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「はあ……」
帰って来てから何度目か、ケントは深いため息をついた。
「何でこうなるかなあ……」
青天の霹靂、とはこのことだろう。
自分ではそれなりに上手くやっていけてると思っていたのだ。
アルミナとの婚約は家同士が決めた話で、そこにロマンチックな要素はまったくなかったが、その点に関して不満はなかった。貴族の結婚とはそういうものだと割りきれていたから。
自分が王になる、という点に関してだけは気後れがあったが、それだって絶対に無理だとは思わなかったし、アルミナのためにも頑張ろうと日々自分磨きに励んでいたのだ。
そのすべてが空回りだったとなれば、落ち込んで当然である。逆に、これで平然としていたら、色々なものがその程度だったのかと言われてしまうところだ。
「これからどうなるんだ……?」
婚約破棄自体は間違いなく実行されるだろう。公衆の面前であれだけの醜態を晒したのだ。何事もなかったとはいかないし、ケント自身に継続する気がなくなっている。
個人的にはそれで終わりでいいはずだが、ことはそう簡単ではない。
「親父が怒り狂うんだろうな……」
考えただけで頭痛がしてくる。
ケントの父、グリーンヒル辺境伯ダスティンは、巌のような人物として知られている。
とにかく曲がったことが大嫌いで、自分が違うと思ったことに関しては損得を考えずに徹底的に立ち向かう。例え相手が王であっても。
その清廉さで、一部の貴族を除いた国の大部分から圧倒的な支持を集めているグリーンヒル辺境伯だが、それだけに今回の騒動がとんでもないことになりそうで恐ろしかった。
「そうだ。こんなところでへこんでる場合じゃない。親父を止めなきゃ」
下手したら内乱になりかねない。
ケントは慌てて部屋を飛び出して行った。
ケントが危惧した通り、グリーンヒル辺境伯は、王城の一室で国王フィリップ三世と向かい合っていた。
堂々たる体格を誇る辺境伯は今年で45歳。今なお王国最強を謳われる生粋の武人である。座っているだけで周囲を圧倒する威を放っており、気の弱い者であれば、その威に触れただけで息が止まってしまうかもしれない。
向かい合う国王は辺境伯よりひとつ年少で、二人は幼い時から兄弟同然に育ってきた仲である。その兄同然の辺境伯の、いまだかつて見たことのないレベルの激甚な怒りの感情にさらされ、国王は今にも口から泡を吹きそうになっていた。
「それで、今回の件は一体どういうことなのか、ご説明をいただけますかな」
「そ、それが、余にも何がなんだか……今事実関係を調べさせているところだ。もう少しーー」
「不要ですな。余計な時間稼ぎはお互いのためにならないでしょう」
辺境伯は国王の苦し紛れの言葉をバッサリ切り捨てた。
「何があったかは聞いてるんだろう?」
がらりと口調を変えて、辺境伯は国王に顔を寄せた。
「どういう了見でもっててめえんとこのクソ娘はウチの息子を人前でコケにしたのかを訊いてんだ」
「ひいっ!?」
急激に高まった圧に、国王は息を呑んだ。
「そっちの出方次第じゃ、こっちは独立だって辞さねえからな。そのつもりで返事しろ」
その目に紛れもない本気を見てとって、国王は全身から血の気が退くのを感じた。
実際のところ、グリーンヒル辺境伯領は王国でもっとも栄えている場所である。魔物の脅威はあるものの、様々な産業の発達による恩恵はその脅威をも上回り、住むなら辺境伯領という評判が確立されていた。
そんな辺境伯領が独立などということになったら、王国の受けるダメージは計り知れない。
「そ、それはーー」
ガクブルする国王。傍目にはどちらが主君でどちらが臣下かわからない。
そこへーー
「ケント様がお見えです」
ノックの音とともにケントの来訪が告げられた。
「む……」
一瞬、辺境伯は眉を寄せたが、王に向かって頷いた。
王が許可を出し、ケントは部屋の中に招かれた。
「やっぱり来てたな」
儀礼上王に頭を下げた後、ケントは父に苦い顔を向けた。
「来ないわけにはいかんだろう。ここまでコケにされて黙っていたら、沽券にかかわる」
貴族とはメンツで生きるものである。それはケントも理解していたので、そこに関しては何も言わなかった。
代わりに口にしたのは別のことである。
「メンツを問題にするんであれば、俺の言うこともわかってもらいたいんだけどさ、親父に出てこられると、俺のメンツが丸つぶれになるんだよ。いい年して親に全部を尻拭いしてもらってる情けないヤツだってね」
「しかしだなーー」
「家の話は後でしてくれ。まずは俺の話をさせてくれ」
そう言って、ケントは王に向き直った。
「このような形でお目にかかるのは非常に不本意ですが、いくつか確認をさせてください」
表情こそ穏やかだったが、ケントの眼光は鋭く、真正面から見据えられた王は気圧された。
しばし何かを待つかのようにケントは王を見たまま沈黙した。
しかし、王から言葉が発せられることはなかった。
