333 / 336
第333話 イベント開催
しおりを挟む
「ヤマト様にオウミ様。そんな方々にため口で話す貧相な子供……」
「貧相で悪かったな!」
「で、ヤマトはなにしに来たノだ?
「ラーメンとやらをご馳走になりに来たに決まっているでしょ」
「決まってないノだ。これにだってコストがかかっているいるノだ」
「「え?」」
「なん、なんなノだ。ふたりして我を見つめるでないノだ。照れるノだ」
「いや、オウミがコストとか言ったので」
「びっくりしたのよ。ずいぶんと成長したものね」
「褒められている気がしないノだ? で、ユウ。そろそろ麺がなくなるノだが、こいつにもラーメン出しても良いか?」
「まあ、いいだろう、残りは全部食わしてやってくれ。そろそろ店じまいとしよう」
「なんだもう店じまいなのずずず……おおっ!? すごいね。これは極上のスープよ。ずずず。ダシは鶏ガラにコンブに、うむこれはサバとアゴの煮干しを使っているわね。それに加えてなんだろう、この複雑な味わいはずずず」
「一口飲んだだけでよくそこまで分かるものだな」
「ぶつぶつ言いながらスープしか飲んでいないノだ。麺を食べるからこそラーメンなノだぞ?」
「ちょっと待って。まだ分析中なの。ずずず。うん、うまい。どうして飲んだ少し後になってから言いようのない味わいがやってくるのでしょう、ずずずず。それにしてもうまい。これはやみつきになる味ね」
「時間差で味が来るのは後味って言い方をするな。それが重層スープの特徴なんだ。しかしそれが分かるとは、いい舌をしてるな。さすが食の街ヤマトの魔王だ」
「いえ、ヤマトにもこんなものは存在しないわ。最初の味と後からやってくる後味とのコラボレーションが素晴らしい。では麺もいただきましょう。ずるずるずる……おおっ!? なによこれ」
「だからラーメンなノだ?」
「そういうことじゃないと思うぞ」
「この細さでこんなぐにゃぐにゃなのに、どうしてこんなにコシがある麺ができるのよ。おかしい。しかしうまい。分からない。だけどうまい。お代わり!」
「ほい。もうこれで最後なノだ」
「ずるずるずるずる。うまいうまいうまい」
最後のほうはうまいだけになってしまったが、ヤマトの舌はそうとう肥えていることが分かった。
新しい食べ物を作ったらこいつに試食させよう。きっと的確な評価をしてくれるだろう。覚えておこうっと。
「あぁ、うまかった。ご馳走になりました。じゃあ、私はこれでぐぇっ」
「せっかく来たんだ、ちょっとぐらいお話をしていけよ」
「いやっ、なんか怖い」
「なんでだよ!」
「あ、あの。俺こそここらで失礼をぐぇぇぇ」
「お前は捕虜だっての。逃がしてなるものか」
「ええ?! 俺いつの間に捕虜になったの!?」
「ラーメンを食べた瞬間だ。文句があるなら。お前の食べた7杯分の代金を払いやがれ」
「そ、そんなもんぐらい払ってやるわ! いくらだ?」
「2,100円になります」
「え? あれ? そんなに高いの、これ。俺、手持ち78円しか」
「敵方用特別割増価格な」
「酷いなおい!!」
定価は1杯200円ぐらいを想定しているが、まだ製法が固まっておらず、コスト計算はできていない。
だからざっくりな数字でしかないが、敵方なら割り増しぐらい払いやがれで1杯300円である。
……手持ちの金、1杯分にも足りないじゃねぇか! それでよく諜報が勤まるな。
「なければ大人しくしていろ。まだ聞きたいことがあるんだ。ヤマト、お前もな」
「きゅぅ?」
「いや、魔王様にそんなぞんざいな口を利いては」
「俺はいいんだよ」
「なんでだよ!」
「俺はそういうことが気にならないタイプだから」
「タイプで済ませていい問題じゃないでしょ!!」
「ユウはイズもの太守なノだ」
「ええっ!? 太守様!! そ、それなら魔王様と対等ってことで?」
「ちなみに、オオクニは俺の部下だ」
「ふぁぁぁ?!」
「それと、魔王を4人従えている。魔人もふたりいるぞ」
「ふぁぁぁぁぁぁぁ?!」
ウソは言ってないよな?
