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48 異世界薬店(薬局じゃないよ?)
しおりを挟む「それにしても、あなたの持っている薬は不思議ね?」
「魔力というか、魔素の存在が一切感じられないわ」
「へ? どういうことです?」
「普通、どんなモノでも多かれ少なかれ魔素が含まれているじゃない?」
「あなたからもらったこれらの薬からは、それが一切感じられないのよね」
「へぇ~、そうなんですね~」
「あなた、この辺りのことについても全く知らないのかしら?」
「ですです」
「まあいいわ。とにかく、あなたからもらった薬には魔素がないみたいなのよ」
「魔法で解析(アナライズ)しても魔力的要素は皆無だったし」
「まあ、魔素がなくても実害はないし、むしろ薬効としてはアリなのでしょうし」
「え? どういうことです?」
「魔力って排他的だから、異なるモノ同士の魔力は、反発するのよね」
「だから、人が他のモノから魔力を受け取ろうとすると、大なり小なり拒絶反応を示すのよ」
「魔力を吸収するのが目的でなくても、体に取り込もうとしたモノに魔素が含まれていれば、同じく反発が起きるわ」
「たぶんだけど、体に取り込もうとしたモノに魔素がなければ、その反発が起きない」
「だから、魔素が含まれていないこの薬は、よく吸収されて効果が高くなるんじゃないかしら」
「へぇ~、そうなんですね~」
「あなた、会話の合いの手が何だかおざなりよ?」
(魔素とかよく分かりませんが、なるほどです)
(つまりアレでしょ? ワタシが出したモノは、五臓六腑に染み渡っちゃうんでしょ?)
そんなテキトーな解釈をしつつ、昼食からズルズルとジェニー姐さんと会話をしていたら、
「そろそろやることもなくなったし、営業しようかしら?」
こんな感じでお店の営業スタート
ジェニー姐さんの薬店は、いろいろ気分次第な感じです
(調剤室とかないので、薬局ではありませんよ?)
ん?
調剤室?
薬局?
昨日のワタシのお店のプレオープンの時とは違い、何もやることがないワタシ
とっても暇を持て余し気味です
あまりにも暇だったので、CDMDラジカセを用意し、BGMをスタート
有名な行進曲を中心にしたワタシのフェイバリットCDをかけて暇つぶしです
メリケン国旗が永遠のヤツとか、双頭の鳥さんとか、
佐官のボギーさんも、米大手新聞会社さんもありますよ
バトルシップ行進曲も大好きなんですけど、この曲をかけると、
何だか違う商売になってしまいそうで・・・
(ジャンジャンバリバリ、ジャンジャンバリバリ~)
昨日と違いのんびりとした時間が経過していきます
そして日差しが夕日になりかけた頃、The執事さん的なオジサマ登場です
「こちらに薬師様の看板が目に入ったので伺いました」
「気分がよくなるようなモノは、取り扱っていませんかな?」
詳しくお話を聞くと、どうやら旅行中の大店の奥様が体調不良で倒れているらしいのです
ここは、ジェニー姐さんにご活躍いただきましょう!
ワタシ同様、暇そうに頬杖ついて、応接用の椅子に座って行進曲を楽しんでいたジェニー姐さん
ここへ来て緊急登板です
ということで、出動! レスキュー9〇1!
まあ、行くのはジェニー姐さんなんですけどね
「私が様子をみてくるわ」
そう言い残して、The執事さん的なオジサマの後をついていくジェニー姐さん
その後姿を横目に、CDをショパンのピアノ名曲アルバムに変えるワタシなのでした
そして、ショパン op.53 英雄ポロネーズが佳境に入ったころ、
気が付いたらワタシの横に戻ってきていたジェニー姐さん
どうやらものの十分ほどで戻ってきたようです
何でも、ワタシがジェニー姐さんに最初にあげた薬、解熱鎮痛剤が役に立ったらしいです
「どうやら奥様が昨日の私と同じ感じで、ゴニョニョな日らしくって・・・」
「それに馬車旅の疲れが重なってしまったみたいね」
「最初かなり重たい感じだったのだけれど」
「あなたにもらった薬を飲ませたら、ケロッと復活よ?」
「へぇ~、それはようございましたですねぇ~」
(お薬が異常に効きすぎて、ちょっと怖いかもです~)
そんな感じで駄弁っていたら、当の体調不良だった大店の奥様がお見えになりました
「ごめんくださいまし~」
「あら薬師様、こちらにいらっしゃいましたのね!」
「先程はありがとうございました!」
「おかげさまで大分気分が良くなりましてよ!」
「それで他にもお薬をご都合いただけないかとまかり越しまして・・・」
「あら? それにしても、なにか聞きなれない音楽が流れていますわね?」
こんなマシンガントークと共に管理小屋に入っていらっしゃいました
「どうぞ、お座りになって」
ジェニー姐さんの誘導で、アルミ製ガーデンチェアーにご着席のご婦人
もちろん、椅子を引くのは羊さん、ではなくて、さきほどお見えになった執事さんです
すかさずワタシは冷たく冷やした紅茶をご用意
100円ショップで買った安物のティーカップに注いでサーブです
どうやって紅茶を冷やしたかですか?
それは、
暇だった時、足りないと思っていたモノを追加で購入しちゃっていたのです
【クーラーボックス 25リットル 1,970円】 ホームセンターで購入したヤツ キャンプの時に使いました
【ロックアイス 3kg 業務用 500円】 業務用商品取扱いのお店で購入したヤツ キャンプの時に使いました
(やっぱり、飲み物は冷たく冷やした方が美味しいよね?)
ということで、まだ在庫が残っていたペットボトル飲料たちを
ロックアイスの入ったクーラーボックスで冷やしておいたのです
奥様にお出ししたのは、冷やしたペットボトルの無糖ストレート紅茶
ついでに奥様の後ろに控えている執事のオジサマにも、お出ししておきましょう
「あら、冷たくて美味しい」
そんな感想の後、奥様の方からご要望です
「馬車酔いが酷いのでそのお薬があればお願いしたいのですが・・・」
「それと、この椅子に敷いてあるクッション? お売りいただけないかしら?」
ガーデンチェアーに敷いた、高反発クッションをお気に召していただいたようです
「馬車での移動でしょ? 振動が酷くて・・・」
どうやら、馬車の振動対策で、少しでも体の負担が和らげばと考えているみたいです
(ここはワタシのターンですよね?)
会話に混ざり、営業スタートです
「クッションはいくつご入用ですか?」
「そうですね・・・」
「ワタクシと主人、後は主だった使用人たちに欲しいですから・・・」
「10個ほどお願いできるかしら」
「少々値が張るのですが、よろしいですか?」
「おいくらなの?」
「お一つ小金貨2枚、いただきたいです」(値づけはテキトーです)
「よろしいですわ。10個で小金貨20枚ということですね」
「ハイです」
そんな感じで、とんとん拍子に商談成立です
「スキニーちゃん、馬車酔いに良いモノってある?」
小声でワタシに問いかけるジェニー姐さん
「そうですね~、こんなのはどうでしょう」
そう言って【買い物履歴】で購入したモノは、
【酔い止め薬マネロン 9カプセル 699円】 ネットにて購入したヤツ 乗り物酔い 吐き気・めまいに
これはアレです。バスに乗るときは必ず服用していたヤツです
ワタシってば、バス特有の揺れ方、あの独特のゆっさゆさ感がダメなんですよね
だからバス酔い防止でこのお薬は欠かせませんでした
馬車酔いでも、きっと活躍してくれることでしょう
【スポーツドリンク ぽっかりスウィート 500ml 24本 2,450円】
これはアレです。ドラッグストアの安売りで買ったヤツです
ワタシ的に割と好きな味なんですよね
スポーツ時にも、病中病後の水分補給にも活躍してくれます
馬車酔い時の水分補給にも有効でしょう
取り出して手渡すと、早速魔法で解析(アナライズ)を始めるジェニー姐さん
「これもとても良いモノね。早速処方しましょう」
そんな感じで、後はジェニー姐さんに丸投げです
結局、ジェニー姐さんが販売した薬代とワタシが対応したクッション代
併せて、小金貨22枚の売り上げとなりました
(こんな殿様商売でいいのかな・・・)
ちょっといろいろ申し訳ない気分になってきたワタシ
元来の貧乏性的な性格が、ほぼ不労収入に近いこの状況に、耐えられないのかもしれません
(なにかお礼の粗品でもお渡ししちゃおうかな?)
ここはすかさず【買い物履歴】画面
購入したモノは、
【携帯アロマスティック 吸引タイプ シトラスミント 210円】
【携帯アロマスティック 吸引タイプ フローラルミント 210円】
これはアレです。花粉症の鼻詰まりが酷い時に、お試しで購入したヤツです
これが思いのほか良いモノで、休憩時間とかにリフレッシュするためにしょっちゅう嗅いでました
これを鼻に近づけて深呼吸すれば、鼻からスっとして、気分も爽快
きっとこれを使えば、馬車酔い時の不快な感じも気分転換できるのではないでしょうか
たくさんお金を落としてくれた大店の奥様に、ワタシからのプレゼントです
「突然ですが、奥様は、スッキリ爽やかな香りと少し甘めの落ち着く香り、どちらがお好みです?」
「え? そうですねぇ、落ち着く香りかしら?」
フローラルミントのアロマスティックをプレゼントして使い方を説明します
「それでは、こちらをプレゼントいたしますね?」
「ふたをとって、鼻を近づけて、深呼吸してみてください」
「こうかしら? (ス~っ)」
「あら、とてもいい香り!」
「気分が良くなるわ!」
「ですです。馬車の中で気分が悪くなったら、使ってみてくださいです」
「ありがとう、可愛らしいお嬢さん」
「薬師のお弟子さん? 大事に使うわね!」
ちなみにワタシ、商品はバッグから出しているように偽装しています
ワタシのスキル【インベントリ】をあまり目立たなくするためです
使っているバッグは、ジェニー姐さんのバッグと同じモノ
【買い物履歴】の実験でゲットしたヤツです
(ふっふっふっ)
(収納系のスキルを誤魔化すために、ダミーとして本物のマジックバッグを使う贅沢さよ・・・)
そんなことを思って、ひとりほくそ笑むワタシなのでした
それから、片手で足りる程度のお客さんがお見えになり、
ジェニー姐さんがお薬を処方しました
「姐さん、今日の売り上げはいかがです?」
「そうね~、大店の奥様を入れて、お客は4人」
「それぞれに適した薬を処方したわ」
「使ったのは解熱鎮痛剤と酔い止めね」
「あとは、栄養ドリンク? それを勧めておいたわ」
「とりあえず、処方したお薬の売り上げを渡すわ」
そう言ってジェニー姐さんが渡してきたのは、小金貨13枚
内訳は、
解熱鎮痛剤で小金貨1枚×2人
酔い止め薬で小金貨1枚×3人
栄養ドリンクで小金貨1枚×4人×2本
ということみたいです
大店の奥様のご来店時の売り上げを合わせると、
本日の売り上げは小金貨35枚
(ホントに殿様商売・・・)
(ワタシ何もしていなのに、こんなに稼いじゃっていいのかな?)
(まあ、ガツガツ忙しなくしなくて済んでるし、ありがたいけど・・・)
(何だか、昨日、小銀貨ショップで大勢のお客さんを相手にして、)
(小銀貨をコツコツ稼いでいたのが虚しく感じるよ・・・)
(まあ、最後のお貴族様の大金貨は、アレだけどね)
昨日は小銀貨ショップのワンオペ【オーナー】だったワタシ
今日からは、硬貨の桁が2つ上がって、小金貨薬店とでもお呼びしたくなるような状況
(野口さんショップから、諭吉さん薬店になった感じ?)
地位的には【店主】だったのが【助手】に降格、
それでも収益的にはウハウハ
そんなワタシなのでした
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