性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13

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性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

フワフワとした酩酊状態が薄れ、気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく交わっていた。


声も掠れ、今、与えられている過度の快楽のせいで全身が熱くて辛い。


相手も自分も何度も絶頂に達した筈なのに激しい抽送は終わらない。


「ああっん。どうして、、こんなっ、こんな事に、あん、ああっ、もぉぉっ、イった、たくさんイったからぁ、やめてくらはいっ」


「ルー、まだだ。まだ、私は足りない」


ぐりっと長い竿で前立腺を擦られて大きな声で喘いだ。


「んぁっ!」



「長時間出さないで楽しんでしまって済まない。ルーばかり射精していたから催淫効果が薄れてしまったんだね。ほら、また沢山、中に出してあげるからすぐに気持ち良くなるよ」



鬼畜で絶倫すぎる!あれ、僕どうして、こうなったの!?



「ルー、考え事?!随分余裕があるんだね。そんなにまだ余力があるならあと半日やれそうだね。ほら、出すよ、奥で受け止めてね」


「あっ、、ああん、熱い。イ、イクーー!」


身体の奥で撒き散らされた欲の飛沫を感じてメスイキをしてしまう。


激しい快楽に意識が薄れながら、事の始まりを思いだした。




****************


僕はルナリオ、16歳。前世の記憶(日本人男子学生。10代、凶悪な姉がいた)を持ってこの世界に生まれてきた。貴族制があって中世ヨーロッパみたいな文化なのに魔法が使えて同性婚が出来て同性なのに魔力の相性が良ければ子ができる。

もし僕じゃなくてBLをこよなく愛する姉がこの世界に転移できたら萌えまくって尊死するに違いない。




孤児だったが心優しい伯爵様に拾われて幼い頃より奉公して働いていたが今はこの高慢でワガママな糞ビッチ……お嬢様の従者だ。



年頃になると貴族の子女は王立学園に入学し親元を離れる。寮に入る際、身の回りのお世話係として従者又は侍女を1名連れて行かなければならない。


お嬢様の気性が荒すぎて歴代の侍女達は誰も勤まらず。凶悪でワガママな姉に慣れた僕が似た様な性質を持つお嬢様の専属従者に抜擢されて何故か王立学園に随伴することになったのだ。



「どうしてよ!なんであんな下賤の者が殿下の周りに彷徨いているのよ!あのカマトトぶった奴、絶対許せない!」



部屋に戻るなりキィー、キィーとヒステリックに叫び、部屋の物を片っ端から投げつけ暴れまわるお嬢様の姿に驚いた。



今朝はご機嫌で「今日は殿下とラブラブ昼食会なの、どう羨ましいでしょう?」と騒いでいたのに戻ってくるなりどうして怒れるオーガみたいな顔で暴れまわっているんだ。


さては昼食会の時に何かあったのか。

流石に学園で起こった出来事は把握できない。



「お嬢様、お止め下さい!」



返事の代わりに枕が顔面に飛んできた。



ボスン


「グフッ」



柔らかな枕とはいえ結構なスピードで鼻に直撃したのでジンジンと痛い。


鼻をおさえながらお嬢様を見ると、とりあえず物を投げるのは、やめてくれたようだ。



「あの……、一体どうしたというのですか?!」



「どうもこうもないわ。最近わたくしの大切な殿下の周りに害虫がまとわりついているのよ。今日の昼食会の時も殿下と一緒に現れてしきりに体をおしつけて媚びを売るの。気持ち悪いったらないわ」



「はぁ…、害虫ですか」


「殿下はわたくしの物なのに絶対許せないわ!」



ヒステリックに叫んでいるお嬢様に「まだあなたの殿下じゃないですよね」とツッコミをいれたいのを堪える。



お嬢様自称の『わたくしの殿下』というのは眉目秀麗、文武両道、下々の者にもお優しい我が国の誇るべき第二王子のジャンバルド様のことである。サラサラの黒髪に煌めく青い瞳。殿下も王立学園に所属している。


こんなパーフェクト王子が卒業を間近に控えて18歳になられるというのにいまだに婚約者がいらっしゃらない。


なので、お嬢様みたいな婚約者がいないフリーの貴族の令嬢、子息達にとって殿下は涎が出る程、美味しそうな超優良物件なのだ。ちなみにお嬢様はあまりにも性格が悪すぎる上にお相手に高位貴族ばかり求めるので、いまだに婚約者がいない。