諦めたように嘆息して、ケントは切り出した。
「アルミナ姫から申し出のあった婚約破棄については、正式決定ということでよろしいですね?」
「そ、それは……」
「まさかとは思いますが、婚約者がいながら他の男に股を開くようなアバズレをまだ娶らせるおつもりではありませんよね?」
「……」
王は口をパクパクさせた。あまりと言えばあまりの物言いに文句を言いたそうだったが、その余地がないこともわかっているのだろう。
「別に慰謝料を寄越せなんてことは言いません。カッコ悪いですし。ただ、俺たちが結婚することを前提にこれまで無償提供していた、俺が権利を持つ技術についてはすべて引き上げさせてもらいます」
「なっ!?」
王が顔色を変えて立ち上がった。
「そ、それは困る! な、何とか、それだけは何とかーー」
「これまではお互いの信頼関係に基づいて運用してきましたが、それを一方的に壊されたんです。今まで通りにしてもらえると思う方がどうかしてますよね」
「……」
「それとも、使用料をお支払いいただけますか? 具体的には年間で五億ほど」
「む、無理だ…そんな金はどこにもない……」
「では、引き上げに取りかかります。忙しくなりますので、これで失礼いたします」
言いたいことだけ言って、ケントは立ち上がった。
「父上、後は家同士の話でお願いいたします。私の落とし前は以上です」
面白そうに息子の話を聞いていた辺境伯は、ニヤリと笑って親指を立てて見せた。
「任せろ」
「では」
王が引き止める間もなく、ケントは部屋を出ていった。
それを見送った辺境伯は、実に楽しそうに笑った。
「こいつはおもしれえ。あいつにあんな顔ができるとはな。クソみてえな話だが、あいつを一皮剥く役には立ったみてえだな」
「あ、兄者、何とか取りなしてはもらえぬだろうか」
顔色を失った王は目も虚ろでパニックになっていた。
「まあ、無理だろうな」
辺境伯はため息混じりに言った。
「な、なぜ?」
「おまえさん、今一度でも謝罪の言葉を口にしたかい?」
「!?」
「おまえさんが一言詫びを入れてれば、野郎もあそこまで強硬なことは言わなかっただろうな」
「……」
「なぜ言わなかったかは訊かない。意味ないからな。ただ、人として向き合わねばならん時にもっとも大事なものをおろそかにしちまったら、話だって聞いてもらえんだろうよ」
「……」
王の顔色は、もはや死人のそれであった。
辺境伯はゆっくり立ち上がった。
「長いつきあいだったが、こんな終わり方で残念だよーー達者でな」
別れの挨拶への応えはなかった。
帰って来てから何度目か、ケントは深いため息をついた。
「何でこうなるかなあ……」
青天の霹靂、とはこのことだろう。
自分ではそれなりに上手くやっていけてると思っていたのだ。
アルミナとの婚約は家同士が決めた話で、そこにロマンチックな要素はまったくなかったが、その点に関して不満はなかった。貴族の結婚とはそういうものだと割りきれていたから。
自分が王になる、という点に関してだけは気後れがあったが、それだって絶対に無理だとは思わなかったし、アルミナのためにも頑張ろうと日々自分磨きに励んでいたのだ。
そのすべてが空回りだったとなれば、落ち込んで当然である。逆に、これで平然としていたら、色々なものがその程度だったのかと言われてしまうところだ。
「これからどうなるんだ……?」
婚約破棄自体は間違いなく実行されるだろう。公衆の面前であれだけの醜態を晒したのだ。何事もなかったとはいかないし、ケント自身に継続する気がなくなっている。
個人的にはそれで終わりでいいはずだが、ことはそう簡単ではない。
「親父が怒り狂うんだろうな……」
考えただけで頭痛がしてくる。
ケントの父、グリーンヒル辺境伯ダスティンは、巌のような人物として知られている。
とにかく曲がったことが大嫌いで、自分が違うと思ったことに関しては損得を考えずに徹底的に立ち向かう。例え相手が王であっても。
その清廉さで、一部の貴族を除いた国の大部分から圧倒的な支持を集めているグリーンヒル辺境伯だが、それだけに今回の騒動がとんでもないことになりそうで恐ろしかった。
「そうだ。こんなところでへこんでる場合じゃない。親父を止めなきゃ」
下手したら内乱になりかねない。
ケントは慌てて部屋を飛び出して行った。
ケントが危惧した通り、グリーンヒル辺境伯は、王城の一室で国王フィリップ三世と向かい合っていた。
堂々たる体格を誇る辺境伯は今年で45歳。今なお王国最強を謳われる生粋の武人である。座っているだけで周囲を圧倒する威を放っており、気の弱い者であれば、その威に触れただけで息が止まってしまうかもしれない。
向かい合う国王は辺境伯よりひとつ年少で、二人は幼い時から兄弟同然に育ってきた仲である。その兄同然の辺境伯の、いまだかつて見たことのないレベルの激甚な怒りの感情にさらされ、国王は今にも口から泡を吹きそうになっていた。
「それで、今回の件は一体どういうことなのか、ご説明をいただけますかな」
