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第7話「幻の部位『ミスジ』を求めて」
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冒険者ギルドマスター・ガランドとの契約は、俺の生活を一変させた。
屋台は相変わらず大盛況だが、俺の意識はすでにその先、一ヶ月後の収穫祭で開催される料理コンテストへと向いていた。
優勝すれば、ギルドの全面的なバックアップが得られ、念願の店舗を持つことができる。
だが、生半可な料理では勝てない。
町の有名店は、高級食材や長年培ってきた伝統的なレシピを武器に挑んでくるだろう。特に、今年のコンテストには王都から特別なゲストが参加するという噂もある。
俺が勝つためには、審査員の度肝を抜き、既存の価値観を覆すような「衝撃」が必要だ。
タン塩やホルモン焼きは確かに美味い。だが、コンテストのメインディッシュとしては、少々パンチが弱いかもしれない。もっと王道で、かつ誰も見たことがないような、圧倒的な「肉の芸術」を見せつける必要がある。
「……ミスジだ」
深夜、自宅の粗末な机で羊皮紙に走り書きをしながら、俺はつぶやいた。
牛の肩甲骨の裏側にある、一頭からわずか数キロしか取れない希少部位。
美しい霜降りが入り、口の中でとろけるような食感と、濃厚な赤身の旨味を併せ持つ、まさに肉の王様だ。
だが、問題がある。
この世界の一般的な食用家畜である「カウ」や「バイソン」は、筋肉質で脂肪が少ない。野生の魔物も同様だ。運動量が多い部位は硬く、霜降り(サシ)が入ることは稀だ。
極上のミスジを手に入れるには、強靭な筋肉と、それを動かすためのエネルギーとして蓄えられた脂質を持つ、特殊な個体が必要になる。
「エレナさん、頼みがあるんだ」
翌日、俺は屋台に来たエレナに相談を持ちかけた。
「頼み? 肉の増量ならいつでも歓迎だぞ」
彼女はリスのように頬を膨らませながら答える。
「いや、肉の仕入れについてだ。筋肉の繊維が細かく、かつ脂の乗りが良い、大型の魔物を知らないか? できれば、あまり動き回らずに栄養を蓄えているような奴がいい」
エレナは串を置き、少し考え込んだ。
「ふむ……大型で脂が乗っているか。それなら『キング・バッファロー』はどうだ? 北の湿地帯に生息するヌシクラスの魔物だ。普段は泥の中でじっとしているが、その突進力は岩をも砕く。皮下脂肪が厚く、肉も美味いと評判だ」
キング・バッファロー。名前からして期待できそうだ。
普段動かないということは、筋肉が硬くなりにくい。そして突進力があるということは、肩周りの筋肉が発達している証拠だ。そこには間違いなく、極上のミスジが眠っている。
「それだ! エレナさん、そのキング・バッファローを狩ってきてくれないか? 報酬は弾むよ。コンテストで優勝したら、一年間タダで肉を食べ放題にする権利をやる」
「い、一年間タダだと!?」
エレナが椅子から転げ落ちそうになった。
彼女の目が、黄金貨のように輝いている。
「本当かテオ! 嘘をついたら針千本飲ますぞ!」
「商売人の約束だ。嘘はつかない」
「よっしゃあ! 任せろ! このエレナ様の剣技で、最高の一頭を仕留めてきてやる!」
エレナは残りの肉を一気に口に放り込むと、風のように去っていった。
単純だが、頼もしい相棒だ。
三日後。
ギルドの解体場に、巨大な影が運び込まれた。
全長五メートルを超える巨体。黒光りする硬い皮膚。そして何より、立派な二本の角。
キング・バッファローだ。
しかも、ただの個体ではない。毛艶が良く、腹周りがたっぷりと肉付いている。冬を越すために栄養を蓄えきった、最高の状態だ。
「へへっ、どうだテオ。こいつは群れのボスだった奴だ。苦労したぜ」
エレナが得意げに鼻をこする。その鎧には泥と返り血が付着していたが、怪我はないようだ。
「すごい……完璧だよ、エレナさん。ありがとう」
俺は震える手で、その巨体に触れた。
死してなお、その筋肉からは熱気と生命力が伝わってくる。
解体職人の親方も、その迫力に舌を巻いていた。