「ムシンコ、顔が真っ白だぞ?」
「ムシマロです。もう血の気が失せましたよ。どんな方なんだ、あんたはいったい」
「俺はシキ・ミユウ。カイゼン士だ」
「俺にはさっぱり分から……分かりません」
「オオクニまで部下って……私にもさっぱり分からない、ませんわ」
「おかしな敬語使わんでいい。ふたりともタメで話せ。それより、ヤマトに聞きたいことがある」
「なんですの?」
「お前はイズモ国の連中と、仲は良いほうか?」
「悪くはありませんよ。年に1度は集まって宴会をしますからね」
「神無月ってやつか。それなら、ウズメをここに呼ぶことはできないか?」
「できますよ……って、ウズメならここにいるじゃないの」
「あれ? そうなの?」
俺の知識ではたしかウズメはアマテラスの部下だったのだが。だからてっきりイズモについて行ったとばかり。
「あれ? ウズメはアマテラスと一緒にイズモに戻ったんじゃないのか」
「イセでサルタヒコと結婚しましたからね。いまでも仲悪く暮らしているそうよ」
「仲睦まじく、じゃないのか。ということは、呼び出すのは簡単だな」
「ヒマそうだったからすぐ来てくれるでしょう。ウズメになんの御用?」
「ちょっと仕事を依頼しようと思ってな」
「は?」
「イセにいるなら、それはイセにやらせればいいか。それと、ムシマロ」
「いや、だから俺の名はムシマ……合ってるじゃないか! なんです?」
「オヅヌに果たし状だ。これを持ってクマノに帰れ」
「果たし状?! それっていったい誰が」
「誰って主催は俺に決まってんだろ。明後日の晩、イセまでひとりで来いと伝えろ」
「明後日は了解です。でもオヅヌ様ひとりで、というのは飲めません」
「じゃあ、お前もついて来い」
「ヤマメもお願いします」
「じゃあ、計3名様ご案内だな。これから書状を書くからそれを渡せ」
「失礼ながら」
「なんだ?」
「あんたではとても相手にならないかと?」
「俺に眷属がどれだけついているか、さっき言っただろ?」
「ちょちょちょちょとちょっと待つノだユウ。我は無理無理無理無理ノだノだノだ」
「やかましい! 俺の眷属ならそのぐらいの仕事しやがれ! ここで一気にケリをつけるんだ。めんどくさい戦争なんかやってる場合じゃないだろ。もうじき大切な田植えじゃねぇか!!」
(どうしてこの人は田植えの心配なんかしているんだ? イズモの太守なんだろ?)
「こういうことは、じわじわやってちゃダメなんだよ。イベントを開催して一気にケリをつける。それが一番なんだ」
(イベントを開催? 一気にケリを……この人はまさか?)