今日の昼食会もお嬢様だけでなく大勢の令嬢と子息が集まったらしい。それは昼食会ではなくてちょっとした合コンみたいなものだね。皆が殿下を狙ってギラギラしてたんだ。怖っ。そんな中に殿下がわざわざ皆の前に害虫さん?!を連れてきてイチャイチャしているなら、それは公式に本命といってるようなものでは……。



王子様との玉の輿なんて夢から醒めてもらわないとお嬢様は婚期を逃してしまう。ただでさえ性格と口と頭が悪くて見た目はそこそこ、良い所まるで無しなのに。この際、大商家の嫁になれば良いではないか。





「ルナリオ、あの害虫を殺しなさい」




何とか上手く宥めようと口を開いた瞬間、お嬢様は僕に物騒な命令を下したのだった。



****************



お嬢様のいうあの害虫とは色っぽくて美しいと評判の編入生みたいだ。

名前はジル・ラ・フルール17歳。市井で育った庶子を男爵家で引き取り、教育を施さず急遽王立学園に入れたので貴族社会に疎い。その為編入生が学園に馴染める様に生徒会長の殿下が色々気にかけているらしい。



ふむ、害虫さん……名前はジルでピンクブロンドの髪に魅惑の赤い瞳で天真爛漫で奔放な言動をよくとるね。高貴な身分なのに編入生のお世話をしているなんて殿下は相変わらずお優しいな。



短時間で聞き込みをした結果のメモを見返しながらお嬢様の恋敵の姿を想像する。



……そうか、色っぽいということは、おっぱいが大きいのかもしれないな。お嬢様の絶壁ペッタンより豊満ボイン。しかも天真爛漫で奔放とか、最高なコンボだな。



深夜、ブツブツ言いながら噂の編入生ジルの寮の部屋にむかう。



うん、比較したがどう考えてもこれはお嬢様の完全敗北だな。そんなボインちゃんを殺せなんて無茶ぶり、僕にふるのはやめて欲しい。


どんなに僕が「この殺害計画は無謀だ」、「僕にはできません。無理です!」と泣きながら訴えてもお嬢様は一切聞いてくれなかった。


しかも、今日迄働いた僕のお給金は無しだって。酷すぎるよね。

「僕が捕まったらお嬢様も責任に問われますよ!下手したらお家断絶です」と必死に説得しても動じない。


「大丈夫よ、あんた今からクビだから殺害に成功してバレなかったら再雇用してあげる。クビにしたあんたが主人のわたくしを慕って勝手に恋敵を殺害して捕まろうと我が家に害はないわ。お父様には、あんたがわたくしを懸想して襲ってきたからクビにしたって言っとくから。殺れないなら学園から出ていきなさいよ、ウスノロ」


と冷酷に言い放ったのだ、本当に性悪すぎて腹が立つ。




とりあえず、深夜に寝ているジル嬢の部屋にコッソリ侵入して髪の毛でも一房、いや、一、二本切って帰ったら許してくれるかもしれない。どうか、熟睡しています様に!


戦利品(髪の毛一本)を回収したら、わざとボロボロの格好になって


「殺りに行ったら意外と手練れで反撃されて死闘の末、無理でした」と言い訳しよう。



心を強くして糞お嬢様から渡された短剣を懐に忍ばせた。



時期外れの編入なので、男爵クラスの部屋の確保ができず、旧棟の片隅の部屋になったという。



深夜ということもあるが、新学舎寮が出来てから滅多に使われなくなった人気のない旧棟なんて僕だったら怖くていられない。ジル嬢は意外と心が強いのかもしれない。



ヒタヒタ……


完全に暗くならない様に廊下の足元には魔法の室内灯が所々に設置されていて暗がりの中、歩くのに便利だった。誰かに目撃されるのも厄介なので燭台は持てず、足元の室内灯を頼りに目の前に広がる静寂な闇に心が折れそうになりながらひたすらジル嬢の部屋を目指す。



ううっ、自分の足音なんだけど暗がりで静かすぎるから、何だか怖いよ。



半泣きになりながらジル嬢の部屋をやっと見つけた。 



ドアに耳をあて様子を伺う。


……ふむ、静かだ、どうやら寝ている様だ。


ドアの鍵穴にピッキング工具を入れてガチャガチャとしていると突然ドアが勢いよく開いた。



バターン!



「わわっ!!」


ドタン


態勢が保てず、前のめりで倒れて部屋に入った瞬間、大柄の男が僕の上に跨がり両腕を掴みと床におさえつけた。



「ぐえっ…⁉」



パッと眼の前が急に明るくなり驚いた。眼の前には足を組み安楽椅子に座っているジャンバルド殿下がいた。殿下は婉然と微笑んでいた。



「深夜にコソコソ潜んできた鼠がいるかと思って捕まえてみればどうやら可愛い子鼠だったようだね」



「ふえっ……」



何で殿下がジル嬢の部屋に?!


あっ、もう二人は既に出来ていて乳繰り合っていたとか?!


僕、そうとは知らず。最悪なタイミングで夜襲しちゃったの?!


パニックっている間に大柄の男は懐に忍ばせていた短剣を見つけてしまった。



「殿下、どうやらこの者、短剣を持っていた様です」



「短剣ね。私に危害を加えるつもりだったのかな?」



「ち、違います!殿下に危害なんてそんな畏れ多いこと絶対しません!」



「そしたら無謀にもジルに何かするつもりだった?!」


「それは……その、えっと、えっと」



落ち着け、落ち着くんだ僕。どうやらこの部屋には男二人でジル嬢はいない。まだ危害を加えていないし、何とか誤魔化すんだ。そうでないと現行犯逮捕で殿下の恋人に夜襲したということで平民の僕は裁判もかけられずに絞首刑行きだ。


「ち、違います!僕はジル嬢と仲良くしたくてそれで部屋に訪れたんです」



「へえ……深夜に短剣を持って訪れてジルと仲良くねぇ」



ニコニコと微笑みながら殿下はジワジワと僕を追い詰める。



「えっと、短剣はそのっ、想いが通じたらプ、プレイの一貫として使おうと思って…」



「ククッ、プレイだって。モテモテだね、ジル。その子、面白いな。じっくり顔が見たい。立たせて私の近くに連れてきてくれるかな」



「……はぁ、不用意に殿下に近づけるのは危険ではないですか?!」



「足音たててドアでガサゴソなんてお粗末な侵入の仕方といい、見たところ腕も細いし、こんな小さな身体で何ができるのかな。もし、これが演技で手練の暗殺者だったら魔法で瞬時に爆殺するから大丈夫だよ」



「ヒィッ、爆殺!僕は誓って殿下に何もしません、お、お許しを~」


殿下の物騒なお言葉に真っ青になってビビった。



反応が面白いと殿下には大ウケだ。


ブルブル震えているのに容赦しない大柄の男は僕を強引に立たせると腕を後方に拘束して殿下の御前に引っ立てた。



「フーン……これはなかなか、そそられるね。こんなに震えてまるで小動物みたいだ。涙で濡れた可愛い顔が過ぎたる快楽で歪む様を見てみたいな、凄く美味しそうだ。相性が合うか味見をさせておくれ」


殿下は半泣きで怯えている僕の顎に繊細な指をそえて上げると、ジックリと顔を観察していたが頬についていた涙をペロリと舐めた。


「!!」


「へえ……美味しい」


「殿下、お戯れはおよし下さい」




い、今、恐ろしい事を言って舐めたよね。 



突然の出来事に頭がついていかなくて真っ白になったが、拘束している男が殿下を嗜めてくれた。



「実はジルもこの子の事、可愛いって思っていたでしょ。私は、婚約者もいないし、何をしても許される身だよ。逆に陛下や王妃から早く相手を作れと急かされているからね。やっと興味をそそられる相手に出会えたと喜んでくれるよ」



「……しかし、今夜は昼食会で触発された反乱分子を一掃する予定では」


「私を王太子に推したくて婚約者の座を狙うデルフィ家にコンバータ家、レンフォート枢機卿の刺客と粗方成敗したよね。この子で刺客は最後だよ」




んんん?!お嬢様が大激怒した昼食会でジル嬢とイチャイチャしていたのは敵をわざと触発して今夜襲来させて成敗する罠だったわけ?!


そうとは知らず、お嬢様の悋気に巻き込まれて僕はマヌケにも待ち受けていた殿下達に捕まってしまったなんて!!


ポロポロと涙を流し、嘆く僕を殿下は愉しげに微笑んで見ていた。



「短剣にアルフォント伯爵家の家紋がありますね」


「ああ、お前は、あの性格が悪そうなご令嬢の従者なんだね。アルフォント伯爵令嬢といえば、従者が小柄で可愛いって有名だったが、どうやら噂は本当だった様だね」



あの腐れウッカリ女、何で簡単に身バレする武器を与えたんだー!!



殿下は怒りでワナワナと震えている僕の顔をしなやかな両手で包み込んだ。


「お前は、さっきから泣いたり、怒ったりとコロコロ表情が変わって可愛いね。見ていて飽きない。おおかたアルフォント伯爵令嬢の嫉妬心に火がついてジルを害す様に命令されたんだろう。こんなに小さくて愛らしいのに刀を持たされて可哀想に、辛かっただろう」




何も自白していないのにまるっとバレてるし。殿下、慧眼すぎます。


しかも、殿下、さっきからお顔がやたらに僕に近いし。美しく整ったお顔が近すぎて辛い!



「お前の名前は何ていうんだ?!寮に閉じこもっていて滅多に学園には来ないのだろう。その様な可憐な姿を見たら周りが放っておかない筈。アルフォント伯爵令嬢は余程お前を誰にも見せたくなかったのだな」



「殿下が聞いている。早くお答えしろ」


「グエッ」


名前を正直にバラしてよいのか迷っていると後ろから大柄の男に髪の毛を引っ張られた。


ううっ、乱暴者!さっきから何なのこの男。


「ジル、手荒な真似はやめろ」


「しかし……殿下にわざわざお言葉をかけてもらっているのに返事をしないなんて不敬ではないのですか」


「可愛いから許そう。さあ、お前の名前を教えておくれ」


「……ルナリオです。孤児で平民なので名字はありません」


「ルナリオ。うん、良い名前だ。愛らしいお前に似合っている。愛称にルーと呼ぼう」


「はぁ…。あのっ、僕、短剣を持っていましたが本当にジル様を害そうなんて思っていなくて。ただ、お部屋にコッソリお邪魔して髪の毛を一本頂くつもりでした。その、信じてもらえないのかもしれませんけれど本当なんです。殿下の愛するジル様の大切なお髪を狙ってごめんなさい」



「わざわざ深夜に忍び込んで髪の毛一本って、ククッ。しかも私の愛するジルだって、ジル、どうする?」


僕の謝罪に何が、ツボったのか殿下は大笑いしている。



んん?!さっきからジルとか殿下は呼びかけているけど、誰に言っているんだ?!


ジル嬢なんてこの部屋にはいないよね。



不思議に思って後ろを振り向くと僕を拘束している長身で大柄の男と目が合った。


男はピンクブロンドの髪に赤い瞳だった。しかも、白いワイシャツの第二ボタン迄開けているので鍛えぬかれた素晴らしい筋肉がチラリと見える。


ワイシャツをつきあげている胸筋が凄くて何だかセクシーだ!よく見ると顔も整っているし、言動が無骨だからてっきりムサイおじさんだと思ったら意外とお若い人だった。



あれっ?!ピンクブロンドの髪に赤い瞳。色っぽくて美しいとか、天真爛漫で奔放な言動って、もしかして、もしかすると。


「あ、あの、もしかして貴方がジル嬢?!ジル様は女性ではなかったのですか?!」


「……俺がジル・ラ・フルールだ」


苦虫を噛み潰したような顔で答えるジル様に殿下はまた楽しそうに笑った。



天真爛漫で、奔放じゃなくて粗暴な言動の間違いなんでは。やっぱり急ごしらえのリサーチなんて穴ぼこだらけだ。思い返してみるとお嬢様は害虫って吠えていたけど女性なんて一言も言っていなかったな。


でもさ、こんな鍛えられた鋼の肉体を持つ大きな体格のジル様を小粒の僕が殺れるわけないじゃん。あの糞女、無茶ぶりにも程があるだろう(怒)





「ルーにこんな愚かな事を命令したアルフォント伯爵令嬢には後で罪を贖ってもらうとして、さて、実行したルーのお仕置きはどうしょうかね」


殿下は妖艶な微笑みを浮かべながら僕を舐める様にみつめた。



「ひ、ひぃっ、お許しください」



「フフフ、そんなに震えてまるで生贄の子羊みたいだね。悪い子にはお仕置きをしないといけない。うん、決めた。ルーのお仕置きは朝まで耐久セックスだな。耐えられないと腹上死するかも。頑張ってね」



殿下の魅惑の瞳はギラギラとしていてまるで飢えた肉食獣の様だった。



****************



気がつけば苦虫を潰した顔をしたジル様は部屋から追い出されていて殿下にベッドの上に押し倒されていた。



「あ、あのっ、で、殿下」


「静かにして」


バードキスをされたと思ったら顔中にキスの雨が降ってきて、くすぐったい。


何度も繰り返される軽いキスの感触にゾクゾクして身悶えている間に殿下は器用に僕の服を脱がせていく。


ズボンを脱がせ下穿きに手をかけられたので咄嗟に手を出して止めた。



「お願いです。そこは、お止め下さい」



「急に何だ。私を焦らしているのか」



「違います!僕は、初めてで……恥ずかしいのです」



そう、前世でも童貞、お尻処女だったのだ。人前で下半身を丸出しにするなんて恥ずかしい。姉のBL布教活動のお蔭でそれなりに知識はあったけど実際ヤるとなると、何だか怖い。



「へえ……純潔だったんだね。ルーは愛らしいからアルフォント伯爵令嬢にヤラれていると思っていたよ。私がルーの純潔を奪えるなんて嬉しいよ」



殿下は深いキスをしてきた。舌と舌を絡ませ、咥内を舌が蛇の様にウネウネと動かし吸い尽す激しいキスに腰がくだけた。



殿下のキスは味があって甘い。あれ、初キスはレモンの味とかいうけれど本当に味とかあるんだっけ?! 


甘いキスの味にボンヤリしていると、いつの間にか下穿きは取り払われていた。



「魔力の相性が合う者同士がお互いの体液を摂取すると自身の好ましい味になるんだ。最高の相性だと味はより濃厚で美味になり大量に摂取すると色々な効果が得られるという。お前の味は美味しいな。ルー、お前もそう思うだろう?!きっとここも美味しいに違いない」


