11 / 14
第10話「邪神の影~農地を蝕むもの~」
しおりを挟む
魔法灌漑システムのおかげで、ローレンツ領は大旱魃を乗り越え、王国中の難民を受け入れる巨大な避難所となっていた。俺たちの領地だけが緑を保ち、豊かな収穫を続けている。それは誇らしいことであると同時に、奇妙なことでもあった。
なぜ、これほどまでの異常気象が起きているのか。その根本的な原因が、誰にも分からなかったのだ。
そんなある日、領地で新たな異変が起きた。
あれほど青々と育っていた魔導稲の一部が、一夜にして黒く変色し、枯れ果ててしまったのだ。
まるで、生命力を根こそぎ吸い取られたかのように。
「なんだ、これは……」
俺は、枯れた稲の根が張っていた土を手に取った。そこには、あるはずの生命の気配が全く感じられない。まるで、以前の不毛な土地に戻ってしまったかのような、死んだ土だった。
病気や害虫の仕業ではない。もっと根源的な、土地そのものの汚染。
その現象は、日を追うごとに、領内のあちこちへと広がっていった。緑の楽園だったローレンツ領が、黒いシミに侵食されていくように。
領民たちの間に、不吉な噂が流れ始めた。
「邪神の呪いだ……」
「我らだけが豊かになったことへの、神の怒りじゃ……」
不安と恐怖が、人々の心を蝕んでいく。俺は、科学的なアプローチで原因を突き止めようと、土壌の成分分析などを試みたが、全く手がかりは掴めなかった。前世の知識が、初めて通用しない壁にぶつかった瞬間だった。
途方に暮れる俺に、一つの可能性を示してくれたのは、シルヴィアだった。彼女は、黒く汚染された土を手に取ると、眉をひそめて言った。
「ケンイチ様。この気配……私には覚えがあります。これは、『瘴気』です」
「瘴気?」
「ええ。邪悪な存在が放つ、生命を蝕む毒気。かつて、私が神殿にいた頃、邪神の眷属がこの瘴気を振りまき、土地を汚染するのを何度も見てきました」
シルヴィアの口から、初めて彼女の過去が語られた。彼女は、元は邪神と戦うことを使命とする「神殿騎士」だったのだ。しかし、ある戦いで仲間を全て失い、その無力感から神殿を抜け出し、冒険者になったのだという。
「邪神……。まさか、この大旱魃も、作物が枯れるのも、その邪神とやらが原因だと?」
「可能性は高いです。邪神は、世界の生命力を喰らい、自らの力とします。全ての生命の源である『土』と『水』を汚染し、世界を死へと導くのが、奴らのやり方です」
シルヴィアの話は、にわかには信じがたいファンタジーだった。だが、目の前で起きている現象は、彼女の言葉を裏付けている。
「どうすれば、この瘴気を払うことができるんだ?」
「神殿の浄化魔法であれば可能ですが、これほど広範囲に汚染されては、気休めにしかなりません。根本的な解決方法はただ一つ……瘴気の源、すなわち邪神の力を弱めることです」
邪神の力を弱める。そんな途方もないことができるのか。
俺が悩んでいると、シルヴィアはさらに続けた。
「古文書によれば、邪神の瘴気に対抗できる、聖なる力を持つ植物が存在したと言われています。その植物は、瘴気を吸い取り、代わりに浄化の力を大地に返す……人々はそれを『浄化作物』と呼んだそうです」
浄化作物。その言葉に、俺の中で何かが繋がった。
農業コンサルタントとしての知識と経験が、ファンタジーの世界と結びつく。
植物が土壌の特定の成分を吸収する性質を利用して、汚染された土地を浄化する「ファイトレメディエーション」という技術が、前世にはあった。それと同じだ。
問題は、その「浄化作物」が何なのか、そして、どこにあるのかだ。
俺たちは、領地にある古い文献を片っ端から調べ始めた。そして、ついに一冊の古文書の中に、それらしき記述を見つけ出した。
『月の光を浴びて銀色に輝く穂を持つ麦あり。その根は穢れを吸い、その実は聖なる力を宿す。名は、月光麦』
古文書には、その月光麦の種が、領地の奥深くにある古代遺跡の祭壇に奉られているとも書かれていた。
「これだ……!」
俺は、シルヴィアとガレン、そしてカールの四人で、古代遺跡へと向かうことを決めた。カールは戦闘員ではないが、彼の商売道具である様々な便利アイテムが、遺跡の罠を突破するのに役立つかもしれない。
遺跡は、魔物の巣窟と化していた。ガレンが屈強な体で道を切り開き、シルヴィアが魔法と剣技で魔物を薙ぎ払う。カールは持ち前の機転で古代の仕掛けを解き、俺は農業知識(植物の分布から安全な道を見つけるなど)を駆使して、一行を導いた。