「こいつぁすげぇな。だが坊主、こんなデカブツ、どうやって捌くんだ? 皮だけでも鉄板並みの硬さだぞ」
「俺がやるよ。構造は分かっている」
俺は借りてきた専用の解体ナイフを握りしめた。
前世の記憶が蘇る。巨大な牛の枝肉と格闘した日々。骨の形状、関節の位置、筋膜の走り方。それらは全て、俺の脳裏に焼き付いている。
「ここだ」
俺は肩甲骨の付け根にナイフを滑り込ませた。
硬い皮の下にある、柔らかな脂の層。そこをガイドにして、刃を進めていく。
力はいらない。肉の重みと刃の角度だけで、自然と切り離されていく。
ズブリ、とナイフが沈む。
肩甲骨を慎重に外し、その裏側に隠されていた部位を露わにする。
そこには、奇跡があった。
鮮やかな真紅の赤身。その中に、まるで霜が降りたかのように、細かく美しいサシ(脂肪)が網の目のように入っている。
宝石だ。ルビーと大理石を混ぜ合わせたような、芸術的な断面。
これこそが、幻の部位「ミスジ」だ。
「……美しい」
思わずため息が漏れた。
周りの職人たちも、言葉を失って見つめている。彼らにとって肉とは「食料」でしかなかったが、今目の前にあるのは「美術品」に見えたに違いない。
「これが、肉なのか……?」
親方がポツリと漏らした。
「ああ。これがキング・バッファローの真髄、ミスジだ。一頭からほんの少ししか取れない、究極の希少部位さ」
俺は慎重にミスジを切り出し、清潔な布で包んだ。
脂が体温で溶け出さないように、素早く、かつ丁寧に。
この肉なら勝てる。
いや、勝たねばならない。この肉に失礼だ。
俺はエレナに向き直り、深々と頭を下げた。
「エレナさん、本当にありがとう。これがあれば、コンテストで優勝できる」
「おう、期待してるぞ! 私の食べ放題がかかってるからな!」
エレナは豪快に笑ったが、その瞳には信頼の色が浮かんでいた。
素材は揃った。
次は、これをどう調理するかだ。
ただ焼くだけでは勿体ない。この繊細なサシを活かしつつ、赤身の濃厚な旨味を引き出すための「タレ」と「焼き方」。
俺の頭の中で、無数のレシピが浮かんでは消え、最適解へと収束していく。
勝負の日は近い。
屋台は相変わらず大盛況だが、俺の意識はすでにその先、一ヶ月後の収穫祭で開催される料理コンテストへと向いていた。
優勝すれば、ギルドの全面的なバックアップが得られ、念願の店舗を持つことができる。
だが、生半可な料理では勝てない。
町の有名店は、高級食材や長年培ってきた伝統的なレシピを武器に挑んでくるだろう。特に、今年のコンテストには王都から特別なゲストが参加するという噂もある。
俺が勝つためには、審査員の度肝を抜き、既存の価値観を覆すような「衝撃」が必要だ。
タン塩やホルモン焼きは確かに美味い。だが、コンテストのメインディッシュとしては、少々パンチが弱いかもしれない。もっと王道で、かつ誰も見たことがないような、圧倒的な「肉の芸術」を見せつける必要がある。
「……ミスジだ」
深夜、自宅の粗末な机で羊皮紙に走り書きをしながら、俺はつぶやいた。
牛の肩甲骨の裏側にある、一頭からわずか数キロしか取れない希少部位。
美しい霜降りが入り、口の中でとろけるような食感と、濃厚な赤身の旨味を併せ持つ、まさに肉の王様だ。
だが、問題がある。
この世界の一般的な食用家畜である「カウ」や「バイソン」は、筋肉質で脂肪が少ない。野生の魔物も同様だ。運動量が多い部位は硬く、霜降り(サシ)が入ることは稀だ。
極上のミスジを手に入れるには、強靭な筋肉と、それを動かすためのエネルギーとして蓄えられた脂質を持つ、特殊な個体が必要になる。
「エレナさん、頼みがあるんだ」
翌日、俺は屋台に来たエレナに相談を持ちかけた。
「頼み? 肉の増量ならいつでも歓迎だぞ」
彼女はリスのように頬を膨らませながら答える。
「いや、肉の仕入れについてだ。筋肉の繊維が細かく、かつ脂の乗りが良い、大型の魔物を知らないか? できれば、あまり動き回らずに栄養を蓄えているような奴がいい」
エレナは串を置き、少し考え込んだ。
「ふむ……大型で脂が乗っているか。それなら『キング・バッファロー』はどうだ? 北の湿地帯に生息するヌシクラスの魔物だ。普段は泥の中でじっとしているが、その突進力は岩をも砕く。皮下脂肪が厚く、肉も美味いと評判だ」
キング・バッファロー。名前からして期待できそうだ。
普段動かないということは、筋肉が硬くなりにくい。そして突進力があるということは、肩周りの筋肉が発達している証拠だ。そこには間違いなく、極上のミスジが眠っている。
「それだ! エレナさん、そのキング・バッファローを狩ってきてくれないか? 報酬は弾むよ。コンテストで優勝したら、一年間タダで肉を食べ放題にする権利をやる」
「い、一年間タダだと!?」
エレナが椅子から転げ落ちそうになった。
彼女の目が、黄金貨のように輝いている。
「本当かテオ! 嘘をついたら針千本飲ますぞ!」
「商売人の約束だ。嘘はつかない」
「よっしゃあ! 任せろ! このエレナ様の剣技で、最高の一頭を仕留めてきてやる!」
エレナは残りの肉を一気に口に放り込むと、風のように去っていった。
単純だが、頼もしい相棒だ。
三日後。
ギルドの解体場に、巨大な影が運び込まれた。
全長五メートルを超える巨体。黒光りする硬い皮膚。そして何より、立派な二本の角。
キング・バッファローだ。
しかも、ただの個体ではない。毛艶が良く、腹周りがたっぷりと肉付いている。冬を越すために栄養を蓄えきった、最高の状態だ。
「へへっ、どうだテオ。こいつは群れのボスだった奴だ。苦労したぜ」
エレナが得意げに鼻をこする。その鎧には泥と返り血が付着していたが、怪我はないようだ。
「すごい……完璧だよ、エレナさん。ありがとう」
俺は震える手で、その巨体に触れた。
死してなお、その筋肉からは熱気と生命力が伝わってくる。
解体職人の親方も、その迫力に舌を巻いていた。
「こいつぁすげぇな。だが坊主、こんなデカブツ、どうやって捌くんだ? 皮だけでも鉄板並みの硬さだぞ」
「俺がやるよ。構造は分かっている」
俺は借りてきた専用の解体ナイフを握りしめた。
前世の記憶が蘇る。巨大な牛の枝肉と格闘した日々。骨の形状、関節の位置、筋膜の走り方。それらは全て、俺の脳裏に焼き付いている。
「ここだ」
俺は肩甲骨の付け根にナイフを滑り込ませた。
硬い皮の下にある、柔らかな脂の層。そこをガイドにして、刃を進めていく。
力はいらない。肉の重みと刃の角度だけで、自然と切り離されていく。
ズブリ、とナイフが沈む。
肩甲骨を慎重に外し、その裏側に隠されていた部位を露わにする。
そこには、奇跡があった。
鮮やかな真紅の赤身。その中に、まるで霜が降りたかのように、細かく美しいサシ(脂肪)が網の目のように入っている。
宝石だ。ルビーと大理石を混ぜ合わせたような、芸術的な断面。
これこそが、幻の部位「ミスジ」だ。
「……美しい」
思わずため息が漏れた。
周りの職人たちも、言葉を失って見つめている。彼らにとって肉とは「食料」でしかなかったが、今目の前にあるのは「美術品」に見えたに違いない。
「これが、肉なのか……?」
親方がポツリと漏らした。
「ああ。これがキング・バッファローの真髄、ミスジだ。一頭からほんの少ししか取れない、究極の希少部位さ」
俺は慎重にミスジを切り出し、清潔な布で包んだ。
脂が体温で溶け出さないように、素早く、かつ丁寧に。
この肉なら勝てる。
いや、勝たねばならない。この肉に失礼だ。
俺はエレナに向き直り、深々と頭を下げた。
「エレナさん、本当にありがとう。これがあれば、コンテストで優勝できる」
「おう、期待してるぞ! 私の食べ放題がかかってるからな!」
エレナは豪快に笑ったが、その瞳には信頼の色が浮かんでいた。
素材は揃った。
次は、これをどう調理するかだ。
ただ焼くだけでは勿体ない。この繊細なサシを活かしつつ、赤身の濃厚な旨味を引き出すための「タレ」と「焼き方」。
俺の頭の中で、無数のレシピが浮かんでは消え、最適解へと収束していく。
勝負の日は近い。
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