」
「その通りじゃ」
「それは困ったな。まあ、がんばれ。それでだな、俺としてはハルミの試練があるなら、サクッと終わらせて早く帰り痛い痛い痛い 誰だお前は!?」
「どうしてこの人は空気を読めないのでしょうね。なんとかしてくれ、ってアメノミナカヌシノミコトがおっしゃっているのですよ」
「いててて、耳を耳を引っ張るな!! 伸びちゃうだろうが。なんとかしてくれ、とはひと言も言ってないぞ。てか誰だよ、あんたは?」
「私はアマテラスオオミカミ。ここの居候よ」
「ただの居候が威張るな! あれ? アマテラス? アマテラスオオミカミってあの有名な人? 俺の中では極上のエロエロキャラだぞ。それなのに、なんだその重装備は!」
「な、なんの話よ?」
「お前は自分がエロ担当だという自覚はないのか!! そんなみっちりした衣装着やがって。肌が出ているのは顔と手首だけじゃねぇか。俺のエロエロ期待を返しやがれ!!」
祭祀服に裾を引きずるほどの長い袴を穿き、半透明の羽衣を纏わせている。それに真っ赤な飾りのついた帯を締め、頭には長いとげとげのついた冠。デザインは派手だが色気は皆無である。乳もケツも、太ももさえ見えやしない。
こんなキャラ、この物語に必要か?
「だだだだだ、誰がエロ担当ですか! そもそもこの物語はやたら巨乳なくせにすぐ裸になったり、やたら巨乳なくせに薄着だったり、やたら巨乳のくせに見せたがりキャラが多すぎるのですよ! この貧弱な身体で露出したって私なんか全然目立たなわぁぁぁぁぁぁぁん」
「わ、悪かった。そこまで貧乳を気にしいてたのか。巨乳コンプレックスか。大丈夫だから泣くな。この話にはそういうキャラも必要だから。必要としている読者がきっといるから。需要はあるさ!」
「ぐすすすっずるっ。他人ごとだと思って、どこかのらきすたみたいに言わないでよぐすっ」
「らきすたをなんで知っているのかと。もう分かったから泣くなよ。あんたにはその美貌があるじゃないか」
「ぐすっ? 美貌?」
あ、なんかヒットした?
「そうだとも。そなたは美しい」
「それ、なんてアシタカなノだ?」
「そ、そうかしら。そうかも知れないけど。そうに違いないわ。そうよそうよ、その通りよ!! ユウとやら。良いことを言ったわね。そうだ、言うことを聞かない領地には、お主が行って鎮圧してまいれ!」
態度豹変!? なんでいきなりお主に、まいれ、なんだよ。俺に命令できる筋合いか、この居候は。
「アマテラスオオミカミはそれで、イセを放り出されたのじゃよ」
「二重人格? か?」
「それに近いであろうな。しかも」
「まだなんかあるんか」
「どっちの人格が出てきても、迷惑極まりないという」
ああ、なるほどな。イセの人は持て余したんだだろうなぁ。そんな居候を置いてやってるオオクニって、結構大物なのか?
「この国の首長なノだよ?」
「そうだった。スセリの夫だと思うと、どうしてもな」
「そのオオクニもいまではお主の部下じゃけどな」
「何度も聞くが、それで、俺にいったいなにができるというのだ?」
「言うことを聞かない領地があるのだから、ひっぱたいて従わせれば良いのよ」
「おい、アマチャン。こんなアホなこと言っているこいつこそ、ひっぱたいて良いか?」
「それは止めてやれ。いつもの口だけじゃ。本気で言っているわけではな……おいおい、なにをするつもりじゃ?」
「さっきまでユウコを縛っていた縄が余ってたんで、以前スセリにならった亀甲縛りの練習をちょっとな。ひっぱたくのがダメなら縛ればいいじゃない。俺はまだ上半身しかできないが、ついでにこの羽衣を口にかませて猿ぐつわもすれば、いい感じで静かになるだろう」
「もがごごごもごごごっ!!」
「いや、その縄は余っていたわけではないし、縛れば良いってものでないと思うのじゃが」
「ん? アマテラスがなんか言ってるな。なに? 気持ちが良い? じゃあ、あとはスセリが来たら下半身も縛ってもらいな。で、アマチャン」
「お主も相当な好き者じゃの。なんじゃ?」
「それに異論はないが、いい加減に最初の話を進めたいのだが」
「反抗する領地の貴族たちを従わせるには、どうしたら良いかの智恵を出してはもらえんかとお願いしておるのじゃよ」
「そんなん知らんがな。それはそっちで勝手に」
「もぎゃぎゃぎゃぎゃごごごえぇぇぉぉぉおえ!」
「考えるべきこ」
「もぎゃぎゅぎゅぎゃぎょぎゃぎゃごごごえぇぇぉ!」
「とだろうが。問題が起こるたびになにもか」
「もぎゃがががごえぎゃぎゃぎゃごごぎゃあぎゃあぎゃあ」
「も俺に頼むとか、ぎゃあぎゃあやかましいわっ!!!」
「もぎゃっ」
「可哀想だから猿ぐつわだけはワシが外してやる。だけど騒いだりするでないぞ。冷静に話せ」
「はあはあはぁ。この高貴なる私に対してこの仕打ち。またいつもの岩戸に籠もってやる! またニホン中を暗くしてやるんだからねっ!!」
「ほう、岩戸に引きこもるのか。そうするとどうなるんだ?」
「あのときは昼間なのに、ニホン中が真っ暗になったのじゃ。ワシらをはじめ、国中の者が焦ったのじゃ。陽がなくなったら作物も採れなくなる。ワシらは餓死するぞって」
「しばらく放っておいたら明るくなっただろ?」
「え? それはどうだか分からん。そうなる前にアマテラスを岩戸から出すことに成功したからの」
「アマテラスが岩戸とやらに逃げ込んだのは、それが最初じゃなかっただろ?」
「まあ、そうじゃな。ちょっとヒスを起こすと、すぐに押し入れとか下駄箱とかスリッパの裏とかに隠れるやつじゃった。あの岩戸にも、何度引きこもったことか」
「スリッパの裏にどうやって隠れたんだよ。頭さえ隠せず尻は丸出しか。つまり、それは何度もやっているうちに起こった偶然というやつだ」
「偶然で、このニホンが暗くなったりするものですか!! 私の怒りが天に通じもぐぐごごごげごがっ」
「うるさいから猿ぐつわ復活な。それはただの日食という現象だ。アマテラスが引きこもったタイミングで起こったのが偶然だ。毎日、明日には大地震が来るぞーって言っていれば、いつかは必ず当たる。それと同じだ」
「そうだったのか。こやつには特別な力があると思ったからこそ、仏教徒たちもこれを大日如来の化身としたのじゃが」
「それが証拠には、それ以降、そのようなことは一度も起こってないだろ?」
「そう言えばそうじゃな。あれが劇的だったので、ずっとそう思い込んでいただけじゃったか」
「も、がもがもがごげもががぎょ?」
「そ、そんなことないんだからね? と言っているノだ」
「アホは放っておいて、そんなに言うなら俺なりの解決策を言わせてもらう」
「おおっ、そうか。ぜひ頼む。ワシらは困り果てておるのだ」
「討伐隊を差し向けろ!」
「なんか以前にもやったヒキと同じなノだ」
「読者はもう忘れているさ」
「この話の冒頭にも出ているノだが?」
「討伐隊を差し向けろ!」
「そんなことができたら苦労はせんわ!」
「なんのためのタケチャンだよ。やつは英雄なんだろ? 武門の頭領だろ? やつを派遣すればいいじゃないか」
「それは一度やっているのじゃ。先日、タケチャンをサツマに派遣してみた。軍はここにはないからから単身でじゃがな」
「ふむ、軍なしでかぁ。それでもやることはやったわけだ。結果はどうなった?」
「酒飲んでぐでんぐでんになって帰ってきた」
「まったく。どんだけ酒好きだよ。それより交渉の結果は?」
「なんの進展もなしじゃった」
「そんなやつ、スセリの拷問部屋行きにしろよ!」
「問題は他に人材がいないということでな。そもそもタケチャンに渉外をやらせるということ自体に問題があるのじゃよ」
「うぅむ。それもそうか。交渉する専門家がいないんだな。そういうのは文官の仕事だろう。武力だけのやつを行かせても、簡単に懐柔されておしまいだわな」
「うむ。この宮殿は長く無収入が続いたので、人材も流出しておるし、彼らが持っていた外交ルートもずたずたなのだよ」
「そういうことか。それは困ったことだな。それで、ハルミのクラスチェンジのことだが」
「待て待て待て。まだワシの話は終わっておらんぞ」
「どうして?」
「お主はワシの話を聞いておったのか?!」
「もちろん聞いてたよ? 納税しない領地があって困ってるんだろ?」
「ああ、そうじゃ」
「それでタケを差し向けたが、外交上手な相手にまんまとしてやられたと」
「その通りじゃ」
「それは困ったな。まあ、がんばれ。それでだな、俺としてはハルミの試練があるなら、サクッと終わらせて早く帰り痛い痛い痛い 誰だお前は!?」
「どうしてこの人は空気を読めないのでしょうね。なんとかしてくれ、ってアメノミナカヌシノミコトがおっしゃっているのですよ」
「いててて、耳を耳を引っ張るな!! 伸びちゃうだろうが。なんとかしてくれ、とはひと言も言ってないぞ。てか誰だよ、あんたは?」
「私はアマテラスオオミカミ。ここの居候よ」
「ただの居候が威張るな! あれ? アマテラス? アマテラスオオミカミってあの有名な人? 俺の中では極上のエロエロキャラだぞ。それなのに、なんだその重装備は!」
「な、なんの話よ?」
「お前は自分がエロ担当だという自覚はないのか!! そんなみっちりした衣装着やがって。肌が出ているのは顔と手首だけじゃねぇか。俺のエロエロ期待を返しやがれ!!」
祭祀服に裾を引きずるほどの長い袴を穿き、半透明の羽衣を纏わせている。それに真っ赤な飾りのついた帯を締め、頭には長いとげとげのついた冠。デザインは派手だが色気は皆無である。乳もケツも、太ももさえ見えやしない。
こんなキャラ、この物語に必要か?
「だだだだだ、誰がエロ担当ですか! そもそもこの物語はやたら巨乳なくせにすぐ裸になったり、やたら巨乳なくせに薄着だったり、やたら巨乳のくせに見せたがりキャラが多すぎるのですよ! この貧弱な身体で露出したって私なんか全然目立たなわぁぁぁぁぁぁぁん」
「わ、悪かった。そこまで貧乳を気にしいてたのか。巨乳コンプレックスか。大丈夫だから泣くな。この話にはそういうキャラも必要だから。必要としている読者がきっといるから。需要はあるさ!」
「ぐすすすっずるっ。他人ごとだと思って、どこかのらきすたみたいに言わないでよぐすっ」
「らきすたをなんで知っているのかと。もう分かったから泣くなよ。あんたにはその美貌があるじゃないか」
「ぐすっ? 美貌?」
あ、なんかヒットした?
「そうだとも。そなたは美しい」
「それ、なんてアシタカなノだ?」
「そ、そうかしら。そうかも知れないけど。そうに違いないわ。そうよそうよ、その通りよ!! ユウとやら。良いことを言ったわね。そうだ、言うことを聞かない領地には、お主が行って鎮圧してまいれ!」
態度豹変!? なんでいきなりお主に、まいれ、なんだよ。俺に命令できる筋合いか、この居候は。
「アマテラスオオミカミはそれで、イセを放り出されたのじゃよ」
「二重人格? か?」
「それに近いであろうな。しかも」
「まだなんかあるんか」
「どっちの人格が出てきても、迷惑極まりないという」
ああ、なるほどな。イセの人は持て余したんだだろうなぁ。そんな居候を置いてやってるオオクニって、結構大物なのか?
「この国の首長なノだよ?」
「そうだった。スセリの夫だと思うと、どうしてもな」
「そのオオクニもいまではお主の部下じゃけどな」
「何度も聞くが、それで、俺にいったいなにができるというのだ?」
「言うことを聞かない領地があるのだから、ひっぱたいて従わせれば良いのよ」
「おい、アマチャン。こんなアホなこと言っているこいつこそ、ひっぱたいて良いか?」
「それは止めてやれ。いつもの口だけじゃ。本気で言っているわけではな……おいおい、なにをするつもりじゃ?」
「さっきまでユウコを縛っていた縄が余ってたんで、以前スセリにならった亀甲縛りの練習をちょっとな。ひっぱたくのがダメなら縛ればいいじゃない。俺はまだ上半身しかできないが、ついでにこの羽衣を口にかませて猿ぐつわもすれば、いい感じで静かになるだろう」
「もがごごごもごごごっ!!」
「いや、その縄は余っていたわけではないし、縛れば良いってものでないと思うのじゃが」
「ん? アマテラスがなんか言ってるな。なに? 気持ちが良い? じゃあ、あとはスセリが来たら下半身も縛ってもらいな。で、アマチャン」
「お主も相当な好き者じゃの。なんじゃ?」
「それに異論はないが、いい加減に最初の話を進めたいのだが」
「反抗する領地の貴族たちを従わせるには、どうしたら良いかの智恵を出してはもらえんかとお願いしておるのじゃよ」
「そんなん知らんがな。それはそっちで勝手に」
「もぎゃぎゃぎゃぎゃごごごえぇぇぉぉぉおえ!」
「考えるべきこ」
「もぎゃぎゅぎゅぎゃぎょぎゃぎゃごごごえぇぇぉ!」
「とだろうが。問題が起こるたびになにもか」
「もぎゃがががごえぎゃぎゃぎゃごごぎゃあぎゃあぎゃあ」
「も俺に頼むとか、ぎゃあぎゃあやかましいわっ!!!」
「もぎゃっ」
「可哀想だから猿ぐつわだけはワシが外してやる。だけど騒いだりするでないぞ。冷静に話せ」
「はあはあはぁ。この高貴なる私に対してこの仕打ち。またいつもの岩戸に籠もってやる! またニホン中を暗くしてやるんだからねっ!!」
「ほう、岩戸に引きこもるのか。そうするとどうなるんだ?」
「あのときは昼間なのに、ニホン中が真っ暗になったのじゃ。ワシらをはじめ、国中の者が焦ったのじゃ。陽がなくなったら作物も採れなくなる。ワシらは餓死するぞって」
「しばらく放っておいたら明るくなっただろ?」
「え? それはどうだか分からん。そうなる前にアマテラスを岩戸から出すことに成功したからの」
「アマテラスが岩戸とやらに逃げ込んだのは、それが最初じゃなかっただろ?」
「まあ、そうじゃな。ちょっとヒスを起こすと、すぐに押し入れとか下駄箱とかスリッパの裏とかに隠れるやつじゃった。あの岩戸にも、何度引きこもったことか」
「スリッパの裏にどうやって隠れたんだよ。頭さえ隠せず尻は丸出しか。つまり、それは何度もやっているうちに起こった偶然というやつだ」
「偶然で、このニホンが暗くなったりするものですか!! 私の怒りが天に通じもぐぐごごごげごがっ」
「うるさいから猿ぐつわ復活な。それはただの日食という現象だ。アマテラスが引きこもったタイミングで起こったのが偶然だ。毎日、明日には大地震が来るぞーって言っていれば、いつかは必ず当たる。それと同じだ」
「そうだったのか。こやつには特別な力があると思ったからこそ、仏教徒たちもこれを大日如来の化身としたのじゃが」
「それが証拠には、それ以降、そのようなことは一度も起こってないだろ?」
「そう言えばそうじゃな。あれが劇的だったので、ずっとそう思い込んでいただけじゃったか」
「も、がもがもがごげもががぎょ?」
「そ、そんなことないんだからね? と言っているノだ」
「アホは放っておいて、そんなに言うなら俺なりの解決策を言わせてもらう」
「おおっ、そうか。ぜひ頼む。ワシらは困り果てておるのだ」
「討伐隊を差し向けろ!」
「なんか以前にもやったヒキと同じなノだ」
「読者はもう忘れているさ」
「この話の冒頭にも出ているノだが?」
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