仲間たちとの連携。これまで培ってきた絆が、俺たちを遺跡の最深部へと導いた。
そして、ついに俺たちは、月光に照らされた美しい祭壇を見つけ出した。
その中央には、小さな革袋が一つ、静かに置かれていた。中には、銀色に輝く数粒の麦の種。これが、月光麦の種だ。
「よし、これを持ち帰って、育てるぞ!」
俺たちが種を手にし、遺跡から脱出しようとした、その時。
遺跡全体が激しく揺れ、瘴気が渦を巻いて、一つの巨大な影を形作った。
「ククク……愚カナ人間ドモメ……我ガ復活ヲ、邪魔サセハシナイ……」
邪神の眷属が、俺たちの前に姿を現したのだ。
絶望的な力の差。だが、俺たちの手には、世界を救う希望の種がある。
この種を、無事に領地まで持ち帰らなければならない。俺は、仲間たちと視線を交わし、覚悟を決めた。
なぜ、これほどまでの異常気象が起きているのか。その根本的な原因が、誰にも分からなかったのだ。
そんなある日、領地で新たな異変が起きた。
あれほど青々と育っていた魔導稲の一部が、一夜にして黒く変色し、枯れ果ててしまったのだ。
まるで、生命力を根こそぎ吸い取られたかのように。
「なんだ、これは……」
俺は、枯れた稲の根が張っていた土を手に取った。そこには、あるはずの生命の気配が全く感じられない。まるで、以前の不毛な土地に戻ってしまったかのような、死んだ土だった。
病気や害虫の仕業ではない。もっと根源的な、土地そのものの汚染。
その現象は、日を追うごとに、領内のあちこちへと広がっていった。緑の楽園だったローレンツ領が、黒いシミに侵食されていくように。
領民たちの間に、不吉な噂が流れ始めた。
「邪神の呪いだ……」
「我らだけが豊かになったことへの、神の怒りじゃ……」
不安と恐怖が、人々の心を蝕んでいく。俺は、科学的なアプローチで原因を突き止めようと、土壌の成分分析などを試みたが、全く手がかりは掴めなかった。前世の知識が、初めて通用しない壁にぶつかった瞬間だった。
途方に暮れる俺に、一つの可能性を示してくれたのは、シルヴィアだった。彼女は、黒く汚染された土を手に取ると、眉をひそめて言った。
「ケンイチ様。この気配……私には覚えがあります。これは、『瘴気』です」
「瘴気?」
「ええ。邪悪な存在が放つ、生命を蝕む毒気。かつて、私が神殿にいた頃、邪神の眷属がこの瘴気を振りまき、土地を汚染するのを何度も見てきました」
シルヴィアの口から、初めて彼女の過去が語られた。彼女は、元は邪神と戦うことを使命とする「神殿騎士」だったのだ。しかし、ある戦いで仲間を全て失い、その無力感から神殿を抜け出し、冒険者になったのだという。
「邪神……。まさか、この大旱魃も、作物が枯れるのも、その邪神とやらが原因だと?」
「可能性は高いです。邪神は、世界の生命力を喰らい、自らの力とします。全ての生命の源である『土』と『水』を汚染し、世界を死へと導くのが、奴らのやり方です」
シルヴィアの話は、にわかには信じがたいファンタジーだった。だが、目の前で起きている現象は、彼女の言葉を裏付けている。
「どうすれば、この瘴気を払うことができるんだ?」
「神殿の浄化魔法であれば可能ですが、これほど広範囲に汚染されては、気休めにしかなりません。根本的な解決方法はただ一つ……瘴気の源、すなわち邪神の力を弱めることです」
邪神の力を弱める。そんな途方もないことができるのか。
俺が悩んでいると、シルヴィアはさらに続けた。
「古文書によれば、邪神の瘴気に対抗できる、聖なる力を持つ植物が存在したと言われています。その植物は、瘴気を吸い取り、代わりに浄化の力を大地に返す……人々はそれを『浄化作物』と呼んだそうです」
浄化作物。その言葉に、俺の中で何かが繋がった。
農業コンサルタントとしての知識と経験が、ファンタジーの世界と結びつく。
植物が土壌の特定の成分を吸収する性質を利用して、汚染された土地を浄化する「ファイトレメディエーション」という技術が、前世にはあった。それと同じだ。
問題は、その「浄化作物」が何なのか、そして、どこにあるのかだ。
俺たちは、領地にある古い文献を片っ端から調べ始めた。そして、ついに一冊の古文書の中に、それらしき記述を見つけ出した。
『月の光を浴びて銀色に輝く穂を持つ麦あり。その根は穢れを吸い、その実は聖なる力を宿す。名は、月光麦』
古文書には、その月光麦の種が、領地の奥深くにある古代遺跡の祭壇に奉られているとも書かれていた。
「これだ……!」
俺は、シルヴィアとガレン、そしてカールの四人で、古代遺跡へと向かうことを決めた。カールは戦闘員ではないが、彼の商売道具である様々な便利アイテムが、遺跡の罠を突破するのに役立つかもしれない。
遺跡は、魔物の巣窟と化していた。ガレンが屈強な体で道を切り開き、シルヴィアが魔法と剣技で魔物を薙ぎ払う。カールは持ち前の機転で古代の仕掛けを解き、俺は農業知識(植物の分布から安全な道を見つけるなど)を駆使して、一行を導いた。
仲間たちとの連携。これまで培ってきた絆が、俺たちを遺跡の最深部へと導いた。
そして、ついに俺たちは、月光に照らされた美しい祭壇を見つけ出した。
その中央には、小さな革袋が一つ、静かに置かれていた。中には、銀色に輝く数粒の麦の種。これが、月光麦の種だ。
「よし、これを持ち帰って、育てるぞ!」
俺たちが種を手にし、遺跡から脱出しようとした、その時。
遺跡全体が激しく揺れ、瘴気が渦を巻いて、一つの巨大な影を形作った。
「ククク……愚カナ人間ドモメ……我ガ復活ヲ、邪魔サセハシナイ……」
邪神の眷属が、俺たちの前に姿を現したのだ。
絶望的な力の差。だが、俺たちの手には、世界を救う希望の種がある。
この種を、無事に領地まで持ち帰らなければならない。俺は、仲間たちと視線を交わし、覚悟を決めた。
35
あなたにおすすめの小説
【読切短編】転生したら辺境伯家の三男でした ~のんびり暮らしたいのに、なぜか領地が発展していく~
Lihito
ファンタジー
過労死したシステムエンジニアは、異世界の辺境伯家に転生した。
三男。継承権は遠い。期待もされない。
——最高じゃないか。
「今度こそ、のんびり生きよう」
兄たちの継承争いに巻き込まれないよう、誰も欲しがらない荒れ地を引き受けた。
静かに暮らすつもりだった。
だが、彼には「構造把握」という能力があった。
物事の問題点が、図解のように見える力。
井戸が枯れた。見て見ぬふりができなかった。
作物が育たない。見て見ぬふりができなかった。
気づけば——領地が勝手に発展していた。
「俺ののんびりライフ、どこ行った……」
これは、静かに暮らしたかった男が、なぜか成り上がっていく物語。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
過労死して転生したら『万能農具』を授かったので、辺境でスローライフを始めたら、聖獣やエルフ、王女様まで集まってきて国ごと救うことになりました
黒崎隼人
ファンタジー
過労の果てに命を落とした青年が転生したのは、痩せた土地が広がる辺境の村。彼に与えられたのは『万能農具』という一見地味なチート能力だった。しかしその力は寂れた村を豊かな楽園へと変え、心優しきエルフや商才に長けた獣人、そして国の未来を憂う王女といった、かけがえのない仲間たちとの絆を育んでいく。
これは一本のクワから始まる、食と笑い、もふもふに満ちた心温まる異世界農業ファンタジー。やがて一人の男のささやかな願いが、国さえも救う大きな奇跡を呼び起こす物語。
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
離婚と追放された悪役令嬢ですが、前世の農業知識で辺境の村を大改革!気づいた元夫が後悔の涙を流しても、隣国の王子様と幸せになります
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢リセラは、夫である王子ルドルフから突然の離婚を宣告される。理由は、異世界から現れた聖女セリーナへの愛。前世が農業大学の学生だった記憶を持つリセラは、ゲームのシナリオ通り悪役令嬢として処刑される運命を回避し、慰謝料として手に入れた辺境の荒れ地で第二の人生をスタートさせる!
前世の知識を活かした農業改革で、貧しい村はみるみる豊かに。美味しい作物と加工品は評判を呼び、やがて隣国の知的な王子アレクサンダーの目にも留まる。
「君の作る未来を、そばで見ていたい」――穏やかで誠実な彼に惹かれていくリセラ。
一方、リセラを捨てた元夫は彼女の成功を耳にし、後悔の念に駆られ始めるが……?
これは、捨てられた悪役令嬢が、農業で華麗に成り上がり、真実の愛と幸せを掴む、痛快サクセス・ラブストーリー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる