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第2話『亜空間スローライフ、はじめました』
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カイたちと別れてから、森の中を半日ほど歩いただろうか。ようやく目的の場所にたどり着いた。
目の前には、森の木々の間から差し込む光を反射して、きらきらと輝く湖が広がっている。周囲に魔物の気配はなく、静かで穏やかな場所だ。
「よし、ここにしよう。今日からここが俺の家だ」
俺は満足げにうなずくと、さっそく拠点作りを開始した。
もちろん、クワやカマを持って汗水たらして働くわけじゃない。俺には万能の【亜空間収納】がある。
「まずは土地の確保からだな」
俺は湖畔の開けた場所に立ち、スキルを発動させる。イメージするのは、平らで頑丈な土地。
「【亜空間収納――転送】」
俺がそうつぶやくと、足元の地面が淡い光を放ち始めた。
亜空間内にストックしてあった頑丈な岩盤の土を現実空間に転送し、元々あった地面と入れ替える。これにより、ぬかるんだり崩れたりする心配のない、完璧な土台がほんの数秒で完成した。
「次は家だ。どんなデザインにしようかな」
一人でわくわくしながら、亜空間の『創造』機能にアクセスする。
俺のスキルは、一度収納した物質の構造を記録し、魔力を消費することで複製、あるいは組み合わせて新たなものを創造できる。これまでパーティーの荷物として様々な素材や家具を収納してきたおかげで、俺の創造リストはかなり充実していた。
壁は頑丈な石造り、屋根は断熱性の高い木材で。暖炉も欲しいし、キッチンは広くないとダメだよな。そうだ、窓は大きく取って、湖が見えるようにしよう。
頭の中で設計図を組み立て、必要な素材を亜空間から選び出す。そして、一気に魔力を注ぎ込んだ。
「【創造】!」
俺の目の前の空間がぐにゃりと歪み、光の粒子が集まって形を成していく。そして、ものの数分もしないうちに、一軒の立派なログハウスが姿を現した。
「おお……完璧だ!」
目の前に建つ我が家に、俺は思わず感嘆の声を上げた。どっしりとした石の土台に、温かみのある木材の壁。煙突からは、まだ火も入れていないのに、なぜかほっこりとした煙が見えるような気がする。
俺は早速、扉を開けて中に入った。中はワンルームだが、広さは十分だ。部屋の隅には石造りの立派な暖炉があり、その隣には使い勝手の良さそうなキッチンが設えられている。
「さて、次は内装だな」
俺は亜空間から次々と家具を取り出していく。
まずは、カイから失敬した天蓋付きの豪華なベッド。これを部屋の一番奥にどんと設置する。次に、ふかふかの絨毯を床に敷き詰め、テーブルと椅子を置く。壁には本棚を創造し、これまた亜空間にため込んでいた様々な本を並べた。これで一気に生活感が出てきた。
「うんうん、いい感じだ。まるで最初からここにあったみたいだ」
すっかり自分の城となったログハウスに大満足し、俺はキッチンへと向かった。追放されてから何も食べていない。さすがに腹が減った。
今日のディナーは何にしようかな。
亜空間の食料庫を物色する。パーティー共有の備蓄だったので、食材は最高級品が揃っている。分厚い肉、新鮮な野菜、香り高いスパイス。カイたちはこれらの価値も分からず、ただ腹を満たすためだけに食べていたが、料理好きな俺にとっては宝の山だ。
「よし、今夜は奮発してステーキにしよう!」
俺は霜降りの見事なリュウイノシシの肉を取り出し、手際よく調理を始めた。
熱した鉄のフライパンに油をひき、塩コショウを振った肉を乗せる。ジュウウウッ、という食欲をそそる音と共に、香ばしい匂いがキッチンに立ち込めた。
焼き加減はミディアムレア。表面はカリッと、中は肉汁を閉じ込めてジューシーに。付け合わせには、茹でたてのポポイモと、新鮮な森のキノコのソテーを添える。ソースは赤ワインを煮詰めた特製品だ。
完成したステーキを皿に盛り付け、テーブルに運ぶ。傍らには、冷えた果実酒も用意した。
「いただきます」