「いや、田植えとオヅヌでは比較にならんノだよ。オヅヌと戦うぐらいなら我はトラクターになるノだ」
「そんなややこしいもんにならんでいい。また水晶で作ったりするなよ。ここに格好の人材がいるんだ。それを使わん手はないだろう」
(格好の人材……それがさっき話に出たウズメのことだとすると、俺の直感は正しいかも知れない。いや、間違いない。きっとそうだ)
「えっと。ユウさん、分かりました。明後日の晩ですね。暗くなる前にはイセに到着するようにしましょう」
ムシマロは意外と察しが良いようだ。
「ノだノだノだ!! 無理無理無理。マジで死んじゃうノだ。やつは強いノだ。天敵なノだ」
それに引き換えうちの眷属ときたら、もう。
「1,400年生きてきて、いまが一番不幸なノだノだノだ。ミノウと交代すれば良かったノだわぁぁぁぁ」
「ん? ミノウも当然参加させるよ?」
「わぁぁぁぁぁぁぁ。絶望なノだあぁぁぁ」
「ラーメン店は一旦引き上げだ。イズナもハタ坊も、そしてハルミも呼ぶ。俺の戦力を総動員する。それで決戦だ」
「了解でさっ!!」
「私も参加していいかしら?」
「ヤマトは別にどうでもいいけど?」
「なんかすっごい失礼なんだけど。殺しちゃおうかしら」
「お前のそのゆったりと物騒な言い方止めろ。見たきゃ見てもいいが手を出すなよ。お前は中立なんだろ?」
「面白いことに、国境はありませんわ」
「誰が国境の話をしてるんだ。お前は見境がないだけだろが」
うまいこと言ったつもりだよ?
「その代わり、この戦争をうまく収めたら、我が領地でそのラーメン売ることを許してあげていいわよ?」
「ふーん。別に許してなんかもらわなくても、売るとこはほかにいくらでも(ハナホジ)」
「わか、分かったわよ! 土地でも店でもこちらで手配するから!! お願い、ヤマトにラーメン店を出して!」
「最初からそう言えよ。店までは作ってもらわなくていい。それはこちらの仕事だ。家賃だけタダにしてくれ」
「それでいいから、早くお願いね」
「さっきは、このイベントがうまくいったら、とか条件を付けてなかったか?」
「それは言葉のトゲよ」
「それを言うなら綾だ! お前の言葉はトゲだらけだけど!」
ヤマトは食の街だとグースが言ってた。そこに出店の話が舞い込んできたことになる。しかも家賃タダというおまけ付きだ。
これは儲かるぞ、うはうはうは。
「それより、我の命がともしびそうなノだが」
「まだ分かってないのか、お前は!!」
「ひぇぇぇ?! いったいなんなノだ???」
「貧相で悪かったな!」
「で、ヤマトはなにしに来たノだ?
「ラーメンとやらをご馳走になりに来たに決まっているでしょ」
「決まってないノだ。これにだってコストがかかっているいるノだ」
「「え?」」
「なん、なんなノだ。ふたりして我を見つめるでないノだ。照れるノだ」
「いや、オウミがコストとか言ったので」
「びっくりしたのよ。ずいぶんと成長したものね」
「褒められている気がしないノだ? で、ユウ。そろそろ麺がなくなるノだが、こいつにもラーメン出しても良いか?」
「まあ、いいだろう、残りは全部食わしてやってくれ。そろそろ店じまいとしよう」
「なんだもう店じまいなのずずず……おおっ!? すごいね。これは極上のスープよ。ずずず。ダシは鶏ガラにコンブに、うむこれはサバとアゴの煮干しを使っているわね。それに加えてなんだろう、この複雑な味わいはずずず」
「一口飲んだだけでよくそこまで分かるものだな」
「ぶつぶつ言いながらスープしか飲んでいないノだ。麺を食べるからこそラーメンなノだぞ?」
「ちょっと待って。まだ分析中なの。ずずず。うん、うまい。どうして飲んだ少し後になってから言いようのない味わいがやってくるのでしょう、ずずずず。それにしてもうまい。これはやみつきになる味ね」
「時間差で味が来るのは後味って言い方をするな。それが重層スープの特徴なんだ。しかしそれが分かるとは、いい舌をしてるな。さすが食の街ヤマトの魔王だ」
「いえ、ヤマトにもこんなものは存在しないわ。最初の味と後からやってくる後味とのコラボレーションが素晴らしい。では麺もいただきましょう。ずるずるずる……おおっ!? なによこれ」
「だからラーメンなノだ?」
「そういうことじゃないと思うぞ」
「この細さでこんなぐにゃぐにゃなのに、どうしてこんなにコシがある麺ができるのよ。おかしい。しかしうまい。分からない。だけどうまい。お代わり!」
「ほい。もうこれで最後なノだ」
「ずるずるずるずる。うまいうまいうまい」
最後のほうはうまいだけになってしまったが、ヤマトの舌はそうとう肥えていることが分かった。
新しい食べ物を作ったらこいつに試食させよう。きっと的確な評価をしてくれるだろう。覚えておこうっと。
「あぁ、うまかった。ご馳走になりました。じゃあ、私はこれでぐぇっ」
「せっかく来たんだ、ちょっとぐらいお話をしていけよ」
「いやっ、なんか怖い」
「なんでだよ!」
「あ、あの。俺こそここらで失礼をぐぇぇぇ」
「お前は捕虜だっての。逃がしてなるものか」
「ええ?! 俺いつの間に捕虜になったの!?」
「ラーメンを食べた瞬間だ。文句があるなら。お前の食べた7杯分の代金を払いやがれ」
「そ、そんなもんぐらい払ってやるわ! いくらだ?」
「2,100円になります」
「え? あれ? そんなに高いの、これ。俺、手持ち78円しか」
「敵方用特別割増価格な」
「酷いなおい!!」
定価は1杯200円ぐらいを想定しているが、まだ製法が固まっておらず、コスト計算はできていない。
だからざっくりな数字でしかないが、敵方なら割り増しぐらい払いやがれで1杯300円である。
……手持ちの金、1杯分にも足りないじゃねぇか! それでよく諜報が勤まるな。
「なければ大人しくしていろ。まだ聞きたいことがあるんだ。ヤマト、お前もな」
「きゅぅ?」
「いや、魔王様にそんなぞんざいな口を利いては」
「俺はいいんだよ」
「なんでだよ!」
「俺はそういうことが気にならないタイプだから」
「タイプで済ませていい問題じゃないでしょ!!」
「ユウはイズもの太守なノだ」
「ええっ!? 太守様!! そ、それなら魔王様と対等ってことで?」
「ちなみに、オオクニは俺の部下だ」
「ふぁぁぁ?!」
「それと、魔王を4人従えている。魔人もふたりいるぞ」
「ふぁぁぁぁぁぁぁ?!」
ウソは言ってないよな?
「ムシンコ、顔が真っ白だぞ?」
「ムシマロです。もう血の気が失せましたよ。どんな方なんだ、あんたはいったい」
「俺はシキ・ミユウ。カイゼン士だ」
「俺にはさっぱり分から……分かりません」
「オオクニまで部下って……私にもさっぱり分からない、ませんわ」
「おかしな敬語使わんでいい。ふたりともタメで話せ。それより、ヤマトに聞きたいことがある」
「なんですの?」
「お前はイズモ国の連中と、仲は良いほうか?」
「悪くはありませんよ。年に1度は集まって宴会をしますからね」
「神無月ってやつか。それなら、ウズメをここに呼ぶことはできないか?」
「できますよ……って、ウズメならここにいるじゃないの」
「あれ? そうなの?」
俺の知識ではたしかウズメはアマテラスの部下だったのだが。だからてっきりイズモについて行ったとばかり。
「あれ? ウズメはアマテラスと一緒にイズモに戻ったんじゃないのか」
「イセでサルタヒコと結婚しましたからね。いまでも仲悪く暮らしているそうよ」
「仲睦まじく、じゃないのか。ということは、呼び出すのは簡単だな」
「ヒマそうだったからすぐ来てくれるでしょう。ウズメになんの御用?」
「ちょっと仕事を依頼しようと思ってな」
「は?」
「イセにいるなら、それはイセにやらせればいいか。それと、ムシマロ」
「いや、だから俺の名はムシマ……合ってるじゃないか! なんです?」
「オヅヌに果たし状だ。これを持ってクマノに帰れ」
「果たし状?! それっていったい誰が」
「誰って主催は俺に決まってんだろ。明後日の晩、イセまでひとりで来いと伝えろ」
「明後日は了解です。でもオヅヌ様ひとりで、というのは飲めません」
「じゃあ、お前もついて来い」
「ヤマメもお願いします」
「じゃあ、計3名様ご案内だな。これから書状を書くからそれを渡せ」
「失礼ながら」
「なんだ?」
「あんたではとても相手にならないかと?」
「俺に眷属がどれだけついているか、さっき言っただろ?」
「ちょちょちょちょとちょっと待つノだユウ。我は無理無理無理無理ノだノだノだ」
「やかましい! 俺の眷属ならそのぐらいの仕事しやがれ! ここで一気にケリをつけるんだ。めんどくさい戦争なんかやってる場合じゃないだろ。もうじき大切な田植えじゃねぇか!!」
(どうしてこの人は田植えの心配なんかしているんだ? イズモの太守なんだろ?)
「こういうことは、じわじわやってちゃダメなんだよ。イベントを開催して一気にケリをつける。それが一番なんだ」
(イベントを開催? 一気にケリを……この人はまさか?)
「いや、田植えとオヅヌでは比較にならんノだよ。オヅヌと戦うぐらいなら我はトラクターになるノだ」
「そんなややこしいもんにならんでいい。また水晶で作ったりするなよ。ここに格好の人材がいるんだ。それを使わん手はないだろう」
(格好の人材……それがさっき話に出たウズメのことだとすると、俺の直感は正しいかも知れない。いや、間違いない。きっとそうだ)
「えっと。ユウさん、分かりました。明後日の晩ですね。暗くなる前にはイセに到着するようにしましょう」
ムシマロは意外と察しが良いようだ。
「ノだノだノだ!! 無理無理無理。マジで死んじゃうノだ。やつは強いノだ。天敵なノだ」
それに引き換えうちの眷属ときたら、もう。
「1,400年生きてきて、いまが一番不幸なノだノだノだ。ミノウと交代すれば良かったノだわぁぁぁぁ」
「ん? ミノウも当然参加させるよ?」
「わぁぁぁぁぁぁぁ。絶望なノだあぁぁぁ」
「ラーメン店は一旦引き上げだ。イズナもハタ坊も、そしてハルミも呼ぶ。俺の戦力を総動員する。それで決戦だ」
「了解でさっ!!」
「私も参加していいかしら?」
「ヤマトは別にどうでもいいけど?」
「なんかすっごい失礼なんだけど。殺しちゃおうかしら」
「お前のそのゆったりと物騒な言い方止めろ。見たきゃ見てもいいが手を出すなよ。お前は中立なんだろ?」
「面白いことに、国境はありませんわ」
「誰が国境の話をしてるんだ。お前は見境がないだけだろが」
うまいこと言ったつもりだよ?
「その代わり、この戦争をうまく収めたら、我が領地でそのラーメン売ることを許してあげていいわよ?」
「ふーん。別に許してなんかもらわなくても、売るとこはほかにいくらでも(ハナホジ)」
「わか、分かったわよ! 土地でも店でもこちらで手配するから!! お願い、ヤマトにラーメン店を出して!」
「最初からそう言えよ。店までは作ってもらわなくていい。それはこちらの仕事だ。家賃だけタダにしてくれ」
「それでいいから、早くお願いね」
「さっきは、このイベントがうまくいったら、とか条件を付けてなかったか?」
「それは言葉のトゲよ」
「それを言うなら綾だ! お前の言葉はトゲだらけだけど!」
ヤマトは食の街だとグースが言ってた。そこに出店の話が舞い込んできたことになる。しかも家賃タダというおまけ付きだ。
これは儲かるぞ、うはうはうは。
「それより、我の命がともしびそうなノだが」
「まだ分かってないのか、お前は!!」
「ひぇぇぇ?! いったいなんなノだ???」
0
あなたにおすすめの小説
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
鬼死回生~酒呑童子の異世界転生冒険記~
今田勝手
ファンタジー
平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。
大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。
目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。
これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもしれない。
※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ネオページ」でも同時連載中です。
異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる