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第80話 例のアレ
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「そのとき、僕がたまたま持っていた火箸(注:ヤットコのようなもの)が、まっぷたつに割れたんです」
「力自慢?」
「違いますよ! あんもの人の力でどうこうなるはずないでしょ!」
やっとツッコんでくれた。よかった。
「なにが良かったのヨ」
ツッコみ役不在だと話がまとまらないからな。ゼンシンの成長がうれしい。
「そのとき割れたというか斬れた火箸がここにあるんですが」
それを見た一同は。
「「「そ、そんなアホなぁぁぁぁ!!!」」」
とのたうち回ったのであった。
「のたまった、ではないノか」
「それ、言うの尊敬語だから」
「のたくった?」
「それ、みみずの動きのこと。ちょっと近い」
「なんで、火箸がまっぷたつになってんだよ!」
「しかも、縦にだぞ?!」
そうなのである。ゼンシンが見せた火箸は縦にまっぷたつになっていた。あれだけの長さ(約30cm)のある鉄の塊を縦に斬るとかどんなジグソー(電動糸鋸)だよ。しかもそれを一瞬でやったというのだ。
しかし、皆がのたうち回った(そのぐらい驚いたというただの比喩である)のはそれだけが理由ではない。
ゼンシンは「自分が持っていた」と言った。その火箸が縦にまっぷたつということは。
「ゼ、ゼンシン!! 手を、手を見せて見ろ!! お、お前、これから仏像を作るための大切な手が、なんともないじゃねぇか!! あれ?」
「そ、それは良かったノだ」
「あ、ああ、我も驚いたのだヨ。ゼンシンになにかあったら、ユウを食べてしまうところだったヨ」
なんで俺が食われる流れになるんだよ。てか、お前は人間を食うのか?
「も、も、ものの例えなのだヨ」
「恐ろしい例え方すんな!」
「そ、それで、ゼンシンが無事なのには安心したけど、どうしてこれがまっぷたつになったのか、それが分からない。どうして?」
最初に落ち着きを取り戻したのはミヨシだった。こいうときは頼りになります。
「それが、僕が持っていたこの火箸だけが、すこっと斬れたんです。びっくりして思わず落としちゃいました、てへっ」
ここにだんだん馴染んできているゼンシンがいる。もっと真面目なやつだったのに。そっちの成長はうれしくない。
「どーしてそうなった?」
いろんな意味をこめて、俺が聞いた。
「俺が一番驚いたよ。あの小さな刀を振ったら、全然届くはずのない距離にあったゼンシンの火箸を斬ってしまったのだからな。しばらくはその事実を受け止められなかった」
「そうでしたね。ふたりして、しばらく呆然としてましたっけ。あははは」
「いま思うと滑稽な絵だな、わはははは」
それは分かったから、続きをはよ。
「それから半信半疑ながら、ふたりでいろいろと試したんだ。あの刀でどうすればどのくらいにものが斬れるかってな」
「そして結論です。あの刀には間合いというか射程というか、そういうものが存在しません。あえて言うなら、持ち手がここまでだと決めた距離、それが射程になります」
「それって、まるで飛ぶ斬撃……」
「ロロノア的な?」
「三十六煩悩鳳かヨ」
良く知ってんなお前ら。
「ただし、目に見えないところまでは飛ばないようでした。ソースは僕の体験」
「ソースはいいから、その理屈はどうなんだよ、理屈は。本当に斬撃が飛んでいるのか、それとも見えないだけで刀が伸びているのか」
「まったく分かりません。それはこれからハルミさんにいろいろ試していただいて解明していただきましょう。同じものをもう一本と言われてももう材料がありません。二度と作れない魔刀です。僕たちの仕事はここまでです」
「材料ならまだ残っているだろ? さっきスラグもでないって言っていたじゃないか。そしたらもう1本分ぐらいは」
「ええ、でもその魔鉄は、ミノウ様とオウミ様のナイフとフォークになりました」
そんなしょうーもないものになってんじゃねぇよ!!
「しょーもないとはなんなノだ。大切なものではないか」
「そうだぞ。我らとの約束を忘れたのかヨ」
いや、お前らは食器なんかは普通の鉄で良かっただろうが。錆びないようにステンレスで作ってやろうと思ってい……、もういいや。できちゃったものは仕方ない。
「じゃあ、こいつらの刀もできちゃったのか」
「あ、はい、それも同じ材料で作っています。ただ、こちらはまだ焼き入れをしていないので、ご注文通りの寸法になっています」
「それはここにあります。ミノウ様、オウミ様、どうかお受け取りください」
「「おぉぉぉおぉぉぉ!!! これはこれは素晴らしい」」
気に入っていただけた様子。
きゃっきゃっと、食器や刀をなでくり回して楽しそうな魔王たち。貫禄もなにもあったものじゃない。
「オウミ様は、たしかこれに金めっきをつけることをご所望と聞きました。それなら魔剣化したものよりもこのほうが見栄えがいいかと思い、まだ焼き入れをしていません。後からでもできますので、必要とあらばお申し付けください」
「我は金めっきがいいノだ。どうせ、これを武器として使うことはないノだ」
「我も我も、金めっきがいいヨ。武器なんて怖いものより見栄えのほうが大切なのだヨ」
魔王が武器を怖がるなよ。
「そして、ハルミ」
「ん? ああ、なんだヤッサン」
「いままで保留にしていたが、これで名実ともにそのニホン刀はハルミのものだ。大切に使ってくれ」
「いいのか。これを私が使っても」
「ああ、それはハルミにしか使えない。オウミヨシがミヨシにしか使えないのと同じ理由だ。それはハルミのために打った刀だからな」
「うわぁぁぁぁ、ヤッサンありがとおぉぉぉぉ」
「まてまて、抱きつくなら先に刀をしまってからにしろ! 俺の命が死ぬ!!」
「いえ、ヤッサン。大丈夫ですよ?」
「あ、ああ、そうだったな、ゼンシン。ハルミ、この魔剣について言っておくことがまだあるんだ」
なんかもうお腹いっぱいですけど。
「ヤッサン、それは?」
「その刀。生き物は斬れないから」
えぇぇぇぇぇ!?!?
「そうなのか?!」
「はい。だから僕の手は無事だったんですよ」
「なるほど、一応理屈らしきものは通ったな。それじゃあ、木は切れるのか? あれは一応生きているだろ?」
「詳しくはまだ分かりません。ただ、そこに建てた丸太は切れました。おそらく木も切れると思います」
「草も刈れるのかな?」
「やってほしくはないですが、刈れると思います」
「髪の毛も剃れる?」
「やってほしくない!」
なんでコウセイさんが答えた?
「じゃあ、こんにゃくは切れるか?」
「それは切れません」
そこは言い切るのか。
ということはだ。鉄は斬れる。木も切れる。人が着ている鎧は斬るが中の人は斬らない。この世界にはないけど、おそらく飛行機とか馬車とかも斬れるのだろう。そしてこんにゃくは斬れな……
例のアレそのものじゃねぁか!!!!
「力自慢?」
「違いますよ! あんもの人の力でどうこうなるはずないでしょ!」
やっとツッコんでくれた。よかった。
「なにが良かったのヨ」
ツッコみ役不在だと話がまとまらないからな。ゼンシンの成長がうれしい。
「そのとき割れたというか斬れた火箸がここにあるんですが」
それを見た一同は。
「「「そ、そんなアホなぁぁぁぁ!!!」」」
とのたうち回ったのであった。
「のたまった、ではないノか」
「それ、言うの尊敬語だから」
「のたくった?」
「それ、みみずの動きのこと。ちょっと近い」
「なんで、火箸がまっぷたつになってんだよ!」
「しかも、縦にだぞ?!」
そうなのである。ゼンシンが見せた火箸は縦にまっぷたつになっていた。あれだけの長さ(約30cm)のある鉄の塊を縦に斬るとかどんなジグソー(電動糸鋸)だよ。しかもそれを一瞬でやったというのだ。
しかし、皆がのたうち回った(そのぐらい驚いたというただの比喩である)のはそれだけが理由ではない。
ゼンシンは「自分が持っていた」と言った。その火箸が縦にまっぷたつということは。
「ゼ、ゼンシン!! 手を、手を見せて見ろ!! お、お前、これから仏像を作るための大切な手が、なんともないじゃねぇか!! あれ?」
「そ、それは良かったノだ」
「あ、ああ、我も驚いたのだヨ。ゼンシンになにかあったら、ユウを食べてしまうところだったヨ」
なんで俺が食われる流れになるんだよ。てか、お前は人間を食うのか?
「も、も、ものの例えなのだヨ」
「恐ろしい例え方すんな!」
「そ、それで、ゼンシンが無事なのには安心したけど、どうしてこれがまっぷたつになったのか、それが分からない。どうして?」
最初に落ち着きを取り戻したのはミヨシだった。こいうときは頼りになります。
「それが、僕が持っていたこの火箸だけが、すこっと斬れたんです。びっくりして思わず落としちゃいました、てへっ」
ここにだんだん馴染んできているゼンシンがいる。もっと真面目なやつだったのに。そっちの成長はうれしくない。
「どーしてそうなった?」
いろんな意味をこめて、俺が聞いた。
「俺が一番驚いたよ。あの小さな刀を振ったら、全然届くはずのない距離にあったゼンシンの火箸を斬ってしまったのだからな。しばらくはその事実を受け止められなかった」
「そうでしたね。ふたりして、しばらく呆然としてましたっけ。あははは」
「いま思うと滑稽な絵だな、わはははは」
それは分かったから、続きをはよ。
「それから半信半疑ながら、ふたりでいろいろと試したんだ。あの刀でどうすればどのくらいにものが斬れるかってな」
「そして結論です。あの刀には間合いというか射程というか、そういうものが存在しません。あえて言うなら、持ち手がここまでだと決めた距離、それが射程になります」
「それって、まるで飛ぶ斬撃……」
「ロロノア的な?」
「三十六煩悩鳳かヨ」
良く知ってんなお前ら。
「ただし、目に見えないところまでは飛ばないようでした。ソースは僕の体験」
「ソースはいいから、その理屈はどうなんだよ、理屈は。本当に斬撃が飛んでいるのか、それとも見えないだけで刀が伸びているのか」
「まったく分かりません。それはこれからハルミさんにいろいろ試していただいて解明していただきましょう。同じものをもう一本と言われてももう材料がありません。二度と作れない魔刀です。僕たちの仕事はここまでです」
「材料ならまだ残っているだろ? さっきスラグもでないって言っていたじゃないか。そしたらもう1本分ぐらいは」
「ええ、でもその魔鉄は、ミノウ様とオウミ様のナイフとフォークになりました」
そんなしょうーもないものになってんじゃねぇよ!!
「しょーもないとはなんなノだ。大切なものではないか」
「そうだぞ。我らとの約束を忘れたのかヨ」
いや、お前らは食器なんかは普通の鉄で良かっただろうが。錆びないようにステンレスで作ってやろうと思ってい……、もういいや。できちゃったものは仕方ない。
「じゃあ、こいつらの刀もできちゃったのか」
「あ、はい、それも同じ材料で作っています。ただ、こちらはまだ焼き入れをしていないので、ご注文通りの寸法になっています」
「それはここにあります。ミノウ様、オウミ様、どうかお受け取りください」
「「おぉぉぉおぉぉぉ!!! これはこれは素晴らしい」」
気に入っていただけた様子。
きゃっきゃっと、食器や刀をなでくり回して楽しそうな魔王たち。貫禄もなにもあったものじゃない。
「オウミ様は、たしかこれに金めっきをつけることをご所望と聞きました。それなら魔剣化したものよりもこのほうが見栄えがいいかと思い、まだ焼き入れをしていません。後からでもできますので、必要とあらばお申し付けください」
「我は金めっきがいいノだ。どうせ、これを武器として使うことはないノだ」
「我も我も、金めっきがいいヨ。武器なんて怖いものより見栄えのほうが大切なのだヨ」
魔王が武器を怖がるなよ。
「そして、ハルミ」
「ん? ああ、なんだヤッサン」
「いままで保留にしていたが、これで名実ともにそのニホン刀はハルミのものだ。大切に使ってくれ」
「いいのか。これを私が使っても」
「ああ、それはハルミにしか使えない。オウミヨシがミヨシにしか使えないのと同じ理由だ。それはハルミのために打った刀だからな」
「うわぁぁぁぁ、ヤッサンありがとおぉぉぉぉ」
「まてまて、抱きつくなら先に刀をしまってからにしろ! 俺の命が死ぬ!!」
「いえ、ヤッサン。大丈夫ですよ?」
「あ、ああ、そうだったな、ゼンシン。ハルミ、この魔剣について言っておくことがまだあるんだ」
なんかもうお腹いっぱいですけど。
「ヤッサン、それは?」
「その刀。生き物は斬れないから」
えぇぇぇぇぇ!?!?
「そうなのか?!」
「はい。だから僕の手は無事だったんですよ」
「なるほど、一応理屈らしきものは通ったな。それじゃあ、木は切れるのか? あれは一応生きているだろ?」
「詳しくはまだ分かりません。ただ、そこに建てた丸太は切れました。おそらく木も切れると思います」
「草も刈れるのかな?」
「やってほしくはないですが、刈れると思います」
「髪の毛も剃れる?」
「やってほしくない!」
なんでコウセイさんが答えた?
「じゃあ、こんにゃくは切れるか?」
「それは切れません」
そこは言い切るのか。
ということはだ。鉄は斬れる。木も切れる。人が着ている鎧は斬るが中の人は斬らない。この世界にはないけど、おそらく飛行機とか馬車とかも斬れるのだろう。そしてこんにゃくは斬れな……
例のアレそのものじゃねぁか!!!!
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