一人静かに手を合わせ、ナイフで肉を切り分ける。赤い断面から、きらきらと輝く肉汁があふれ出した。それを一口、口に運ぶ。
「……うまっ!」
思わず声が出た。噛みしめるたびに、濃厚な肉の旨味が口いっぱいに広がる。特製ソースの酸味とコクが、さらにその味を引き立てていた。ポポイモはほくほくで甘く、キノコのソテーは風味豊かだ。
カイたちと一緒だった頃の食事は、いつも慌ただしかった。味なんてそっちのけで、ただ腹に詰め込むだけの作業。誰かと食卓を囲んでいるはずなのに、孤独だった。
でも、今は違う。一人だけど、心は満たされている。自分のために、自分の好きなものを作って、ゆっくりと味わう。こんなに幸せなことはない。
「ああ、最高だ……」
果実酒をくいっとあおり、俺は心の底からつぶやいた。
食事を終え、食器を片付けた後は、お楽しみのバスタイムだ。これももちろん、亜空間の力で用意する。
家の裏手に、湯船を創造した。檜を贅沢に使った、足を伸ばしても余裕のある大きさの湯船だ。亜空間で熱した綺麗なお湯を【転送】で満たし、即席の露天風呂が完成した。
「ふぅー……極楽、極楽」
湯に体を沈めると、一日の疲れがじんわりと溶けていくのを感じる。見上げれば、満点の星空が広がっていた。パーティーにいた頃は、こんなにゆっくり空を眺める余裕もなかった。
これだよ。俺が求めていたのは、こういう生活なんだ。
誰にも邪魔されず、自分のペースで、穏やかに暮らす。
贅沢な食事、快適な住居、そして心安らぐ時間。
追放されたおかげで、俺は全てを手に入れた。
湯船から上がり、ふかふかのベッドに体を横たえる。天蓋のレースが、月明かりに優しく揺れていた。
明日からは、この拠点の周りに畑を作ってみようか。亜空間に保存してある種を使えば、すぐにでも収穫できるだろう。釣りもいいな。この湖には美味しい魚がいそうだ。
やりたいことが、次から次へとあふれてくる。
ありがとうよ、勇者カイ。お前のおかげで、俺は最高の人生をスタートできた。
皮肉を込めた感謝の言葉を心の中でつぶやき、俺は心地よい眠りへと落ちていった。
こうして、俺の自由で快適な亜空間スローライフが、静かに、そして最高の形で始まったのだった。
目の前には、森の木々の間から差し込む光を反射して、きらきらと輝く湖が広がっている。周囲に魔物の気配はなく、静かで穏やかな場所だ。
「よし、ここにしよう。今日からここが俺の家だ」
俺は満足げにうなずくと、さっそく拠点作りを開始した。
もちろん、クワやカマを持って汗水たらして働くわけじゃない。俺には万能の【亜空間収納】がある。
「まずは土地の確保からだな」
俺は湖畔の開けた場所に立ち、スキルを発動させる。イメージするのは、平らで頑丈な土地。
「【亜空間収納――転送】」
俺がそうつぶやくと、足元の地面が淡い光を放ち始めた。
亜空間内にストックしてあった頑丈な岩盤の土を現実空間に転送し、元々あった地面と入れ替える。これにより、ぬかるんだり崩れたりする心配のない、完璧な土台がほんの数秒で完成した。
「次は家だ。どんなデザインにしようかな」
一人でわくわくしながら、亜空間の『創造』機能にアクセスする。
俺のスキルは、一度収納した物質の構造を記録し、魔力を消費することで複製、あるいは組み合わせて新たなものを創造できる。これまでパーティーの荷物として様々な素材や家具を収納してきたおかげで、俺の創造リストはかなり充実していた。
壁は頑丈な石造り、屋根は断熱性の高い木材で。暖炉も欲しいし、キッチンは広くないとダメだよな。そうだ、窓は大きく取って、湖が見えるようにしよう。
頭の中で設計図を組み立て、必要な素材を亜空間から選び出す。そして、一気に魔力を注ぎ込んだ。
「【創造】!」
俺の目の前の空間がぐにゃりと歪み、光の粒子が集まって形を成していく。そして、ものの数分もしないうちに、一軒の立派なログハウスが姿を現した。
「おお……完璧だ!」
目の前に建つ我が家に、俺は思わず感嘆の声を上げた。どっしりとした石の土台に、温かみのある木材の壁。煙突からは、まだ火も入れていないのに、なぜかほっこりとした煙が見えるような気がする。