殿下は僕の股間をそっと触った。


「あっ、そこは」


繊細な所を弄くり回されて大きく屹立してしまう。


殿下は色っぽく微笑むとそこに舌を這わせた。 


「あっ、で、殿下。そんな汚い所をいけません、お止め下さい、ウウッ」



「こんなにピンク色で小さくて可愛い物が汚らしいわけがない。ほら、美味しいよ」



ペロリ、ペロリと舐められて快感からチョロリと液体が漏れると殿下は嬉しそうに吸いついた。


「ああっ、そこ、らめぇ」


ジュコ、ジュコと音をたてながら咥内の奥までしゃぶられ、激しく前後に動かされた。


「それ、ああっ、ヒィッ、イイの、イイっ、ダメぇ、ダメですぅ、ああん!なんか来ちゃう、漏れちゃいます、ああっ」


ビクビクと体を震わせて爆発すると一滴も残さずに美味しそうに飲まれてしまった。



「美味い。まるで神の美酒ネクタルの様だ」



前髪をかきあげてペロリと唇を舐めた殿下は妖艶で美しかった。



「あううっ」



羞恥で真っ赤になっている僕の顎をクイッと上げると、殿下はご自身の獰猛なイチモツを取り出した。


「ルーも飲みなさい。やはり私達の魔力の相性は最高らしい。力が漲ってくる様だ」



「え……は、はい」


お、大きい。大きすぎる。そして長い。


それは形は同じだが色が黒く、猛々しかった。


前世でも見たことがないほどのご立派なイチモツに動揺する。


殿下のに比べたら自分のおちんちんなんてまるで幼子の様だ。


震えながらそっと触れると、それは固くて熱くて。


両手で優しく包みながら自分を奮い立たせて舐めてみる。


ペロリ、ペロリと殿下がやってくれたのを真似て舐めると気持ちが良いのか、殿下のお口からセクシーな喘ぎ声が漏れた。


それに勇気付けられて強めに吸ったり軽く齧ると気持ちが良いのか、ピクピクと震えますます大きくなった。



「フッ……ルー、そろそろしゃぶってくれないか?!」


「は、はひ。わ、わかりました」



思いきって大きく口を開け、むしゃぶりつく。


「グッ……」



ふえぇ、大きすぎる。こんなに極太、無理、無理すぎる。顎が痛いよー。



止めたくても殿下の手が僕の頭の上にポンとのった。


どうやらフェラチオを助力してくれるらしい。


それは逆にプレッシャーです!


半泣きになりながらズボ、ズボ…とフェラチオを続けるとますますお口の中でどんどん膨張してくるではないか。


どんだけ大きくなるの?!まさかお口に入れたばかりなのに発射数秒前で膨張しているというわけではないですよね。まだまだフェラチオさせる気満々ですよね。そんなに変幻自在に自由にサイズアップ出来るなんて殿下は魔物の血でも入っているのですか?!



顎が痛くなりながら泣く泣くジュポ、ジュポ、ズボ、ズボと続けると思いっきり口の奥に差し入れられた。



「!!グウウッ(ぐるじい)!グゥ(ムリです)!」



あまりの苦しさにジタバタしているのに殿下は頭を固定して離さない。



「はぁ……ルー、受け取って」



咥内に広がる大量の精液をお口で全部受け止められず少し垂れてしまった。


飲むように促されて泣きながら何回かに分けてゴックンする。


ふわぁ、キスより甘いよ。あれ、精液って甘かったっけ!?


お菓子みたいで凄く美味しい。


味を感じた瞬間全身がカッと熱くなり鼓動が高くなった。


ドックン、ドックン



「ええっ?!」


イッたばかりなのに自分のおちんちんが固くなって勃起してきた。


フワフワして何だか気持ちが良い。


あれ、何で酩酊状態なんらぁ…⁉



「ルーの場合は催淫効果が出るのだね。私の絶倫にあわせるように淫乱になってくれるなんてお前は私の運命の相手なのかもしれない。これなら何度も交わっても壊れないだろう。遠慮しないで交われる日が来るなんて思わなかったよ。か細い体で私を受け止めるのは辛いと思うがすぐ私の大きさに馴染んで気持ち良くなるからね」



ん?!何か殿下が怖い事言ったような…


フワフワしてて触れてもらっている所が気持ち良いからまあ、いいか。



さっきから下半身がムズムズして気持ちが悪い。口が上手く回らないので半泣きになりながら殿下に訴えたら四つん這いにされてお尻とオチンチンを弄ってくれた。



「むうぅん、お尻を触られるとゾワゾワするのら、触るのおちんちんが良いのれす。

お尻は汚い所なのに指でズボスボされるとお腹がおかしくなるからイヤー」



「ほら、ルー、ワガママを言わない。お尻は汚くない様に清拭魔法クリーンをかけたから大丈夫だよ。ちゃんと穴をズボズボして馴染ませておかないと大きすぎて穴が裂けてしまうからね。お腹がおかしなるのはメスイキしそうになっているんだよ」



「あん、指増やさないでくらはい。ああっ、お腹が、お腹が何だか苦しいです。ああん、辛い。メスイキって何らー?!」


「今、実地で教えてあげるね。ルーは穴迄可愛いね、私が欲しくてパクパクしているよ。大きくて美味しい物を食べさせてあげるからね。沢山味わって私の形を覚えるんだよ」


と言うと殿下はその凶器に近いイチモツで僕の尻の穴を少し穿つと、一気に奥まで躊躇わずに貫いたのだった。



朦朧としていた意識とはいえ、お腹に広がる圧倒的な圧力と初めての痛みで辛くて悲鳴をあげた。



「ああっ、痛い!痛すぎます」


「痛かったね、ごめんね。ルーの中があまりにも気持ち良かったから手加減しないで一気に入れてしまったよ。今、気持ち良くしてあげるからね」



労る様に優しくキスをしてくれたが、僕の良い所を探す為に何度も体位を変えられ交わったのだった(泣)




パンパンパン、、ズチュ、ズチュ…



「すごっ、また、イッちゃいます、ああん、イクーー!」


「私もイクよ、ほら沢山飲み込め、ウッ」


「あああっ!もう、またイっちゃう」



奥で拡がる熱い飛沫を受けてメスイキをした。僕の精液は何度も何度も強制的に吐き出されてもう一滴も出ない。殿下も沢山出した筈なのにいまだに枯れ果てず、無限に勃起して大量に射精できるから恐ろしい人だ。




結局殿下とは深夜から朝を超えてその日の夜になる迄交わり続け、僕達が部屋から出て来ないのを心配したジル様が止めるまでヤりまくっていたのだった。





ヤラれまくったので腰がおかしくなって動けず、ベッドで寝込んでしまった僕を殿下が腰を擦りながら甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた。


書類を持って部屋を訪れたジル様は上司のそんな姿を見て呆れたような顔をしたが、ヘロヘロになりながら生きている僕を憐れになったのか重い口をあけて慰めてくれた。



「殿下の夜伽はハードすぎて今まで何人も廃人になったり死んだりしていたのだ。手慣れた娼婦ですらお手上げの絶倫、巨根を1日相手にして生きているなんてお前は凄いな。しかも最後は自らもっとやって欲しいと強請っていたよな。お前は殿下の運命の相手に違いない。俺はお前を認めよう」




……認められても全然嬉しくない。もっと早く魔王級の絶倫って言ってくれたら僕ヤラレれる前に逃げ出したのに。こんな欲に敏感な身体にされてしまったら魔王(殿下)から一生逃げられないじゃん。



「ジルに認められて良かったね!お前は永遠に私のモノだよ、ルー。腰が治ったらまたヤリまくろう。私が満足するまで寝かせないから覚悟してね」



服越しから乳首をコリコリと弄くり回され摘まれると身体が快感で痺れた。



「はひ……」



「殿下、まだ粛清の事後処理は終わっていないので程々にして下さい」





ジル様を無視してイチャつき出した僕達に彼は深いため息をつくと部屋から出て行ったのだった。




****************



お嬢様は腐った性根を叩き直すという事で戒律の厳しい修道院に入門させられ、僕は殿下の肝入りで侯爵家の養子となり、何と王家に嫁がされてしまった。そう、第二王子妃というやつだ。大変だけど愛する殿下の為に王子妃教育を一生懸命頑張っている。




ジル様は本当は僕達よりいくつか年上で本業は王族直属の騎士だ。学園のうちから王太子に第二王子を担ぎあげようと暗躍する不穏分子を一掃するという陛下と殿下の密命を受けて男爵令息として年齢を偽って殿下の周りに、はべっていたらしい。


いやに落ち着いているなと思ったらすでに妻帯者なんだって。ジル様は今回の手柄で騎士団の副長に昇格したから奥様(♂)は大喜びだね。


あんな強面で無骨なジル様が演技とはいえ殿下と皆の前でイチャイチャしていたなんて想像できないけれど悪戯好きな殿下はノリノリだったんだろうな。



殿下が不穏分子を排除したので王太子には無事に兄君の第一王子が立たれた。同じ母親(王妃)から生まれた兄弟で第一王子もジャンバルド殿下に負けない位、人格者で優秀だ。次の治世も安心だろう。


王太子妃との間には次代の王子様が既にいらっしゃるので子供を作らなきゃってプレッシャーはないけれど毎晩濃厚に愛されているから近いうちに孕んじゃうかもしれないな。




悩みは殿下が絶倫すぎて辛いって事だけれど永遠に僕だけを愛するって誓ってくれたから我慢するよ。

色々あったけれど僕は幸せです。
感想 5

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みんなの感想(5件)

エワンシスゴ
2025.10.16 エワンシスゴ

短くて読みやすいし、なんか気に入っちゃって何度も読み返していますw
ご馳走様でした(^q^)

解除
延春
2025.08.16 延春

面白かったです!短編サクサク読めて、ルー可愛くて良きです

解除
みそ
2025.07.16 みそ

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解除

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