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第6話「初陣。――俺は農民だ。畑を荒らす害虫は、まとめて駆除させてもらう!」
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ミミの警告から数日後、その時は、思ったよりも早くやって来た。
村の物見やぐらに立っていた警備の獣人から、けたたましい鐘の音が鳴り響く。
「敵襲ー! 東の方角から、武装した集団が接近中!」
その報せに、村全体に緊張が走った。
俺はすぐに広場に駆けつけた。そこにはすでに、ガンツを筆頭にしたドワーフたちと、ミミ率いる獣人の戦士たちが、武器を手に集まっていた。
「ダイチ、来たか! ざっと見たところ、五十……いや、百は超えてるぞ」
ガンツが苦々しい表情で報告する。相手は、この辺りを治めるラングフォード子爵の私兵団だった。領内の不穏分子である俺たちを、力で排除しに来たのだろう。
「女子供は、奥の洞窟へ! シルフィ、頼む!」
「はい! 皆さん、こちらへ!」
シルフィが村人たちを誘導し、避難させていく。その間にも、砂塵を上げて進軍してくる敵の姿が、はっきりと見えてきた。騎馬に乗った騎士を先頭に、槍や剣で武装した兵士たちが、整然と隊列を組んでいる。明らかに、俺たちを潰す気満々だ。
「……舐められたもんだな」
俺は、静かに怒りを燃やしていた。
ここは、俺たちが、何もない場所から必死に築き上げてきた場所だ。みんなの笑顔が、希望が、ここにはある。それを、何の権利があって、土足で踏みにじろうとするのか。
「ガンツ、ミミ。絶対に、村の中には一歩も入れるな」
「言われるまでもねえ!」
「腕が鳴るにゃ!」
俺は三つの神農具を手に、村の入り口へと向かった。
やがて、子爵の軍団が村から弓が届くかどうかという距離で停止した。一人の騎士が馬を進め、大声で叫ぶ。
「我らはラングフォード子爵様の私兵団である! この地に不法に居座る盗賊どもに告ぐ! 直ちに武器を捨てて投降せよ! さすれば、命だけは助けてやらんでもない!」
いかにもな悪役のセリフに、俺は思わずため息が出た。
「盗賊、ね。あんたらが、俺たちの平和を奪いに来たんだろうが」
俺は一歩前に出ると、騎士に向かって言い放った。
「ここは、俺たちの村だ。誰にも好き勝手はさせない。悪いが、このままお引き取り願おうか」
「小童が……! ならば、力尽くで排除するまで! 全員、かかれー!」
騎士が剣を振り下ろしたのを合図に、兵士たちが雄叫びを上げて突撃してくる。地響きが、空気を震わせた。
だが、俺は落ち着いていた。
農家にとって、畑を荒らす害獣や害虫の駆除は、日常の一部だ。
「――まずは、畑の土壌改良から、だな」
俺は『開墾のクワ』を、目の前の乾いた大地に、力強く振り下ろした。
女神から授かったこの神器には、隠された力がある。俺は、この数日、その力の使い方をずっと考えていた。
クワが大地を捉えた瞬間、世界が揺れた。
ゴゴゴゴゴ……!
俺と敵兵団との間に、巨大な亀裂が走る。そして、次の瞬間、大地が壁となって盛り上がり、高さ十メートルはあろうかという巨大な土の城壁が、一瞬にして出現した。
「な、なんだぁっ!?」
突撃してきた兵士たちは、目の前にそそり立った壁に激突し、混乱に陥る。
「ひ、怯むな! 壁を乗り越えろ!」
後方から騎士が叫ぶが、もう遅い。
「次は、雑草の除去だ」
俺は『豊穣のカマ』を天に掲げた。
カマの刃が、不気味な緑色の光を放つ。俺がその切っ先を敵兵団に向けると、彼らの足元から、無数の蔓や茨が、まるで生きているかのように伸びてきた。
「うわっ!?」
「足が、絡まって……!」
蔓は兵士たちの足に絡みつき、身動きを封じていく。鋭い茨が鎧の隙間に食い込み、兵士たちは次々と悲鳴を上げた。植物を操り、敵を拘束する。これが、カマのもう一つの力。
「な、なんだこいつは……魔法使いか!?」
敵の指揮官が狼狽している。
「仕上げは、水やりだ」
俺は最後に、『潤水のスキ』を地面に突き立てた。狙うのは、水脈じゃない。大地を支える、岩盤そのものだ。
俺が神器に力を込めると、大地が大きく揺れた。
局地的な地震。敵兵団の立っている場所だけを狙った、ピンポイントの揺れだ。
「うわあああああ!」
立っていられないほどの揺れに、兵士たちは次々と倒れ、馬は暴れ、隊列は完全に崩壊した。
そこに、ガンツ率いるドワーフ部隊が、土壁の脇から突撃する。
「うおおお! ドワーフの戦い方、見せちゃるわい!」
屈強なドワーフたちが振るうハンマーは、一撃で鎧を砕き、兵士たちを吹き飛ばしていく。
反対側からは、ミミたち獣人部隊が、その俊敏さを活かして敵陣を駆け巡る。
「雑魚は引っ込んでな!」
ミミの爪が、騎士の鎧を紙のように切り裂いた。
勝敗は、火を見るより明らかだった。
戦いが始まってから、わずか十分ほど。
ラングフォード子爵の私兵団は、武器を捨て、地面に這いつくばっていた。
俺は、捕虜となった指揮官の騎士の前に立つ。
「言ったはずだ。ここは、俺たちの村だと」
「ひぃ……! ば、化け物め……!」
騎士は恐怖に顔を引きつらせていた。
俺は、そんな彼に、静かに告げた。
「勘違いするな。俺はただの農民だ。畑を荒らす害虫は、ちょっと念入りに駆除させてもらった。……それだけだ」
俺の言葉に、村の仲間たちが、雄叫びを上げた。
これが、俺たちの初陣。
そして、この荒野に生まれた小さな村が、一つの力として、世界に産声を上げた瞬間だった。
村の物見やぐらに立っていた警備の獣人から、けたたましい鐘の音が鳴り響く。
「敵襲ー! 東の方角から、武装した集団が接近中!」
その報せに、村全体に緊張が走った。
俺はすぐに広場に駆けつけた。そこにはすでに、ガンツを筆頭にしたドワーフたちと、ミミ率いる獣人の戦士たちが、武器を手に集まっていた。
「ダイチ、来たか! ざっと見たところ、五十……いや、百は超えてるぞ」
ガンツが苦々しい表情で報告する。相手は、この辺りを治めるラングフォード子爵の私兵団だった。領内の不穏分子である俺たちを、力で排除しに来たのだろう。
「女子供は、奥の洞窟へ! シルフィ、頼む!」
「はい! 皆さん、こちらへ!」
シルフィが村人たちを誘導し、避難させていく。その間にも、砂塵を上げて進軍してくる敵の姿が、はっきりと見えてきた。騎馬に乗った騎士を先頭に、槍や剣で武装した兵士たちが、整然と隊列を組んでいる。明らかに、俺たちを潰す気満々だ。
「……舐められたもんだな」
俺は、静かに怒りを燃やしていた。
ここは、俺たちが、何もない場所から必死に築き上げてきた場所だ。みんなの笑顔が、希望が、ここにはある。それを、何の権利があって、土足で踏みにじろうとするのか。
「ガンツ、ミミ。絶対に、村の中には一歩も入れるな」
「言われるまでもねえ!」
「腕が鳴るにゃ!」
俺は三つの神農具を手に、村の入り口へと向かった。
やがて、子爵の軍団が村から弓が届くかどうかという距離で停止した。一人の騎士が馬を進め、大声で叫ぶ。
「我らはラングフォード子爵様の私兵団である! この地に不法に居座る盗賊どもに告ぐ! 直ちに武器を捨てて投降せよ! さすれば、命だけは助けてやらんでもない!」
いかにもな悪役のセリフに、俺は思わずため息が出た。
「盗賊、ね。あんたらが、俺たちの平和を奪いに来たんだろうが」
俺は一歩前に出ると、騎士に向かって言い放った。
「ここは、俺たちの村だ。誰にも好き勝手はさせない。悪いが、このままお引き取り願おうか」
「小童が……! ならば、力尽くで排除するまで! 全員、かかれー!」
騎士が剣を振り下ろしたのを合図に、兵士たちが雄叫びを上げて突撃してくる。地響きが、空気を震わせた。
だが、俺は落ち着いていた。
農家にとって、畑を荒らす害獣や害虫の駆除は、日常の一部だ。
「――まずは、畑の土壌改良から、だな」
俺は『開墾のクワ』を、目の前の乾いた大地に、力強く振り下ろした。
女神から授かったこの神器には、隠された力がある。俺は、この数日、その力の使い方をずっと考えていた。
クワが大地を捉えた瞬間、世界が揺れた。
ゴゴゴゴゴ……!
俺と敵兵団との間に、巨大な亀裂が走る。そして、次の瞬間、大地が壁となって盛り上がり、高さ十メートルはあろうかという巨大な土の城壁が、一瞬にして出現した。
「な、なんだぁっ!?」
突撃してきた兵士たちは、目の前にそそり立った壁に激突し、混乱に陥る。
「ひ、怯むな! 壁を乗り越えろ!」
後方から騎士が叫ぶが、もう遅い。
「次は、雑草の除去だ」
俺は『豊穣のカマ』を天に掲げた。
カマの刃が、不気味な緑色の光を放つ。俺がその切っ先を敵兵団に向けると、彼らの足元から、無数の蔓や茨が、まるで生きているかのように伸びてきた。
「うわっ!?」
「足が、絡まって……!」
蔓は兵士たちの足に絡みつき、身動きを封じていく。鋭い茨が鎧の隙間に食い込み、兵士たちは次々と悲鳴を上げた。植物を操り、敵を拘束する。これが、カマのもう一つの力。
「な、なんだこいつは……魔法使いか!?」
敵の指揮官が狼狽している。
「仕上げは、水やりだ」
俺は最後に、『潤水のスキ』を地面に突き立てた。狙うのは、水脈じゃない。大地を支える、岩盤そのものだ。
俺が神器に力を込めると、大地が大きく揺れた。
局地的な地震。敵兵団の立っている場所だけを狙った、ピンポイントの揺れだ。
「うわあああああ!」
立っていられないほどの揺れに、兵士たちは次々と倒れ、馬は暴れ、隊列は完全に崩壊した。
そこに、ガンツ率いるドワーフ部隊が、土壁の脇から突撃する。
「うおおお! ドワーフの戦い方、見せちゃるわい!」
屈強なドワーフたちが振るうハンマーは、一撃で鎧を砕き、兵士たちを吹き飛ばしていく。
反対側からは、ミミたち獣人部隊が、その俊敏さを活かして敵陣を駆け巡る。
「雑魚は引っ込んでな!」
ミミの爪が、騎士の鎧を紙のように切り裂いた。
勝敗は、火を見るより明らかだった。
戦いが始まってから、わずか十分ほど。
ラングフォード子爵の私兵団は、武器を捨て、地面に這いつくばっていた。
俺は、捕虜となった指揮官の騎士の前に立つ。
「言ったはずだ。ここは、俺たちの村だと」
「ひぃ……! ば、化け物め……!」
騎士は恐怖に顔を引きつらせていた。
俺は、そんな彼に、静かに告げた。
「勘違いするな。俺はただの農民だ。畑を荒らす害虫は、ちょっと念入りに駆除させてもらった。……それだけだ」
俺の言葉に、村の仲間たちが、雄叫びを上げた。
これが、俺たちの初陣。
そして、この荒野に生まれた小さな村が、一つの力として、世界に産声を上げた瞬間だった。
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