俺は早速、扉を開けて中に入った。中はワンルームだが、広さは十分だ。部屋の隅には石造りの立派な暖炉があり、その隣には使い勝手の良さそうなキッチンが設えられている。
「さて、次は内装だな」
俺は亜空間から次々と家具を取り出していく。
まずは、カイから失敬した天蓋付きの豪華なベッド。これを部屋の一番奥にどんと設置する。次に、ふかふかの絨毯を床に敷き詰め、テーブルと椅子を置く。壁には本棚を創造し、これまた亜空間にため込んでいた様々な本を並べた。これで一気に生活感が出てきた。
「うんうん、いい感じだ。まるで最初からここにあったみたいだ」
すっかり自分の城となったログハウスに大満足し、俺はキッチンへと向かった。追放されてから何も食べていない。さすがに腹が減った。
今日のディナーは何にしようかな。
亜空間の食料庫を物色する。パーティー共有の備蓄だったので、食材は最高級品が揃っている。分厚い肉、新鮮な野菜、香り高いスパイス。カイたちはこれらの価値も分からず、ただ腹を満たすためだけに食べていたが、料理好きな俺にとっては宝の山だ。
「よし、今夜は奮発してステーキにしよう!」
俺は霜降りの見事なリュウイノシシの肉を取り出し、手際よく調理を始めた。
熱した鉄のフライパンに油をひき、塩コショウを振った肉を乗せる。ジュウウウッ、という食欲をそそる音と共に、香ばしい匂いがキッチンに立ち込めた。
焼き加減はミディアムレア。表面はカリッと、中は肉汁を閉じ込めてジューシーに。付け合わせには、茹でたてのポポイモと、新鮮な森のキノコのソテーを添える。ソースは赤ワインを煮詰めた特製品だ。
完成したステーキを皿に盛り付け、テーブルに運ぶ。傍らには、冷えた果実酒も用意した。
「いただきます」
一人静かに手を合わせ、ナイフで肉を切り分ける。赤い断面から、きらきらと輝く肉汁があふれ出した。それを一口、口に運ぶ。
「……うまっ!」
思わず声が出た。噛みしめるたびに、濃厚な肉の旨味が口いっぱいに広がる。特製ソースの酸味とコクが、さらにその味を引き立てていた。ポポイモはほくほくで甘く、キノコのソテーは風味豊かだ。
カイたちと一緒だった頃の食事は、いつも慌ただしかった。味なんてそっちのけで、ただ腹に詰め込むだけの作業。誰かと食卓を囲んでいるはずなのに、孤独だった。
でも、今は違う。一人だけど、心は満たされている。自分のために、自分の好きなものを作って、ゆっくりと味わう。こんなに幸せなことはない。
「ああ、最高だ……」
果実酒をくいっとあおり、俺は心の底からつぶやいた。
食事を終え、食器を片付けた後は、お楽しみのバスタイムだ。これももちろん、亜空間の力で用意する。
家の裏手に、湯船を創造した。檜を贅沢に使った、足を伸ばしても余裕のある大きさの湯船だ。亜空間で熱した綺麗なお湯を【転送】で満たし、即席の露天風呂が完成した。
「ふぅー……極楽、極楽」
湯に体を沈めると、一日の疲れがじんわりと溶けていくのを感じる。見上げれば、満点の星空が広がっていた。パーティーにいた頃は、こんなにゆっくり空を眺める余裕もなかった。
これだよ。俺が求めていたのは、こういう生活なんだ。
誰にも邪魔されず、自分のペースで、穏やかに暮らす。
贅沢な食事、快適な住居、そして心安らぐ時間。
追放されたおかげで、俺は全てを手に入れた。
湯船から上がり、ふかふかのベッドに体を横たえる。天蓋のレースが、月明かりに優しく揺れていた。
明日からは、この拠点の周りに畑を作ってみようか。亜空間に保存してある種を使えば、すぐにでも収穫できるだろう。釣りもいいな。この湖には美味しい魚がいそうだ。
やりたいことが、次から次へとあふれてくる。
ありがとうよ、勇者カイ。お前のおかげで、俺は最高の人生をスタートできた。
皮肉を込めた感謝の言葉を心の中でつぶやき、俺は心地よい眠りへと落ちていった。
こうして、俺の自由で快適な亜空間スローライフが、静かに、そして最高の形で始まったのだった。
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