「そ、それが、余にも何がなんだか……今事実関係を調べさせているところだ。もう少しーー」
「不要ですな。余計な時間稼ぎはお互いのためにならないでしょう」
辺境伯は国王の苦し紛れの言葉をバッサリ切り捨てた。
「何があったかは聞いてるんだろう?」
がらりと口調を変えて、辺境伯は国王に顔を寄せた。
「どういう了見でもっててめえんとこのクソ娘はウチの息子を人前でコケにしたのかを訊いてんだ」
「ひいっ!?」
急激に高まった圧に、国王は息を呑んだ。
「そっちの出方次第じゃ、こっちは独立だって辞さねえからな。そのつもりで返事しろ」
その目に紛れもない本気を見てとって、国王は全身から血の気が退くのを感じた。
実際のところ、グリーンヒル辺境伯領は王国でもっとも栄えている場所である。魔物の脅威はあるものの、様々な産業の発達による恩恵はその脅威をも上回り、住むなら辺境伯領という評判が確立されていた。
そんな辺境伯領が独立などということになったら、王国の受けるダメージは計り知れない。
「そ、それはーー」
ガクブルする国王。傍目にはどちらが主君でどちらが臣下かわからない。
そこへーー
「ケント様がお見えです」
ノックの音とともにケントの来訪が告げられた。
「む……」
一瞬、辺境伯は眉を寄せたが、王に向かって頷いた。
王が許可を出し、ケントは部屋の中に招かれた。
「やっぱり来てたな」
儀礼上王に頭を下げた後、ケントは父に苦い顔を向けた。
「来ないわけにはいかんだろう。ここまでコケにされて黙っていたら、沽券にかかわる」
貴族とはメンツで生きるものである。それはケントも理解していたので、そこに関しては何も言わなかった。
代わりに口にしたのは別のことである。
「メンツを問題にするんであれば、俺の言うこともわかってもらいたいんだけどさ、親父に出てこられると、俺のメンツが丸つぶれになるんだよ。いい年して親に全部を尻拭いしてもらってる情けないヤツだってね」
「しかしだなーー」
「家の話は後でしてくれ。まずは俺の話をさせてくれ」
そう言って、ケントは王に向き直った。
「このような形でお目にかかるのは非常に不本意ですが、いくつか確認をさせてください」
表情こそ穏やかだったが、ケントの眼光は鋭く、真正面から見据えられた王は気圧された。
しばし何かを待つかのようにケントは王を見たまま沈黙した。
しかし、王から言葉が発せられることはなかった。
諦めたように嘆息して、ケントは切り出した。
「アルミナ姫から申し出のあった婚約破棄については、正式決定ということでよろしいですね?」
「そ、それは……」
「まさかとは思いますが、婚約者がいながら他の男に股を開くようなアバズレをまだ娶らせるおつもりではありませんよね?」
「……」
王は口をパクパクさせた。あまりと言えばあまりの物言いに文句を言いたそうだったが、その余地がないこともわかっているのだろう。
「別に慰謝料を寄越せなんてことは言いません。カッコ悪いですし。ただ、俺たちが結婚することを前提にこれまで無償提供していた、俺が権利を持つ技術についてはすべて引き上げさせてもらいます」
「なっ!?」
王が顔色を変えて立ち上がった。
「そ、それは困る! な、何とか、それだけは何とかーー」
「これまではお互いの信頼関係に基づいて運用してきましたが、それを一方的に壊されたんです。今まで通りにしてもらえると思う方がどうかしてますよね」
「……」
「それとも、使用料をお支払いいただけますか? 具体的には年間で五億ほど」
「む、無理だ…そんな金はどこにもない……」
「では、引き上げに取りかかります。忙しくなりますので、これで失礼いたします」
言いたいことだけ言って、ケントは立ち上がった。
「父上、後は家同士の話でお願いいたします。私の落とし前は以上です」
面白そうに息子の話を聞いていた辺境伯は、ニヤリと笑って親指を立てて見せた。
「任せろ」
「では」
王が引き止める間もなく、ケントは部屋を出ていった。
それを見送った辺境伯は、実に楽しそうに笑った。
「こいつはおもしれえ。あいつにあんな顔ができるとはな。クソみてえな話だが、あいつを一皮剥く役には立ったみてえだな」
「あ、兄者、何とか取りなしてはもらえぬだろうか」
顔色を失った王は目も虚ろでパニックになっていた。
「まあ、無理だろうな」
辺境伯はため息混じりに言った。
「な、なぜ?」
「おまえさん、今一度でも謝罪の言葉を口にしたかい?」
「!?」
「おまえさんが一言詫びを入れてれば、野郎もあそこまで強硬なことは言わなかっただろうな」
「……」
「なぜ言わなかったかは訊かない。意味ないからな。ただ、人として向き合わねばならん時にもっとも大事なものをおろそかにしちまったら、話だって聞いてもらえんだろうよ」
「……」
王の顔色は、もはや死人のそれであった。
辺境伯はゆっくり立ち上がった。
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